JPS5871165A - 粉末粒子塗布装置 - Google Patents
粉末粒子塗布装置Info
- Publication number
- JPS5871165A JPS5871165A JP15285982A JP15285982A JPS5871165A JP S5871165 A JPS5871165 A JP S5871165A JP 15285982 A JP15285982 A JP 15285982A JP 15285982 A JP15285982 A JP 15285982A JP S5871165 A JPS5871165 A JP S5871165A
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- JP
- Japan
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- paper
- powder
- gripping
- spray device
- gas flow
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
- B05B5/025—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
- B05B5/057—Arrangements for discharging liquids or other fluent material without using a gun or nozzle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F23/00—Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
- B41F23/04—Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing by heat drying, by cooling, by applying powders
- B41F23/06—Powdering devices, e.g. for preventing set-off
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は印刷機に於いて印刷され、把持キャリッジ及び
無端把持チェーンにより印刷機の印刷装置から積載紙上
に搬送され、これに重ねられる用紙彦どに対してガス流
を発生させるスプレー装置による粉末粒子塗布装置に係
わる。
無端把持チェーンにより印刷機の印刷装置から積載紙上
に搬送され、これに重ねられる用紙彦どに対してガス流
を発生させるスプレー装置による粉末粒子塗布装置に係
わる。
との種の公知装置にあっては、粉末同伴ガス流を発生さ
せるスプレー装置を互いに反対方向に移動する把持チェ
ーン部分の間、即ち、このチェーンに囲まれた領域内に
配置する。把持チェーンは比較的高速で、例えば100
rrV/min以上で走行し、用紙を把持した把持キ
ャリッジは空気抵抗の大きい比較的高ばった構造体であ
るから、スプレー装置の場所に強い空気の渦が発生し、
これがスプレー装置から噴射される粉末粒子同伴ガス流
による用紙表面への均等な塗布を著しく妨げる。把持チ
ェーンの内側域に発生する乱流状態にも拘らずともかく
もこのガス流が用紙表面に衝突するためにはガス流が比
較的強く、シかも比較的高濃度の粉末を同伴し々ければ
ならない。このことも必要以外の箇処に粉末を飛散させ
る結果となる。公知装置のもう1つの短所として、上方
から用紙の印刷面にスプレーする場合、スプレー装置を
この印刷面から、用紙を搬送する把持キャリッジもスプ
レー装置の下を通り抜けることができるようにする距離
に配置しなければならない。このようにスプレー装置か
ら用紙表面までの距離が比較的大きいから、スプレー装
置から噴射されるガス流は用紙表面の付近で比較的拡散
した状態となり、これも均等な粉末塗布を困難にする。
せるスプレー装置を互いに反対方向に移動する把持チェ
ーン部分の間、即ち、このチェーンに囲まれた領域内に
配置する。把持チェーンは比較的高速で、例えば100
rrV/min以上で走行し、用紙を把持した把持キ
ャリッジは空気抵抗の大きい比較的高ばった構造体であ
るから、スプレー装置の場所に強い空気の渦が発生し、
