JPS5875550A - 哺乳びん - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は哺乳びんに関するものである。

普通の哺乳びんが赤ちゃんを多少顕著な程度まで腹痛に
か＼らせるもとになっていることは周知の問題でらシ、
したがって眼孔中しばしば赤ちゃんにげっぷをさせるよ
うに少くとも注意が払われるべきである。その理由は、
比較的に高い真□空がびん内に生成されるまで眼孔を継
続する傾向があシ、それによシ、びんの乳首の外部から
正しくない空気を吸うのを避けることができない。母乳
で育てられた赤ちゃんは、眼孔が増大する反真空を少し
も生成せず、且つ通常、赤ちゃんの口の中の１１１ 所要の自然の眼孔真空は正しからざる空気をかカリ取入
れさせないので、余シ腹痛にか＼らない。

おもに、必要なすべては適度な真空が内部に蓄積された
場合は常に、いかなる時期にも前記の正しからざる空気
を取入れさせるような高い真空を生成することなく赤ち
ゃんがびんを空にできるように、空気をびん内に導入さ
せるよう調節される空気取入れ弁を配列することである
。それに対応して、このように簡単な真空制御機能に関
する幾つかの提案が既になされているが実際には、これ
等の提案は、このような装置がほとんど基礎的に必要と
されて□いるにもか＼わらず、実際的に知られていない
ので、明らかに不適当であると判明している。既知の提
案は２つの群、すなわち、手で作動される空気入口弁を
用いたものと、自動弁を用いたものとに分けられる。上
記第１の群は、びん内の真空を低いレベルに着実に保持
するのを可能にするためしばしば赤ちゃんの口から乳首
を引出すことで眼孔を中断させるのに必要とされる注意
と同程度の注意を必要とするので一般的にはつまらぬも
のでする。主に関心のあるものは自動弁であることはも
ちろんであシ、且つまたたとえ自動式の空気取入れ弁が
一般的に各種の技術の分野から多くの種類で知られてい
るとしても、この種の弁がいまだに実際的用途を発見し
ていないことは特筆に値する。

だが、哺乳びんに関する限り、空気取入れ弁の詳細部が
廉価で、簡単で、がんじょうで且つ絶対的に未熟練者に
よる全体的掃除および再組立てのため分離されるのに十
分に適当にされ、それと同時にこの弁システムはミルク
の漏洩を完全に防止し、しかもきわめて敏感で、哺乳び
ん内の適度の真空の蓄積にかなシ高度の精度で反応する
ことが主な必要条件であろう。

取入れ弁の設計の基本的可能性はびんの開口を設けられ
た剛固な壁部分に当て＼、たとえば、別個な底部閉鎖キ
ャップの内側に当て＼配置されるイムのシート材料から
成る弁部材を使用することである。（オランダ特許第１
４３，４８４号およびフランス特許第１，０５　Ｂ、６
１０号の各明細書参照）。

ミルクの流出に対しこの弁を漏れないように閉鎖するた
め、前記イムシートは壁に当て＼緊張されるように伸張
されねばならないであろう。また望まれるとおシ、上記
イムシートががんじょうで且つかなシ厚い要素である場
合、上記緊張されたシートが真空レスポンスに関し所要
の精度で空気の取入れのため開放する程精密な公差を提
供することはきわめて困難であろう。

特に本発明は特許請求の範囲第１項の前文に記載されて
いるような前記型式の弁を有する哺乳びんに関し、且つ
真空に正確に応答するとともにがんじょうな設計の上記
のびんを提供することが本発明の目的である。

本発明にしたがった哺乳びんは請求の範囲第１項の特徴
の部分で述べられている特色を有していることを特徴と
している。かくして、凸形壁部分上を覆って伸張せしめ
られる弾力性の弁シート部材がなお用いられているが空
気取入れ孔の周シのこの部分の補助区域が余シ凸形では
ないすなわちよシ平坦である；これによって前記剛固な
壁表面に押し当る前記の伸張されたシート部材の圧力は
前記空気取入れ孔の周シの重大な区域においては自動的
に軽減されるであろう。また実際において、このように
して、シート部材が掃除の目的での繰返される分解およ
び再装架に適当するような粗悪な要素である場合でも、
著しく敏感で且つ正確な真空応答が得られる。

