JPS5876121A - フィルタの洗滌方法およびフィルタ装置 - Google Patents

フィルタの洗滌方法およびフィルタ装置

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JPS5876121A
JPS5876121A JP56172948A JP17294881A JPS5876121A JP S5876121 A JPS5876121 A JP S5876121A JP 56172948 A JP56172948 A JP 56172948A JP 17294881 A JP17294881 A JP 17294881A JP S5876121 A JPS5876121 A JP S5876121A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/66Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter
    • B01D46/69Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter by means acting on the cake side without movement with respect to the filter elements, e.g. fixed nozzles
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    • B01DSEPARATION
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    • B01D46/66Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter
    • B01D46/70Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter by acting counter-currently on the filtering surface, e.g. by flushing on the non-cake side of the filter
    • B01D46/71Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter by acting counter-currently on the filtering surface, e.g. by flushing on the non-cake side of the filter with pressurised gas, e.g. pulsed air

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は微粉を含む気体をフィルタによりν遇する方法
及びフィルタ装置に関する。
微粉を含む気体から微粉を完全除去して微粉を完全回収
する、ないしは靜浄気体を得る目的には静電気コットレ
ル、液体を用いた吸収塔などがあるが、最も簡単で確実
な方法としてF布を用いたフィルタで戸遇する方法が多
くとられている・フィルタ面で捕集された微粉を捕集す
る目的で、フィルタがそれより大きい捕集容器内に設け
られ、汚染気体は捕集容器へ導入されフィルタを経由し
て排出口へ出て行くのが一般的である。典型的な従来装
置のフィルタ構造の例としては、捕集容器の天井!レー
トから垂直に下方へ複数で懸下された円筒形のフィルタ
がある。汚染気体は各円筒の外側から内側へ抜け、清浄
気体として各円筒上方の通路によυ天井プレートから外
部へ出て行く。
上記フィルタ装置において、濾過時間の経過と共に戸布
の上流側の面(以下これを1次側2反対面を2次側と呼
ぶ)に微粉が付着、蓄積して行き、1次側と2次側の差
圧(以下、差圧)が上昇して行く、差圧の過上昇は気体
の供給圧力と云う設備的制約からもF:1M1l能上の
問題(後述)からも不都合であシ、一方、微粉回収も必
要である所から微粉の付着物、いわゆるフィルタケーキ
が成る厚みに達した時点でF布からフィルタケーキを自
動的に払い落す、いわゆるチリ払いの機構が設けられる
のが常である。従来のチリ払い技術としては、機械的な
震動で払い落とす所のいわゆるシエイキング(5hak
inlr )法と、ν布の2次側へ圧搾空気を瞬時に流
し込み1次側へ逆流せしめて払い落さんとする、いわゆ
る逆洗滌法とがあった。装置の簡単さから近年後者が主
流となりつつある。フィルタ構造を異にした他のフィル
タ装置、例えば捕集容器の側壁からF布で構成した垂直
方向に長手の袋を多数設けたものにおいても、装置全体
の構成とチリ払い技術は、本質的に上記の例と変らない
上述の従来装置は理屈上あらゆる乾燥粉体を濾過するに
一見支障を来たさなく見えるが、微粉を含む気体の濾過
を1001捕集を全うして実施することは現在において
も技術的に極めて困難な分野であると当業者間で是認さ
れており、国内外を含め、あらゆる微粉に対し問題なく
、満足できるフィルタ装置が見当らないと云うのが現状
の技術水準である。
一般に粒径が数10ミクロンと大きい場合には、粉体粒
相互の、ないしは粉体と戸布面との付層性が少い、この
様な対象物に対しては、シェイキング、逆洗滌の方法い
かんを問わず、わづかな振動でフィルタケーキは落下し
フィルタ装置の問題はない。粒径の多くがiクロン以下
から成る顔料ノJ?ウダやミリミクロン級のカーゲンプ
ラ、りでは、粒子相互とp布面への付着力が著しく高く
なる。
物理化学的引力が高くなると共に、更に粒形が球形から
異形化することに伴い高い架橋性が生ずるからである。
この様な性質の粉体を以下付層性微粉と言う。
従来のフィルタ装置で困難があったのは付層性微粉に対
してである。何が原因で困難が残されていたのかに関す
る本質的究明が充分なされていなかった所に問題があっ
たかに思われるが、結果として指摘されていた技術的問
題点は次の通シであった・ (イ)完全捕集が出来ず、フィルタ装置を微粉が通り抜
け、環境汚染する。
0:I)  F布が目詰シを起こし、手作業によるp布
りリーニングをしなけ6ば継続的運転ができない。
(ハ)(イ)、(ロ)の欠陥を比較的少なくしようとす
れば、能力の割に装置が非常に大型化、複雑化する。
上に列記した事項が、国内で最高度の技術水準にある当
業者間でも問題として残されている。
本発明の目的は上に列記の技術的問題をあらゆる種類の
微粉に関して除去した濾過の方法及びフィルタ装置を可
能にする事にあり、即ち、終局的には従来装置と比べ著
しく単純、コンパクトにして完全捕集と完全な自動チリ
払いが達成されるフィルタ装置を提供することKある。
此の様なフィルタ装置があれば、例えば本出願人の特許
発明(特許第910667号)や実用新案(実用新案登
録第1266912号)の如き粒体、粉体の自動計量混
合装置上へ多量の付層性微粉を空圧によるニューマチッ
ク(pn@umatlc)輸送することも可能トなり、
近年、プラスチックの大型自動車部品が多量(40〜5
0%)の無機粉体フィラ入シブラスチック原料を使用す
る傾向にあることからも甚だ有意義である・そして前述
の技術的問題は、結果として従来漠然と考えられていた
が、その真因は何なのかを先づ最初に解明することによ
り、本発明目的の解決手段を得る重要な糸口が得られた
粉塵除去用のp布材質は2分される。その1は織目が著
しく荒く、厚み15〜30 [: m ’1等の厚手不
