JPS5874692A - セフアロスポリン化合物の新規誘導体 - Google Patents
セフアロスポリン化合物の新規誘導体Info
- Publication number
- JPS5874692A JPS5874692A JP17426082A JP17426082A JPS5874692A JP S5874692 A JPS5874692 A JP S5874692A JP 17426082 A JP17426082 A JP 17426082A JP 17426082 A JP17426082 A JP 17426082A JP S5874692 A JPS5874692 A JP S5874692A
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- Cephalosporin Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
で示される新規なセファロスポリン誘導体またはその塩
に関する。
に関する。
上記一般式の化合物中、Aは置換基を有することもある
インチアゾリル基を、Rは水素原子または低級アルキル
基を意味する。
インチアゾリル基を、Rは水素原子または低級アルキル
基を意味する。
鼓に上記インチアゾリル基に有していてもよい置換基と
しては、置換または未置換の水酸基。
しては、置換または未置換の水酸基。
シアノ基、カルボキシル基である。
Aで示されるインチアゾリル基のうち、3−位に水酸基
を有するものは、下式で示されるケト−エノール異性体
が存在するが9本発明においてはこれらの両者を包含す
る。
を有するものは、下式で示されるケト−エノール異性体
が存在するが9本発明においてはこれらの両者を包含す
る。
エンール体 ケト体
つぎに上記一般式(I)で示される化合物の塩としては
、薬学上許容される非毒性の塩であって。
、薬学上許容される非毒性の塩であって。
例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、
アンモニウム塩またはジシクロヘキシルアミン塩、シク
ロヘキシルアミン塩、トリメチルアミン塩、トリエチル
アミン塩、エタノールアミン塩、オルニチン塩、リジン
塩等の有機塩基との塩が挙げられる。
アンモニウム塩またはジシクロヘキシルアミン塩、シク
ロヘキシルアミン塩、トリメチルアミン塩、トリエチル
アミン塩、エタノールアミン塩、オルニチン塩、リジン
塩等の有機塩基との塩が挙げられる。
本発明によって提供されるセファロスポリン誘導体(I
)またはその塩は新規な化合物でダラム陽性および陰性
両画に対する抗菌力を有し、殊に後者に対する効力がす
ぐれているから医薬品。
)またはその塩は新規な化合物でダラム陽性および陰性
両画に対する抗菌力を有し、殊に後者に対する効力がす
ぐれているから医薬品。
飼料の添加剤9食品および化学工業製品の保存剤等とし
て有用である。
て有用である。
前記一般式rIIで示される化合物はっぎの方法により
製造することができる。
製造することができる。
(式中Xはハロゲン原子を意味する。また、AおよびR
は前記の意味を有する。) 上記方法により本発明の目的化合物(I)を生成せしめ
る反応は7−バロアセトアミドーセフアロスポリン誘導
体(IT−a)!iたはその塩に置換基を有することも
あるメルカプトインチアゾールのアルカリ金属塩を作用
させることによって行なわれる。
は前記の意味を有する。) 上記方法により本発明の目的化合物(I)を生成せしめ
る反応は7−バロアセトアミドーセフアロスポリン誘導
体(IT−a)!iたはその塩に置換基を有することも
あるメルカプトインチアゾールのアルカリ金属塩を作用
させることによって行なわれる。
反応は9通常溶媒中で行なわれる。溶媒は反応に関与し
ないものであれば特に制限はないが。
ないものであれば特に制限はないが。
たとえば水、メタノール、アセトン、テトラヒドロフラ
ン、ジメチルホルムアミド又はその混合溶媒が使用され
る。
ン、ジメチルホルムアミド又はその混合溶媒が使用され
る。
反応はまた室温乃至冷却下で塩基の存在下行なうと良い
。(m−a)の化合物は通常メルカプトインチアゾール
のメルカプト基をアルカリ金属塩として使用することが
できるが、そのまま使用する際は塩基としてたとえばト
リニーチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、N−エ
チルモルホリン、ヒリシン、コリジン、2,6−ルチジ
ンなどの脂肪族、芳香族または複素環式塩基または炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸
水素カリームなどの炭酸あるいは重炭酸アルカリ金属塩
の存在下に行なわれる。
。(m−a)の化合物は通常メルカプトインチアゾール
のメルカプト基をアルカリ金属塩として使用することが
できるが、そのまま使用する際は塩基としてたとえばト
リニーチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、N−エ
チルモルホリン、ヒリシン、コリジン、2,6−ルチジ
ンなどの脂肪族、芳香族または複素環式塩基または炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸
水素カリームなどの炭酸あるいは重炭酸アルカリ金属塩
