JPS5869324A - 燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酸欠センサを有する燃焼装置に関するものであ
り、その目的とするところは酸欠センサの検知信号で安
全装置が不用意に動作してしまうのを防止することにあ
る。

例えば石油ストーブ等の燃焼装置を長時間使用している
と室内は徐々に酸欠状態となってくるので、この種燃焼
装置においては燃焼部の上方に酸欠センサを設けて、酸
欠状態が進むと安全装置を働カセて燃焼部の燃焼を停止
したり、あるいは警報手段により警報を発したりしてい
る。

ところが上記燃焼部における火炎はふらつくのでその都
度酸欠センサの温度は大きく変化し、酸欠状態でないに
もかかわらず不用意に安全装置が働くという問題があっ
た。

そこで本発明は酸欠センサを触媒ケース内に設けること
により上記問題点を解消したものである。

以下本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明する
。

第１図において、１は箱型の本体ケースで、この本体ケ
ース１内の上部前面は開口部２となっている。

また本体ケース１内には三重筒構造で灯芯を有する公知
の石油式（あるいはガス式）の燃焼部３が設けられてい
る。

そして燃焼部３の上方には所定間隔離して第２リ、この
触媒ケース４は上部のフランジ部４ムに設けた孔４＆に
三つの脚６を嵌合させて天板６に支持されている。

また触媒ケース４内には円板状で多数の孔７１Ｌを有す
る触媒体７が設けられている。

また触媒ケース４内で触媒体７の下方にはスズやジルコ
ニア等を含む酸化物半導体よ・りなる酸欠センサ８が支
持体９で支持されている。

上記酸欠センサ８は正常時で０２濃度が高いと抵抗値が
高く、酸欠が進んでＣＯ濃度が高くなると抵抗値が低く
なり、図示していないがこの抵抗値消火したり、または
ランプやブザー等の警報手段より警報を発したりする安
全装置が働くようになっている。

上記構成において燃焼部３からの排気ガスは第１図の実
線の矢印ム（矢印Ｂは空気流）のごとく触媒ケース４の
下端開口部から流入し、触媒体７で浄化されて脚５間を
通り本体ケース１外に放出される。

この際酸欠センサ８は排ガヌ中のＣＯ濃度を検出してお
り、換気が行われず室内の０２濃度が低下しＣＯ濃度が
高くなると、つまり酸欠状態が進行すると上記安全装置
を動作させる。

そしてこのように安全装置が動作する前の状態において
は酸欠センサ８は触媒ケース４内に流入し、よどんだ排
気ガスのＣＯ濃度を検出するので下方から上昇する排気
ガスのＣＯ濃度を直ちに検出するよりは検知信号にふら
つきがなくなる。

また触媒体７からの熱を受けるので酸欠センサ８の温度
変動も少なくなり、これにより検知信号のふらつきはき
わめて少なく、不用意に安全装置が動作することがなく
なった。

第３図はこの状態を示したものでム線は正常時における
本実施例の酸欠センサ８の検知信号を電圧値により示し
たもので、Ｂ線は触媒ケース４をパらかなように本実施
例においては酸欠センサ“の検知信号のふらつきが少な
く、正常時に安全装置が゛不用意に動作することがない
ものとなるのである。

以上のように本発明によれば酸欠センサの検知信号がふ
らつかないので、正常時に安全装置が不用意に動作する
ことがなくなり、信頼性の高いものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかる燃焼装置の断面図、
第２図は同装置の要部分解斜視図、第３図は同装置の特
性図である。− ３・・・・・・燃焼部、４・・・・・・触媒ケース、７
・・・・・・触媒体、８・・・・・・酸欠センサ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１１１１ θ 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）燃焼部と、この燃焼部の上方に設けた触媒ケース
   と、この触媒ケース内に設けた触媒体と、同触媒ケース
   内の触媒体下に設けた酸欠センサと、上記酸欠センサに
   よる検知信号により動作する安全装置とによりなる燃焼
   装置。 爾　安全装置は、燃焼部の燃焼を停止する停止機構によ
   り構成した特許請求の範囲第１項に記載の燃焼装置。 （３）安全装置は、警報を発する警報手段により構成し
   た特許請求の範囲第１項に記載の燃焼装置。