織布で、その2は厚みが高々1〜2〔閣〕で表面がチ密
な炉布でニーrルパンチフエルト、紙、紙状のち密な不
織布などに代表される。前者は気体(以下、空気を例と
して説明する)中の粉塵を炉布厚み中の組織に衝突させ
、厚み内部に吸収させるもので、気流中に低濃度で含ま
れる粉塵を不完全捕集する目的のものであり、チリ払い
は効かず再生便用はできない、後者が本発明に用いられ
る炉布で、孔径は通常被捕集微粉の粒径はど微細ではな
いが、通常、呼称5−20ミクロン程度のものが多い、
このタイプの炉布の微粉捕集は炉布表面で行なわれ、微
粉捕集目的で起用される空気の炉布通過流速は通常1〜
2〔メートル7分〕(1,67〜3.33 (taI/
秒〕)と、前者の炉布タイプの1〜2〔メートル7秒〕
と比べて著しく低い濾過流速、即ち一定空気流量に対し
て著しく大きい炉布面積が、適正使用条件として要求さ
れている。以下、後者の炉布タイプについてのみ言及す
る。
著しく低い濾過流速が要求されるのは、面積が少いと炉
布がち密なため急速に差圧が上昇すると云う理由のみな
らず、むしろ微粉を完全圧捕集することと、チリ払い後
の再生が良好に行なわれることを目的としている。微粉
の濾過は所謂り“−キル過に属する。即ち、炉布の孔径
は微粉の粒径より大きく、濾過の初期には瞬時微粉がわ
づかなから2次側へ漏れ通過するが、直ちに炉布1次側
表面にフィルタケーキ漬が生成し、微粉のフィルタケー
キ自身がテ材となって微粉の完全捕集が開始される。こ
の際、前述の極低速の濾過流速に代え、高速で行なうと
その風圧でフィルタケーキの粒子が炉布孔を通じて2次
側へ流れる所謂フィルタリングのブレークスルー(br
eak throngh)現象が起り、微粉の完全捕集
が達成されない。又、同時に炉布孔へ微粉粒子が強制的
に詰め込まれ、シエイキングや逆洗滌による再生が満足
に達成されなくなる0以上の技術的理由から、上記の様
な低い濾過流速が微粉濾過の推奨速度となっている。
粉体粒径や付着性如何によって取扱いの容易な粉体に対
しては、チリ払い機構が優れる場合には6〔メートル7
分)(10(cm/m/秒位までとり得ている。微粉濾
過の場合の1.67〜3.33〔5I/秒〕の風速は、
天然の風に対して一般に微風と云われているものと比較
にならないオーダの低風速であることに、ここで注目し
たい。そのため、炉布への風圧は殆んどかからず、そっ
と靜かKF布面上に微粉を載せるないしは落下し易い物
は落ちて行く、と云う形態をとっている事に気付<、炉
布に付層したフィルタケーキは、微粉の集合とは云え、
微粉物質の嵩比重と真比重との差だけ空間がある訳であ
シ、上記の程度の軽い圧迫を受けるに過ぎない場合には
、1.67〜3.33〔cIR/秒〕の少い風量は大き
い差圧を生ぜず通過せしめ得る0通常、この種の目的に
使われる送風機は300 [mAq ] a度の加圧し
かできないため、チリ払い時点までに到達する炉布の差
圧は50[wAq ]程度に押えるのが設計意図となっ
ている。
ここで、もう一点注目すべき重要な事項を挙げる。管内
を流体輸送する場合、設備費とランニングコストのバラ
ンスから一般にとられている管内流速は、液体の場合で
1〜3〔メートル7秒〕、液体よυ流動抵抗の低い気体
に対しては常圧に近い場合10〜30〔メートル/秒〕
程度である。
管径が特に細い場合以外は20〜30〔メートル7秒〕
が実用速度であるため、以下、20〔メートル7秒〕と
して説明する。ここで注目すべきは、フィルタ装置のあ
る捕集容器へ空気が供給、且つ排出される管サイズは、
装置の経済性からもスイース的制約からも20〔メート
ル7秒〕の管内流速がとられ、従って次の様な事実が構
成されていることである・ 0)各排出管内の流速は炉布を通過する風速に対して、
2,000/1.67=1200倍から2.000/3
.33=600倍の倍率を有す。
←)換言すれば、炉布の面積は排出管の通路断面積に対
して1,200〜600倍の大きさを有する。
発明者は発明の目的を達成する方向として、設備的に簡
単な圧搾空気を利用したチリ払いの方法(従来技術では
逆洗滌法)を指向し、上述の注目すべき二事実に従い、
何故従来法の逆洗滌が満足に効果を発揮し得ないのかを
解析して行なった。
その過程で、圧搾空気を利用した全く新規なチリ払いの
構想に到達することができた。
実験室でのテストの結果、該構想が従来技術の逆洗滌法
フィルタ装置と全く異る完全なチリ払い機能を付着性微
粉に対して発揮する事実は驚嘆に値したため、直ちに工
業規模での長時間運転試験に移った。その結果、最も難
しかった幾つかの付着性微粉に対し、従来の当業者間の
常識では信じられない程度にて本発明の目的が長期にわ
たシ達成された0本発明の新規構想をブースタ・フルイ
ダイゼイシ、ン・クリーニング・プロセス(Boost
@r Fluidization CC15anln 
Proc@ss−以下BFC法)、その方法によるフィ
ルf装置Bにフィルタ装置と呼ぶことにする。ここで実
施例の説明に先立ち、この思考経路と本発明に最も肝要
な技術思想を従来の逆洗滌法フィルタ装置の図により説
明する。
第1図は従来技術による逆洗滌法のフィルタ装置及び捕
集客器を示す、炉布は多数おるのが通常であるが、第1
図では2本の円筒形の炉布1.2を設け、原理的説明に
とどめた。3は捕集容器、4は3の天井!レート、5は
微粉排出口、6は汚染空気の供給管、7及び8は清浄空
気の排出管、9及び10は吹込ノズルで図示されてない
圧搾空気源に夫々連結されておシ、11.12は自動弁
で圧搾空気を開閉し、13.14.15は濾過空気の流
れる方向を示す矢印である。16は捕集された微粉、1
7は微粉用の排出弁である。
先づフロー状態を説明すると、微粉を含有した空気は供
給管6から継続的に供給され、微粉の大部分が重力分離
により捕集容器3の下部に16として捕集される。此の
分離効果は、供給管6が捕集容器3の円筒側壁に対し接
続方向に設けられておれば格段に高められる。浮遊した
微粉を同伴した空気は排出弁17が閉じられているため
、炉布1及び2を外から内へと通って、微粉の完全除去
された清浄空気として排出管7及び8から排出される。
此の間、微粉は炉布1及び2の外面に付着し、そこで捕
集される。或時間を経過後、炉布1゜2の片方、例えば
1を逆洗滌する。即ち、吹込ノズル9から逆洗滌用の圧
搾空気を瞬時吹込む。此の工程で、炉布1に付層した微
粉は逆洗滌用空気が炉布の2次側から1次側へ逆流する
ことによって吹き落される。此の際、逆洗滌用に余分に
炉布1.2の外側(1次側)へ流れ込んだ空気量は炉布
2を正規の方向で通過して排出管8から出て行く、此の
期間、逆洗滌工程にない側の炉布2への負荷はその分だ
け増えることになる。そのため、前記の如く、一般に&
iF布の数を多数とし、少数の炉布毎に順次逆洗部する
と云う方法をとることによって他の炉布への負荷の上昇
率を下げるのである。
次に定量的に以上の過程をみると共に本発明に最も重要
であった問題点を発見することとする。
まず、以上の過程を濾過工程と逆洗滌工程に分けて考え
る。先ずシ過工程を考察する。継続的に供給される汚染
空気流量を3[M”/分〕(50,000〔d/秒〕)
として設計する。炉布1本当シの処理it!d 25,
000 〔x”/!j’〕トナルカラ、pim速が3.
33(crrL/秒〕の場合の炉布1本の必要表面積は
25,000/3.33=7,500 CclrL”)
(=0.75(M”) )と大きい。それと比較し、排
出管7又は8の適切表通路断面積は20 Cm/!J?