先行技術の提案によれば、前記底部キャップ部材をびん
に密封するのに必要とされるのに応じて、すなわち前記
密封リングを構成している外縁部分ヲ有するシート円板
部材を使用することで、弁シート部材を前記密封リング
と組合わせることは自然であった。だが本発明に関連し
た実験にょシ、少くともねじキャップが用いられた場合
、とのねじキャップの装架の終シにおけるね己込み摩擦
によシ、このシート部材内にねじれ応力が生成され、キ
れによシ前記シート部材の開放の精度が危うくされる。

したがって、別個な底部ねじキャップと関連して用いら
れ九場合のこのシート部材は、前記密封リングと一体を
なしていない別個な部材であり、それによシ、このキャ
ップとびんの底部の孔端縁との間で強く圧せられる以外
の適当な方法で底部キャップに固着可能であることはも
ちろんである。

別個なキャップ部材上に弁シート部材を配列する好まし
い方法はこの弁シート部材でキャップ部材のカツゾ形の
内側部分の外側を取シ囲むことである、すなわち、前記
キャップ部材の、わずかに幅の広い剛固なシリンダ部分
上に装架された円筒状の弁シート部材または弁チュービ
ングを用いることである。

以下において、本発明を添付図面に関してきわめて詳細
に説明する。

第１図および第２図に図示されているようにこの哺乳び
んは符号２で指命され且つその°最上部には全〈従来ど
おシに乳首４を備えている。この乳首はねじ部材６にょ
夛びんの頚部に解放自在に固定されている。

このびん部材は底部ねじキャップ８にょシ被覆されてい
る底部開口を有している。このキャップは倒立カップ形
の中心部分１ｏを有し、この倒立カップ形中心部分は前
記びん内へ突出され且つゴム製のスリープ１２にょシ取
り囲まれている１、半径方向の孔１４がカップ形部分１
０の円筒状の壁の部分１６に設けられている。

第２図および第６図に図示されているとおシ、孔１４を
設けられている壁部分１６は、カップ形部分１０の、そ
の他の円形でしたがって全体的にもつと凸形の外側部分
よりも余シ、凸形ではない壁部分または小面である。。

ゴム製のスリープまたは弁チューげング１２とは一体を
なしていない密封リング１８が底部キャップ８とびんの
下方の開口の端縁との間に所要の密封を提供している６
゜ このびんが本文に述べられているとおシ底部を閉じられ
ると、このびんはその頂端部を通して従来どおシ十分に
詰込まれることができる。しかる後にはこのびんは初め
に任意の既知の哺乳びんのごとくに上下を倒立した位置
にて用いられるが赤ちゃんが適度の真空を生せしめた場
合、周シの空気圧力が孔１４を通して作用してゴム製の
スｙ−デ１２を小面１６またはその一部との保合から持
上げ、かくして空気がこのびん内への道を見付けて進入
してそれ以上の真空がびん内に蓄積されるのを防止する
。できれば、カップ形部分１ｏがわずかに円錐状をなし
、かくしてスリープ１２が非円錐形である場合は空気が
カップ形部分１ｏまたはどちらかといえば小面１６の内
方端部付近からこのびんに進入する傾向を有するように
されることが好ましい。したがって、赤ちゃんは乳首４
を通して空気をこのびんに導入するため中間において眼
孔を停止する必要なくまたこのびん内のあるいはむしろ
赤ちゃんの口部内の臨界値を越えた真空に起因した不正
の空気を余シ取入れることなく、眼孔し続けることがで
きる。たとえこのびんがいっばいであっても、赤ちゃん
は気楽に完全に連続的に吸ってとの哺乳びんを空にする
ことができる。

ゴム製スリープ１２が、カップ形部分の周シに伸張され
た場合に、びん内の適切な最大の真空に応じた所要の直
径と弾力性とを有する「正式に認可された」部材である
ことに注意が払われるべきであることはもちろんである
。他方において、上記スリープの性質の適度の変化が、
＃丘とんど平坦な小面１６の存在に起因して対応した程
度まで前記弁の開放圧力に影響を与えないので、♂ム製
スリーブの生産が特に精密な公差を必要としないことが
実際上判明している。

底部閉鎖体と弁システムの全体がごく少数の且つ精密な
らざる要素から作くられて、きわめて未熟練の者にも所
要の掃除のため容易に分解でき且つ容易に再組立てをす
ることができることが理解されるであろう。

以上で述べたとおシ、底部キャップ８のねじ込みの終り
におけるリング１８の摩擦係合がキャップ８のしめ付け
の程度に応じてその真空応答をよシネ精確にする応力を
スリーブ内に生成する傾向を有することが出来るので、
スリーブ１２が密封リング１８と一体をなさないことは
有利である。