これがスプレー装置から噴射される粉末粒子同伴ガス流
による用紙表面への均等な塗布を著しく妨げる。把持チ
ェーンの内側域に発生する乱流状態にも拘らずともかく
もこのガス流が用紙表面に衝突するためにはガス流が比
較的強く、シかも比較的高濃度の粉末を同伴し々ければ
ならない。このことも必要以外の箇処に粉末を飛散させ
る結果となる。公知装置のもう1つの短所として、上方
から用紙の印刷面にスプレーする場合、スプレー装置を
この印刷面から、用紙を搬送する把持キャリッジもスプ
レー装置の下を通り抜けることができるようにする距離
に配置しなければならない。このようにスプレー装置か
ら用紙表面までの距離が比較的大きいから、スプレー装
置から噴射されるガス流は用紙表面の付近で比較的拡散
した状態となり、これも均等な粉末塗布を困難にする。
本発明の目的は把持チェーンによって搬送される用紙な
どに対して粉末を、印刷材や給紙装置の付着してはなら
ない箇処に付着して支障の原因となるほどの余剰粉末を
発生させることなく経済的に、しかも均等に塗布するこ
とを可能にする頭書のような装置を提案して上記問題点
を解消することにある。
どに対して粉末を、印刷材や給紙装置の付着してはなら
ない箇処に付着して支障の原因となるほどの余剰粉末を
発生させることなく経済的に、しかも均等に塗布するこ
とを可能にする頭書のような装置を提案して上記問題点
を解消することにある。
この目的を本発明では、
a 無端把持チェーンによって囲まれた領域の外下方に
スプレー装置を配置し、 b 粉末粒子を含むガス流を下方から重力の作用に抗し
て直接用紙下面に衝突させることにょって達成する。
スプレー装置を配置し、 b 粉末粒子を含むガス流を下方から重力の作用に抗し
て直接用紙下面に衝突させることにょって達成する。
以下添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図に於いて参照符号1は(全体は図示しないが)印
刷機、例えばオフセット印刷機の匣体のうち、いわゆる
“給紙装置″2を囲む部分である。
刷機、例えばオフセット印刷機の匣体のうち、いわゆる
“給紙装置″2を囲む部分である。
この給紙装置2は印刷機の本来の印刷装置、即ち、イン
クローラ、印刷シリンダなどから来る印刷ずみの用紙3
を積載紙4に順次重ねるだめの装置である。このようガ
動作を行なうため、給紙装置2は公知のように、互いに
間隔を保ち、横断方向の把持キャリッジ6を介して互い
に連結された2本の無端把持チェーン5を含む。第1図
の上平面と直交方向に測定したこの把持キャリッジ6の
長さ、即ち、図面には一方のチェーンしか図示されてい
ないが2本の把持チェーン50間隔は積載紙4に重ねら
れる用紙3の幅にほぼ相当する。把持キャリッジ6はそ
の端面に、機匡1に設けた対応の案内路を走行するロー
ラ7(第3図)を具備する。
クローラ、印刷シリンダなどから来る印刷ずみの用紙3
を積載紙4に順次重ねるだめの装置である。このようガ
動作を行なうため、給紙装置2は公知のように、互いに
間隔を保ち、横断方向の把持キャリッジ6を介して互い
に連結された2本の無端把持チェーン5を含む。第1図
の上平面と直交方向に測定したこの把持キャリッジ6の
長さ、即ち、図面には一方のチェーンしか図示されてい
ないが2本の把持チェーン50間隔は積載紙4に重ねら
れる用紙3の幅にほぼ相当する。把持キャリッジ6はそ
の端面に、機匡1に設けた対応の案内路を走行するロー
ラ7(第3図)を具備する。
それぞれの把持ギヤ1j2シロは搬送すべき用紙3(5
) リI’A
の前縁を把持する把持部材8を具備するから、各用紙が
連携の把持キャリッジ6により矢印Aの方向に積載紙4
にむかって搬送される。積載紙4に用紙3を重ねた後、
空に人った把持キャリッジ6は矢印Bの方向に再び印刷
装置に戻り、ここであらためて印刷ずみの用紙を把持し
て矢印Aの方向に給紙装置2を通過する。用紙3はその
印刷された側が第1図に於いて、特に積載紙4上に於い
て上向きとなるように把持キャリッジ6によって搬送さ
れる。
) リI’A
の前縁を把持する把持部材8を具備するから、各用紙が
連携の把持キャリッジ6により矢印Aの方向に積載紙4
にむかって搬送される。積載紙4に用紙3を重ねた後、
空に人った把持キャリッジ6は矢印Bの方向に再び印刷
装置に戻り、ここであらためて印刷ずみの用紙を把持し
て矢印Aの方向に給紙装置2を通過する。用紙3はその