〕(2,000[〜乍] )の流速として、25,00
0/2,000−12.5 [α鵞〕と小さく、中空円
管tら4.0CcrIL〕内径である。炉布の外形寸法
を設計すると、構造の簡単さから円筒が多いが、円筒と
した場合には、20[”/!!]直径X119〔信〕長
さにて所要の7,500 (m” :]が得られる。こ
れはL/D−6と細長いが、捕集客器3の直径の割りに
炉布面積を大きくとる念めKはL/Dを大きくして多数
の炉布を入れる必要があり、炉布直径を大きくしてしま
えば多本数を収容できない。この技術的必然性から炉布
のL/Dが大きい、即ち細長いことが要求される。
次に、問題の逆洗滌工程をみる。逆洗滌では吹込ノズル
9から圧搾空気が極〈短時間、例えば0.2秒、吹込ま
れる。その瞬時量内で吹込ノズル9の上流にある自動弁
11が急速に全開、全閉を達成する必要がある。長時間
圧搾空気を導入することは、炉布1次側の捕集容器内に
供給管6から入る正規の被処理空気以外に多量の空気を
導入することになるから好ましくない。また圧搾空気の
消費量の節減の目的からも可及的少流量で短時間のみ吹
込むことが要請される。吹込ノズル9から噴出せしめる
時の圧搾空気配管の初期流速は、圧搾空気の圧力がノズ
ル上流で2気圧(絶対)以上あれば音速に近い高速に達
せしめることはできる。
その運動エネルギに排出管7内でエジェクタ(Ejse
tor)のような働きをさせることによって余分の空気
を伴わせ、増量して炉布1の2次側から1次側へと抜け
させることはできる。然し乍ら、下に列記する各種の制
約条件から、逆洗部用として利用される所の正規とは逆
方向の総゛空気流量は正規な濾過流量(本例では25,
000 (crIL”/秒〕)と同等ないし多くてもせ
いぜい2−3倍が限度である。その理由は(イ)排出管
7自体、正規な濾過流量に対して設計されている。極端
に大きくできない理由は下記に)で説明する。
(ロ)既に説明した様に、一般に多数の炉布が必要であ
る。逆洗滌時の約9気流量/正規流量の倍率を著しく上
げれば要求される炉布本数が著しく多くなる。例えば逆
洗滌にあてられたIP布に対して正規の10倍を逆導入
すれば、逆洗滌の瞬間に他の炉布を正規の方向へ流れる
濾過流量は、全炉布数が2なら6倍、10なら約20.
2倍となる。
この様に、チリ払い効果を向上せんとして逆洗滌時の約
9気流量/正規流量の倍率を上げるKFiν布の数、即
ち排出管の数を多くせざるを得ない必然性がある。所が
炉布の数、従って排出管の数が増えると下に列記の大き
な不利益が誘発される。
G−e  圧搾空気用の自動弁には瞬時に開閉する特性
が要求される。小型電磁弁であれば満足すべき特性が得
られるが、大口径の弁でその特性を達成せんとすれば、
安価な電磁弁では無理で非常に複雑化、大型化、コスト
高を招<、炉布及び排出管が多く々る上に夫々に設備さ
れなければなら々い圧搾空気用自動弁が此の様になる仁
とは問題である。
に)排出管の数が多いとき、その夫々への圧搾空気配管
は実際上かなり複雑化する。装置全体を極力小型化する
目的で各炉布の間隔は狭くとられるので、上部には充分
なス4−スが無い。此の点からも圧搾空気用の自動弁と
配管サイズ(圧搾空気用及び排出通路配管)の個々にと
り得るスに一スは炉布数の増加と共に広くとれなくなる
上述の通り、逆洗滌の総空気量/正規空気量の倍率を著
しく高くとるととは理論上はできそうだが、現実的には
コスト上、設備サイズ上不可能で気体の管内輸送として
は普通の高い流速を有するが、ここで最大の難点は炉布
面積が排出管70通路断面積の600倍もあ−るため、
逆洗滌時に炉布を逆方向に連通する空気流速は 3.33X2=6.66 [:17秒〕から高々3.3
3X3−101:V秒〕しか無いことである。正規の濾
過時と同様、微風より遥に低い風にしか過ぎず、正規の
濾過時と似通った程度のものであシ、付着性微粉のフィ
ルタケーキを炉布全面にわたって均一に飛ばす様な暴風
効果がないことは誰の目にも自明であることが判る。
従来技術による逆洗滌法は上述の様な性質を有するため
フィルタケーキとして落下し易い成る檀の粉体には充分
効果を発揮することは出来たがある種の付着性の高い微
粉にはチリ払いが困駕であったことが判る。また、少し
でも効果を改善しようとすれば設備が巨大化し、コスト
高を招いた技術的理由も明らかになった。捕集容器3中
に円筒形F布1,2等を懸下することによ多構成される
従来の逆洗滌法用実験機で付着性微粉を濾過してみると
、初期には比較的多くのν布領域からフィルタケーキが
落下するが、濾過、逆洗滌のサイクルを繰返すに従い、
チリ払いが行なわれる沖布面積領緘が急速に狭まって行
き、ついにはどの部分からもフィルタケーキが落下しな
くなシ、運転の継続が不能となる1、この原因を推測す
るに、p商余面積に対して逆洗滌時の風量が非常に僅少
であるため、炉布全面に内圧を及ぼす効果などは殆んど
期待できず、沖布面の中で風が抜は易い所からだけ抜け
、そこでのみフィルタケーキをML、その次の濾過工程
では汚染空気の流れがそこへ集中することが起シ、その
時点から設計上の濾過流速よF)4に高い速度での濾過
がその部分に対して集中し、従ってフィルタケーキが固
化すると共に炉布孔へも詰込みが一部発生し、次回の逆
洗滌工程ではその部分に逆洗滌空気が殆んど流れなくな
シケーキの同化と相まってチリ払い不能になるためと思
われる。つまシ、部分チリ払いしか起らなければ、炉布
全面積に占める有効部分が少くなり、偏流によって設計
時に選定した適正炉布流速が守られなくなるため、フィ
ルタケーキが固化から固化へと悪循環するものと判断さ
れる。毎回のチリ払いに於て、必らず炉布全面積が殆ん
ど一様にチリ払いがなされる保証が非常に重要であるこ
とが判明した。又、成る部分に多少厚めにフィルタケー
キが集中して付着しても、次回の逆洗滌で難なく必らず
飛ばされてしまう様な卓抜した効果を持つ方法が長時間
運転上では不可欠であろうことも強く認識された。
以上の現状分析から、本発明の目的は究極的な狭い目標
に、次の如くしばることができた。即ち、チリ払い時、
その目的で外部から捕集容器内へ導入する総空気流曾を
F布1本の正規の濾過流量と対等ないしは高々2倍程度
に抑え、なおかつチリ払いの瞬間に炉布上の全フィルタ
ケーキを暴風圏となる。
(ここで注意すべきは、微粉濾過は先記の通シ「ケーキ
濾過」であるため、薄いケーキ層即ち微粉膜がその際炉