他方において、この弁の真空応答は、カップ部材１０上
へのスリーブ１２の装架が単なる軸線方向の挿入による
にせよ、あるいはたとえ小面１６の直ぐ外側に位置決め
されている有効なフィンガーチップで運動が容易に行わ
れるとしても同時的ねじ込み運動によるにせよ、実際上
は同じであることが研究されている。

本発明は添付図面に図示されている実施例に制限されな
い。したがって、スリーブ１２を密封用リング１８と組
み合わせることは不可能でないことはもちろんである。

前記弁は必ずしもびんの最底部に位置決めされる必要は
ない。それは、使用中びん内のミルクのレベルよシ下方
におる区域に位置決めされた場合でもこの弁が作動でき
るからである。

小面に起因して、この安定化され且つ敏感な弁の働きは
たとえば先行技術にしたがった弁円板と関連しても、す
なわち、関連した弁孔を設けられている補助区域に余シ
ドーム形ならざる小面部分を有しているドーム形状の支
持体上を覆って弾力性の円板が伸張されている場合でも
、達成可能である。　　　　、

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にしたがった哺乳びんの各部を順次配列
して示した斜視図、第２図は第１図の哺乳びんの断面図
、第３図は第１図のびんの底部キャップ部材の中心のカ
ップ形部分の横断面図である。 ２・・・・・・・・・哺乳びん、４・・・・・・・・・
乳首、６・・・・・・・・・ねじ部材、８・・・・・・
・・・底部ねじキャップ、１０・・・・・・・・・倒立
カップ形部分、１２・・・・・・・・・イム製スリーブ
、１４・・・・・・・・・半径方向の孔、１６・・・・
・・・・・壁部分、１８・・・・・・・・・密封リング
。 代理人　浅　村　　　皓 外４名 ＦＩＧ、　２ ＦＩＧ、３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）眼孔出口ととの眼孔出口から離隔されて位置決め
   された空気取入れ弁とを有する哺乳びんで、上−己空気
   取入れ弁が内部に生じた予定の真空に応答して開放して
   びん内へ空気を導入するよう作動することのできる逆止
   弁を構成するように、開口を設けられているびんの剛固
   な壁部分と協同する内部の弾力性弁シート部材を含んで
   成る型式の哺乳びんにおいて、前記弾力性のシート部材
   が補助区域に空気入口孔を設けられた前記剛固な壁部分
   の凸形表面を越えて全体的に伸張されるように装架され
   あるいは装架可能であり、上記補助区域のシート係合表
   面は、隣接したあるいは取シ囲んだ前記剛固な壁部分の
   表面部分よシも凸形の程度を小さくされていることを特
   徴とする哺乳びん。 （２、特許請求の範囲第１項記載の哺乳びんにおいて、
   前記の剛固°な壁部分が正円筒形のあるいはわずかに円
   錐形をなした円筒形の部分にょ多構成され、上記円筒形
   の部分が、空気取入れ孔を設けられている、縮小された
   横断面湾曲の部分的円筒状の面を有し、前記弾力性のシ
   ート部材が円筒形状を有し且つ伸張された態様で前記円
   筒形部分を取囲んで成る哺乳びん。 （３）特許請求の範囲第１項または第２項のいずれかの
   １つの項に記載されている哺乳びんにおいて、前記の剛
   固な壁部分がねじキャップ部材の一部を形成し、上記ね
   じキャップ部材がびん上へ密封的にねじ込められ、密封
   部材にょシ密封される、哺乳びんにおいて、前記弾力性
   の弁シート部材が前記密封部材と統一体を構成せざる別
   個な部材であることに特徴を有する哺乳びん。 （４）特許請求の範囲第２項かまたは第３項のいずれか
   の１つの項に記載されている゛哺乳びんで、空気取入れ
   弁がびんの底部閉鎖キャップと関連して配列された哺乳
   びんにおいて、前記底部閉鎖キャップがびん内へ突出し
   且つ弾力性弁スリーブ部材のためのコア部材として役立
   つ倒立カップ形状の部分を有し、また前記弾力性弁スリ
   ープ部材は、装架された状態において、前記カップ形状
   の部分に設けられている半径方向の孔である空気取入れ
   孔の外方端部を通常閉鎖するように膨張されることを特
   徴とする哺乳びん。