JPS5876452A - ジアリ−ルケトンで可塑化した1,3−イミダゾリジン−1,3−ジイル環を特徴とするポリマ− - Google Patents

ジアリ−ルケトンで可塑化した1,3−イミダゾリジン−1,3−ジイル環を特徴とするポリマ−

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JPS5876452A
JPS5876452A JP57175230A JP17523082A JPS5876452A JP S5876452 A JPS5876452 A JP S5876452A JP 57175230 A JP57175230 A JP 57175230A JP 17523082 A JP17523082 A JP 17523082A JP S5876452 A JPS5876452 A JP S5876452A
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polymer
plasticizer
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JP57175230A
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タツド・エル・パツトン
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ExxonMobil Technology and Engineering Co
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Exxon Research and Engineering Co
Esso Research and Engineering Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/07Aldehydes; Ketones

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリ(イミノイミダゾリジ・ソジオン)及びポ
リ(パラバン酸〕樹脂の特定の種類の可塑剤の発見に関
する。
ポリ(イミノイミダゾリジンジオン)及びポリ(パラバ
ン酸)の双方及びこれらの調製法は米国特許第5,66
1,859号に詳細に記載されている。ポリ(パラバン
酸)はまた米国特許第3,609,113号に示される
ような他の方法によっても調製しうる。
ポリ(イミノイミダゾリジンジオン)は、シアン化水素
と一種以上のジインシアネートとの反応、ジシアノホル
ムアミドと一種以上のジインシアネートとの反応、又は
シアノホルムアミジルイソ7アネートの重合によシ合成
でき、繰返し単位中に以下の構造 (但し、式中のNHは4又は5位である)の1,3−イ
ミダゾリジンジオン−1,3−ジイル環を含む。
ポリ(1,3−イミダゾリジン−2,4,5−トリオン
)とも命名されているポリ(・ぐう・シン酸)は、酸加
水分解により調製でき、繰返し単位中にイミダゾリジン
トリオン環を含む。
1 米国特許第3,609,113号及び独国特許第1,7
70,146号には、ポリ(パラバン酸)環を含むポリ
マーの1他の調製法が記載されている。
ポリマーはイミノ−1,5−イミダゾリジンジオン−1
,′5−ジイル環及びイミダゾリジントリオン環の双方
を含んでもよい。かくして本発明のポリマーは、大ざっ
ばに言えば繰返し単位 −E−Q、−Rヤ を有し、式中のQが 1 であって、Xが0又はNHで少くとも一方のXがOであ
シ、Rが脂肪族、脂環式、芳香族又はこれらの混合物で
ある有機部分、及びnが固体生成物を生ずるのに十分大
であることを特徴とする。
米国特許第3,661,859号における手順に従って
ポリマーを製造する場合には、Rはジイソシアネートの
有機部分!ある。かくして、ジイソシアネートは多くの
種類の有機部分を含む幅広い群から選択しうる。ジイソ
シアネートの有機部分は、アルキル、アリ・−ル、ハロ
ゲン、スルホキシ、スルホニル、アルコキシ、アリール
オキシ、オキソ、エステル、ア、ルキルチオ、アリール
チオ、ニトロ基及びインシアネート基とは反応しない同
様な基で置換しうる。活性水素原子を有する官能基(た
とえば、カルボン酸、フェノール、アミン等)は存在す
べきではない。使用しうる特定のジイソシアネートは、