布1次側に残されたとしても、−向に支障とはならない
)。
「暴風圏」と云う常識的定義の定量的≠論については後
に触れるが、どの程度の風速をもって暴に圏とするかを
、ここで決める必要がある。管内を流動層的に浮遊させ
て固体粒子を空気力で輸送する、所謂ニーーマチ、り輸
送の管内空気流速が強力な参考事実となる。粒径3〜4
〔u〕以下の粒子をニー−マチ、り輸送する時、沈下、
閉塞を起こさない所謂臨界速度としての管内空気流速と
して口径1〜6〔インチ〕程度の円管に対して通常10
〜25メ一トル/秒が採られている。20メ一トル/秒
あれば問題なく、本発明対象物の付着性微粉も水ぬれし
ているなど特殊ケースを除いては此の空気流速で管内付
着の成長現象を発生せず、ニエーマチック輸送を可能な
らしめている。
即ち付着と飛散のバランスで、後者が継続的に勝ってい
る。
いま仮に、従来法を示す第1図において炉布面積に対し
て上記20〔メートル7秒〕の流速を逆洗滌時にとった
とする。F布面積が7,500 Cix” )であるか
ら、風量は7,500x2,000−15xlO(z”
 )となり、排出管(通路i@ 12.5 〔cm寓〕
)内の速度は12,0OOCメートル/秒〕、20〔傭
〕直径の炉布円筒〔軸に垂直な断面積=314(m”〕
)を下向きに流れる速度ですら477〔メートル7秒〕
となシ、気体流速の限界たる音速を遥かに超しているた
め理論的にも全く不可能である事が判る。また、風1的
にも正規の濾過流量に対し15X10’/25.000
−600倍となシ、前記の実際的な技術上の理由からも
不可能である。
上記の課題を正規の濾過流量の1〜2倍にしか過ぎない
空気流量を外部から捕集容器内に導入することで巧みに
解決したのが本発明のRFC法である。成功に導いた着
目点は: a)  炉布は概して細長の形状で、長手方向の端から
みた炉布の周長さは炉布全面積に対して極めて小さい。
b)  炉布孔内を洗滌する必要はない。従ってわざわ
ざ炉布の2次側から1次側へ洗滌目的で吹込む必要は毛
頭なく、1次側の面だけを暴風圏にさらすだけでよい。
は炉布で従来法と同じ円筒形の例である。22は捕集容
器、23は天井プレート、24は供給管、25は排出管
で、26〜33に本発明に係る部分が示されている。即
ち、26が圧搾空気分配管で、27は吹出孔で圧搾空気
分配管26の上面に多数設けられており、28は圧搾9
気供給管で吹出孔27は分配管26を経由して供給管2
8に連通している。29は圧搾空気開閉用の自動弁、3
0が円筒形のガイドプレートで図示にはないが天井プレ
ート23から少数の適宜サポート手段で図示のような位
置に保持されている。矢印31は吹出孔27からの圧搾
空気の噴出方向を示し、矢印32は矢印31で示す圧搾
空気の噴出に伴うエジェクタ(Ej@ctor)効果で
同伴される捕集容器内の循環気流の方向を示し、矢印3
3は31と32の合流し友気流がフィルタケーキを伴っ
て炉布21の上端とがイドプレート30の間隙から捕集
容器22内へ排出される方向を示す。この原理図では簡
略化のため炉布1本のみを示し念。以下の定量的説明で
は炉布寸法、ヂ布1本当シの濾過空気流量は第1図の従
来例の説明の場合と同一値であるとする。
濾過工程は、汚染空気が炉布21とガイドプレート30
の間隙を上下端から入シ、炉布表面に達する所以外、第
1図に説明した所と変らない。
以下、フィルタケーキの除去(以下クリーニングと呼ぶ
)工程を中心に定量的説明を行なう。クリー二ング工程
では自動弁29が0.2〜0.3秒と云った瞬時に全開
、全閉を達成することにより、吹出口27の上流に所定
の圧搾空気流量が好ましくは2気圧[abs、]以上で
かかシ、音速ないしそれに近い速度で矢印31の方向に
噴出する。圧搾空気の流量は濾過流量と同一で、噴出後
の大気圧状態で25,000 (crIL/秒〕とする
。この流量が音速の速度エネルギを持つため、その何倍
の空気を炉布21の下端周辺から空気力学的に吸引して
、炉布21とガイドプレート30との間を上方へ通過せ
しめる。何10倍に増幅されたクリーニング用空気総流
量となるが、増えた空気量は外部から持込まれるのでな
く、炉布21の1次側の捕集容器内の空気自身であるか
ら該当する流量増幅分は系外へ吐き出す必要がない。上
記の増幅作用と、炉布1次側系内循環に第1の特徴があ
る。
以下余白 第2の特徴は更にi要で、上記の増幅りIJ  =ング
用空気総流量を炉布21の表面に実質的に並行に流すた
めこれを炉布21の長手方向に行なうとクリーニング用
空気の通路断面積を著しく小さくすることができ、上記
の増幅された空気総流量があれば所定の20〔メートル
7秒〕の流速は容易に得られる。r布21の外径が20
(cln)のとき、20〔メートル7秒〕を得るための
がイドプレート30の寸法に次表の通シ計算される。
炉布21とがイドプレート30の間隙は、ケース1で1
.8 cm +ケース2で3.4譚と、何れも技術的に
妥当な数値である。濾過工程では25.000〔crR
37秒〕の流量がガイrプレート30の上下両側から入
るから、濾過時の該間隙での流速は、ケース1で1〔メ
ートル7秒〕、ケース2で0.5〔メートル7秒〕とな
シ、これも充分低速で問題とならない。炉布全面積7,
500 Ccm” :lと比較し、クリーニング用空気
の通路断面積が格段に小さいことに注目したい。炉布面
に対して直角でなく、並行にクリーニング空気流を流動
せしめることにより、同一空気に重複して長さ方向の多
面積に効果を及ぼさしめることが出来るのを利用して、
総空気量を少なくすることに成功している。圧搾空気吹
込による正味の流動時間長さを0.2秒とした場合でも
20X0.2=4メートルの長さの空気に炉布表面各点
がさらされることになる。従来法の逆洗滌では炉布と直
角方向に扁々10crn/秒の逆洗滌空気流速しかない
から、0.2秒間では2cmの空気移動に炉布表面各点
がさらされるに過ぎない。
従って、従来法の逆洗滌はフィルタケーキを炉布から遠
ざける作用の点でも甚だしく微力で、瞬時に逆洗滌工程
から濾過工程へ移行させた場合、再、パ 付着の危険度が高い。
次に、今迄仮定して来た数値に就き定量的検討を行なう
。先ず、圧搾空気吹出しによる増幅倍率を試算する。こ
れはエジェクタ入口から出口までの昇圧分の圧力差とエ
ジェクタ効率による。ベルヌーイの定理から外れる分が
後者である。圧力差の値としては、p布/がイドプレー
