JPS58698Y2 - 金属表面処理装置 - Google Patents

金属表面処理装置

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Publication number
JPS58698Y2
JPS58698Y2 JP4732078U JP4732078U JPS58698Y2 JP S58698 Y2 JPS58698 Y2 JP S58698Y2 JP 4732078 U JP4732078 U JP 4732078U JP 4732078 U JP4732078 U JP 4732078U JP S58698 Y2 JPS58698 Y2 JP S58698Y2
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JP
Japan
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treatment
processing liquid
metal surface
pipe
discharge
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Expired
Application number
JP4732078U
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English (en)
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JPS54152125U (ja
Inventor
督三 若林
Original Assignee
日本ペイント株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本ペイント株式会社 filed Critical 日本ペイント株式会社
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Publication of JPS54152125U publication Critical patent/JPS54152125U/ja
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属表面処理装置、更に詳しくは、2種以上の
処理を共通の処理室内で効率よ〈実施できる装置に関す
る。
従来、共通の処理室内で共通の配管を用いて2種以上の
処理液を各別に噴射せしめて処理を行う金属表面処理装
置としては、例えば第1図に示す装置が知られている。
この装置は、化成処理および第1〜第3水洗処理を行う
もので、処理室1、該室1内に設けられた共通配管(主
管2および多数の孔を有する噴射管3)、主管2に処理
液供給管4A〜7Aを介して連結する噴射ポンプ4B〜
7B、供給管4A〜7Aに配設された処理液吐出自動弁
40〜7Cおよび処理液吐出流量調節弁4D〜7D、噴
射ポンプ4B〜7Bに吸込管4E〜7Eを介して連結す
る処理液槽4F〜7F(4F:化成処理液槽、5F〜7
F:水槽)、吸込管4E〜7Eに配設された処理液吸込
弁4G〜7G、並びに処理室1の底板8に集まった処理
液を処理液槽4F〜7Fに回収せしめる切替装置9で構
成される。
しかして、このような装置においては、各処理後に処理
室の共通配管2,3中にその処理液の一部が残存し、こ
れを実質的に排出してしまわないと、次の処理液と混合
して適正な処理が実施できなくなる。
そこで、通常は、主管2の最上部に弁10を設け、これ
に圧縮空気を送り込むことにより、残存した処理液を噴
射管3の孔より押出して排出を促進する方式が採用され
ている。
しかし、この方式で残存した処理液の排出を行う場合、
上記孔より圧縮空気がもれるため、排出が円滑に行なわ
れず、また確実な排出ができない。
確実に排出するには、圧縮空気の送入時間を長くする必
要があり、全処理工程時間の遅延、ひいては処理性能や
水の使用量等に悪影響を及ぼすことになる。
本考案の目的は、上記排出方式の問題点を解消せしめた
、即ち、短時間で確実に排出できるように改良された金
属表面処理装置を提供するにある。
即ち、本考案の要旨は、共通の処理室内で共通の配管を
用いて2種以上の処理液を各別に噴射せしめて処理を行
う金属表面処理装置において、各処理後に処理室の共通
配管中に残存する処理液を排出して元の処理液槽に回収
させるために、上記配管の最下部に弁を有する排出配管
を設置したことを特徴とする金属表面処理装置に存する
以下、添付図面に基づき本考案について説明する。
第2図で例示される本考案装置は、第1図の従来装置と
対比した場合、処理室内の配管構造および配管中に残存
する処理液の排出手段が異なる以外は、同様な構成から
成る。
即ち、上記本考案装置は従来装置と同様、化成処理およ
び第1〜第3水洗処理を行なうもので、処理室11.主
管12、噴射管13、処理液供給管14A〜17A、噴
射ポンプ14B〜17B、処理液吐出自動弁14C〜1
7C1処理液吐出流量調節弁14D〜17D、吸込管1
