JPS5874778A - 螢光体塗布組成物 - Google Patents

螢光体塗布組成物

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JPS5874778A
JPS5874778A JP17260081A JP17260081A JPS5874778A JP S5874778 A JPS5874778 A JP S5874778A JP 17260081 A JP17260081 A JP 17260081A JP 17260081 A JP17260081 A JP 17260081A JP S5874778 A JPS5874778 A JP S5874778A
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JP
Japan
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phosphor
polyethylene oxide
amount
additive
adhesion strength
Prior art date
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Pending
Application number
JP17260081A
Other languages
English (en)
Inventor
Maki Hagiwara
萩原 真樹
Mitsutake Magai
真貝 光毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5874778A publication Critical patent/JPS5874778A/ja
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  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水性の螢光体塗布組成物に関するもので、*に
バインダにポリエチレンオキサイド全相いる水性の螢光
体塗布組成物に関するものである従来、螢光ランプ等に
螢光体を塗布するには。
有機溶剤を用いることが一般的であったが、近時。
環境衛生、火災防止、経済性の観点から、水性の螢光体
塗布組成物を用いることが検討され、漸次実用されて来
ている。
螢光ランプの水性の螢光体塗布組成物におけるバインダ
には、カルボキシメチルセルロース、メタクリル酸アン
モン、ヒドロキシエチルセルロース、ポリエチレンオキ
サイド等を用いることができるが、それぞれ利点と欠点
がある。
これらのバインダの中で、ポリエチレンオキサイドはも
っとも燃焼性がよく、消泡性もヒドロキシエチルセルロ
ースより優れているという長所をもっ゛ているが、一方
、燃焼性がよいということは螢光塗料をガラス管に塗布
した後、焼成してバインダを燃焼除去させる工程で、よ
り低温で分解しかつ灰分が非常に少ないということであ
る。したがって、ポリエチレンオキサイドをバインダと
して用いる場合には、焼成後の螢光膜付着強度を向上さ
せるために添加剤を加える必要がある。この膜強度増加
用の添加剤としては、焼成工程で溶融あるいは軟化する
低融点ガラス粉末を用いる方法があるが、低融点ガラス
はホウ酸分を含んでいるため、水性塗料に用いるとホウ
酸を遊離し、焼成後にも水分が残存して、螢光ランプの
点灯中に水分が放出され、光束維持率を低下させる欠点
を有する。このようなことから、低融点ガラス以外の添
加剤が要望されていた。
本発明の目的は、ポリエチレンオキサイドを水性のバイ
ンダに用いるものにおける上記の要望を満足した螢光体
塗布組成物を提供することKある本発明の螢光体塗布組
成物の特徴とするところは、螢光体と、水性のバインダ
としてのポリエチレンオキサイドを含有する組成物中に
、さらに螢光膜強度増加用の添加剤として、硝酸セシウ
ム。
水酸化リチウム、アルカリ土類金属の酢酸塩、炭素数6
以下のカルボン酸、および炭素数6以下の水溶性カルボ
ン酸塩類よりなる群中より選択ちれた1種類を含有せし
めてなるものである。
このような添加剤を添加することにより、燃燈性のよい
ポリエチレンオキサイドをバインダとして用いたものに
おいて、塗布焼成後の螢光膜強度を実用上充分のものに
増加できるものである。
本発明者等は、水溶性にして燃焼性の優れた・くインダ
であるポリエチレンオキサイドを用いる螢光体塗布液に
