JPS587662Y2 - 匣体ラツチ装置 - Google Patents
匣体ラツチ装置Info
- Publication number
- JPS587662Y2 JPS587662Y2 JP1978116216U JP11621678U JPS587662Y2 JP S587662 Y2 JPS587662 Y2 JP S587662Y2 JP 1978116216 U JP1978116216 U JP 1978116216U JP 11621678 U JP11621678 U JP 11621678U JP S587662 Y2 JPS587662 Y2 JP S587662Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- latch
- latch member
- pair
- rack device
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は匣体ラッチ装置に関し、特にラック取付匣体を
ラック装置に容易に着脱し得るラッチ装置に関する。
ラック装置に容易に着脱し得るラッチ装置に関する。
従来、種々の電子機器をシステム化するために、ラック
装置が広く使用されている。
装置が広く使用されている。
慣用のラック取付型電子機器匣体は、その側面パネルに
設けられた一対の摺動装置および前面パネルに設けられ
た止めねじを有する。
設けられた一対の摺動装置および前面パネルに設けられ
た止めねじを有する。
斯る電子機器匣体は摺動装置を用いてラック装置に装着
され、且つ止めねじでラック装置に係止されている。
され、且つ止めねじでラック装置に係止されている。
従って、従来装置の場合、種々の目的例えば機器の保守
のためまたは据置型や携帯用として機器を製造工程や修
理工程のために異なった場所で個々に使用するため、匣
体をラック装置から着脱するには、その都度止めねじ等
をはずさなければならず取扱い上非常に不都合である。
のためまたは据置型や携帯用として機器を製造工程や修
理工程のために異なった場所で個々に使用するため、匣
体をラック装置から着脱するには、その都度止めねじ等
をはずさなければならず取扱い上非常に不都合である。
また、匣体の前面に設けられた一対の把手は匣体を着脱
するときにだけ必要なものであり、匣体がラック装置に
取付けられているときには不要なものである。
するときにだけ必要なものであり、匣体がラック装置に
取付けられているときには不要なものである。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであって、
匣体をラック装置に容易に取付および係止でき、しかも
匣体を工具等を使用することなくラック装置から容易に
且つ即座に取外しすることができる改良された匣体ラッ
チ装置を提供するものである。
匣体をラック装置に容易に取付および係止でき、しかも
匣体を工具等を使用することなくラック装置から容易に
且つ即座に取外しすることができる改良された匣体ラッ
チ装置を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図に基づい
て詳しく説明する。
て詳しく説明する。
第1図は本考案に係るラッチ装置を適用した匣体および
ラック装置の斜視図を示すものである。
ラック装置の斜視図を示すものである。
第1図において、匣体10が一対の摺動装置を用いてラ
ック装置12に装架され、上記摺動装置はラツり装置1
2に固定された固定部分14、中間部分16および匣体
10の側面パネルに固定された本体部分18で構成され
る。
ック装置12に装架され、上記摺動装置はラツり装置1
2に固定された固定部分14、中間部分16および匣体
10の側面パネルに固定された本体部分18で構成され
る。
匣体10は例えば走査変換器、信号発生器或いはオシロ
スコープ等の電子機器用匣体である。
スコープ等の電子機器用匣体である。
匣体10の前面パネルの両側端部分に設けられた−・対
の開口22に、一対の回転可能な把手部材20が枢架さ
1する。
の開口22に、一対の回転可能な把手部材20が枢架さ
1する。
把手部材20に隣接して一対の第1可動ラッチ部材24
(第2図)が匣体10に設けられ、そして一対の第2固
定ラッチ部材26(右側の部材のみを示す)がラック装
置12に設けられる。
(第2図)が匣体10に設けられ、そして一対の第2固
定ラッチ部材26(右側の部材のみを示す)がラック装
置12に設けられる。
第2図は第1図の線A−Aで切断した場合を拡大して示
す断面図である。
す断面図である。
なお右側のラッチ装置と左側のラッチ装置は同じである
ので、ここでは左側のラッチ装置に付いて説明する。
ので、ここでは左側のラッチ装置に付いて説明する。
第2図において、把手部材20と第1ラッチ部材24が
共通の枢軸28に枢架され、この枢軸28の両端にU字
形の保持器30の2つの指状部間に装架される。
共通の枢軸28に枢架され、この枢軸28の両端にU字
形の保持器30の2つの指状部間に装架される。
第1ラッチ部材24は把手部材20の2つの腕部分32
(図では1つのみが示され、他の一つは図の手前にある
。
