JPS58703Y2 - 電気メッキ用電極ホルダ - Google Patents
電気メッキ用電極ホルダInfo
- Publication number
- JPS58703Y2 JPS58703Y2 JP8544777U JP8544777U JPS58703Y2 JP S58703 Y2 JPS58703 Y2 JP S58703Y2 JP 8544777 U JP8544777 U JP 8544777U JP 8544777 U JP8544777 U JP 8544777U JP S58703 Y2 JPS58703 Y2 JP S58703Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electroplating
- rod
- electrode
- electrode holder
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電気メッキ又は電鋳用(本明細書では単に電
気メツキ用という。
気メツキ用という。
)の電極ホルダ、特に金型等の内外面に均一な電気メッ
キを施したり、電気加工用電鋳電極の如き電鋳殻を製作
するため使用する陽極ホルダに関する。
キを施したり、電気加工用電鋳電極の如き電鋳殻を製作
するため使用する陽極ホルダに関する。
従来公知の電気メツキ装置で、金型等の凹凸に富んだ面
にメッキを施す場合、被メッキ面の部位及び形状により
電流密度が変化し、このため例えば鋭いエツジや突出部
には過剰な電着が生ずる反面、溝や孔の内面等には電着
量不足が生じ、均一なメッキ層が得られないという問題
があった。
にメッキを施す場合、被メッキ面の部位及び形状により
電流密度が変化し、このため例えば鋭いエツジや突出部
には過剰な電着が生ずる反面、溝や孔の内面等には電着
量不足が生じ、均一なメッキ層が得られないという問題
があった。
本考案は成上の問題を解決するためなされたものであっ
て、その目的とするところは、被メッキ面の形状の如何
によらず常に均一なメッキが可能となるように、被メッ
キ面の形状に即応して、陽極棒を適正に配設できる電気
メツキ用電極ホルダを提供することにある。
て、その目的とするところは、被メッキ面の形状の如何
によらず常に均一なメッキが可能となるように、被メッ
キ面の形状に即応して、陽極棒を適正に配設できる電気
メツキ用電極ホルダを提供することにある。
以下図面により本考案の詳細を説明する。
第1図は本考案にかかる電気メツキ用電極の一実施例を
示す平面図、第2図はその側面図、第3図は第1図中I
II−III断面を示す拡大断面図、第4図は使用方法
の説明図である。
示す平面図、第2図はその側面図、第3図は第1図中I
II−III断面を示す拡大断面図、第4図は使用方法
の説明図である。
而して、図中1はフレーム、2,2は半円環状の電極取
付具、3,3は例えばゴム製の環状体、4は電源端子、
5はメッキ槽、6は被メッキ物、7はメッキ液、8は電
源、9,9は棒状電極で、例えばTi材から成り、メッ
キ対向部及び通電部等に白金メッキ等が施されているも
のである。
付具、3,3は例えばゴム製の環状体、4は電源端子、
5はメッキ槽、6は被メッキ物、7はメッキ液、8は電
源、9,9は棒状電極で、例えばTi材から成り、メッ
キ対向部及び通電部等に白金メッキ等が施されているも
のである。
フレーム1は、多数の桟1a、laを一対の連結桟1b
、lbで連結して成るものであり、桟1a、1aには断
面が半円環状の突出部1c、1cと透孔1d、ldが多
数設けられている。
、lbで連結して成るものであり、桟1a、1aには断
面が半円環状の突出部1c、1cと透孔1d、ldが多
数設けられている。
該突出部1Cは、桟1aに対し、ねじ止め、溶接、また
は適宜の固定具等により通電状態を保って固定されれば
良い。
は適宜の固定具等により通電状態を保って固定されれば
良い。
電極取付具2,2は、半円環状であり突起1C21Cと
対向し一つの円環を構成するように組合わせられ、環状
体3,3により好ましくは弾性的に締付固定される。
対向し一つの円環を構成するように組合わせられ、環状
体3,3により好ましくは弾性的に締付固定される。
このとき、突出部1Cと取付具2により構成される孔は
、第3図に示されているように透孔1dより小さな歪円
又は月形であり、棒状電極9の通電把持面を構成するも
のである。
、第3図に示されているように透孔1dより小さな歪円
又は月形であり、棒状電極9の通電把持面を構成するも
のである。
従って、第4図に示す如く棒状電極9、が透孔1dに挿
通されるときは、棒状電極9は取付具2を介して環状体
3,3の弾性力を受けて、突起1c、1cの内側凹状円
環面に押しつけられるものであり、従って、棒状電極9
は軸方向所望の位置に保持されるものである。
通されるときは、棒状電極9は取付具2を介して環状体
3,3の弾性力を受けて、突起1c、1cの内側凹状円
環面に押しつけられるものであり、従って、棒状電極9
は軸方向所望の位置に保持されるものである。
なお、棒状電極9,9と、それらを保持する突起1c、
1c及び取付具2,2の接触面には白金メッキ等を施し
ておくことが推奨される。
1c及び取付具2,2の接触面には白金メッキ等を施し
ておくことが推奨される。
而して、この電極ホルダを用いて電気メッキを行う場合
には、第4図に示す如く、フレーム1の透−7L1d、
ldに棒状電極9,9を挿通し、かつそれぞれの下端9