おいて、焼成後の螢光膜強度を増強できる添加剤につき
、多数の実験と検討を行った結果、硝酸セシウム、水酸
化リチウム、アルカリ土類金属の酢酸塩、炭素数6以下
のカルボン酸。
炭素数6以下の水溶性カルボン酸塩類は有効なものであ
ることを見出すに至った。
本発明における添加剤である硝酸セシウムは。
螢光体に対して0.01%以上、2%以下の範囲内のも
のが螢光膜の付着強度を向上させることができる。この
範囲より少ないと付着強度向上の効果が少ない。この範
囲より多くすると、螢光体に着色を生じる。この原因は
、焼成時に、硝酸セシウムが溶解して、ポリエチレンオ
キサイドの燃焼を妨げ、カーボン等の残漬が多くなるた
めと考えられる。螢光膜の付着強度は、添加量が多いほ
ど向上するが、同時に着色も大となって完成後の螢光ラ
ンプの明るさを低下させる。付着強度、明るさの両方を
満足させる。最も好ましい実用上の添加量は01八〇、
5%である。
本発明における添加剤である水酸化IJチウムは螢光体
に対し、0.01%以上、1%以下を添加すると、螢光
膜の付着強度を向上させることができる。添加量が多す
ぎると、膜強度は、より向上するが、螢光膜に着色を生
じ、螢光ランプにしたときの光束が低下する。この原因
は、焼成時に水酸化リチウムが溶解して、ポリエチレン
オキサイドの燃焼を妨け、カーボン等の残漬が多くなる
ためと考えられる。なお、水酸化リチウムの添加量が螢
光体に対し、0.1%以上、045%以下であるも、の
け最も好ましいものである。
本発明における添加剤であるアルカリ土類金属の酢酸塩
は、螢光体に対し、0.01%以上、6%以下を添加す
ると、螢光膜の付着強度を向上させることができる。そ
の原因は、酢酸塩が水に溶解し、焼成時に、アルカリ土
類金属が超微粒子の酸化物となって析出し、螢光膜の付
着強度を向上させること6および酢酸分が燃焼時カーボ
ン残渣となって残り、付着強度向上に寄与していると考
えられる。ただし、添加量が多いと、膜付着強度は向上
するが着色も多くなって、完成した螢光ランプの光束が
低下する。従って、添加量の最も好ましい量は01%以
上、1%以下である。  一本発明における添加剤であ
る炭素数が6以下のカルボン酸、または炭素数が6以下
の水溶性カルボン酸塩類の好ましい添加量の範囲は、螢
光体に対し、0.01%〜1%であり、最も好ま七い範
囲は0.1〜0.5%である。
添加された。炭素数6以下のカルボl酸は水に溶解し、
乾燥後に析出し、焼成によって分解し。
燃焼残渣が超微粒子として残存する1、これらの超微粒
子が、螢光体粒子間および螢光体粒子とガラス管壁との
間に散在して、螢光膜の付着強度を向上させるものと考
えられる。従って、添加量が多すぎると、残漬分が増加
し、螢光膜付着強度は向上するが1着色を生じ、完成後
の螢光ランプの明るさを低下させることになる。
なお、炭素数6以下の水溶性カルボン酸塩の場合には、
塗布乾燥工程で析出した塩が、焼成工程で分解する場合
は上記の酸の場合と同様であるが溶融すると、その溶融
温度が、ポリエチレンオキサイドが熱分解を始める60
0〜400℃と同じか、それ以下の場合には、ポリエチ
レンオキサイドに付着して、その完全燃焼を妨げるため
に、ポリエチレンオキサイド自体の゛不完全燃焼残渣が
多くなり、螢光膜付着強度の向上に寄与することになる
ものと考えられる。この場合も、添加量が多いと1着色
も多くなり、完成後の螢光ランプの光束を低下させるこ
とになるので1着色の少々い範囲で添加量の最大値が決
定されることになる。
上記した本発明に使用される添加剤は、焼成工程で分解
された後に、水分を含んでいないので。
完成した螢光ランプの点灯時における光束維持率を低下
させるような欠点は有していないものである。
以下に1本発明を実施例につき説明する。
実施例 1 白色壁゛光うンプ用ノ・ロリン酸カルシウム螢光体10
0−gヲ、  0.8%のポリエチレンオキサイド水溶
液160meに分散させ、それに水酸リチウム0.6g
を添加し、溶解攪拌して螢光体塗布懸濁液とした。
この螢光体塗布懸濁液を用いて、常法に従って40ワツ
ト螢光ランプ用ガラス管の内面に塗布。
乾燥後焼成を行った・ 得られた螢光膜のガラス管壁への付着強度は。
を 水酸化リチウムを添加しないものに比し、格段に □向
上し1.実用できるものでアラた。
このものを用いて製作した40ワツト螢光ランプの初光
束、光束維持率は、従来のニトロセルロースを有機溶剤
に溶解したものを用いた螢光体塗布液によるものに比し
