JPS587767B2 - 引綱掘削機 - Google Patents

引綱掘削機

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JPS587767B2
JPS587767B2 JP53009962A JP996278A JPS587767B2 JP S587767 B2 JPS587767 B2 JP S587767B2 JP 53009962 A JP53009962 A JP 53009962A JP 996278 A JP996278 A JP 996278A JP S587767 B2 JPS587767 B2 JP S587767B2
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JP
Japan
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drum
drag
line
clutch
hoist
Prior art date
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Expired
Application number
JP53009962A
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English (en)
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JPS5451203A (en
Inventor
ジエイムズ・ジヨージ・モーロウ・シイーニア
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Manitowoc Co Inc
Original Assignee
Manitowoc Co Inc
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Publication date
Application filed by Manitowoc Co Inc filed Critical Manitowoc Co Inc
Publication of JPS5451203A publication Critical patent/JPS5451203A/ja
Publication of JPS587767B2 publication Critical patent/JPS587767B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/46Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with reciprocating digging or scraping elements moved by cables or hoisting ropes ; Drives or control devices therefor
    • E02F3/48Drag-lines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分割駆動機構を備えた引綱掘削機に関する。
この種の引綱掘削機においては、ホイストラインは一方
のドラムに巻かれドラグラインは別のドラムに巻かれて
いる。
ドラグパケットが降下されドラグラインの操作によりド
ラグパケットに土が積載され と、巻き上げ作業中ドラ
グラインの張力を維持して所望の場所に到達するまでド
ラグパケット内の土が放出されることを防止する必要が
ある。
本発明の主目的は動力源と連係するホイストラインドラ
ムおよびドラグラインドラムと、出力シャフトを有する
第1の制御トルクコンバータと前記動力源および前記ホ
イストラインドラムを連結する選択的に連結可能な第1
のクラッテとを包有した装置と、出力シャフトを有する
第2の制御トルクコンバータと前記動力源および前記ド
ラグラインドラムを連結する選択的に淳結可能な第2の
クラッチとを包含した装置と、前記第1のクラッチを連
結可能に設けられかつ前記第1の制御トルクコンバータ
を調節可能な第1の制御装置と、前記第2のクラッチを