米国特許第3,661,859号、その他の特許、文献
又は当業者に公知の有機の教科書に示されている。
ある種のパラバン酸ポリマーはガラス転移温度が高いこ
とが卵、出されているので、磁気テープ(高温における
寸法安定性が良好なことが要求されるλ可撓性印刷回路
、ケーブル包装材料等に使用するフィルム、タイヤコー
ド繊維のような繊維(引張強さ及び弾性率が要求される
)、電気的コネクタ、ベアリング、磁気電線絶縁材料用
の成形品、ケーブル、料理器具、ガラス繊維、工業用ベ
ルト用の被膜(耐高温性が要求される)等に特に適する
しかしながら、本発明のポリマーの多くはそのガラス転
移温度以上に加熱すると分解するので、金型成形も押出
成形もできない。これまでこれらのポリマーは溶液法又
は粉末被覆技術(この方法も溶媒を必要とする)による
しか加工できなかった。
ポリ(イミノイミダゾリジンジオン)、ポリ(イミダゾ
リジン−2,4,5−)リオン)又はポリ(イミノイミ
ダゾリジンジオン)とポリ(イミダゾリジン−2,4,
5−) IJオン)の混合物又は前述のボリマーモQ−
Rカーは、本発明により可塑化すると押出及び金型成形
により加工しうるということが本発明の組成物の利点で
ある。本発明の組成物のフイルムはまた、可塑剤を含ま
ない同一のポリマーがヒートシールできないのに対して
ヒートシールが可能である。ある種の本発明の可塑剤は
、熱−酸化安定性のために少量の銅キレートを含むポリ
マーに有害ではない仁とが特別な利点である。可塑剤と
して研究されている多くの他の物質は、熱安定性に悪影
響を及ぼす。
種々の高分子材料は、種々の芳香族ケトンで可塑化され
る。たとえば、米国特許第3,300,438号にはメ
チル置換ベンゾ“フェノンで可塑化されたポリ塩化ビニ
ルが開示されている。米国特許第3,328,336号
にはアルキル化ベンゾフェノンで可塑化されたポリ酢酸
ビニルが同様に開示されており、米国特許第4.1’ 
84,994号にはケトンで可塑化されたポリカーボネ
ートが開示されている。独国特許第2,515,779
号にはプラスチック用の可塑剤としてジベンゾフラン及
び?−フルオレノン誘導体が開示されている。米国特許
第4.22s、o66舟にはポリ(パラバン酸)のUv
安定剤として2−ヒドロキシベンゾフェノンの銅キレー
トが開示されている。ポリマーの重量に対して約0.1
乃至3.0重量係で、非常に少量であるため、2−ヒド
ロキシベンゾフェノンが可塑剤として機能することはで
きない。
簡単に言えば、本発明は繰返し単位中に三置換1.3−
イミダゾリジン−1,5−ジイル環1 (但し、式中のXは0又はNHであって、少くとも一方
のXが0である。) を特徴とする複素環ポリマー、特に繰返し単位モQ=R
÷1 を有し、式中のQが 1 ρ であって(Xは前述のとおシである)、Rが脂肪族、脂
環式、芳香族又はこれらの混合物である有機部分、及び
nが固体生成物を生ずるのに十分大であるポリマーと可
塑化量の固体ジアリールケトン、を含む安定な溶融性組
成物である。
特に、ポリマーは以下の構造 の三置換1,3−イミダゾリジン−1,3−ジイル環を
特徴とするポリ(イミノイミダゾリジンジオン)でもよ
いし、以下の構造 1 の三置換1,3−イミダゾリジン−1,3−ジイル環を
特徴とするポリ(パラバン酸)でもよいが、特に−殻構
造 (但し、式中のR及びnは前述のとおりである)のポリ
マーでもよい。
本発明の可塑化組成物は分解することなく溶融しうる。
ポリマーはフィルムでも粉末等でもよい。
本明細書中で使用する「可塑化量」という用語は、(1
)ポリマーに配合され相溶(7て均質組成物を形成する
か又は(2)ポリマーの表面に塗布されてポリマーを分
解することなく溶融させるような前述のジアリールケト
ンの量を意味する。一般に、ポリマーに配合される可塑
剤の量はポリマー及び可塑剤の全重量の約5%及び約6
0%でも使用しうるが、10乃至50重量%である。こ
れらの組成物は更に「押出可能」であることを特徴とす
る。
これらの組成物のフィルムはヒートシールが可能である
N−エチル−〇−トルエンスルホンアミド及ヒN−エチ
ル−p−)ルエンスルホンアミト及ヒ。
−トルエンスルホンアミド及びp−トルエンスルホンア
ミドの混合物のような従来の可塑剤は本発明のポリマー
の可塑化には有用ではないことが判明した。一般に、こ
れらの可塑剤を含む組成物は溶融するが、通常の混合手
順を使用する場合には、すなわちポリマーと可塑剤のブ
