JPS5877749A - 鋼板の連続鋳造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一般に、厚さ２００〜３００　＋ｍのスラブ連鋳材がら
厚さ３〜２５ｍの鋼板に製造する場合には粗圧延機によ
り３０〜８０ｍの厚さの板とし、次いで熱間の仕上圧延
機により３〜２５ｍ＋まで圧延する方法が採用されてい
る。

ところが、溶鋼から圧延することなく一気に３〜２５ｍ
の厚さの鋼板を鋳造することができれば、圧延動力と中
間の均熱炉の加熱エネμギーが省略でき大きな省エネル
ギーが図れ、又、巨大な熱間圧延設備、均熱炉、スラブ
連鋳機が省略でき、設備の小型化と低価格化により銅板
の価格ヶ安価なものにすることができる。

本発明は溶鋼から３〜２５ｍｎの鋼板を直接連続鋳造す
る装置に関するものである。

従来、直接連続鋳造方法としては、上つぎ式双ロール法
、横つぎ式双ロール法、ノズル式ｉがあるが、以下述べ
るよりな問題がある。すなわち、 ■上つぎ式双ロール法 第１図に示す如く軸心乞水平にして平行に配した２本の
冷却ロール（α）の上側に、区画壁（６１で形成ルた湯
溜り（Ｃ）部ン位置させ、該湯溜り（Ｃｌから流下する
溶湯（ｄ）　’ｒロール（α）のギアツブを通し、鋼板
（ｊ）として引き出すようにするものである。び）は湯
面、艶はピンチロールである。

しかし、この方法では、 （イ）湯溜りン、スラグが浮き上るの１寸・分な高さと
すると、ロール（α）のギヤツブ甲ノ０一部（Ａ）の両
端のシール部にがかる静圧が特に高（湯が漏れ易いこと
。

（ロ）湯溜り（Ｃ１の高さが静圧上十分に高くできず、
不純物の浮上が不十分になる場合があること。

←→非常停止時等で区画壁（ｂ）内から湯乞抜く際、湯
ン下万へ抜けばロール（α）の下に続くピンチロール等
を損傷することになるｋめ、湯乞水平方向に抜かなけれ
ばならず、非常停止時等に急速に湯を抜くことができな
（−こと、 等の問題点がある。

■横つぎ式双ロール方法 第２図に示す如く水平の冷却ロールを上下に配し、該両
ロール（α）の−側刃にＬ字形の管状の区画壁（ＡＩ　
Ｙ設け、区画壁（ＡＩの上方より注湯して横方向にロー
ル（α：間を通して連続的に鋳造するものである。

、この方法も、前記■の方法と同様 にシール部の静圧が高く湯が漏れ易く、又、停止時ロー
ル表面に湯が接触しな（・ように抜くには区画壁内の全
量ン抜かｉばならず、急速な湯抜きが困難である１、等
の問題がある。

■ノズル式 第３図に示す如く２本の水平の冷却ロール（α）ン横に
並べてその下方にノズル（ｉ）ヲ上向？！に設け、ノズ
ル（旬より上向きに噴出、遅れる溶湯７両ロール（α）
のギャップを通して連続的ＫｆＲ造するものである。

しかし、この方法では、鋼を扱うにシま薄（・ノズルで
あると閉塞ン起し易く、又、ロールと溶湯の接触長がα
と短かく、高速の連続鋳造が極端に薄い（１／、。。□
ａオーダー）板しかできない、等の問題がある。

本発明は、かかる従来の方法における問題点ン解消する
ことを目的としてなしに心ので、溶鋼の通路乞区画壁に
よりＵ字形に形成し、該Ｕ字型の一端側を、スラグが浮
き上るのに十分な湯面高さとなるように高くして湯溜り
部とすると共に、Ｕ字型の他端側の上下に、内部から冷
却できるようにした２本の冷却ロールｙ水平に且つ横に
並べて配設し、且つ上記通路の下部に、鋳造停止時に湯
抜きを行うため湯抜き用の孔を設けたことン特徴とする
ものである。

以下、本発明の実施例を図面ケ参照して説明する。

第１図は全体概略ン、第２図は要部の拡大斜視図χ示す
ものさ、縦断面がＵ字型をなすよう連通した通路が形成
されるよう′に区画壁（ＩＩＹ配置し、該区画壁（１１
のＵ字型の一端側は、湯溜り（２１部としてスラグ乞浮
上させて不純物を抜くために十分な高さとし、区画壁（
１）のＵ字型の他力の端は、上記−万の端の高さよりも
低くして上方に内部から冷却されている２本の水平ロー
ル（３）乞横力向に６並べて配置すると共に、区画壁＜
１’１の該他方（１７，Ｊ上端面とロール（３）との間
に僅かな陣間欠保持さセてロール（３）の回転が支障な
くできるようにし、且つ２本のロール（３）の下側とロ
ール端側の区画壁（１）の部分とンシール（４）させ、
区画壁（１）の一端部（Ｙｌ側から供給された溶鋼（５
）カ１、湯溜り（２）部に溜り、又中央部の通路（均乞
通り区画壁（１）の他端部（Ｘ）へ流れ、該（Ｘ１部上
方のロール（３）に達するようにする。　　６ 尚、区画壁（１）は保温され、一端部閃の底筒≦に湯抜
き用の孔（６）ン有しており、開閉できるようにしであ
る。（７）は湯面、（８；はスラグ、（９）　ｔｉ錆鋼
板ある。又第１図中（１（Ｉは取鍋、ｏｎはタンディツ
シュ　ａｇ　（１３１はノズルストツノく−である。