連結可能に設けられ、かつ前記第2の制御トルクコイバ
ータを調節可能な第2の制御装置と、前記の各出力シャ
フトを選択的に連結する動力連結装置と、前記動力連結
装置と連係されており、前記第1の制御装置および第2
の制御装置を夫々自動的に動作せしめ前記第1および第
2の制御トルクコンバータを共に選択的に調節する動力
連結制御装置とを備えた引綱掘削機を提供することにあ
る。
本発明の好ましい実施例によれば、各ラインドラムを選
択的に連結する連結装置が具備され、第1の制御装置お
よび第2の制御装置を操作して前記第1の連結装置と連
係可能である。
第1および第2のクラツテは夫々解放可能な作動装置と
連係可能に設けられ、第1および第2の制御トルクコン
バータを調節する装置は別の作動位置と連結可能に設け
られており、前記クラッチの作動装置は各制御トルクコ
ンバータを調節する前に前記各クラッチを一時連係すべ
く動作可能であることが好ましい。
本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲の技術的思想に含まれる設計変更を包有する
ことは理解されよう。
以下、本発明を添附の図面にそって説明する。
第1図には、本発明による分割駆動・動力連結機構を有
した引綱掘削機10が示されている。
引綱掘削機10、には自航可能な下部装置11と旋回可
能な上部装置12とが包有される。
本発明の好ましい実施例によれば、下部装置11は米国
特許第4000784号に開示されるような着脱可能な
自航輸送装置として構成される。
下部装置11には、上述の米国特許に詳示されるような
2つの油圧モータの駆動力で軌道14を作動するエンジ
ン13と、米国特許第3989325号および第395
4020号に開示されるように上部装置12が支承され
かつ好ましくは回転駆動されるリング・ローラ通路15
とが具備されている。
前記上部装置12には可動マスト18の上端部の吊り具
17により支承される可動ブーム16が包有される。
可動ブーム16と可動マスト18はブームホイストライ
ン19を介して共に回動され得、前記ブームホイストラ
イン19は両端が2ドラムブームホイスト20の各ドラ
ムに巻かれており、かつ釣合装置21.22間において
多数本になして懸架されることが好ましい。
前記釣合装置21.22は可動マスト18の上端部およ
びバックヒツテ連結装置24により支承され、前記可動
ブーム16に向って延びたガントリ23の上端部に夫々
装着されている。
ドラグパケット25は,可動ブーム16の先端部の綱車
装置27に張架され、かつ上部装置12に支承されるホ
イストラインドラム28に巻かれたホイストライン26
により、可動ブーム16から懸下される。
ドラグライン29は支承ライン30と共にドラグパケッ
ト25の一面部に係止されており、周知の如くドラグパ
ケット25内の土の放出を制御するよう設けられている
前記ドラグライン29は一列に配設された2垂直綱車3
2,33を包有する導輿装置31を介して、上部装置1
2上に案内される(第4図参照)。
後部綱車32はよ部装置12上の固定フレームに、前部
綱車33はヒンジ付フレーム34に夫々装着されて鉛り
、ドラグラインドラム35からドラグライン29を好適
に繰り出すよう機能する。
好ましい実施例によれば、ホイストライン26はホイス
トラインドラム28の上部から繰り出され、ドラグライ
ン29はドラグラインドラム35の下部から繰り出され
る。
従ってホイストライン26が巻き取られる時、即ちホイ
ストラインドラム28が第1図および第2図の反時計方
向に回転する時、ドラグライン29は繰り出される即ち
ドラグラインドラム35が第1図および第2図の反時計
方向に回転する。
逆にドラグライン29が、巻き取られる即ちドラグライ
ンドラム35が時計方向に回転すると、ホイストライン
26が繰り出される即ちホイストラインドラム28が時
計方向に回転することになる。
本発明によれば、ホイストラインドラム28およびドラ
グラインドラム35に対して分割された駆動機構が提供
される。
即ち第5図に略示されるように、ホイストラインドラム
28、ドラグラインドラム35は一台のエンジン36に
よりチェーンを介し中継部39を経て駆動される独立し