レンド時間が適当な場合にはブレンドを溶融するのに必
要な温度においては分解してしまう。小さなパッチで数
分間溶融したこれらのブレンドは、加熱及び混合を継続
すると熱安定性が乏しくなることが示された。
これらの問題は、本発明による可塑剤として特定のジア
リールケトンを使用することによシ実質的に克服される
本発明による好ましいジアリールケトンは、以下の構造
のものである。
(但し、式中のpは0乃至2%、(lは1又は2、及更
に好ましい種類の可塑剤はp及びrが○であり、qが1
である。というのは、これらの化合物が従来のUV安定
剤の存在下で安定であるからである。
ケトンのアリール基は、物質の可塑化効果を妨げない置
換基を有する。特に、活性水素原子を有する置換基(た
とえばカルボン酸、フェノール、アミン等〕は存在すべ
きではない。可塑化効果を妨げない置換基の例としては
、炭素原子が約3個以下の低級アルキル基、臭素、塩素
又はふっ素のようなハロゲン、ニトロ基、アリールオキ
シ又はアルコキシ基、及び含硫黄基がある。置換基はア
リール基の一方又は双方に存在してもよい。ケトンの芳
香族性を減少させる傾向のある置換基は、可塑剤とポリ
マーの相溶性を減少させるので一般にかかる置換基は2
つ以上は6了り−ル基に存在しないであろう。 ・□゛
□′・ 本明細書中に記載されているポリマーに可塑剤が存在す
ると、可塑剤の公知の効果と同様に未可塑化ポリマーフ
ィルム、すなわち可塑剤を含まないポリマーフィルムに
比べて高温におけるフィルム特性が異なるであろう。一
般に、可塑剤はポリマー中に約10乃至30重量膚配合
されうる。かかる量存在すると、未可塑化フィルムの軟
化点よシポリマーの軟化点は低下する。
固体ジアリールケトンの好ましい群には、ベンゾフェノ
ン、4.4’−ジメチルベンゾフェノン、ベンジル(シ
ヘンゾイル)、カルコン(ベンザルアセトフェノy)、
ジシンナモイル、1,5−ジフェニル−2,4−ズンタ
ジエンー1−オン、1.9−ジフェニル−1,3−6,
8−ノナテトラエン−5−オン等がある。
かくして可塑化ポリマーは、望ましくはこれらの組成物
のフィルムがヒートシールしうるような高温で軟化する
。ガラス転移温度が高い本発明のポリマーの場合には、
必ずしも高温特性を断念することは望ましくはない。た
とえば、流延フィルムは可塑剤無しで容易に製造され、
また溶媒の蒸発中にフィルムがたるんだり溶融したりす
るととによって溶媒の除去が妨げられる場合には可塑剤
がない方が容易に製造しうる。
しかしながら、本発明の未可塑化ポリマーのフィルムは
、軟化温度が非常に高いため、すなわち融合して単−相
となるほどポリマーが流れないためにヒートシールが困
難である。更に、ポリマーと共に使用するその他の物質
が、未可塑化ポリマーをシールするのに必要な高温によ
り損われてしまう。
それ故、フィルムのよう々未可塑化ポリマーの表面に薄
い被膜として明細書中に記載した可塑剤を塗布すると、
ポリマーの処理表面の軟化点がフィルムをヒートシール
適性とする程度に低下する。
たとえば、処理表面を同−又は異なる高分子物質の未処
理表面上に置き、熱及び圧力により積層することができ
る。かかるヒートシール法は、低融点接着剤を使用する
より明らかに有利である。というのは、接着剤の融点が
フィルムの最高使用温度を限定するからである。このヒ
ートシール法は、またポリマーの重量当りに必要々可塑
剤の量が少なく、ヒートシール製品が高温においても機
械的特性を保持するために、フィルム中に可塑剤を分布
する方法より優れている。
ヒートシールすべきフィルムの一方の表面にのみ可塑剤
を塗布する必要がある。すなわち、別の表面と接触させ
る表面の少くとも一方に可塑剤を塗布しなけ、ればなら
ない。しかしながら、本発明のポリマーフィルムの被覆
表面を本発明のポリマーの別のフィルムの未被覆表面又
は同一フィルムの未被覆表面と(ケーブル包装のように
)接触させ次場合には、双方のフィルムの表面における
ポリマーの軟化点は低下する。シールは好ましくは熱及
び圧力によシ実施して、双方の表面のポリマーが可塑剤
と接触して、軟化融合して単一フィルムとなるようにす
る。かくして2つのフィルムは融合して接着する。ポリ
マーフィルムを銅箔のような他の物質に接。着する場合
にも同一の手順を使用する。可塑剤の薄い被膜は溶媒又
は融液からシールすべき全表面又は縁だけに塗布される
。被膜の厚さは好ましくは3.81 X 10−2c!