の存在下に行なわれる。
(IT−a)の7−バロアセトアミドーセフアロスボリ
ン誘導体におけるXのハロゲン原子としてはクロル原子
、ブロム原子、フッ素原子が挙げられる。この反応にお
ける(IT−a)と(111−a)の化合物の使用割合
は、 (II−a)1モルに対しく[−a)1〜2モ
ルが適当である。
ン誘導体におけるXのハロゲン原子としてはクロル原子
、ブロム原子、フッ素原子が挙げられる。この反応にお
ける(IT−a)と(111−a)の化合物の使用割合
は、 (II−a)1モルに対しく[−a)1〜2モ
ルが適当である。
反応液から生成物の単離はn法によって行なわれ、クロ
マトグラフィーによる分離、あるいは溶媒による抽出が
用いられる。
マトグラフィーによる分離、あるいは溶媒による抽出が
用いられる。
これらの化合物は席法によって、それらの非毒性塩に導
くことができる。通常用いられる方法としては、たとえ
ばこれらの化合物に2−エチルヘキサン酸アルカリ金属
のn−ブタノール溶液を加え9次に溶解性の異なるエー
テル、酢酸エチル等の有機溶媒を加えることにより9本
発明の目的化合物のアルカリ金属塩を、また。
くことができる。通常用いられる方法としては、たとえ
ばこれらの化合物に2−エチルヘキサン酸アルカリ金属
のn−ブタノール溶液を加え9次に溶解性の異なるエー
テル、酢酸エチル等の有機溶媒を加えることにより9本
発明の目的化合物のアルカリ金属塩を、また。
ジシクロヘキシルアミン、トリエチルアミン。
シクロヘキシルアミン、トリメチルアミン、アルギニン
IJ−)ン、オルニチン、ジェタノールアミン等の有
機塩基を等量乃至小過剰量加えて反応させることにより
9本発明の目的化合物の有機塩基を、さらにアンモニア
水を加えることによりアンモニウム塩を得る方法がある
。
IJ−)ン、オルニチン、ジェタノールアミン等の有
機塩基を等量乃至小過剰量加えて反応させることにより
9本発明の目的化合物の有機塩基を、さらにアンモニア
水を加えることによりアンモニウム塩を得る方法がある
。
つぎに実施例を挙げて9本発明の製造方法を具体的に説
明する。なお、以下の実施例で原料とされるインチアゾ
ール誘導体の大部分は文献未記載の化合物であるが、そ
れらは公知のインチアゾール誘導体である4−シアノ−
3−ヒドロキシ−5−メルカプトインチアゾールの製造
方法(W、R,Hatchard等、 J−Org、
Chem−(2B )、2164)に準じて製造し、
あるいはそうして得られたインチアゾール誘導体をさら
に莞法により処理して製造したものである。
明する。なお、以下の実施例で原料とされるインチアゾ
ール誘導体の大部分は文献未記載の化合物であるが、そ
れらは公知のインチアゾール誘導体である4−シアノ−
3−ヒドロキシ−5−メルカプトインチアゾールの製造
方法(W、R,Hatchard等、 J−Org、
Chem−(2B )、2164)に準じて製造し、
あるいはそうして得られたインチアゾール誘導体をさら
に莞法により処理して製造したものである。
実施例 1
4−シアノ−3−ヒドロキシ−5−メルカプトインチア
ゾールのジナトリウム塩150■をメタノール5mZに
溶解させ、この溶液に水冷下。
ゾールのジナトリウム塩150■をメタノール5mZに
溶解させ、この溶液に水冷下。
7−プロモアセトアミドー3−(1−メチルテトラゾー
ル−5−イル)チオメチル−Δ31゛−セフェムー4−
カルボン酸250tQgをメタノール4 rnlにとか
した溶液を滴下する。同温度で1時間かきまぜた後室温
で更に1時間かきまぜる。
ル−5−イル)チオメチル−Δ31゛−セフェムー4−
カルボン酸250tQgをメタノール4 rnlにとか
した溶液を滴下する。同温度で1時間かきまぜた後室温
で更に1時間かきまぜる。
反応後9反応溶媒を減圧留去し、少量の水を加えて5%
塩酸水でpH1とする。n−ブタノール−酢酸エチル(
容量比1:1)混液で抽出し。
塩酸水でpH1とする。n−ブタノール−酢酸エチル(
容量比1:1)混液で抽出し。
有機層を水洗、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥する。
水硫酸マグネシウムで乾燥する。
溶媒を減圧留去して得られた残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付し、クロロホルム−メタノール
−ギ酸(容量比80 : 20 :3)混液で溶出して
、7−(4−シアノ−3−ヒドロキシインチアゾール−
5−イル)チオアセトアミド−3−(1−メチルテトラ
ゾール−5−イル)チオメチル−Δ3−セフェムー4−
カルボン酸120rQgを得る。
クロマトグラフィーに付し、クロロホルム−メタノール
−ギ酸(容量比80 : 20 :3)混液で溶出して
、7−(4−シアノ−3−ヒドロキシインチアゾール−
5−イル)チオアセトアミド−3−(1−メチルテトラ
ゾール−5−イル)チオメチル−Δ3−セフェムー4−
カルボン酸120rQgを得る。
実施例 2
液体アンモニア10 ml中に4−カルボキシ−5−エ
テルチオ−3−ヒドロキシインチアゾール270fll
tを懸濁させ、 −50℃に冷却して金属ナトリウム
iooff1gを加え、−50〜−33℃で加分間かき
まぜる。液体アンモニアを留去し、得られる残留物をメ
タノール20mZに溶解させ、水冷下7−プロモアセト
アミドー3−(1−メチルテトラゾール−5−イル)チ
