JPS587351B2 - ボ−ルミル用ボ−ルの選別装置 - Google Patents

ボ−ルミル用ボ−ルの選別装置

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Publication number
JPS587351B2
JPS587351B2 JP3371680A JP3371680A JPS587351B2 JP S587351 B2 JPS587351 B2 JP S587351B2 JP 3371680 A JP3371680 A JP 3371680A JP 3371680 A JP3371680 A JP 3371680A JP S587351 B2 JPS587351 B2 JP S587351B2
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JP
Japan
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ball
ball mill
sorting device
balls
vibrating feeder
Prior art date
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Expired
Application number
JP3371680A
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English (en)
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JPS56130279A (en
Inventor
ジユール・フエルナンド・スペード
落合三雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FURUKAWA MAGOTO KK
Original Assignee
FURUKAWA MAGOTO KK
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Publication date
Application filed by FURUKAWA MAGOTO KK filed Critical FURUKAWA MAGOTO KK
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Publication of JPS56130279A publication Critical patent/JPS56130279A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、主としてボールミルに使用されるボールを
分級選別する装置に関し、特に、セメント製造用ボール
ミルにおいて、粉砕媒体としてミル内に装入されるボー
ルを時に取出してサイズ別に選別し、且つ異物を取去っ
て正しい使用状態に戻すものであり、振動フイーダと分
級機とを一体に組合せた装置により、機械化して作業を
容易にし、ミルの粉砕効率が低下しないようにする。
一般に、ボールミルに粉砕媒体として装入されるポール
は、材質的に研究されており、近時、高クロム鋳鉄系の
ボールが出現して、その破損、変形及び摩耗率を著しく
改善できるようになった。
しかしながら、粉砕媒体物として硬い材質のものが得ら
れても、ボールが規則正しく選別されない場合は、粉砕
効率の向上は期待できない。
使用中のボールミルからボールを取出して選別すること
は、高価につく仕事のために、いやな作業となる。
従来は、ボールの選別及び異物の除去には特別の装置は
なく、手作業に頼らねばならなかったので、実行困難で
あった。
例えば、ボールをミルから取出したり、重量を計ったり
、再びミルに装入することを含めて、ボールを手作業で
選別するには、通常、ボールの1トン当り2〜4時間も
かかる作業となる。
しかも稼動中のボールミルにとって選別が不当に遅れる
と、ボールが変形を起こしたり、スポーリング(剥離状
損傷)を起こしたりするので、ボール自身の自然摩耗の
ために生ずる消費よりもはるかに大きな損失となる。
一例として、セメントの生産量が年間50万tで、次の
ような摩耗特性をもった直径4mのミルについて、 ミルの第1室、ボール80t、 摩耗3 0 g/t(又は年間15t) ミルの第2室、ボール170t, 摩耗2 0 g/t(又は年間10t) 第1室のボール量は年間1回、第2室のボール量は3年
毎に選別すべきとすると、 (170+3×80)/3−135t を選別する必要があり、これは約400人・時の仕事量
となる。
このように、年間100万tのセメントプラントにおい
ては、選別するボールに対して毎年1,000人・時も
費やすことになる。
このことはボールミルを使用するセメント工場等におい
ては、如何にして作業条件を改善し、作業人員を節減す
るかが重要視されているかが判る。
この発明は、特に、ボール選別のかかる諸問題を解決す