n(15ミル)以下、更に好壕しくけ約2.54 x 
10−’ cm(0,1ミル)である。一般に、かかる
被膜の厚さは約2.54 X10−5乃至1.27 x
 10−3m(0,01乃至0.5ミル)である。
可塑剤の被膜を塗布する溶液法においては、溶媒として
本発明の可塑剤を溶解[7、本発明のポリマーに影響を
及ぼさないいかなる適する揮発性液体も使用しうる。た
とえば、適する溶媒には約1乃至6個の炭素原子を有す
る低分子量のアルカノール、C5乃至C7のアルカン炭
化水素、6乃至8個の炭素原子を有する芳香族炭化水素
、前記のもののハロゲン化類似物等がある。適するかか
る化合物には、メタノール、エタノール、プロパツール
、2−ブタノール、tert−ブタノール、2,3−ジ
メチル−2−ブタノール、2−メチル−2−ブタノール
、3−はブタノール、アセトン、メチルエチルケトン、
メチルプロピルケトン、ブチルメチルケトン、2−メチ
ル−4−A:ンタノン、メチルアセテート、エチルアセ
テート、イソブチルアセテート、イソブチルホルメート
、イソプロピルホルメート、エチルプロピオネート、イ
ソプロピルプロピオネート、はンタン、ヘキサン、ヘプ
タン、トルエン、ベンゼン、キシレン、ナフサ、クロロ
ホルム、四塩化炭素、塩化ブチル、二塩化メチレン、臭
化エチルがある。
開示されている非常に幅広い範囲の有用な溶媒のなかで
は、沸点が30乃至126℃のものが好ましい。
可塑剤は、溶媒及び可塑剤の全重量に対して1乃至90
重量係、更に好ましくは5乃至50重量%を溶媒中で使
用しうる。溶媒−可塑剤組成物は、フィルムの所望部分
に塗布し、溶媒を蒸発させてフィルムを100乃至20
0℃の温度に(数秒乃至5分間〕加熱することによりフ
ィルムに被覆しうる。得られた被覆フィルムは粘着性で
はなく、ヒートシール適性が付与された以外は未被覆フ
ィルムと実質的に同様の性質を有する。
可塑剤の被膜を支持した本発明のポリマーフィルムをそ
れ自体又は同様なフィルム又はその他のものにヒートシ
ール結合するためには、被覆表面を接着すべき表面の上
に置き、熱及び圧力を加えて結合させる。
ヒートシールの形成には一般に200乃至300℃の温
度を使用するが、更に好ましくは240乃至275℃の
温度を使用する。好ましくは、フィルムの融合を容易に
するために熱と共に圧力を加える。通常0.07乃至7
 Kf/cm2(1乃至10100psiの圧力を使用
しうる。便宜上、圧力はニップロール、定盤又は巻きつ
けられた電線上でフィルム層をそれ自体に対してしめつ
けるような圧力を付与するその他の従来の手段により加
えうる。
前述のようにして被覆することにより塗布された可塑剤
の量は、一般に被覆されるフィルムの約1乃至10重量
%であるが、0.1重量%程度でもヒートシールが可能
であるし、25重量%程度でも損われない。可塑剤のフ
ィルムに対する相対量は、可塑剤により被覆される領域
のフィルムの厚さに関連して決定される。
本発明によるポリマー−可塑剤組成物は分解することな
く押出しうる。押出は250乃至330℃の温度におい
て実施しうる。本発明の組成物の押出物は、靭性で平滑
であり、透明で黄色乃至琥珀色であった。
説明のために、本発明を説明する例は特に特定ポリマー
について記述する。すなわち、ジフェニルメタンジイソ
シアネートから調製したポリパラバン酸で、以下に示す
繰返し単位を有する高性能のポリマーである。
このものはポリ〔1,4−フェニレンメチレン−1,4
−フェニレン−1,!l−(イミダゾリジン−2,4,
5−トリオ/)〕とも命名されており、またケミカル・
アブストラクツ(Chemical abstract
s)にはポリ((2,4,5−トリオキソ−1,5−イ
ミダゾリジンジイル) −1,4−フェニレン−メチレ
ン−1,4−フェニレン〕と命名されている。このもの
のガラス転移温度は275℃より高く、押出も金型成形
もできない。
便宜上、このポリマ一種をPPA−Mと呼ぶ。その他の
ボIJ ノeラパン酸(PPA)及びその他の前駆物質
(P工PA)もジフェニルメタン基が他の有機部分で置
換されるようにその他の七ツマ−から調製しうろことは
認められるであろう。
一般に、ポリマー−可塑剤組成物の好ましいポリマーは
室温において固体であるのに十分な繰返し単位を有する
ものである。
ノ ポリマー及び可塑剤の□他に、酸化又は紫外光に対して
安定化するのに使用するもの、難燃剤、顔料、充てん剤
等のような組成物を損わない他の適当な添加剤も存在し
うろことは考えられよう。
以下の例により本発明を説明する。
例 これらの例における極限粘度(η1nh)は、o、sr
のポリマーを100−のジメチルホルムアミドに解かし
た濃度の溶液を用い、25℃においてウツベローデ管中
で測定した。
PPA−Mは、以下の例で使用する条件下では溶融しな
いし、押出できなかった。
すべての押出には、プラスチコーダー・プレグ・センタ
ーのプラベンダー押出機を使用した。バレルは直径1.