(図では1つのみが示され、他の一つは図の手前にある
。
)間に挾持されることに注意されたい。
波ワツシヤ(図示せず)が把手部材20と第1ラッチ部
材24との間に挿入される。
材24との間に挿入される。
保持器30は1本のねじ34で匣体10に固定される。
第1ラッチ部材24はこの部材の本体より突出する例え
ば錠状の保合部分36と、保持器30に面するストッパ
38とを有し、把持部材20は匣体10を取外す際に指
等の押圧が加わえられる押釦面40および腕部分32の
一部を形成する端部42を有する。
ば錠状の保合部分36と、保持器30に面するストッパ
38とを有し、把持部材20は匣体10を取外す際に指
等の押圧が加わえられる押釦面40および腕部分32の
一部を形成する端部42を有する。
保持器30と第1ラッチ部材24の係合部分36との間
に、係合部分36を上向きに押すための圧縮ばわ44か
′設(すらl′しる。
に、係合部分36を上向きに押すための圧縮ばわ44か
′設(すらl′しる。
第2ラッチ部材26はその中央部より突出し、係合部分
36と係合するための例えば錠状の係合部分46を有し
、またこの第2ラッチ部材26はボルト・ナツト組体4
8によって摺動装置の固定部分14と共にラック装置1
2に固定される。
36と係合するための例えば錠状の係合部分46を有し
、またこの第2ラッチ部材26はボルト・ナツト組体4
8によって摺動装置の固定部分14と共にラック装置1
2に固定される。
匣体10をラック装置12に取付けるには、匣体10を
摺動装置に沿ってラック装置12に押し込めばよい。
摺動装置に沿ってラック装置12に押し込めばよい。
この際係合部分36および46の前端が互いに接触する
ので、第1ラッチ部材24が圧縮ばj・よ44の偏移力
に対して反時計方向に回動され、次いで圧縮ばね44の
偏移力により時計方向に回動される。
ので、第1ラッチ部材24が圧縮ばj・よ44の偏移力
に対して反時計方向に回動され、次いで圧縮ばね44の
偏移力により時計方向に回動される。
従って係合部分36および46の相互の係合により、匣
体10が自動的にラック装置12に係止される。
体10が自動的にラック装置12に係止される。
この状態が第2図に実線で示されている。ここでストッ
パ38は第1ラッチ部材24か所角度以上回動しないよ
うに働くことに注意されたい。
パ38は第1ラッチ部材24か所角度以上回動しないよ
うに働くことに注意されたい。
第1ラッチ部材24が圧縮ばね44の偏移力により所定
角度以上回動されると、係合部分36および46の前端
は互いに接触せず、匣体10がラック装置12に挿入さ
れる際に係合しないことになる。
角度以上回動されると、係合部分36および46の前端
は互いに接触せず、匣体10がラック装置12に挿入さ
れる際に係合しないことになる。
匣体10をラック装置12から取外すには、先ず押釦面
40を押して把手部材20の下端部を手前に飛び出させ
、そして飛び出した把手部材20の下端部を指で摘んで
引張る。
40を押して把手部材20の下端部を手前に飛び出させ
、そして飛び出した把手部材20の下端部を指で摘んで
引張る。
この引張る力によって把手部材20が第2図に破線で示
すように水平位置に回動される。
すように水平位置に回動される。
この回動中把手部材20の二つの端部42は第1ラッチ
部材24の本体の円周部に沿って滑動し、この円周部と
保合部分36の基部とが交する点で第1−ラッチ部材2
4と係合してこの第1ラッチ部材24を圧縮ばね44に
抗して反時計方向に回動し、そして最終的に第1ラッチ
部材24と第2ラッチ部材26の係合を解除する。
部材24の本体の円周部に沿って滑動し、この円周部と
保合部分36の基部とが交する点で第1−ラッチ部材2
4と係合してこの第1ラッチ部材24を圧縮ばね44に
抗して反時計方向に回動し、そして最終的に第1ラッチ
部材24と第2ラッチ部材26の係合を解除する。
この結果匣体10をラック装置12から容易に引出すこ
とか゛できる。
とか゛できる。
把手部材20と第1−ラッチ部材24との間に挿入され
た波ワツシヤは、匣体10を引出している間把手部材2
0を飛び出した位置に保持し、しがち使用中冷却ファン
の如き振動装置により生じるがたつきを防止するような
十分な摩擦力を把手部材20と第1ラッチ部材24に与
えるものである。
た波ワツシヤは、匣体10を引出している間把手部材2
0を飛び出した位置に保持し、しがち使用中冷却ファン
の如き振動装置により生じるがたつきを防止するような
十分な摩擦力を把手部材20と第1ラッチ部材24に与
えるものである。
以−I−の説明から明らかなように、本考案に係る匣体
ラッチ装置によれば、匣体をラック装置に容易に着脱で
きる0で、何等工具1等を用いることなく即座に匣体を
取外すことができ作業性がよい。
ラッチ装置によれば、匣体をラック装置に容易に着脱で
きる0で、何等工具1等を用いることなく即座に匣体を
取外すことができ作業性がよい。
また本考案に係る匣体ラッチ装置は、ロック装置と引出
し装置を一つの機構に組合わせることにより、把手部材
を省略することができる。
し装置を一つの機構に組合わせることにより、把手部材
を省略することができる。