た制御トルクコンバータ37,38により作動される。
ホイストラインドラム用の制御トルクコンバータ37は
チェーン伝動部40を介してホイストラインドラム28
を時計方向に駆動するよう設けられており、前記テエー
ン伝動部40は選択的に連結可能なクラッチ41を介し
ホイストラインドラム28に歯車連結された中間軸42
に連結されている。
ドラグラインドラム用の制御トルクコンバータ38は逆
向きの回転力を生ずる歯車減速部43を経、チェーン伝
動部44を介してドラグラインドラム35を時計方向に
駆動するよう設けられており、前記テエーン伝動部44
は選択的に連結可能なクラッチ45を介し、ドラグライ
ンドラムあに歯車連結された中間軸46に連結されてい
る。
2中間軸42.46(従ってラインドラム28.35)
はドラグラインドラム連結クラッチ47を付勢すること
により連係可能に設けられており、この場合ドラグライ
ンドラム連結クラッチの作動によりチェーンを介して中
間軸42に固設されたスプロケット49が中間軸46の
スプロケット48と連係せしめられる。
また本発明によれば、引綱掘削機10には制御トルクコ
ンバータ37.38の両出力を相乗する動力連結装置が
包有される。
即ちスプロケット51が動力連結クラッチ50を介しド
ラグラインドラム用の制御トルクコンバータ37の出力
シャフト52に連結され、前記スプロケット51はチェ
ーン伝動部53を介しホイストラインドラム用の制御ト
ルクコンバータ38の出力シャフト55に付設したスプ
ロケット54に連係される。
動力連結クラッチ50が連結されると、2制御トルクコ
ンバータ37,3Bからの動力は以下に説明する制御装
置を作動させてホイストラインドラム28又はドラグラ
インドラム35のいずれかに選択的に伝達される。
各々、独立したブレーキペダル56 .57によりブレ
ーキタンク55aがら空気が供給されるように好適な空
気弁が駆動され,ラインドラム28,,35の外付ブレ
ーキバンドに対し夫々作動装置58,59が夫々作動さ
れるら 動力をラインドラム28.35に伝達するため,独立し
た制御レバー60 .61を作動することにより、夫々
空気ホイスト弁62と空気ドラグ弁63にクラッチタン
ク59aから圧力を調整しつつ圧縮空気が供給される。
ホイストラインドラム用の制御レバー60を例えば第5
図の時計方向に移動すると、ライン64を経て作動装置
65に空気が送られ、ホイストラインドラム用のクラッ
チ41が連結され、前記制御レバー60を更に移動する
と、ライン66、シャットル弁67、およびライン68
を経て作動装置69へ空気が送られ、ホイストラインド
ラム用の制御トルクコンバータ37が調節される。
従ってクラッチ41は常に好適に連結され、且つ制御ト
ルクコンバータ37が調節されると同時に制御トルクコ
ンバータ37からのトルクが確実に伝達される。
同様にドラグラインドラム用の制御レバー61を時計方
向に移動すると、ライン70を経て作動装置71へ空気
が送られ、ドラグラインドラム用のクラッチ45が連結
され、前記制御レバー61を更に移動すると、ライン7
2、シャットル弁73、ライン74を経て作動装置75
へ空気が送られ、ドラグラインドラム用の制御トルクコ
ンバータ38が調節される。
一方、ドラグラインドラム用の制御レハー61を前方、
即ち例えば紙面に対して直角方向上方に移動すると、ラ
イン76、シャットル弁77、ライン78を介し作動装
置79へ空気が送られてドラグラインドラム連結クラッ
チ47が連結される。
同様に、ホイストラインドラム用の制御レバー60を前
方に移動すると、ライン80、シャットル弁77、ライ
ン78を介して作動装置79へ空気が送られてドラグラ
インドラム連結クラッチ47が連結される。
空気弁82は独立した制御ハンドル81により作動可能
に設けられており、空気弁82の作動によりクラッチタ
ンク80aからライン83を経て作動装置84へ空気が
送られ、動力連結クラッチ50が連結され、ホイストラ
インドラム用の制御トルクコンバータ37およびドラグ
ラインドラム用の制御トルクコンバータ38の出力シャ
フ}52.55が連結される。
同時に空気がパイロットライン85を経て常閉の中継弁
86.87へ送られ、前記中継弁86.87はホイスト
制御ライン66およびドラグ制御ライン72から夫々空