9譚(V4インチ)で、L/D比が20:1であ’)、
0.33(%インチ)の加熱した棒状ダイか充てんされ
ていた。バレル、は2つの加熱帯を有した。
スクリューはねじ山10の供給部、ねじ山5の圧縮部、
及びねじ山5の計量部を有する。圧縮比は3:1であっ
た。加熱帯の温度及びスクリュー速度は例中に記録され
ている。
これらの例で使用するポリマー粉末はすべて乾燥してい
た。
例  1 この例はアリールケトンがPPA−M融液を加工性とす
ることを示す。
595gのPPA−Mと10.5f(15重量%)の了
り−ルケトンのブレンドを調製した。ケトンはベンジル
、インシフエノン、及び4,4′−ジメチルベンゾフェ
ノンであった。ブレンドをブラベンダーミキサーの混合
区画室で加熱及び混合した。温度は290℃で、ロータ
ーの速度は40回/分であった。
3種のブレンドはすべて2分以内に溶融した。
均質な融液は、ミキサー中でローターにより連続的に混
練する少くとも30分の間安定であった。
例  2 この例は、150fのベンゾフェノンと8509のPP
A−M (可塑剤15重量係)とから成る2種のブレン
ドの押出について記述する。一方のブレンド[ij P
PA−M (7)重量に対1.テ0.3%(7)銅/U
V−284錯体(2−ヒドロキシ−4−メトキシ−ベン
ゾフェノン−5−スルホン酸の銅塩/キレート)安定剤
を含有した。押出機内及び棒状ダイの温度勾配は、帯1
が290℃、帯2が285℃、及びダイか275℃であ
った。スクリュー速度は30回/分であった。ブレンド
A(安定1無)からは、190乃至204に9/crn
2(2700乃至2900pei)のグイ圧力において
透明で淡黄色の平滑な棒が押出された。ブレンドB(安
定剤が存在)i、同i押出条件下で押出されたが、グイ
圧力は変化しなかった。
押出物は平滑で、透明で淡褐色であった。色の変化は銅
を含む安定剤のためである。双方のブレンドの押出物は
靭性で、うしろに曲げても破断しなかった。使用したP
PA−Mの極限粘度は1.0であった。押出物の極限粘
度は0.96 (ブレンドA〕及び0.97 (ブレン
ドB)であった。このことは、押出中に分子量の低下が
ほとんどないこと、及び銅/TTV−284の存在がポ
リマーの極限粘度にほとんど影響を及ぼさ々いことを示
す。これらの結果を例3の結果と比較せよ。
例  3 150fのベンジルと850fのPPA−Mと含む2種
のブレンドを調製した。ブレンドAはその他に何も含ま
ないが、ブレンドB /d PPA−Mの重量に対して
0.6%の濃度で銅/UV−284錯体を含有した。
押出機の温度勾配は帯1が290℃、帯2が280℃、
及びダイか270℃であった。スクリュー速度は50乃
至60回/分であった。ブレンドAの押出物は平滑で、
淡黄色で靭性であった。ダイ圧力は、スクリュー速度が
30回/分から60回/分に増加すると1054/cr
n2(1500pst )から176Kf/cm2(2
500psi )に変化した。同一条件下でブレンドB
を押出すと、押出物は膨潤して発泡し、グイ圧力は60
回/分のスクリュー速度で26711/cIn2(38
00pθi)に増加した。押出物は脆かった。このこと
は、UV安定剤の存在下においては、可塑剤としてベン
ジルよりベンゾフェノンの方が優れていることを示す。
例  4 この例は、ベンゾフェノンが10重量%の濃度において
、PPA−Mの押出の有効な加工助剤であることを示す
302のベンゾフェノンと2702のPPA−Mとのブ
レンドを調製し、30回/分のスクリュー速度で押出し
た。押出機の温度勾配は帯1が290℃、帯2が290
℃、及びダイか270℃であった。(1) 422Kg
/an 2(6000psi)のグイ圧力において押出
物は淡黄色でわずかに粗かった。(2) 281 b/
cm2(4000psi)のグイ圧力において押出物は
淡黄色で平滑であった。双方の押出物は靭性で、うしろ
に曲げた時破断しなかった。ポリマーの極限粘度(0,
98)は押出中に実質的に変化しなかった。双方の極限
粘度は1.02であ°った。
例  5 この例はジアルキルベンゾフェノンで可塑化したPPA