更に本考案に係るラッチ装置は、把手部材が不要のとき
にはそれらを倒して匣体の前面パネルに設けられた開口
に挿入しておくことができるので゛邪魔にならず非常に
すっきりした外観を呈する。
にはそれらを倒して匣体の前面パネルに設けられた開口
に挿入しておくことができるので゛邪魔にならず非常に
すっきりした外観を呈する。
また、把手部材、第1ラッチ部材および保持器を1個の
ねじだけで匣体に取付けることができるので、本考案に
係る匣体ラッチ装置はその組立を即座にしがち容易に行
なうことができる。
ねじだけで匣体に取付けることができるので、本考案に
係る匣体ラッチ装置はその組立を即座にしがち容易に行
なうことができる。
なお、上述の説明は本考案の好適な一実施例のみに付い
て行なって来たけれども、本考案の要旨を逸脱すること
なく種々の変化変更例をなし得ることが当業者には明白
であろう。
て行なって来たけれども、本考案の要旨を逸脱すること
なく種々の変化変更例をなし得ることが当業者には明白
であろう。
例えばばねは圧縮ばねに代えてぜんまいでもよく、また
第1ラッチ部材は保合部分を有する板ばねでもよい。
第1ラッチ部材は保合部分を有する板ばねでもよい。
第1ラッチ部材を板ばねで構成した場合は圧縮ばねやぜ
んまいは不要である。
んまいは不要である。
第1ラッチ部材の保合部分と第2ラッチ部材の係合部分
の保合は突起部と溝による係合としてもよい。
の保合は突起部と溝による係合としてもよい。
また、把手部材を水平位置以上に反時計方向に回動させ
ないために、別なストッパを用いてもよい。
ないために、別なストッパを用いてもよい。
第1図は本考案の一実施例であって、本考案に係る匣体
ラッチ装置を適用した匣体およびラック装置を示す斜視
図、第2図は第1図の線A−Aで切断した場合を示す断
面図である。 10は匣体、12はラック装置、20は把手部材、24
は可動ラッチ部材、26は固定ラッチ部材、28は枢軸
、30は保持器、36.46は保合部分である。
ラッチ装置を適用した匣体およびラック装置を示す斜視
図、第2図は第1図の線A−Aで切断した場合を示す断
面図である。 10は匣体、12はラック装置、20は把手部材、24
は可動ラッチ部材、26は固定ラッチ部材、28は枢軸
、30は保持器、36.46は保合部分である。
Claims (1)
- 1対の摺動装置によりラック装置に装架される匣体を上
記ラック装置にラッチする匣体ラッチ装置において、上
記匣体の前面パネルの両端部分に夫々設けられ一方向に
偏倚された1対の可動ラッチ部材と、上記ラック装置に
設けられ上記1対の可動ラッチ部材を夫々係止する1対
の固定ラッチ部材と、上記匣体の前面パネルの両端部分
の開口内で回動可能に上記1対の可動ラッチ部材に隣接
して設けられた1対の把手部材とを具え、上記匣体を上
記ラック装置に押し込むことにより上記可動ラッチ部材
は上記固定ラツ部材と係合すると共に、この係合が上記
可動ラッチ、部材の偏倚により維持され、上記把手部材
を回動して上記把手部材の一端部を上記前面パネルの開
口から取出すことにより上記把手部材の他端部が上記可
動ラッチ部材に接触して上記可動ラッチ部材及び上記固
定ラッチ部材の保合を解除することを特徴とする匣体ラ
ッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978116216U JPS587662Y2 (ja) | 1978-08-24 | 1978-08-24 | 匣体ラツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978116216U JPS587662Y2 (ja) | 1978-08-24 | 1978-08-24 | 匣体ラツチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5532092U JPS5532092U (ja) | 1980-03-01 |
JPS587662Y2 true JPS587662Y2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=29068564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978116216U Expired JPS587662Y2 (ja) | 1978-08-24 | 1978-08-24 | 匣体ラツチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587662Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518450Y2 (ja) * | 1975-02-10 | 1980-04-28 |
-
1978
- 1978-08-24 JP JP1978116216U patent/JPS587662Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5532092U (ja) | 1980-03-01 |
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