ト間隙の出入口分として夫々100mAq 、 1.2
 mF炉布のニューマチック輸送分として60■Aqの
総計260 mAqが考えられて最大値であろうからエ
ジェクタ計算上端んど無視できる。圧力エネルギと位置
エネルギを省いて噴出初速を300〔メートル7秒〕、
終速度20〔メートル7秒〕、同伴率Xとすれば、速度
エネルギのみを考え、次式が成立つ。
300” Xm+02Xxyyl=20”X(1+x)
IlflここでXは噴出圧搾空気重量mに同伴される同
伴空気の重量を表わす。m=1とすればXは同伴率を表
わす。上式から: x + 1 = (亜)” = 2250 X=224   となる。
通常、エジェクタ効率は最低でも201程度であるが、
1(lとしても22倍の同伴率が得られることになるの
で、上記説明で用いた20倍の同伴率は無理のない値で
ある。
次に、3.33 (cm/秒) 、 10 〔cm/秒
〕と云った従来の逆洗滴速度に飛散力が無く、10(メ
ートル7秒〕や20〔メートル7秒〕の風速が問題なく
飛散効果の得られる「暴風圏」である、と述べた点につ
き、レイノルズ数(Reynolds Number 
)    ’でチェ、りしたのが下表である。空気粘度
、密度は20℃の値をとった。
3、33 cut/秒      56      3
3610譚/秒     168     1.008
10メート昂/1少     16,800     
  100.80020メ一トルク1少     33
,600      201.70010〜20〔メー
トル/秒ズはレイノルズ数が乱流/層流の境界値230
0をはるかに超しているに対し、従来法の逆洗滌風速は
内径15cW1の円管の時ですら乱流域よりsに下であ
る。従来法では実際にはフィルタケーキ内の微細な毛管
を通過する訳であるから、空気流がフィルタケーキに接
する所でのレイノルズ数は上表の参考値よりも更にはる
かに低くなる。上記試算は少くとも、本発明の方法の風
力がはるかに強力なものであることを示している。
本発明によれば、前記発明の目的は、上記に詳述した原
理に従う特許請求の範囲記載の方法及び装置によシ達成
される。
本発明の原理の応用は、第2図の原理説明で示した円筒
形炉布に限定されるものでなく、また、炉布形状によっ
ては第2図中のがイドグレート30も必要とせず実施で
きる。本発明の代表的な実施の態様を以下実施例によシ
説明する。
第3.第4図、第5.第6図及び第7.第8図に3つの
実施態様を示した。
実施例1 先ず第3.第4図の実施例において、第3図はフィルタ
装置の縦断面図、第4図は第3図A −A’( 水平断面図である。図中41はベースプレート、42は
炉布取付座、43は炉布筒、44はF布支持棒、45は
炉布支持プレート、46はF布綿めリング、47はがイ
ドグレート、48はがイドプレート支持棒、49は排出
口、50はクリーニング空気吹込通路、51は吹込孔、
52は管、53は入口管、54は自動弁、55はゲルト
用孔、56は逆洗温空気吹出口、57は逆洗移用自動弁
、58は排出締切自動弁である。
フィルタ装置は他の容器、即ち捕集容器の側壁か好まし
くは天井プレートの開口部に炉布筒43を捕集容器内側
に向けてベースグレート41を捕集容器の壁に接せしめ
ゲルト用孔55を通したゲルトにより密閉状態に取付け
て用いられる。
入口管53は圧搾空気源(例えば4〜7〔kV−G〕の
圧力)に接続される。排出口49は直接または他の排気
ダクトを経由して大気に開放される。
先ず、濾過工程では微粉を含む空気が、ガイトシレート
47と炉布筒43の長手方向両端の間隙から流入し、炉
布筒43の全面を利用、通過して炉布筒43内へ入シ、
排出口49から清浄空気として排出される。此の間、微
粉はF布筒43の1次側表面にフィルタケーキを形成し
て行く。
クリーニング工程では、濾過工程で全閉していた自動弁
54が瞬時に全開、全開のサイクルを達成する。この際
、自動弁54の上流には4〜7〔ゆ7讐・G〕で圧搾空
気が供給されているから自動弁の弁座を音速で通過し、
従って、弁サイズの割に多流量が供給され、クリーニン
グ空気吹込通路50にも残圧力を及ぼす、更に、クリー
ニング空気は、F布筒外周にわたシ多数分散配位された
吹込孔51から下方へ向は噴出される。この際、通常の
設計手法による吹込孔51の孔数と孔径を選定すること
によって、圧力エネルギをロス少なく音速又は近似の速
度エネルギに転換して噴出せしめることができる。音速
での噴出空気は炉布筒43とがイドプレート47間の間
隙に至るまでにその周辺の捕集客器内の空気を数10倍
同伴し、クリーニング用総空気流となシロ0〜10°程
度の拡がシで炉布筒43とがイドプレート47間の間隙
に流入する。自動弁54が全閉するまで骸りIJ−ユン
グ用総空気流が続き、炉布筒43の1次側に付着したフ
ィルタケーキが飛び散り、炉布筒の反対側端から捕集容
器内に放出される。
本発明のクリーニング機構に加え、クリーニング空気の
噴出期間と実質的に同時に逆洗移用自動弁57を瞬時に
全開全閉し、逆洗移用自動弁57の上流に連結された圧
搾空気源の空気を逆洗温空気吹出口56を通じてF布1
次側に逆洗滌空気を吹込むと云う逆洗作用も併用するこ
とが本発明のクリーニング効果を高める場合もある。排
出締切弁58は、例えば逆洗滌空気の吹込を併用する場
合、その期間排出締切弁58を全閉することによって圧
搾空気流量のみを捕集容器内に正確1強制的に流入せし
め、余分な系外空気の同伴流入を防止できるなど幾つか
の用途があって、本発明の本質的な部分ではないが参考
までに示した。以下の実施例においても、逆洗温空気吹
出口、逆洗移用自動弁57、排出締切自動弁58と本発
明の関係は上記実施例と同様であシ、従ってこれ等の記
述は、以下の実施例では省略する。
第3.第4図の実施例の定量的な面例えば濾過流量、P
有寸法、がイドプレート寸法、クリ一二ング空気の流量
などは全て、原理説明の項、即ち第2図の説明と同一で
ある。
以下余白 実施例2 次に1本発明の方法が最も顕著に卓効を現わし、最もシ
ビアな付着性微粉に対しても常識で考えられなかったコ
ンΔクトな装置寸法で完全捕集、完全クリーニングに工
業規模の長時間運転試験で成功したフィルタ装置の実施
例を第5.第6図によ)説明する0本実施例の特徴は従
来の技術水準では付着性微粉に対し自動ち)払いによる
再生、繰返し使用が不可能であると云う定説になってい