気を入力しかつライン88 .89を介して夫々シャッ
トル弁73 .67に空気を供給する。
動力連結クラッチ50が制御ハンドル81を操作するこ
とにより連結されるとき、常閉の中継弁86.87が開
放され、ホイストラインドラム用の制御レバー60又は
ドラグラインドラム用の制御レバー61のいずれか一方
を後方、例えば紙面に対し直角方向下方に移動すると、
制御トルクコンバータ37.38が共に調整せしめられ
る。
従って、各制御レバー60.61のいずれか一方を操作
することによりクラッチ41.45のいずれか一方が連
結されてホイストラインドラム28又はドラグラインド
ラム35の一方に大なる動力が伝達される。
ドラグパケット25に土が捕捉されると、前記ドラグパ
ケット25は巻き上げられる。
この場合前記ドラグパケット25から土が放出されない
ようドラグライン29の張力を保持する必要がある。
これはドラグバケット25を巻き上げる時ブレーキベダ
ル57を踏むことによりドラグラインドラムに対し制動
力を加えるすなわち作動装置59を駆動することにより
行なわれる。
従って巻き上げ中操作者はドラグパケット25の軌道を
自在に制御できるが、その反面、作動装置59を滑べら
せると大量の摩擦熱が発生して数度の作業後ブレーキバ
ンドが摩耗することになる。
これに対し本発明によるドラグラインドラム連結クラッ
チ47を用いる場合、上述のような巻き上げ作業の開始
時に、操作者はホイストラインドラム用のクラッチ41
を連結させ、且つドラグラインドラムに対し制動力を加
える、即ち作動装置59を駆動する。
巻き上げ作業が開始されると操作者は連結クラッチ47
を連結させ、ドラグラインドラム用のブレーキペダル5
7から足を離す。
連結クラッチ47が連結されるとドラグパケット25の
重量でドラグラインドラム35が逆転されてドラグライ
ンドラム35からドラグライン29が繰り出される。
このときドラグライン29の引張力がチェーンを介しホ
イストラインドラム28へ伝達され、ドラグバケット2
5を巻き上げるに必要な動力が軽減される。
図示の実施例においては可動ブーム16の角度が30度
でドラグパケット25が第1図のBで示した位置にある
場合、ホイストラインおよびドラグラインの引張力は土
を積載したドラグパケット25を100%として夫々約
214%および165%である。
従ってドラグパケットを上昇するに必要なホイストライ
ン26の引張力は土が積載されたドラグパケットの重量
の214%にあたえる。
これは積載物の放出を防止するためドムグパケット25
の好適な姿勢を維持するに必要なドラグライン29およ
び支承ライン30の支承張力が相乗されることによる。
好適な実施例によれば、チェーンおよびドラグラインド
ラム連結クラッチ47を介しホイストラインドラム28
およびドラグラインドラム35が連%される。
従ってドラグライン29の支持張力は直接チェーンを介
しホイストラインドラム28へ伝達されることになる。
ホイストライン26の引張力を依然として土が積載され
たドラグパケット25の重量の214%にする必要があ
る場合、連結クラッチ47な使用することによりドラグ
ライン29の引張力で巻上作業が軽減される。
即ち20%の摩擦損失を差し引き、土を積載したドラグ
パケット25の重量の145%に当たる引張力を利用し
て、ドラッグパケット25を巻き上げるに必要な動力を
減少するドラグパケット250巻き上げに必要な動力は
この場合土が積載されたドラッグパケット25の重量の
69%(ホイストライン25の引張力214%とドラグ
ライン29の引張力の差分)である。
従って連結クラッチ47を用いる場合、わずか1/3(
すなわち69/214)の動力でドラグパケット25を
所定速度で巻き上げ可能である。
すなわち本発明による連結クラッテを用いた場合、単に
制動動作を行なう作動装置59のみを用いる従来の動力
伝達装置を備えた掘削機に比べ迅速に巻き上げ可能であ
ることが理解されよう。
更に上述のように、従来の掘削機の如く作動装置を用い
る場合、ドラグラインにかかる張力を保持するに必要な
動力を吸収しなければならず、このためブレーキバンド
が摩耗して熱が発生する。
機械固有の摩擦によりドラグライン29の張力が好適に