印刷された側が第1図に於いて、特に積載紙4上に於い
て上向きとなるように把持キャリッジ6によって搬送さ
れる。
積載紙4上での印刷ずみ用紙3の乾燥を促進し、用紙を
積載紙4として順次重ねる際に未乾燥の印刷インクによ
る汚染を防止するためには、積載する前に、印刷ずみ用
紙に粉末、例えばデンプン粉末を塗布しなければならな
い。このため、この種の公知装置にあっては、互いに反
対方向に移動する把持キャリッジ60間に、即ち、無端
チェーン5によって囲まれた領域内に、第1図に破線で
示す粉末スプレー装置9を設置する。この装置から把持
チェーン5と把持キャリッジ6の間に位置す((j) る用紙3の印刷された側に粉末が到達する。冒頭に述べ
たように、各把持キャリッジ6が比較的広い場所を必要
とする°だめ、塗布すべき用紙上側から装置9までの距
離が大きくなり、このことは均等にしかもむだなくスプ
レーを行なうのに不都合である。まだ、装置9の領域に
於いて高速で互いに反対方向に走行する把持キャリッジ
により乱流が発生し、この乱流も粉末の均等な塗布を妨
げ、さらに粉末を著しくきらう印刷機の箇処にまで粉末
を飛散させる。
積載紙4として順次重ねる際に未乾燥の印刷インクによ
る汚染を防止するためには、積載する前に、印刷ずみ用
紙に粉末、例えばデンプン粉末を塗布しなければならな
い。このため、この種の公知装置にあっては、互いに反
対方向に移動する把持キャリッジ60間に、即ち、無端
チェーン5によって囲まれた領域内に、第1図に破線で
示す粉末スプレー装置9を設置する。この装置から把持
チェーン5と把持キャリッジ6の間に位置す((j) る用紙3の印刷された側に粉末が到達する。冒頭に述べ
たように、各把持キャリッジ6が比較的広い場所を必要
とする°だめ、塗布すべき用紙上側から装置9までの距
離が大きくなり、このことは均等にしかもむだなくスプ
レーを行なうのに不都合である。まだ、装置9の領域に
於いて高速で互いに反対方向に走行する把持キャリッジ
により乱流が発生し、この乱流も粉末の均等な塗布を妨
げ、さらに粉末を著しくきらう印刷機の箇処にまで粉末
を飛散させる。
この問題を克服するため、本発明は、スプレー装置9を
チェーン5と把持キャリッジ6の間の領域から取出して
チェーンに囲まれた領域以外に配置し、従来なら印刷さ
れていない用紙下側からスプレーが行われるようにする
という基本構想に基づくものである。第1図ではこのよ
うに配置され、作用するスプレー装置を参照符号11を
付して略示した。このスプレー装置は第1図に参照符号
12で示すように配置することもできる。この場合スプ
レーは垂直にではなく斜めに下方から行われる。いずれ
の場合にも塗布すべき粉末粒子徒たけプラスチック粒子
は重力の作用に抗して飛散する。おそらくは用紙に対す
る粉末粒子の付着に有利であるとの理由から、重力作用
を利用し、通過する用紙に上方から直接粉末塗布を行な
うべきであるというのが従来の考え方であった。ところ
が窓外にも本発明のように下方からの直接塗布も可能で
あることが判明した。おそらくは固有の残留湿気の作用
下に、特に押付けなくても粉末を用紙下面にも付着でき
ることが立証された。
チェーン5と把持キャリッジ6の間の領域から取出して
チェーンに囲まれた領域以外に配置し、従来なら印刷さ
れていない用紙下側からスプレーが行われるようにする
という基本構想に基づくものである。第1図ではこのよ
うに配置され、作用するスプレー装置を参照符号11を
付して略示した。このスプレー装置は第1図に参照符号
12で示すように配置することもできる。この場合スプ
レーは垂直にではなく斜めに下方から行われる。いずれ
の場合にも塗布すべき粉末粒子徒たけプラスチック粒子
は重力の作用に抗して飛散する。おそらくは用紙に対す
る粉末粒子の付着に有利であるとの理由から、重力作用
を利用し、通過する用紙に上方から直接粉末塗布を行な
うべきであるというのが従来の考え方であった。ところ
が窓外にも本発明のように下方からの直接塗布も可能で
あることが判明した。おそらくは固有の残留湿気の作用
下に、特に押付けなくても粉末を用紙下面にも付着でき
ることが立証された。
粉末粒子を同伴するガス流を、通過する用紙3の下面の
領域に用紙下面と接触できるやや乱流状態の霧(または
煙)を形成する適当な速度でスプレー装置11または1
2から噴射させることが特に好ましい。第2図は適度に
乱れた煙霧14を噴射するように出口端にむかって拡が