たフィルタユニットの形式、即ちひだ状のフィルタユニ
ット(自動車の燃焼用空気フィルタとして使用されてい
るタイプのもの)が最もシビアな付着性微粉に対し、問
題なく使用可能になった所にある。
第5.第6図において、61はペースプレート、52は
排出口、63は7ランジで排出口62の筒と一体になっ
ておシ、64はひだ状フィルタユニットで、両サイドの
ホイール65、ホイール66と、ひだ状に折九たまれ円
周でつながる炉布67、及び多孔のサーートプレート6
8から成立つ、69はす、ト付きすi−)、rtoはメ
クラフランジ、qlはがルトでメクラフランジqOをす
、トつきサポート69側へ締めつけ、ひだ状フィルタユ
ニ、)64をフランジ$3に引きよせ固定する′役割を
果す、?2は吹込口% 73はクリーニング空気吹込通
路、94は管、v5は自動弁、q6は入口管、ff7は
一ルト用孔、rI8はクリーニング総空気流の最外縁の
流線を示している。dはひだ状炉布の内径、Dが外径、
■が高さである・本実施例においても、1フイルタ装置
当〕の処理流量を実施例1と同じ1.5 (1!l 5
/分)(25,000(5Im/秒〕)にとシ、対比を
容易にする。
本実施例は機能・動作に関しては実施例1と殆んど等し
いが、次に列記の内容において実施例1と異る。
0)ひだ状フィルタユニットの採用によシ、同一炉布面
積を得るための炉布部外形寸法が著しく小型化される。
←)炉布部の小型化に伴い、クリー二ンダ総空気入口部
から排出部までのF布長さが短かく、従ってクリーニン
グ総空気流線方向と並行に炉布部外周に置くガイドグレ
ートが無くても実施できる。
G−1クリーニング総空気を炉布面に実質的に並行に所
定の方向にF布長にわた)流すことを強制するための隘
路は、隣接する炉布ひだの炉布面(1次側)同志によ〕
構成される。
以下本実施例の説明では、フィルタユニット形状から来
る実施例1との相違点に重点を訃く。
必要r布藺積に7,500(cm”:lであシ、それを
巾15 [511)X長さ500(am)の長方形の炉
布で得る。
此の炉布の長手両端を接着し、環にしたものを長辺に直
角に折中5a+、折数60でひだ折夛して構成されたも
のが、第6図のひだ状フィルタユニット64の中の炉布
67である。ホイール65及びG6は一般的なひだ状フ
ィルタユニットで紘中央に円孔のある円板でTon、炉
布の2つの長辺はとこに接着されてシ夛、よって炉布1
次側と2次側は完全遮断され、通路が炉布のみを介して
構成されることになる。結果的に、第5図で内41 d
 −9,5傷、外径D−19,5611、高さH−IS
agの寸法を得る。実施例1でのF布筒寸法、直径20
a*、高さ119cl11と比べ、著しく小型化される
ことは判る。但し、この事は従来から常識化しておシ、
それにも拘らずこの様な優れた点を有するひだ状フィル
タユニットが完配の如く付着性微粉対象のフィルタ装置
に利用し得なかつたのは、本発明者が実験により見出し
た極〈短時間で完結してしまう所の次のような欠陥現象
が障害になってい友ものと考えられる。
ひだ状フィルタ二ニットを炉布とし、ち夛払い機構が本
発明の方法に代えて従来の逆洗滌方法である以外は第5
.第6図と同じフィルタ装置にて付着性微粉の捕集、ち
り払いを最初に実験した。
−過工程を30秒、逆洗滌工程を0.3秒とするサイク
ルの繰返しを行なっ九。逆洗節用に導入する圧搾空気流
量を正規濾過流量の4倍、即ち100.000(137
秒〕(大気圧や状態で)とじ九。
□ これは実用上許し得る最大限の流量と考えられる。
濾過工程では、狭く隣接するひだ間隙には、お互いに迫
る各炉布1次側 層が先ず正常に形成される。ひだ間隙は奥部、すなわち
内周部(第5図のdの位置)では特に狭く、そこではフ
ィルタケーキ層の表面同志が近接している。クリーニン
グ工程を行ない観察すると、既述の如く逆洗滌空気力が
極めて弱いため極く限られた一部の面積のフィルタケー
キだけが剥がれ落ちることは筒形炉布の場合と同様であ
るが、ひだ状フィルタユニットの特徴として、逆洗滌空
気突入によシ各ひだの2次側がふくらむことによって1
次側の間隙が狭められ、瞬時の後、逆洗滌空気の閉止に
よシ、再びほぼ元の間隙に戻る。上記の濾過とクリーニ
ングのサイクルを繰返すうちに狭い内周部でフィルタケ
ーキ剥離が特に起シ難い内周部分において向い合ったフ
ィルタケーキの表面同志′が圧縮され、固化し、一体化
するのが認められる0次の濾過工程で圧縮・固化された
フィルタケーキと炉布の間に更に微粉が追加され同様な
圧縮を逆洗滌で受けついには内周部に固型化した微粉が
詰込まれ、その部分の炉布は元の状態から変シ2次側へ
押された形となる。其の後、その部分は勿論濾過に全く
役立たない部分となる。同様の現象が濾過とクリーニン
グのサイクル経過と共に内周部から外周部へと及んで行
き、初期に拡部分的な剥離効果を有した逆洗滌もついに
は全々効来が無くなシ、炉布の差圧の著しい上昇と濾過
空気流量の急速な低下が起り、ついに運転不能に至る。
此の現象は微粉の種類によっては例えば30分間と云っ
た極めて短時間で終結する。驚くべきことは、此の段階
では炉布の外周部(第5図のDの位置)までフィルタケ
ーキが完全に固められており、棒で突いてやっと部分部
分が落せる程度の状態になっていることである。つまシ
逆洗滌用空気けちシ払いには微力だがひだを1次側で狭
める方向での圧力としては充分作用するため上記現象が
起ってしまう。初期のフィルタケーキ剥離効果も風力に
よるものではなく、むしろひだの変形による剥離であろ
うと観察から推定される.上述の実験で観察する限9、
かなシの技術改良の努力を払ってもひだ状フィルタユニ
ットをシビアな付着性微粉の繰返し捕集に利用すること
は到底無理な感がある。
これに対し、同一のひだ状フィルタユニットを第5,第
6図の通シ本発明の方法でクリーニングを行なえば、従
来の常識では想像できなかったフィルタケーキの除去が
炉布全面にわたシ恒久的に行なわれることは全く驚嘆に
値する。炉布面には極〈薄い微粉層を残すのみで、−目
して不安のない清浄枦布面の再生がクリーニングの度毎
に常に得られている・ 以下余白 本実施例のクリーニング工程を説明すれば、入口管q6
には常に4〜7〔嬌4トG〕の圧搾空気が供給されてお
シ、自動弁rr5、管り4、吹込通路ワ3を経由して、
吹込口FI2から音速に近い高速で噴出する・本実施例
ではり17 .7グ空気量は正常−過の流量と同じ1.