何等遜色の力いものでアラた。
実施例 2 白色螢光ランプ用ノ・ロリン酸カルシウム螢光体100
gを、0.8%のポリエチレンオキサイド水溶1160
−に分散させ、それに酢酸カルシウム(Ga (0Hs
OoO) 2 ・H2O) o、 5 gを添加したも
のを用い、実施例1と同様の操作により、螢光膜をガラ
ス管の内面に形成し、このものを用いて40ワツト螢光
ランプを作製した。
螢光膜の付着強度は実用できるものであり、螢光ランプ
の初光束、光束維持率の特性は、実施例1の場合と同様
、良好なものであった。
実施例 6.4 実施例2における酢酸カルシウムを*酸マグネシウム(
Mg (OH5αη)2・4 H2O)に置き換えて。
実施例6を行い、同様にして酢酸ストロンチウム4を、
実施例2と同様に行った。
いずれの場合も、実施例2の場合と同様に、螢光膜強度
が向上し、螢光ランプ特性への不利な影響は見られなか
った。
実施例 5 白色螢光ランプ用ノ10リン酸カルシウム螢光体100
gを、0.8%のポリエチレンオキサイド水溶液160
−に分散させ、このものに、添加剤として、マロン酸(
HOOO−(3H2−■α−■)を01g添加したもの
と、0.5g添加したものと、および添加剤無添加のも
のとのそれぞれにつき、実施例1と同様の操作により、
螢光膜の形成およq螢光ランプの製作を行った。
焼成後の螢光膜付着強度を、ピアノ線衝撃によるスナッ
プテストで試験したところ、無添加のものの螢光膜の剥
離径は5OW以上であったのに対し、添加量が01g(
螢、光体に対して0.1%)のものは約10XII、添
加量が0.5g(螢光体に対し0.5%)のものは1顛
以下であった。このような試験における剥離径が101
1m以下のものは、実用上問題とならないものであるこ
とから、この添加剤の添加量が0.1%以上であれば実
用上問題にならないことが分かる。
さらに、添加剤の添加量が0.1%のもの、および0.
5%のものにつき、常法により作製した40ワット白色
螢光ランプ・の初光束ならびに光束維持率の特性は、い
ずれも良好なものであり、添加剤による悪影響は認めら
れなかった。
実施例 6 実施例5におけるマロン酸ヲ、コノ・り酸((1)■−
開、−引、−■叩)、酒石酸(Hα)O−C1((OH
)−■l)、クエン酸(C6H807・H20)、歯石
酸アンモニウム、クエン酸アンモニウムにそれぞれ置き
換えた試験を行った。
添加量に対する膜付着強度の測定値は、いずれも実施例
5の場合と同様であった。また1作製した螢光ランアシ
の特性も、添加剤による悪影響の認められぬものであっ
た。
以上に説明したように1本発明によれば、環境衛生上お
よび火災防止上好ましく、かつ経済的である水性バイン
ダを用いて実用上充分の膜付着強度を有するようにし、
かつ、特性上側等悪影響を及ばされることのない螢光ラ
ンプを作製できるものである。
代理人弁理土中村純之助

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)螢光体とポリエチレンオキサイドとを含有するも
    のに、ざら鳴、硝酸セシウム、水酸化リチウム、アルカ
    リ土類金属の酢酸塩、炭素数6以下のカルボン酸、およ
    び炭素数が6以下の水溶性カルボン酸塩類よりなる群中
    より選ばれた1種類を含有せしめてなることを特徴とす
    る螢光体塗布組成物。
JP17260081A 1981-10-28 1981-10-28 螢光体塗布組成物 Pending JPS5874778A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011079099A3 (en) * 2009-12-23 2011-10-27 General Electric Company Coated phosphors, methods of making them, and articles comprising the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011079099A3 (en) * 2009-12-23 2011-10-27 General Electric Company Coated phosphors, methods of making them, and articles comprising the same
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