オメチル−Δ3−セフェムー4−カルボン酸562■の
メタノール溶液10mZを滴下し、更に水冷下30分間
かきまぜた後。
テルチオ−3−ヒドロキシインチアゾール270fll
tを懸濁させ、 −50℃に冷却して金属ナトリウム
iooff1gを加え、−50〜−33℃で加分間かき
まぜる。液体アンモニアを留去し、得られる残留物をメ
タノール20mZに溶解させ、水冷下7−プロモアセト
アミドー3−(1−メチルテトラゾール−5−イル)チ
オメチル−Δ3−セフェムー4−カルボン酸562■の
メタノール溶液10mZを滴下し、更に水冷下30分間
かきまぜた後。
室温にもどして30分間かきまぜる。反応終了後、4規
定塩酸でpH4とした後9反応溶媒を減圧留去する。
定塩酸でpH4とした後9反応溶媒を減圧留去する。
残留物に水を加え次いで4規定塩酸でpH1とし、ブタ
ノール−酢酸エチル(容量比l:1)混液50mZで抽
出する。有機層を2回水洗し。
ノール−酢酸エチル(容量比l:1)混液50mZで抽
出する。有機層を2回水洗し。
次いで飽和塩化す) IJウム水溶液にて1回洗浄後無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去する。残
留物にエーテル30m1を入れ、析出した沈殿物をr過
し、エーテル各20m1で3回洗浄後、減圧乾燥して7
−(4−カルボキシ−3−ヒドロキシインチアゾール−
5−イル)チオアセトアミド−3−(1−メチルテトラ
ゾール−5−イル)チオメチル−Δ3−セフェムー4−
カルボン酸の粉末529fQgを得る。
水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去する。残
留物にエーテル30m1を入れ、析出した沈殿物をr過
し、エーテル各20m1で3回洗浄後、減圧乾燥して7
−(4−カルボキシ−3−ヒドロキシインチアゾール−
5−イル)チオアセトアミド−3−(1−メチルテトラ
ゾール−5−イル)チオメチル−Δ3−セフェムー4−
カルボン酸の粉末529fQgを得る。
核磁気共鳴スペクトル(D。−DMSO)δ(ppm)
;3.32(−2H)、 3.66(2H)3.90
(3)1)、 4.26(28)5.04(IH)、
5.62(IH)代理人 佐々木 晃 −
;3.32(−2H)、 3.66(2H)3.90
(3)1)、 4.26(28)5.04(IH)、
5.62(IH)代理人 佐々木 晃 −
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 fil 一般式 (式中Aは置換基を有することもあるインチアゾリル基
を、Rは水素原子または低級アルキル基を意味する。) で示される新規なセファロスポリン誘導体。 (21A カ4−シアノー3−ヒドロキシインチアゾー
ル−5−イル基である特許請求の範囲第(11項記載の
化合物 +31 A カ4−カルボキシー3−ヒドロキシイン
チアゾール−5−イル基である特許請求の範囲第(1)
項記載の化合物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17426082A JPS5850206B2 (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | セフアロスポリン化合物の新規誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17426082A JPS5850206B2 (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | セフアロスポリン化合物の新規誘導体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52068699A Division JPS5854157B2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | セフアロスポリン化合物の新規誘導体ならびにその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5874692A true JPS5874692A (ja) | 1983-05-06 |
JPS5850206B2 JPS5850206B2 (ja) | 1983-11-09 |
Family
ID=15975520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17426082A Expired JPS5850206B2 (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | セフアロスポリン化合物の新規誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850206B2 (ja) |
-
1982
- 1982-10-04 JP JP17426082A patent/JPS5850206B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5850206B2 (ja) | 1983-11-09 |
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