5 (NM”/分〕となる様、通路抵抗値と吹込口W2
の総有効開口面積を選んである。クリーニング空気流は
その数10倍の炉布2次側の空気を同伴し、即ちクリー
ニング総空気流となって流線q8で示される拡がシを示
して、ホイール65に到達し、その菊花状の間隙を通過
して炉布ひだの間隙を炉布に実質的に並行に高速で通過
し、反対側のホイール65の菊花状間隙から放出される
。第5図のDを外周とし、dを内周とするドーナツ形の
面積は228(a+りであシ、その半分の114 (a
ll”)が炉布ひだ間隙のクリーニング総空気用通路断
面積である。これは炉布面積7,500 〔m” )の
1768 K当る。クリーニング総空気量が13.7 
(NM3/分〕、即ち同伴率9.1倍であれば既に20
(m/秒〕のクリーニング流速が得られる。
実施例2では吹込口v2がフィルタユニットの中心方向
に傾けられておシ、ひだ内周部への充分な吹込みを行な
うと共に、フィルタユニ、トよシ外側へ無益に放出され
ることがないよう設計されている。実施例2の装置はミ
リミクロン・オーダのカーがンブラックなど、幾つかの
付着性微粉での長期間連続試運転で革期的な性能を示し
た。
実施例1同様に本実施例でも本発明の方法に逆洗滌を併
用し、時として相乗効果を得ることができる。
実施例3 第7、第8図は実施例3を示すが先行実施例と原理、作
用を同じくするため、主要点の配達にとどめる。
第7、第8図において雷1はペースプレート、$2はが
ルF孔、−3は入口管、14は自動弁、f5は管、$1
6Fiクリーニング空気吹込通路、すは吹込口、18は
炉布取付座、マ9は排気孔、Q。
は排出口、Fjlは炉布支持棒、92は炉布、83はノ
臂ツキング、Lはフィルタ装置1個の設置中を示す・ フィルタ装置はベースグレート蓼1によシ捕集容器壁に
設置される。その際、捕集客器壁は4角形に開口し、そ
の開口寸法は一辺を?ルト孔−2間の距離よりやや狭く
してぎルトがかけられる様にし、他の一辺はLXフィル
タ装置数とする。
炉布I2は四角形の炉布2枚を重ね、三辺を縫い合わせ
九偏平な袋として形成し、開放側をF布取付座t8の外
周にかぶせ、それと密閉を保つように接合する。残シ三
辺は丸棒を曲げて構成され7’jP布支持棒a1に緊張
してかぶせ、第7、第8図O炉布形状を形成する・F布
取付座tIgは中央部に排気孔19を有し、かくして炉
布袋の内側は2次側として排出口goに連通している。
フィルタ装置をLの間隔で隣接、配置するため、各フィ
ルタ装置の偏平な炉布面が近接、並行を保ち、隣接する
炉布偏平面間に狭い断面積のクリーニング総空気用通路
が形成される。吹込口マ′7から噴出し、周辺空気を同
伴したりy−=ンダ用空気はその間を急速度で反対方向
へ通〕抜け、炉布1次側のクリーニングを達成する。フ
ィルタ装置の列の端OF炉布面対しては向い合う炉布面
が無いから、炉布に代え、炉布形状と同形のガイドグレ
ートを設置するか、又は端の炉布を非有効部分と見做せ
ばよい。
吹込口17側と、その反対側間のP布長が著しく長い場
合にはP布t120四角辺のペースグレー)11の反対
側に、各炉布外縁部を結んで形成される面としてのガイ
ドグレートを設ければ更にクリーニング周線空気流の効
果を向上せしめることかで・きる。
次に本発明の構成要件につき述べる。
本発明で云うフィルタ装置とは、少くとも炉布及びその
1次側を本発明の方法に従うクリーニング装置を有する
一過のユニットを指し、該フィルタ装置の同樵又は異種
のものを複数個含むものをも当然指す。
先づ本発明の利用目的及び利用条件につき述べる。
禾発明の方法及び装置の用途は、微粉を含む気体流の完
全濾過と1次側に付着した微粉の自動的払い落しによる
フィルタ装置の継続的使用であシ、即ち、かくして微粉
の回収及び/又は清浄気体′を得ることにある。具体的
には、取扱い気体は微粉を非常に高い濃度で含む場合も
あシ、元々低濃度でしか含まない気体であるか又はサイ
クロンセ/fレータ等別のラフな分離手段を経由して来
九気体である場合もある。微粉の一過を目的とするが、
尚然粗粒子を含んでいてもよい、フィルタ装置が設置さ
れる容器、即ち捕集客器の一過時の内圧は、実質的に大
気圧、大気圧よシ高圧、大気圧よ)低圧の何れの場合も
ある。微粉を気流中に高濃度で浮遊せしめて送る気力輸
送の場合、発送点が大気圧よシ高く捕集容器が常圧の場
合には所謂圧送に属し、逆に発送点が常圧で捕集容器が
大気圧より低い場合、所謂吸引輸送に属する0本発明は
上記側れの場合にも使用可能である。
各用途において、クリー二ンダ工程で外部から捕集容器
内のF布2次側に導入されるクリーニング気体の量を粉
体に汚染されない気体として捕集客器系外に出すことは
公知の各種技術によシ問題な4く達成し得る。例えば−
過の連続運転中にクリーニング工程を挿入したい場合に
は前記公知の技術の逆洗滌法の項で説明した通シ、一つ
の捕集容器に対して複数のフィルタ装置を設け、クリー
ニング用気体流を一過工程中の他のフィルタ装置を経由
して排出−しめることができる。この場合でも、本発明
ではクリーニング用気体総流量に対して外部から1次側
へ導入を要するクリーニング用、気体流量は著しく少い
から、従来法に比し、系外への排出に関する取扱いはは
るかに容易である。
フィルタ装置が1個の場合にもクリーニング気体の量を
系外に出すこともできる。例えば本発明者の先行特許出
願(特願昭54−119829号)に記載の方法がある
次に本発明の構成要件につき述べる。
本発明で云う「P布」Kついては既述したが、布、紙、
不繊布、金網等が代表的で、要は1次側中間に接する表
面でその微細な多孔性を利用して微粉を捕集するタイグ
の炉材であればよ<、F材の1次側面以降2次側までの
内部構造は、1次側の微細孔に対してそれと実質的に同
等ないし以上の開口径で2次側へ通路があるP材なら何
でもよい。
クリーニング用空気の吹込速度につき述べる。
音速又は近似の高速で空気を噴出すれば、その速度から
所望の暴風圏の速度まで下る際のエジェクタ効果で風量
を増すことができる。音速で噴出させる為には、クリー
二/グ用空気の絶対圧力が吹込口を境にして2:1以上
である必要がある・即ちクリーニング用空気源として圧
搾空気を起用する必要がある。圧搾空気は吹出日照の通
路全体を小型化してくれ、その上更にエジェクタ効果に
よるクリーニング空気の増幅効果があるため益々クリー
ニング空気通路を小型化に寄与する上で好ましい、工場
内の圧搾空気は通常4〜7 kli/as” G )で
あるが、これは適切なりリーニング用空気源である。但
し、エジェクタ効果によるクリーニング用空気の増量は
本発明では必らずしも必須ではなく、外部よシ捕集容器
内へ導入する空気量がはるかに多くなることと、吹込口
までのクリーニング空気通路が大型化することの弊害を
許せば本来の増幅分を含んだ大流量の空気を暴風圏の速
度そのもので噴出してもよく、此の場合には数10〔■
Aq1から数百〔■ムq〕の空気圧力しか吹込口上流に
要さない・ クリーニング用空気の噴出は高速を理想とするため、吹
込口の開口面積は概して小さい、小開口面積をもりてF
布1次側表面の各点をカウンターするためKは、例えば
細いスリ、トの1から成る吹込口や、複数の丸孔等を用
いればよい。
「暴風圏の速度」の定義については既に成る程度触れた
。微粉の付着性、クリーニング総空気用の通路形状など
の条件によシ必要流速は異シ、−概には云えないが、要
は概念的に粉粒体のニューマチック輸送に必要な空気流
速を云う0通常10〜20〔メーFル/秒〕以上の流速
があれば充分である。l!は二、−マチック輸送の公知
技術知識を参照し、テストを行なうことによシ設計条件
として容易に定めることができる。
炉布1次側の面の方向につき述べる。1次側・の面を(
へ)垂直、(→水平で下向き、eつ水平で上向き、に)
斜め下向き、に)斜め上向きの各ケースに分けることが
できる。ニューマチック輸送の知識から云えるのは(ハ
)が最も困難で、従りて最大の空気流速が飛散目的で要
求される。(イ)は、九とえ下から上の方向の気流方向