4E〜17E、化成処理液槽14F、水槽15F〜17
F、処理液吸込弁14G〜17G、処理室11の底板1
8に集まった処理液を処理液槽14F〜17Fに回収せ
しめる切替装置19、主管12の最上部に設けられた空
気流入弁20、並びに主管12の最下部と連結し底板1
8に接続した、自動弁21を有する排出配管22で構成
される。
次に、かかる本考案装置を使用して化成処理および第1
〜第3水洗処理を実施する手順を説明する。
(I)先ず、処理に入る前の各弁の状態は下記のように
なっている。
処理液吸込弁14G〜17Gは全開。
処理液吐出流量調節弁14D〜17Dは流量に合わせて
調節量。
処理液吐出自動弁14C〜17Cは全閉。
空気流入弁20は全閉。
自動弁21は全開。
(II)化成処理の手順 処理液吐出自動弁14Cを全開した後、噴射ポンプ14
Bを作動せしめて槽14Fの化成処理液を供給管14A
および主管12を経て噴射管13に供給し、鉄管13の
孔より被処理物に一定時間噴射する。
規定時間が経つと、噴射ポンプ14Bを停止し、同時に
処理液吐出自動弁14Cを全閉する。
このようにして、化成処理は終了する。
次に、空気流入弁20および自動弁21を全開すること
により、処理室配管の特に噴射管13中に残存した化成
処理液は流れ勾配により主管12に集められ排出配管2
2を通り、底板18に排出され、そして切替装置19に
より元の化成処理液槽14Fに回収される。
この間、残存化成処理液の回収されるまでの時間は、通
常1.5〜2分程度である。
(III)第1〜第3水洗処理の手順 上記(II)の化成処理の手順に準する。
以上の構成から戊る本考案装置によれば、各処理後処理
室共通配管中に残存した処理液は、確実に排出、回収さ
れるため、処理液損失は大巾に減り、また水洗水の水質
も良くなり処理性能も向上する。
加えて、水の使用量も大巾に少なくなる。特に、排出配
管22の管径を大きくすることにより、タレ切時間を大
巾に短縮することができるので生産効率が良くなる。
なお、本考案装置は上述の如き、化成処理−第1〜3水
洗処理工程のもの以外に、他の2種以上の処理工程(例
えば脱脂処理−水洗処理一化或処理−水洗処理工程など
)にも適用できる。
また、処理室の配管構造においても、第2図の如き噴射
管は、その残存処理液が流れ勾配により主管に集められ
るように主管に対し傾斜して取付けられているものに限
定されるものではなく、これ以外に■逆傾斜して取付け
られていてもよく、また■第1図の如き水平の主管に対
して垂直方向に取付けられていてもよい。
■の場合の排出配管は、各噴射管の先端部および主管の
最下部と連通して接合されており、これらの管中の残存
処理液が1個所に集合して同時に排出されるように構成
されている。
また■の場合の排出配管では、各噴射管の最下部と連通
して接合され、これも上述と同様、管中の残存処理液が
同時に排出されるように構成されておればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ、従来装置および本考案
装置の一例を示すブロック図であって、1.11は処理
室、2,12は主管、3,13は噴射管、4A〜7A、
14A〜17Aは処理液供給管、4F〜7F。 14F〜17Fは処理液槽、21は自動弁、22は排出
配管を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 共通の処理室内で共通の配管を用いて2種以上の処理液
    を各別に噴射せしめて処理を行う金属表面処理装置にお
    いて、各処理後に処理室の共通配管中に残存する処理液
    を排出して元の処理液槽に回収させるために、上記配管
    の最下部に弁を有する排出配管を設置したことを特徴と
    する金属表面処理装置。
JP4732078U 1978-04-10 1978-04-10 金属表面処理装置 Expired JPS58698Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4732078U JPS58698Y2 (ja) 1978-04-10 1978-04-10 金属表面処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4732078U JPS58698Y2 (ja) 1978-04-10 1978-04-10 金属表面処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54152125U JPS54152125U (ja) 1979-10-23
JPS58698Y2 true JPS58698Y2 (ja) 1983-01-07

Family

ID=28928974

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JP4732078U Expired JPS58698Y2 (ja) 1978-04-10 1978-04-10 金属表面処理装置

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