る好ましいノズル13を示す。
領域に用紙下面と接触できるやや乱流状態の霧(または
煙)を形成する適当な速度でスプレー装置11または1
2から噴射させることが特に好ましい。第2図は適度に
乱れた煙霧14を噴射するように出口端にむかって拡が
る好ましいノズル13を示す。
第3図は粉末哀プレー装置の特に好ましい実施例を示す
。この装置はガス流中に同伴する固体粒子が通過する用
紙に付着し易くするため、粒子及び用紙をそれぞれ反対
の極性で帯電させる。
。この装置はガス流中に同伴する固体粒子が通過する用
紙に付着し易くするため、粒子及び用紙をそれぞれ反対
の極性で帯電させる。
第3図は把持キャリッジ6と結合している把持チェーン
5の一部をも示す。把持キャリッジ6のローラ7は(図
示しない)案内路を走行する。把持キャリッジ6には用
紙3を把持する本来の把持手段8を取付けである。この
ような構成全体が本発明の場合にも矢印Aの方向に移動
する。
5の一部をも示す。把持キャリッジ6のローラ7は(図
示しない)案内路を走行する。把持キャリッジ6には用
紙3を把持する本来の把持手段8を取付けである。この
ような構成全体が本発明の場合にも矢印Aの方向に移動
する。
用紙3の下方にはその下面から極めて近い距離に静電式
スプレー装置21を設置しである。この装置は好ましく
は絶縁材から成る匣体内に用紙3の全幅にまたがる導路
22を含む。入口端23に於いて粉末を含むガス流が適
当な速度で矢印Cの方向に吹込まれる。導路22の出口
端24に於いて、例えばブッシング25に於ける負圧発
生により吸引が行われるから、ガス流及びこれに同伴す
る粉末粒子が矢印りの方向に流動を続け、出口端24か
ら出た後、粉末粒子が槽26に回収され、再び入口端2
3に吹込まれるガス流に混入することができる。
スプレー装置21を設置しである。この装置は好ましく
は絶縁材から成る匣体内に用紙3の全幅にまたがる導路
22を含む。入口端23に於いて粉末を含むガス流が適
当な速度で矢印Cの方向に吹込まれる。導路22の出口
端24に於いて、例えばブッシング25に於ける負圧発
生により吸引が行われるから、ガス流及びこれに同伴す
る粉末粒子が矢印りの方向に流動を続け、出口端24か
ら出た後、粉末粒子が槽26に回収され、再び入口端2
3に吹込まれるガス流に混入することができる。
導路22は用紙30走行方向Aと交差する方向の開口部
27を有し、この開口部は例えば用紙3の全幅に相当す
る長さのスリットとして形成してもよい。用紙の幅方向
に並ぶ複数の開口部27を採用してもよい。第3図右方
部分に装置2】は横断方向の溝28を有し、この溝には
第3図の図平面に対して垂直方向に1列の金属針29を
配列する。金枳針29はこれに一定極性の高電圧を供給
する高電圧源31と接続している。針32によって構成
される第2′@、極列は高電圧源33により針29とは
反対極性の高電圧を供給される。針32は流入する粉末
粒子同伴ガス流通路中の前記開口部27より手前の位置
を占める。槽26はアースすればよい。
27を有し、この開口部は例えば用紙3の全幅に相当す
る長さのスリットとして形成してもよい。用紙の幅方向
に並ぶ複数の開口部27を採用してもよい。第3図右方
部分に装置2】は横断方向の溝28を有し、この溝には
第3図の図平面に対して垂直方向に1列の金属針29を
配列する。金枳針29はこれに一定極性の高電圧を供給
する高電圧源31と接続している。針32によって構成
される第2′@、極列は高電圧源33により針29とは
反対極性の高電圧を供給される。針32は流入する粉末
粒子同伴ガス流通路中の前記開口部27より手前の位置
を占める。槽26はアースすればよい。
スプレー装置21は下記のように作用する。矢印入方向
に走行する用紙3の下面が針29に於いて発生するコロ
ナ放電で特定極性(例えば正)に帯電する。矢印Cの方
向に進入する粉末粒子はその流動の途中、針32に於い
て発生するコロナ放電で反対極性(例えば負)に帯電す
る。こうして帯電した粒子が(スリット状)開口部27
を通過すると反対極性に帯電した用紙3の下面に吸引さ
れ、吸着し、用紙3の下面全体が粉末の薄い層で被覆さ
れる。余剰の粉末は出口端24で発生する負圧の作用下
に矢印りの方向に槽26へ回収される。開口部27の上
方に帯電した用紙が存在しなければ、帯電した粉末も開
口部27から噴出しない スプレー装置を以上に述べたように構成することにより