−Mを示す。459の4.4′−ジメチルベンゾフェノ
ンと255fのPPA−Mとのブレンドを調製し念。帯
1が290℃、帯2.が29o℃、及びダイか275℃
の温度勾配と30乃至60回/分のスクリュー速度でブ
ラベンダー押出機によシ押出した。グイ圧力は70 K
f/cm2(1000psi)から141Kg/rn2
(2oo。
psi)に変化した。押出物は淡黄色で、平滑で、靭性
であった。うしろに曲げても破断しなかった。
極限粘度(0,95)は押出前とほぼ同じだった(もと
の極限粘度は0.98であった)。
例  に の例は、ベンゾフェノンの類似物であるカルコンで可塑
化したPPA−Mを示す。75fのカルコンと425f
のPPA−Mとのプーレンドを調製し、押出した。押出
機の温度勾配は、帯1が290℃、帯2が290℃、及
びダイか270℃であった。スクリュー速度が30回/
分から60回/分に増加すると、グイ圧力は70Kf/
crn2(1000psi )から21111q/cm
2(3000psi)に変化した。押出物は淡黄色で、
平滑で、靭性であった。うしろに曲げても破断しなかっ
た。押出物の極限粘度は0.87で、もとの0.98よ
りわずかに低下した。
例  7 この例は、PPA−Mフィルムをヒートシール適性とす
る可塑剤としてアリールケトンを使用することを記載す
る。200C1のジメチルポルムアミド(溶媒)、50
0tのpph−y、0.94y+7)酢酸第二銅−水和
物、1.69fのUV−284,0,29(7) Ze
lec [TN(離型剤)、及び10o2のアリールケ
トンの溶液から厚さ0.005>(2ミル)のフィルム
を流延した。
各フィルムの帯片(幅0.95crn(5/Bインチ)
を鋼管(直径0.6 cm (’!/iインチ))のま
わりに巻きつけ、・260℃に加熱されたオーブン中に
5分間入れた。
比較のため、アリールケトンを含まないフィルムも使用
した。冷却後、変性していないフィルムは援助しなけれ
ば巻きついていなかった。アリールケトンを含むフィル
ムはすべてヒートシールし、巻きついていたが中空の管
として鋼管からするつとはずれた。使用したアリールケ
トンはベンゾフェノン、カルコン、及ヒ2,4−ジヒド
ロキシベンゾフェノンであった。
特許出願代理人 弁理士 山 崎 行 造 手  続  補  正  寵 昭和57年11月IO日 特許庁長官  殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第175230号 2、発明の名称 ジアリールケトンで可塑化した1、3−イミダゾリジン
−1,3−ジイル環を特徴とするポリマー3、補正をす
る者 事件との関係  出願人 名 称  エクソン・リサーチ・アンド・エンジニアリ
ング・カンパニー 4、代理人 住 所  東京都千代田区永田町1丁目11番28号6
、補正の対象 明細書のタイプ浄書(内容に変更なし)7、補正の内容 1紙のとおり

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  繰返し単位中に三置換1.3−イミダゾリジ
    ン−1,3−ジイル環 1 (但し、式中のXは0又はNHであって、少くとも一方
    のXは0である。) を有することを特徴とする複素環式ポリマーと、可塑化
    量のジアリールケトンとを特徴とする安定々溶融性組成
    物。 (2、特許請求の範囲第1項記載の安定・な溶融性組成
    物において、繰返し単位 モQ、−R免 を有し、式中のQが 1 であって、XがO又はNHであって少くとも一方のXが
    0であり、Rが脂肪族、脂環式、芳香族、又はこれらの
    混合物である有機部分及びnが固体生成物を生ずるのに
    十分大であることを特徴とする組成物。 (3)特許請求の範囲第1項又は第2項記載の安定な溶
    融性組成物において、前記可塑剤がポリマー及び可塑剤
    の全重量に対して5乃至60重量係存在することを特徴
    とする組成物。 (4)特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