るものである。
而してこの発明の目的は、ボールの分級選別を手作業に
頼らずに機械化した装置を提供するにあり、またこの発
明の目的は、構造が簡単且つ堅固で移設可能な装置を提
供するにあり、更にこの発明の目的は、分級能力が大き
く作業容易な装置を提供するにあり、また更にこの発明
の目的は、同時に混入破片及び粉塵の除去ができる装置
を提供するにあり、また更にこの発明の目的は、騒音や
塵埃等環境汚染のない装置を提供するにある。
即ちこの発明は、図示する実施例の如く、複数段のデッ
キ6,7.8を有し、供給された混合原料から異物破片
と細塵とを分離してボールのみを送り出す振動フイーダ
2と、下り緩傾斜且つ末広がり小角度をなして横設され
た一対の棒18A,18Bを有し、該両棹18A,18
B間の間隙に応じて異った位置にボールを落下させる分
級機1とを平面一線に連結して構成したことを特徴とす
るボールミル用ボールの選別装置に係る。
この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は、この発明になる装置の全体構成を
示し、その主要部は、多数のボールをサイズ別に分離す
る分級機1の部分と、これに原料のポールを供給する振
動フイーダ2の部分とを直結したものより成り、これに
加えて付属する機器、容器類が一体となって一つの装置
を形成している。
その他、分級機1と振動フイーダ2とを駆動するに必要
な、図示されていない原動機及び駆動機構がある。
第1図及び第2図で見るように、細長い分級機1の部分
と平面に一線をなすように、且つやや高い位置に振動フ
イーダ2が設置される。
振動フイーダ2も細長い形状をなし、その後部の上方に
選別目的の原料を一時貯蔵するホツパ3を設けてある。
ホツパ3は、原料を受入れるために上方が開いた容器で
あって、最下端に原料を排出する開口4がある。
開口4には開閉自在な蓋板又は開度調節可能な送出し装
置を設けることができる。
ホツパ3の大きさは任意であるが、例えば、一辺が2〜
2.5m、容積が約2m3のものならば、約8tのボー
ルを貯えることができる。
振動フイーダ2は、横方向に細長いとい状をなし、固定
床5からばねを介して支承され、図示しない駆動装置に
よつて供給方向に振動させられる。
振動フイーダ2はこの実施例では、上中下3段のデッキ
6,7.8を有するように構成され、そのうち下段デッ
キ8は、ほぼ水平であるが、上段デツキ6と中段デッキ
7とは緩傾斜に上り坂に設けられ、これらの後端9,1
0は後壁11から離れており、且つデッキの長さは8,
7,6の順に短かくなっている。
中段デッキ7の前部には、側方へ向いてシュート12が
設けられ、これは破片を排出する役目をなす。
シュート12の下方床5上に設けたパケット13に破片
を落し込む。
下段デッキ8の後部には、側方に向いてシュート14が
設けられ、これは粉塵を排出する役目をなし、その下方
床5上にこれを受けるためパケット15が設けられる。
粉塵パケット15の上部には、ふるい網16を設け、こ
れで混入異物を取除くことができる。
パケット15内にたまった粉塵は、券引管17を通じて
、図示しない真空集塵機へ吸引される。
なお、前記各デッキ6.7.8は、無孔の板に限ること
なく、網目又は多数のスリットのある板とし、振動ふる
いの作用をさせることもできる。
また、デッキの数は、前記の3段に限ることなく、数段
あってもよい。
分級機1の部分、は、2本の長尺等寸法の円筒18A,
18Bが一対をなして緩傾斜θに下り坂で、且つその2
本の間隔が末広がりになるよう小角度αをなして配設さ
れ、図示しない駆動装置によって悴速度で、2本が等速
且つ反対方向に回転させられる。
分級目的のボールは前記2本の円筒18A,18B上に
供給され、それらの間隙から下方へ落下させるので、2
本の円筒18A,18Bの回転方向はその対向面が下方
へ向く方向へ回転させるものとする。
但し場合によっては、回転方向を対向面が上方へ向く方
向にしてもよく、この場合は、不整に変形したボールの
円筒間への食い込みや無理な選別作業を避けることがで
きる。
前記角度θとαとは、通常、調整可能に構造されている
第3図は、分級円筒部の平面を示す。
内筒部の下方床5上には分級して落下するボールを受け
るためにサイズ別に仕切板19のある受箱20が設けら
れる。
また図示してないが、落下するボールの音を吸収するた
めに、ゴムライニジグされたシュートを用いてもよい。
一例として、円筒18A,18Bは 外径=400mm 長さ=3,500mm 角度α=0.82° 1回の供給で径5mm差の7種類のボールを分級するこ
とができる。
第4図及び第5図は、分級の原理を説明する図であり、
第5図は第4図よりも円筒の間隔を拡げた場合の図であ
る。
上述の構成を有する装置において、ボールミルから取出
された種々のサイズのボールが混合した原料ハ、パケッ
トエレベータ、ベルトコンベヤ又はフォークリフトトラ
ック等によってホツパ3内に供給され、一時貯えられる
貯えられた原料は、ホツパ3の下端の開度調節された開