、粉末を同伴するガス流を、用紙が通過する時にだけノ
ズル状開口部から噴出するように適切な時間インターバ
ルで制御する“粉末制御″を完全く省略できることが判
明した。開口部27の上方に用紙3が存在しなければ、
静電吸引力がないからガス流は優勢な負圧によって常に
出口端24に誘導されることになり、従って粉末が開口
部27から噴出しない。特に比較的幅の狭い用紙3の場
合でもその縁端とチェーン5の間から、また比較的短か
い用紙3の場合でもその後縁とこれに最も近い把持キャ
リッジ6の間から粉末が噴出することはない。従って、
本発明のスプレー装置では環境及び印刷機が粉末によっ
て汚染されることはほとんどない。
に走行する用紙3の下面が針29に於いて発生するコロ
ナ放電で特定極性(例えば正)に帯電する。矢印Cの方
向に進入する粉末粒子はその流動の途中、針32に於い
て発生するコロナ放電で反対極性(例えば負)に帯電す
る。こうして帯電した粒子が(スリット状)開口部27
を通過すると反対極性に帯電した用紙3の下面に吸引さ
れ、吸着し、用紙3の下面全体が粉末の薄い層で被覆さ
れる。余剰の粉末は出口端24で発生する負圧の作用下
に矢印りの方向に槽26へ回収される。開口部27の上
方に帯電した用紙が存在しなければ、帯電した粉末も開
口部27から噴出しない スプレー装置を以上に述べたように構成することにより
、粉末を同伴するガス流を、用紙が通過する時にだけノ
ズル状開口部から噴出するように適切な時間インターバ
ルで制御する“粉末制御″を完全く省略できることが判
明した。開口部27の上方に用紙3が存在しなければ、
静電吸引力がないからガス流は優勢な負圧によって常に
出口端24に誘導されることになり、従って粉末が開口
部27から噴出しない。特に比較的幅の狭い用紙3の場
合でもその縁端とチェーン5の間から、また比較的短か
い用紙3の場合でもその後縁とこれに最も近い把持キャ
リッジ6の間から粉末が噴出することはない。従って、
本発明のスプレー装置では環境及び印刷機が粉末によっ
て汚染されることはほとんどない。
用紙の下側に、かつ把持チェーン5によって囲まれた領
域外にスプレー装置11及び12を配置する方式にはス
プレー装置11.12を用紙下面のま近に配置できると
いう利点がある。従って、粉末粒子を意図に反して用紙
3外の周囲にまで飛散させることのできない極めて低い
速度のガス流でも粉末粒子塗布を行なうことができる。
域外にスプレー装置11及び12を配置する方式にはス
プレー装置11.12を用紙下面のま近に配置できると
いう利点がある。従って、粉末粒子を意図に反して用紙
3外の周囲にまで飛散させることのできない極めて低い
速度のガス流でも粉末粒子塗布を行なうことができる。
第3図に示すスプレー装置21は把持チェーン5及び把
持キャリッジ6を含む把持装置によって搬送される用紙
に対する下方からの粉末スプレーに好適であるだけでは
ない。第3図の装置21は他の方式の給紙装置とも併用
でき、しかも上方からのスプレーを行なうこともできる
。
持キャリッジ6を含む把持装置によって搬送される用紙
に対する下方からの粉末スプレーに好適であるだけでは
ない。第3図の装置21は他の方式の給紙装置とも併用
でき、しかも上方からのスプレーを行なうこともできる
。
静電荷を帯びた面、第3図の実施例なら用紙3の下向き
面は、帯電していない絶縁材粒子、即ち、中性の粉末粒
子にも力を作用させるから、粉末を静電的に帯電させる
処理を省略してもよい。本発明装置の他の実施例では第
3図の電極32及び電圧源33を省くことができる。
面は、帯電していない絶縁材粒子、即ち、中性の粉末粒
子にも力を作用させるから、粉末を静電的に帯電させる
処理を省略してもよい。本発明装置の他の実施例では第
3図の電極32及び電圧源33を省くことができる。
第1図は印刷機の給紙装置を略示する部分側面一、第2
図は適当に乱流状態の煙霧を噴射するノズルを略示する
説明図、第3図は走行する用紙の下面に粉末を塗布する
スプレー装置を略示する断面図である。 2・・・給紙装置、3・・・用紙、4・・・積載紙、5
・・・無端把持チェーン、6・・・把持キャリッジ、7
・・・ローラ、8・・・把持手段、11,12.21・
・・スプレー装置、29.32・・・電極。 以下ぢ、白
図は適当に乱流状態の煙霧を噴射するノズルを略示する
説明図、第3図は走行する用紙の下面に粉末を塗布する
スプレー装置を略示する断面図である。 2・・・給紙装置、3・・・用紙、4・・・積載紙、5