    載の安定な溶融性組成物において、10乃至50重量係
    の可塑剤が存在する組成物。 (5)  特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
    に記載の安定な溶融性組成物においせ、前記ジアリール
    ケトンが構造 (但し、式中のpは0乃至2、qは1又は2でrは0乃
    至2である。) を有することを特徴とする組成物。 (6)特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記
    載の安定な溶融性組成物において、アIJ−ル基が低級
    アルキル基4ハロゲン、ニトロ基、アリールオキシ基、
    アルコキシ基及び含硫黄基から成る群から選択した1以
    上の置換基を有することを特徴とする組成物。 (7)特許請求の範囲第5項記載の安定な溶融性組成物
    において、可塑剤がベンゾフェノン、4.4’−ジメチ
    ルベンゾフェノン、又はカルコンであることを特徴とす
    る組成物。 (8)特許請求の範囲第2項乃至第7項のいずれかに記
    載の安定な溶融性組成物において、ポリマーが構造 を有することを特徴とする組成物。 (9)特許請求の範囲第2項乃至第7項のいずれかに記
    載の安定な溶融性組成物において、ポリマーが構造 を有することを特徴とする組成物。 al  特許請求の範囲第8項又は第9項記載の安定な
    溶融性組成物において、R基がメチレンジフェニルであ
    ることを特徴とする組成物。 0リ 特許請求の範囲第8項又は第9項記載の安定な溶
    融性組成物において、R基がオキシジフェニルであるこ
    とを特徴とする組成物。 (6)特許請求の範囲第8項又は第9項記載の安定な溶
    融性組成物において、R基がメチレンジフェニル(!:
     2,4− トリレンジイル基の混合物であることを特
    徴とする組成物。 (11特許請求の範囲第8項又は第9項記載の安定な溶
    融性組成物において、R基がメチレンジフェニルとビト
    リレンジイル基の混合物であることを特徴とする組成物
    。 Q4  特許請求の範囲第8項又は第9項記載の安定な
    溶融性組成物に°おいて、前記可塑剤が前記ポリマーに
    配合されていることを特徴とする組成物。 α力 特許請求の範囲第14項記載の安定な溶融組成物
    において、前記ポリマーがフィルムであることを特徴と
    する組成物。 (lI→ 特許請求の範囲第8項又は第9項記載の安定
    な溶融性組成物において、前記可塑剤が前記ポリマーの
    表面を被覆していることを特徴とする椰成物。 α力 特許請求の範囲第16項記載の安定な溶融性組成
    物において、前記ポリマーがフィルムであることを特徴
    とする組成物。 0呻 特許請求の範囲第17項記載の安定な溶融性組成
    物において、前記可塑剤の被膜の厚さが約2.54x 
    10−5m乃至1.27x10″″’cIn(0,01
    乃至0.5ミル)であることを特徴とする組成物。 α呻 特許請求の範囲第8項乃至第項のいずれかに記載
    の安定な溶融性組成物において、ポリマー及び可塑剤の
    全重量に対して5乃至60重量%の可塑剤が含まれてい
    ることを特徴とする組成物。 翰 特許請求の範囲第19項記載の安定な組成物におい
    て、前記基準に対して10乃至50重量%の可塑剤が含
    まれていることを特徴とする組成物。 Ql)特許請求の範囲第14項記載の安定な溶融性組成
    物において、前記ポリマーが粉末であることを特徴とす
    る組成物。
JP57175230A 1981-10-26 1982-10-04 ジアリ−ルケトンで可塑化した1,3−イミダゾリジン−1,3−ジイル環を特徴とするポリマ− Pending JPS5876452A (ja)

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