JPS5878381A - 点火プラグコネクタの雑音防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関に用いられる点火プラグの雑音防止効
果を高約だ雑音防止装置に関する。

火花点火の内軸機関の点火系から生じる雑音電波は近年
社会問題となり、低減するために種々の対策がなされて
いる。その代表的なものとしては抵抗入点火プラグと抵
抗入コードの組合せによる点火プラグの雑音防止装置が
一般に用いらり、：ｒ：いるが、この雑音防止効果は必
ずしも十分に満足できるものでない。

そこで、２輪車のような配電器を具備しない火花点火機
関用としてはすでに本出願人によって特開昭５６−６６
４５５号として巻線抵抗入コードを点火７°ラグまわり
のシールドと組合せることにより極めて丁ぐれた雑音防
止効果が得られることが開示されている。そして実際の
２輪車に適用する場合、一般に脱着性の良い合成樹脂タ
イプのキャップが用いられているため、抵抗人コードと
この樹脂キャップを強固に連結する手法が必要である。

′！！た、４輪車の場合には、点火プラグ位置が深いＤ
　ＯＨＯエンジンでは抵抗入コードを樹脂キャップ全弁
して使用されている例もあるが、か！る場合には前記コ
ードに加締められたコネクタ金具がキャップ本体の内側
で保持されるので、実用的には点火プラグの接続部に端
子ナツト螺着のもの、又は一体型端子に限定されたもの
が実用さｎており、端子ナツトのない所謂ネジ型端子雄
ネジのものには不向Ａであった。

本発明はか！る点に鑑みてなされたもので、点火プラグ
の接続部が４輪車の端子ナツト型だけでなく、２輪車に
用いられるネジ型端子雄ネジの点火プラグにも使用でき
、コネクタ金具の長さヲ４０ｚｗ　ＬＪ下の可及的に短
いものに構成し巻線抵抗入コードの雑音防止効果をより
発揮できるような接続手段を備えた点火プラグコネクタ
の雑音防１Ｆ装置の提％全目的とする。

以下、本発明を図面の実施例に基づいて説明する。

＠１図は本発明の点火プラグコネクタの断面図であり、
図中１は巻線抵抗入コードであり、例えばガラス繊維の
囲いをフェライト磁性体混和物で被覆し、その外周を抵
抗線全巻設すると共に絶縁被覆が施されている。２はフ
ェノール樹脂等樹脂材から成る中空管状部材のキャップ
でコイル側開口から中間の段部２ｂまではその内径が前
記巻線抵抗入コードの外径にはソ等しく両者は遊嵌可能
であり、プラグ側開口に向って内径は大きくなる。

３はｌＩ記コードを保持して電気的接続する第１コネク
タ金具であり、第２図に示すように、前記コードと接続
する断面Ｕ字状の加締め部３ａと後述するプラグと接続
する第２コネクタ金具に嵌合する筒状部３ｂを具え、そ
の筒状部３ｂ［半径方向にリベット穴３ｃを設け、加締
め部３ｔ、／Ｃに前記コードの端末が公知の方法である
芯部をストリップ加工又は接触片４を介して加締め接合
されている。５は点火プラグ端子と装着する嵌合孔５４
を具えた円筒状の第２コネクタ金具であって、第３図に
示すように嵌合孔５＆の外縁の一部を横切っトッパばね
６を装着する。かつ上記第１コネクタ金抹との接続側に
は径小の段部５Ｃを設けて−に記第１コネクタ金具８の
筒状部３ｂの内面に嵌合すると共に、この段部５ｃに上
記第１コネクタ金具のリベット穴３Ｃに合致する穴５ｄ
を穿設する。

７は第１コネクタ金具と第２コネクタ金具をＷ気的接続
するリベット。８，９はそれぞれプラグ側コード側に嵌
合される防水ゴムキャップである。

なお、第２コネクタ金具５の嵌合孔５ａは有底になって
いるが、貫通孔であってもよい。

次に本発明の点火プラグコネクタの組付けについて述べ
ると、巻線抵抗人コード１に第１コネクタ金具３′ｆ予
め加締め接合し、その後前記第１．コネクタ金具３の筒
状部３ｂ内に第２コネクタ金具５の段部５ｃを嵌合し、
穴３ｃと５ｄとを一致させてリベット７を挿入して加締
め加工を行って接合する。これをコネクタ金具の接合し
てないコード側より樹脂キャップ２の軸孔２ａ内にプラ
グ側より挿通してその段部２ｂに第１コネクタ金具３の
端面を係止させ、両者のコネクタ金具３と５が樹脂キャ
ップ内に固定される。またコードの防水対端のために防
水ゴムキャップ９の挿入部分に接着剤分用いて固着する
こともできる。さらにコネクタ金具３と５のリベット穴
３ｃと５ｄの加工は両者嵌合した後あけてもよい。

なお本発明の点火プラグコネクタは雑音防１ヒ効果の面
から、両コ承りタ金具８，５の合計全長（ｅｌは４０ｆ
ｆｌＪ下にする必要がある。か＼る寸法に限′。

定することによって、フィンがシールドの役目ヲ果たす
大型２輪車の雑音防止装置として有効に使用され、１だ
コネクタ金具による放射媒体が短くなることから雑音防
止の向上に顕著なダＪ果を示すものである。

以上述べたように、本発明の点火グラブコネクタはコネ
クタ金具をプラグ側とコード側で分離構造とすることに
よって１コネクタ金具の全長音４０ｍｚ　ＣＪ下と短く
なって雑音防止効果をあげるのに投Ｖち、２コードが樹
脂キャップより簡単に脱落することが防ＩＦされ、８プ
ラグ端子がネジ型、一体端子ナット型どちらでもコネク
タ金具５を除いて共通部品として使用できるのでコスト
低減でき、４グラグの絶縁体頭部が１２＊ｇφ１０ＭＭ
φのどちらでも防水ゴムキャップ８の変換するだけで使
い分けることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の点火プラグコネクタの縦断面図、第２
図は第１コネクタ金具を示したもので、第２図（ａｌは
その断面図、第２図（ｂ）はその斜視図、第３図は第２
コネクタ金具を示したもので、第３図（ａｌはその断面
図、第３図（ｂ）けＡ−Ａ切断断面図である。 １・・・巻線抵抗人コード　２・・・合成樹脂キャラ１
３・・・第１コネクタ金具　５・・・第２コネクタ金具
７・・・リベット 特許出願人　　日本特殊陶業株式会社 第１図 Ｃ （ａ）　　第３図　　（ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 巻線抵抗人コードと合成樹脂キャップと全一体に組合せ
   て成る点火、プラグの雑音防止装置において、予め端末
   部に対し筒状部と加締約部から成る第１コネクタ金具の
   該加締め部を加締め止め、さらにプラグ端子を接続する
   第２コネクタ金具の段部を該筒状部に嵌着して電気的接
   続のためのリベット接合した前記巻線抵抗入コードを前
   記合成樹脂キャップのプラグ側開口から挿入１ト着【〜
   、これら両コネクタ金具の合計長さが４０ｔｌｌ以下と
   なるよう構成した点火プラグコネクタの雑音防止装置