保持されるので、連結クラッチを使用する際ドラグライ
ンドラムに制動力を加える必要がない。
無論これによりドラグバケット25の巻き上げに必要す
る動力が軽減されるから、図示の実施例の掘削機におい
ては保守が容易となり且つ燃料費を節約できる。
ドラグバケット25を掘削領域に戻す時ドラムラインド
ラムを連結し得る利点もある。
連結クラッチ47が連結され、ホイストブレーキ59が
解放される。
この連結によりドラグバケット25の重通によってもド
ラグライン29を巻き取る力が与えられるので、操作者
はホイストラインドラムに制動力を加えることなくドラ
グバケットを下降サセ得、ブレーキバンドの摩耗を低減
しうる。
本発明の別の実施態様によれば、ホイストラインドラム
28およぴドラグラインドラム35を個別に駆動する独
立した制御トルクコンバータ37,38が具備されてい
るので、ドラグラインドラム用の制御トルクコンバータ
38が一時連結されて巻き上げ作業中ドラグライン29
に所定の支承力を与えることができる。
このため操作者は巻き上げ作業中ドラグバケット25の
軌道を制御する際、自在な操作を行なうことができる。
又ドラグライン29の支承力がドラグラインドラム用の
制御トルクコンバータ38に吸収されるので、ドラグラ
インドラム35のブレーキバンドが不必要に摩耗する虞
れがない。
一方連結クラッチ47を介しホイストラインドラム28
へのドラグドラム35による回生作用がないのでホイス
トラインドラム用の制御トルクコンバータ37は(連結
クラツテ47が連結される場合に比べ)大きな動力を供
給すが最大動力(例えばドラグバケットの引索時)又は
最大速度(例えばドラグバケットの位置設定)が望まれ
る場合、動力連結クラッチ50は制御ハンドル81を操
作することにより連結できる。
次いでホイストおよびドラグラインドラム用の制御レバ
ー60.61を操作してクラッチ41 .45のいずれ
か一方 連結せしめることにより制御トルクコンバータ
37および38の両方の出力シャフト52.54がホイ
ストラインドラム28又はドラグラインドラム35の一
方に連結される。
無論動力連結クラッチ50を連結して巻き上げを高速で
行なう間、ドラグラインドラム35に対し作動装置59
が駆動されるか連結クラッチ47が連結され、ドラグバ
ケット25内の積載物の放出を防止するに必要なドラグ
ライン29への張力が与えられることも理確されよう。
この場合ドラグラインドラム用の制御トルクコンバータ
38が動力連結クラッチ50を介して連結され、ホイス
トラインドラム28を駆動するので、ドラグラインドラ
ム用の制御トルクコンバータ38は支承力を与えるのに
使用できない。
正常な動作が行なわれる場合、ドラグバケット25が巻
き上げられ可動ブーム16を包有する上部装置12が掘
削領域から離れるよう回転されて、ドラグバケット25
の積載物、即ち土はトラック又は捨て山に放出される。
ドラグバケット25がホイストラインドラム28の作動
装置58を解放して下降される時、上部装置12と可動
ブーム16は再び回転され掘削領域に戻される。
操作者の操作技能が優れていれば、ドラグバケット25
は可動ブーム16の先端部の前方に投下され、掘削機を
移動させることなくドラグバケット25を遠くに位置せ
しめ得る。
又ドラグバケット25を閉鎖した状態で掘削を行ないた
い場合、連結クラッチ47が連結され、ドラグバケット
25の重量によりホイストラインドラム28からホイス
トライン26が繰り出される時ドラグライン29はドラ
グラインドラム35に巻き取られる。
本発明によれば、動力を相乗させるためおよびラインド
ラムを連結するため分割駆動機構が装備されているので
、操作者は巻き上げ作業中ドラグライン29なも自在に
操作することができる。
再び第1図を参照するに、A,Cの符号を含む曲線A,
B,Cは位置A(ほぼ最大の引込位置)から位置C(ほ
ぼ最大の巻上位置)へのドラグバケットの軌道であり、
連結比が1:1で連結クラツチ47が連結される場合を
示している。
一方ドラグバケツト25に位置Dで土が積載され、連結
クラッチ47が連結されて巻き上げ動作が開始されると
、ドラグバケット25の軌道は符号D,E,F,Gを含
む曲線となる。
この場合ドラグバケット25の最大巻き上げ長が減少さ