口4から、適量づつ排出されて、振動フイーダ2の上段
デッキ6上に落下し、供給される供給された原料は、上
段デッキ6の上で、振動によってボールとその他の物と
に分離されて中段デッキ7上に落下するが、デッキ6と
7とは傾斜しているために、ボールは後方に転動して下
段デッキ8上に落下する。
ボール以外の破片類の固形物は振動により前進してシュ
ート12から落下して、パケット13内にたまる。
更に細かい粉塵は、下段デツキ8のシュート14からパ
ケット15に落下して貯えられる。
そのときパケット15上にあるふるい網16によって大
きい固形物は除去される。
パケット15内に貯えられた粉塵は、吸引管17を経て
集塵機へ吸引されて処理される。
かくして雑物を除去されたボールのみが振動フイーダ2
の前端から分級機1の円筒18A,19Bの後端上に送
り出される。
供給されるボールは種種のサイズが混合したもので示る
が、回転円筒の最も高い箇所から傾斜に従って次第に前
方へ転動して行くうちに、夫々のボールの径が両円筒1
8A,18Bの間隙に等しい所まで来ると、落下して受
箱20の該当した箇所に収容される。
第4図及び第5図は、分級の原理を示し、この例の寸法
を有する分級機によって一回の供給で径5mm置きの7
種類のボールに分級することができる。
即ち第4図において、径17,20,25,30,35
,40,50mmに分級されたボールは、ミルの第2室
に用いられる。
第5図において、径50,60,70,75,80,9
0,100mmに分級されたボールは、ミルの第1室に
用いられる。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、従
来手作業で行なわれていたボールミルのボールの選別を
機械化することができ、作業者の労力を著しく軽減し、
ボールミルの維持費を節減し、ミルの粉砕効率を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明になるボールの選別装置の全体立面図
、第2図はその平面図、第3図は分級円筒部の平面図、
第4図及び第5図は分級原理を示す説明図である。 図中、1は分級機、2は振動フィーダ、6,7,8はデ
ッキ、18A,18Bは棒(回転円筒)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数段のデッキを有し、供給された混合原料から異
    物破片と細塵とを分離してポールのみを送り出す振動フ
    イーダと、下り緩傾斜且つ末広がり小角度をなして横設
    された一対の棒を有し、該両棒間の間隙に応じて異った
    位置にボールを落下させる分級機とを平面一線に連結し
    て構成したことを特徴とするボールミル用ボールの選別
    装置。 2 振動フイーダのデッキが上中下3段より成りそのう
    ち、上段デッキと中段デッキとは送り出し方向に対し上
    り緩傾斜に配鰻された特許請求の範囲第1項記載のボー
    ルミル用ボールの選別装置。 3 振動フイーダのデッキが網目を有するふるい網を形
    成した特許請求の範囲第1項記載のボールミル用ボール
    の選別装置。 4 分級機の一対の棒が、その対向面が下方へ向く方向
    に回転する円筒から成る特許請求の範囲第1項記載のボ
    ールミル用ボールの選別躾置。 5 分級機の一対の棒が、その対向面が上方へ向く方向
    に回転する円筒から成る特許請求の範曲第1記記載のボ
    ールミル用ボールの選別装置。
JP3371680A 1980-03-17 1980-03-17 ボ−ルミル用ボ−ルの選別装置 Expired JPS587351B2 (ja)

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JPS56130279A JPS56130279A (en) 1981-10-13
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ID=12394124

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60179382U (ja) * 1984-05-09 1985-11-28 株式会社スズテック 穀物粒径選別装置
JPH0615627Y2 (ja) * 1987-12-29 1994-04-27 稔 森田 パチンコ球体の供給系における不正球体の選別装置
JP2008246397A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hachinohe Cement Kk ボール選別装置

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JPS56130279A (en) 1981-10-13

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