・・・無端把持チェーン、6・・・把持キャリッジ、7
・・・ローラ、8・・・把持手段、11,12.21・
・・スプレー装置、29.32・・・電極。 以下ぢ、白
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 印刷機に於いて印刷され、把持キャリッジ及び無
端把持チェーンにより印刷機の印刷装置から積載紙上に
搬送され、これに重ねられる用紙などに対して、ガス流
を発生させるスプレー装置による粉末粒子塗布装置であ
って、 a 無端把持チェーンによって囲まれた領域の外下力に
スプレー装置を配置し、 b 粉末粒子を含むガス流を下方から重力の作用に抗し
て直接用紙下面に衝突させることを特徴とする粉末粒子
塗布装置。 2、ガス流を下方から斜めにまたは垂直に用紙下面に向
けることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装
置。 3、ガス流が適度に乱流状態の霧の形で用紙下面と接触
することを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
項に記載の装置。 4、 スプレー装置が用紙を特定極性に帯電させるだめ
の少なくとも1つの第1電極を含むことを特徴とする特
許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記
載の装置。 5、粉末粒子を用紙とは反対の極性に帯電させるため少
なくとも1つの第2高圧電極を設けたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項に
記載の装置。 6、 スプレー装置は粉末粒子を同伴するガスが一方の
側から連続的に吹込まれ、他方の側から連続的に吸引さ
れる導路を有し、との導路が前記2つの側の間に開口部
を有し、該開口部を介してガス流が用紙下面と接触する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第5項まで
のいずれが1項に記載の装置。 7、導路の出口側に余剰粉末を回収するだめの容器を設
けたことを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE31352200 | 1981-09-05 | ||
DE19813135220 DE3135220A1 (de) | 1981-09-05 | 1981-09-05 | Vorrichtung zum aufbringen von puderteilchen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5871165A true JPS5871165A (ja) | 1983-04-27 |
Family
ID=6140960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15285982A Pending JPS5871165A (ja) | 1981-09-05 | 1982-09-03 | 粉末粒子塗布装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0074045A1 (ja) |
JP (1) | JPS5871165A (ja) |
DD (1) | DD203500A5 (ja) |
DE (1) | DE3135220A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0498140U (ja) * | 1991-01-23 | 1992-08-25 | ||
JPH0550582A (ja) * | 1991-08-23 | 1993-03-02 | Shimada Kikai Service:Yugen | 浮き出し加工用粉末付着装置 |
WO2011030644A1 (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-17 | 株式会社コスモテック | 印刷用パウダー散布装置 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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