れることも理解されよう。
これはホイストライン26およびドラグライン29の長
さの和が、ラインドラムが連係されたとき、位置Aの場
合より位置Dにおける方が犬になることによる。
更にバケットが例えば位置Hで迅速に積載され連結クラ
ッチ47が連結されて巻き上げが開始されると、ドラグ
バケット25の軌道は符号H,Iを含む曲線となる。
しかしながら巻き上げ高さは充分に設定されるので、例
えば掘削した土山がドラグバケットにより崩されない。
巻き上げ長さを充分に取りたい場合ドラグラインドラム
に対する作動位置59が巻き上げ作業頭初に固定される
と、ドラグバケット25の軌道は符号D,Bを含む曲線
を描く。
次に連結クラッチ47が連結されるとドラグバケット2
5の軌道は符号B,Cを含む曲線を描く。
同様にラインドラム35K対する作動装置59が位置H
で急速に駆動され、連結クラッチ47が連結されると符
号F,Gを含む曲線を描く前にドラグバケット25は符
号H,Fを含む曲線で示す軌道をとる。
ドラグバケットは位置Hにある場合土が積載されると、
ドラグラインドラム35はドラグバケット25を巻き取
ると共に巻き上げ作業が開始される。
ドラグライン29の速度とホイストライン26の速度が
等しいとすると、ドラグバケットの軌道は第1図の符号
H,E,Bを含む曲線となる。
位置Bで連結クラッチ47が連結されるとドラグパケッ
ト25は符号B,Cを含む曲線の軌道をとる。
無論本発明による掘削機においては各種設計変更が可能
である。
例えばドラグラインドラム35に対する作動装置59が
滑動する場合、第1図に示すように符号D,B又はH,
Fを含む曲線は時計方向に移動することになる。
実際作動装置59が滑動されてホイストライン26に対
する比が1対1でドラグライン29が繰り出されると、
符号D,Bを含む曲線は符号D,Fを含む曲線と等しく
なる。
更に、ドラグバケット25が位置Aにあるとき作動装置
59をより滑動させると、ドラグバケット25は位置A
から位置Eへ移動させることができる。
又本発明は上述の如く操作性に富んでいるので、作動装
置59を滑動させずにドラグラインドラム35用の制御
トルクコンバータ38を調節することにより同様のドラ
グバケット軌道を得ることができる。
更に上述のように、ホイストラインドラム用の制御トル
クコンバータ37と同一速度でドラグラインドラム用の
制御トルクコンバータ38を連結させると、第1図に示
すように符号H,Fを含む曲線の軌道から反時計方向に
符号H,Eを含む曲線の軌道に変わる。
以上の説明から、本発明によれば連結クラッチ47を介
して連結可能なホイストラインドラム28およびドラグ
ラインドラム35用の独立した制御トルクコンバータ3
7.38を備える極めて自在性に富んだドラグライン駆
動機構が提供されることは理解されよう。
又独立した動力連結クラッチ50が与えられているので
、所望なら全動力が各ラインドラム28.35の一方に
伝達される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による引綱掘削機の側面図、第2図乃至
第4図は部分拡大側面図、第5図は同説明図を示す。 10…引綱掘削機、11…下部装置、12…上部装置、
13…エンジン、14…軌道、15…リング、ローラ通
路、16…可動ブーム、17…吊り具、18…可動マス
ト、19…ブームホイストライン、20…2ドラムブー
ムホイスト、21,22…釣合装置、23…ガントリ、
24…バツクヒツテ連結装置、25…ドラグバケット、
26…ホイストライン、27…綱車装置、28…ホイス
トラインドラム、29…ドラグライン、30…支承ライ
ン、31…導索装置、32 . 33…綱車、34…ヒ
ンジ付フレーム、35…ドラグラインドラム、36…エ
ンジン,37.38…制御トルクコンバータ、39…中
継部、40…チェーン伝動部、41…クラッチ、42…
中間軸、43…歯車減速部、44…テエーン伝動部、4
5…クラッチ、46…中間軸、47…ドラグラインドラ
ム連結クラッチ,48.49…スプロケット、50…動
力連結クラッチ、51…スプロケット、52…出力シャ
フト、53…チェーン伝動部、54…スフロケット、5
5…出力シャフト、55a…ブレーキタンク、56 .