の場合でも易しく、(ハ)の17’3程度の流速しか要
さない、上述の如く、難易度の差はあれ、炉布1次側の
面はあらゆる方向をと〕得る・即ち、種々の実施態様の
フィルタ装置に$Pいてその設置方向は、クリーニング
周線空気流速さえ適切であれば自由である。!!は、ク
リーニグ用空気が炉布の各端末点を離れたあとそれに同
伴されたフィルタケーキを捕集容器の底方向に沈降して
行く向きにクリーニング周線空気の経路を選んで吹込口
の位置と吹出方向を炉布表面に対して決定すればよい。
クリーニング用空気の噴出時間は、極めて短くてもその
効果は充分で通常0.2〜0.3秒でよい。
長い方の制約は無いが、クリーニング用空気量が増える
ことは、圧搾空気量の経済性からも、捕集容器外へ導く
取扱いがよシ面倒に々る点からも利益がない。
クリーニング周線空気用の狭い通路は炉布と炉布、又は
炉布と他の障害物(例えばガイドグレート)で構成する
ことができる。炉布の構造により、ガイドプレートは必
須条件ではないが、時として非常に有効である・ 炉布1次側 用の気体通路は、気体を炉布1次側 流すのが目的で1、従って炉布に垂直に通過させるのが
目的ではない.上記の事実から、クリーニング用の気体
通路は炉布の1次側表面に実質的に並行である、と定義
づけた。
実施例1では筒状の炉布として筒の軸に垂直な断面が円
の場合を示したが、筒状の炉布としては円に限定される
ものではなく、例えば6角形などでもよい。
実施例2に示したひだ状フィルタユニットは、必らずし
も円形でなくとも構成し得る。要はひだの両面を、片側
を1次側、残りを2次側とし1両者間を炉布を介する以
外の部分を密閉し、2次側に2次側の通路を設ければよ
い。
実施例2ではひだ状フィルタユニ、)のホイールが菊花
状に切欠い九例を示したが、理想的では無いが切欠きが
無くとも本発明は実施できる.即ち、実施例2のクリ゛
ー二ング空気吹込口の位置と方向を守れば、吹込口と反
対側のホイールを切欠き無しとしても、クリーニング周
線空気流は最後の所で横へ曲って放出され、はぼ目的を
達することができる・i九、吹込口側のホイールに切欠
きが無い場合、クリーニング用空気をひだ状フィルタエ
=2)の円筒の軸に並行に噴出せしめる代シに、一方の
ホイールの側の各外周から、ひだの内周方向に向かい且
つ反対側のホイールに向りた角度で噴出せしめることに
よって近い効果は得られる.要するに、その様にして形
成された通路断面積4F布面積と比べれば格段に小さい
ので目的が達せられるのである・ 以上、空気を例として説明して来たが、本発明はあらゆ
る気体に対して用いることができる・本発FIAKよシ
次の様な効果が得られた.卓抜したクリーニング効果に
より、炉布の有効面積が絶えずほぼ100/4−セント
を示しておシ、設計通シの炉布面積にて恒久的に同一性
能が付着性微粉に対しても維持される.従来技術のフィ
ルタ装置中、最も性能が優れると云われているものにお
いても設計通)の炉布面積では問題が発生していた。
そのため、炉布面積に何倍もの安全率を含めて、付着性
微粉に対地していた6本発明の方法によれば有効面積が
著しく高く保持されるのに加え、実施例2で見られるひ
だ状フィルタユニットの利用が可能になシ、更に著しい
小型化が達成された。
同一微粉に対し、実施例2の本発明装置は、従来の逆洗
滌法の最優秀品に安全率を含めたフィルタ装置に対し1
0〜数10分の1の外形寸法で、コスト的にも著しい差
がある。
然し、更に大きい効果は、上記の様な安全率を炉布面積
に含めてすら自動ちシ払いが長時間有効でなかったり、
微粉の2次側への洩れが起ってシシ、付着性微粉のフィ
ルタ装置で完全なものは市場に無い、と肯定されていた
分野において完全な一過手段が具現化したことである0
本発明の方法に基〈極めて小さい装置によって、ミリミ
クロンのオー〆のカーがンブラックが洩れの検出なく、
毎回の完全なりリーニング効果を伴りてf過される現象
線驚くべき事実である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の逆洗滌法を用いたフィルタ装置と捕集容
器とを示す略示断面図、第2図は本発明の詳細な説明す
るための断面図、第3図、第4図は本発明の実施例に係
るフィルタ装置の縦断面図および水平断面図、第5図、
第6図は本発明の他の実施例に係るフィルタ装置の縦断
面図および水平断面図、第7図、第8図は同じく本発明
の更に他の実施例に係る縦断面図とA −A’線に沿う
矢視図・ 21・−F布、22・・・捕集容器、23−・天井プレ
ート、24・・・供給管、25・・・排出管、26−・
・圧搾空気分配管、27・・・吹出孔、28””圧搾空
気供給管、29・・・自動弁、30・・・ガイドグレー
ト。 特許出願人 カラートロニ、り株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木   朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理土中山恭介 弁理出出 口 昭 之 第1図 第2図 第3図  ゛・、7・“−58 第5図 1O6− 第60

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、  炉布の1次側表面に実質的に並行で、炉布1次
    側表面を通路壁として有する気体通路をF布1次側空間
    に形成し、該気体通路の片側端からクリーニング用気体
    を吹込み、それを該気体通路の他方端からF布1次側空
    間に放出せしめることをもって炉布1次側表面のフィル
    タケーキをクリーニングすることを特徴とする微粉含有
    気体の濾過方法。 2、特許請求の範囲第1項に記載の濾過方法において、
    該気体通路を炉布1次側 物にて形成することを特徴とする微粉含有気体の濾過方
    法。 3、特許請求の範囲第1項または第2項に記載の濾過方
    法において、クリ=ング用気体として圧搾気体を用いる
    ことKよシ該気体通路の片側端上流で高速のクリーニン
    グ用気体流を形成し戸布1次側空間に介在する気体を該
    高速気体流のエソエクタ効果で同伴せしめ、増幅された
    流量のクリーニング用総気体流として該気体通路の片側
    端へ吹込むことを特徴とする微粉含有気体の濾過舎方法
    。 4、筒状に炉布を形成し、該炉布筒の1次側空間外周に
    間隙を介してガイrグレートを形成する外挿筒を設け、
    前記炉布筒の一鴻には、前記外挿筒と前記p布筒間の間
    隙に向けた1ないし複数個の吹込口を有するクリーニン
    グ用気体供給通路を設け、該クリーニング用気体供給通
    路はクリーニング用気体源に接続されることを特徴とす
    る微粉含有気体の炉通用フィルタ装置。 5、ひだ状に炉布を形成し、お互いに隣接する炉布の間
    隙をクリーング用気体通路として用い、炉布1次側空間
    に、該気体通路に向けて開口した工ないし複数個の吹込
    口を有するクリーニング用気体供給通路を設け、該クリ
    ーニング用気体供給通路はクリーニング用気体源に接続
    されるためのものであることを特徴゛とする微粉含有気
    体の炉通用フィルタ装置。 6、実質的に偏平な2面を有し、少なくともその偏平面
    の一方をp布により形成したF布ユニットを複数個隣り
    合わせに、かつお互いの偏平面がある間隙をもって実質
    的に並行になる様配位することによりクリーニング用の
    気体通路を形成し、各該気体通路の片側端には該気体通
    路に向けて開口した1ないし複数個の吹込口を有するり
    IJ −ユング用気体供給通路を設け、該クリ−、ユン
    グ用気体供給通路はクリーニング用気体源に接続される
    ためのものであることを特徴とする微粉含有気体のシ通
    用フィルタ装置。
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