a、9aの位置を、被メッキ面6aに均一な電流密度で
電着が行なわれるよう挿設電極棒9の配置分布、各間隙
等を調整した後、メッキ槽5等を用い、メッキ液を攪拌
、又は噴射循環等しながら常法により電気メッキを行う
ものである。
には、第4図に示す如く、フレーム1の透−7L1d、
ldに棒状電極9,9を挿通し、かつそれぞれの下端9
a、9aの位置を、被メッキ面6aに均一な電流密度で
電着が行なわれるよう挿設電極棒9の配置分布、各間隙
等を調整した後、メッキ槽5等を用い、メッキ液を攪拌
、又は噴射循環等しながら常法により電気メッキを行う
ものである。
本考案にかかる電極ホルダは、腐蝕し易いねじ等の部品
を用いることなく、形状の極めて単純な部品のみを用い
て、多数の棒状電極の位置を随意に設定できるよう構成
されており、しかも、棒状電極の位置の設定は、例えば
フレーム1を基準位置から少し下げて置き、各棒状電極
9,9の位置を、それぞれの下端9a、9aが被メッキ
面に接触する位置とした後、フレーム1を基準位置まで
引上げる等の手法により簡単に行なえるものであり、さ
らにメッキ試験の結果、不均一電着が発見されたときで
も、簡単に個々の電極位置が修正できるものである。
を用いることなく、形状の極めて単純な部品のみを用い
て、多数の棒状電極の位置を随意に設定できるよう構成
されており、しかも、棒状電極の位置の設定は、例えば
フレーム1を基準位置から少し下げて置き、各棒状電極
9,9の位置を、それぞれの下端9a、9aが被メッキ
面に接触する位置とした後、フレーム1を基準位置まで
引上げる等の手法により簡単に行なえるものであり、さ
らにメッキ試験の結果、不均一電着が発見されたときで
も、簡単に個々の電極位置が修正できるものである。
従って本考案によるときは、如何ように複雑な被メッキ
面にも簡単に均一なメッキを施し得る電極ホルダを提供
し得るものである。
面にも簡単に均一なメッキを施し得る電極ホルダを提供
し得るものである。
なお、本考案の構成は、斜上の実施例に限定されるもの
でなく、例えば、取付具2と環状体3,3とは一体化す
ることができ、また環状体3としても各種のホースバン
ド、その他の締付具を使用することができ、他方フレー
ム1の形状、構成、突起1C及び取付具2の形状等は、
本考案の目的の範囲で自由に変更できるものであり、本
考案はそれらのすべてを包摂するものである。
でなく、例えば、取付具2と環状体3,3とは一体化す
ることができ、また環状体3としても各種のホースバン
ド、その他の締付具を使用することができ、他方フレー
ム1の形状、構成、突起1C及び取付具2の形状等は、
本考案の目的の範囲で自由に変更できるものであり、本
考案はそれらのすべてを包摂するものである。
第1図は本考案にかかる電極ホルダの一実施例を示す平
面図、第2図はその側面図、第3図は第1図中のIII
−III断面を示す拡大断面図、第4図は使用法説明
図である。 1・・・・・・フレーム、1C・・・・・・突出部、1
d・・・・・・透孔、2・・・・・・取付具、3・・・
・・・環状体。
面図、第2図はその側面図、第3図は第1図中のIII
−III断面を示す拡大断面図、第4図は使用法説明
図である。 1・・・・・・フレーム、1C・・・・・・突出部、1
d・・・・・・透孔、2・・・・・・取付具、3・・・
・・・環状体。
Claims (1)
- 棒状電極が挿通される透孔が多数穿設され、かつ、上記
透孔に臨んで、上記透孔に挿通される棒状電極の側面の
一部が当接する突出部が設けられたフレームと、多数の
環状体と、上記環状体により上記透孔に挿通される棒状
電極を上記突出部に対して挾持する取付具とにより構成
される電気メツキ用電極ホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8544777U JPS58703Y2 (ja) | 1977-06-30 | 1977-06-30 | 電気メッキ用電極ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8544777U JPS58703Y2 (ja) | 1977-06-30 | 1977-06-30 | 電気メッキ用電極ホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5413928U JPS5413928U (ja) | 1979-01-29 |
JPS58703Y2 true JPS58703Y2 (ja) | 1983-01-07 |
Family
ID=29009090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8544777U Expired JPS58703Y2 (ja) | 1977-06-30 | 1977-06-30 | 電気メッキ用電極ホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58703Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-30 JP JP8544777U patent/JPS58703Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5413928U (ja) | 1979-01-29 |
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