57…ブレーキペダル、58 . 59…作動装置、5
9a…クラッテタンク、60.61…制御レバー、62
…空気ホイスト弁、63…空気ドラグ弁、64…ライン
、65…作動装置、66…ライン,67…シャットル弁
、68…ライン、69…作動装置、70…ライン、71
…作動装置、72…ライン、73…シャットル弁、74
…ライン、75…作動装置、76…ライン、77…シャ
ットル弁、78…ライン、79…作動装置、80…ライ
ン、80a…クラツテタンク、81…制御ハンドル、8
2…電気弁、83…ライン、84…作動装置、85…パ
イロットライン、86.87…中継弁、88.89…ラ
イン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 動力源と、ホイストラインドラムと、ドラグライン
    ドラムと、選択的に連結可能な第1のクラツテおよび出
    力シャフトを有する第1のトルクコンバータを包有し、
    前記動力源に前記ホイストラインドラムを連結する装置
    と、選択的に連結可能な第2のクラッチおよび出力シャ
    フトを有千る第2のトルクコンバータを包有し、前記動
    力源に前記ドラグラインドラムを連結する装置と、前記
    第1のトルクコンバータの出力シャフトと前記第2ノト
    ルクコンバータの出力シャフトとを選択的に連結する動
    力連結装置とを備えてなる引綱掘削機において、 (a)前記ホイストラインドラムと前記ドラグラインド
    ラムとを選択的に連結するドラム連結装置と (b)一方向に移動して前記第1のクラッチを連結し且
    つ前記第1のトルクコンバータを調節し、他方向に移動
    して前記ドラム連結装置を連結するホイスト制御装置と (c)一方向に移動して前記第2のクラッチを連結し且
    つ前記第2のトルクコンバータを調節するドラグ制御装
    置と (d)前記ホイスト制御装置およびドラグ制御装置を前
    記一方向に移動したとき、前記第1、第2のトルクコン
    バータを選択的に調節するよう前記ホイスト制御装置と
    前記ドラグ制御装置とを夫々自動的に動作可能とし且つ
    前記動力連結装置を連結する制御装置と を包有してなることを特徴とする引綱掘削機。 2 ドラグ制御装置が反対方向に移動してドラム連結装
    置を連結してなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の引綱掘削機。 3 ホイスト制御装置が反対方向に移動してドラム連結
    装置を連結してなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の引綱掘削機。 4 第1のクラッチが解放方向に偏倚された第1の空気
    作動装置を包有し、第2のクラッチが解放方向に偏倚さ
    れた第2の空気作動装置を包有し、第1のトルクコンバ
    ータを調節する装置が中立位置に向けて偏倚された第3
    の空気作動装置を包有し、第2のトルクコンバータを調
    節する装置が中立位置に向けて偏倚された第4の空気作
    動装置を包有しており、前記第1、第2のトルクコンバ
    ータの調節に先立って前記第1、第2のクラッチを部分
    的に連結するよう前記第1、第2の空気作動装置が動作
    せしめられることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の引綱掘削機。
JP53009962A 1977-09-23 1978-02-02 引綱掘削機 Expired JPS587767B2 (ja)

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US05/835,871 US4143856A (en) 1977-09-23 1977-09-23 Split drive system for dragline with power interlock

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JPS5451203A JPS5451203A (en) 1979-04-21
JPS587767B2 true JPS587767B2 (ja) 1983-02-12

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JP53009962A Expired JPS587767B2 (ja) 1977-09-23 1978-02-02 引綱掘削機

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JP (1) JPS587767B2 (ja)
CA (1) CA1065299A (ja)
DE (1) DE2806615C3 (ja)
FR (1) FR2404076A1 (ja)
GB (1) GB1551592A (ja)
NL (1) NL175654C (ja)

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JPS5451203A (en) 1979-04-21
CA1065299A (en) 1979-10-30
FR2404076B1 (ja) 1983-11-25
DE2806615B2 (de) 1980-06-26
GB1551592A (en) 1979-08-30
NL7801239A (nl) 1979-03-27
FR2404076A1 (fr) 1979-04-20
DE2806615A1 (de) 1979-03-29
DE2806615C3 (de) 1981-05-07
NL175654B (nl) 1984-07-02
NL175654C (nl) 1984-12-03

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