今、取鍋（ＩＩよりタンディツシュＱ１１Ｙ経て供給さ
れる新たな溶鋼は、区画壁（１）の一端部（Ｙｌの上方
より該一端部（イ）の湯溜り（２）に供給される。湯溜
り（２）は十分な高さン有するので、湯溜り（２）内で
スラグ（８）は湯面（７）へ浮上でき、容易にスラグ（
８）ン除去させることができる。

次に、溶鋼（５）は、（Ｚ）部ン通って□Ｑ部へ流れ、
閃部上方のロール＋３１　＋３）の下面に達するがロー
ル（３）は内部から冷却されているため、ロール（３）
に達した湯は、ロール（３１面に付着しつつ凝固される
。２つのロール（３）は、凝固層が（Ｘ）部からロール
（３）の上方へロールギャップ間（Ｗｌ　’Ｙ通って出
て行くような方向に回転しているので、凝固層は凝固し
た板（９）として連続的に鋳造される。この際、区画壁
（１）の（Ｘｉ側上端部のロール軸力向側が図示の如く
ロール軸心のそれぞれほぼ真下に来るようにしであるた
め、湯とロール（３〕の接触弧長馨長くし、流路の幅が
広くでき、湯の流れがよくて高速で中断することなく鋼
板（９）乞連続鋳造することができる。又（Ｙ１部の湯
面レベルを変えることによりロールギャップ部（司に適
当な押湯効果を与えることができる。この湯面レベルの
誌整はタンティッシュ０υのノズルストッパー０３Ｖｃ
より行うことができる。

連続鋳造を停止するとき憾、湯抜き用の孔（６１から湯
を少し抜き、ロール（３）から完全に湯が離れた状態に
する。鋳造停止時にロール（３）の下面に湯が接してい
る・と、冷却凝固が進み次回の鋳造に際してロール（３
）の回転ができなくなるρ・らである。

本発明においては、２本のロール（３）の下方に湯が来
る構成としであることから、上記鋳造停止時にロール（
３）から湯を離す場合に流出させなければならない湯量
が少なくてすみ、又、孔（６）により急速に抜け、しか
も孔（６）の下に特別な設備がないため、機械を損傷さ
せるおそれがない。

以上述べたように、本発明によれば、 （１）従来の１式ではスラグ乞浮上させて不純物乞抜き
易くするため湯溜りの高さン高くすると静圧が高くなり
シールが困難になるが、この点本発明では湯溜りの高さ
Ｚ高くできるので、スラグン十分浮上させることができ
て不純物を除去でき、清浄な鋼板の鋳造ができる。

（１１）鋳造奮停止する際に少量の湯を流すだけで湯Ｚ
完全にロール下面より離すことができ、従来に比して流
出させる湯量ン少なくできると共に急速に湯抜きを行う
ことができる。

（ＩｉＤ　’Ｕ字型区画壁の一万ヶ湯溜り部とし、他方
の壁の真上にロールの軸心が位置するようにすることに
より、湯溜りの湯面２変えることによってロールギャッ
プ部に適当な押湯効果を与えることができ、又、湯とロ
ールの接触弧長が長（流路の幅が広くなり湯の流れがよ
くて高速で中断することなく板を連続鋳造することがで
きる。

等の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図はいずれも従来の例馨示す説明図、第
４図は本発明の全体概略図、第５図は本発明の要部の拡
大斜視図である。 （１）・・・区画壁、（２）・・・湯溜り、（３）・・
・ロール、（５）・・・溶鋼、（６）・・・湯抜き用の
孔。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社 第１頁の続き ０発　明　者　柴田秀夫 横浜市磯子区新中原町１番地石 ０発　明　者　荒瀬良知 東京都江東区豊洲三丁目１番１５ の発　明　者　吉沢広善 東京都江東区豊洲三丁目１番１５ ０発　明　者　落合淳− 横浜市磯子区新中原町１番地石 川島播磨重工業株式会社技術研 究所内 ０発　明　者　岩脇章 横浜市磯子区新中原町１番地石 川島播磨重工業株式会社技術研 究所内 ０発　明　者　深瀬久彦 横浜市磯子区新中原町１番地石 川島播磨重工業株式会社技術研 究所内

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）溶鋼の通路ン区画壁によりＵ字型に形成し、該Ｕ字
   型の一端側を、スラグが浮き上るのに十分な湯面高さと
   なるように高くして湯溜り部とすると共に、Ｕ字型の他
   端１１４＋１の上方に、内部から冷却できるようにした
   ２本の冷却ロールケ水平に且つ横に並べて配設し、且つ
   上記通路の）部に、′鋳造停止時に湯抜きを行うため湯
   抜き用の孔を設けたことケ特徴とする鋼板の連続鋳造装
   置。