JPS5869255A - フタロシアニン誘導体 - Google Patents
フタロシアニン誘導体Info
- Publication number
- JPS5869255A JPS5869255A JP56168030A JP16803081A JPS5869255A JP S5869255 A JPS5869255 A JP S5869255A JP 56168030 A JP56168030 A JP 56168030A JP 16803081 A JP16803081 A JP 16803081A JP S5869255 A JPS5869255 A JP S5869255A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phthalocyanine
- copper
- amino
- hydrogen
- groups
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な化合物に係り、無金属フタロシアニンも
しくは含金属フタロシアニン(以下両者をフタロシアニ
ンと称す)誘導体に関する。詳しくは、炭素数′6〜3
0の炭化水素を有するフタロシアニン誘導体に関する。
しくは含金属フタロシアニン(以下両者をフタロシアニ
ンと称す)誘導体に関する。詳しくは、炭素数′6〜3
0の炭化水素を有するフタロシアニン誘導体に関する。
従来この種の化合物としては、例えば特公昭54−33
72号公報等に見られるようなフタロシアニンスルホニ
ルアミン誘導体(Ill 、もしくは例えば特公昭54
−1464号公報等に見られるようなフタロシアニンス
ルホ/アミド誘導体側が知られている。これらはいずれ
も樹脂の着色剤や、電子写真用トナーの電荷調整剤を目
的としている。
72号公報等に見られるようなフタロシアニンスルホニ
ルアミン誘導体(Ill 、もしくは例えば特公昭54
−1464号公報等に見られるようなフタロシアニンス
ルホ/アミド誘導体側が知られている。これらはいずれ
も樹脂の着色剤や、電子写真用トナーの電荷調整剤を目
的としている。
またフタロシアニン系油溶性染料もフタOシアニンスル
ホンアミド誘導体もしくはフタロ’/7= 7スルホニ
ルアミン誘導体である。これらはいずれもアルコール系
、ケトン系、セロソルブ系等のような極性の高い溶剤に
は溶解し易いものの、トルエンやキシレン等には溶解度
は低下し、非唯性溶剤にはほとんどもしくは全く溶けな
い欠点があった。
ホンアミド誘導体もしくはフタロ’/7= 7スルホニ
ルアミン誘導体である。これらはいずれもアルコール系
、ケトン系、セロソルブ系等のような極性の高い溶剤に
は溶解し易いものの、トルエンやキシレン等には溶解度
は低下し、非唯性溶剤にはほとんどもしくは全く溶けな
い欠点があった。
(以下 余 白)
(ただしAは脂肪族アンモニウムイオン、脂環族アンモ
ニウムイオン、異部環状アンモニウムイオンを表す。ま
たR3は水素もしくは炭素数1〜3oの炭化水素、R4
は炭素数6〜30の炭化水素を表す。
ニウムイオン、異部環状アンモニウムイオンを表す。ま
たR3は水素もしくは炭素数1〜3oの炭化水素、R4
は炭素数6〜30の炭化水素を表す。
さらに特公昭39−16787号、同64−F! 22
27号公報等に見られるような第二級もしくは第三級ア
ミノアルキルフタロシアニン(■および■)も提案され
ている。これらの中にはシクロヘキサンやホワイトスピ
リットに溶解するフタロシアニン誘導体もあるものの、
一般に酸性水溶液に溶解しやすく、非極性溶剤に溶解す
るにはアニオン界面活性剤の多価金属塩により疎水系を
持たせている。さらにこれらの化合物の出発物質として
は、クロルメチル化フタロシアニンである。
27号公報等に見られるような第二級もしくは第三級ア
ミノアルキルフタロシアニン(■および■)も提案され
ている。これらの中にはシクロヘキサンやホワイトスピ
リットに溶解するフタロシアニン誘導体もあるものの、
一般に酸性水溶液に溶解しやすく、非極性溶剤に溶解す
るにはアニオン界面活性剤の多価金属塩により疎水系を
持たせている。さらにこれらの化合物の出発物質として
は、クロルメチル化フタロシアニンである。
7Pcは無金属フタロシアニン又は金属フタロシアニン
のn価の残基、R6は基+CH2す。。
のn価の残基、R6は基+CH2す。。
二CH2−NH(CH2−)−、、−CH2NH(CH
2+t 。
2+t 。
−8O□NH(CH2±6のいずれかである。R6は水
素、アルキル基、ヒドロキシルアルキル基のいずずれか
である。R6とR7は結合していてもよく、は硫黄を有
してもよい飽和の6員環、6員環又は7員環の複素環を
意味してもよい。R8は置換もしくは無置換のオレフェ
ニレン基である。nは1〜8.mは1〜2. tは1〜
4の数を示す。)クロルメチル化フタロシアニンは公知
の物質であるものの、その合成時において発癌性を有す
る中間体が発生すると言われ、工業的には合成し難い欠
点を有している。
素、アルキル基、ヒドロキシルアルキル基のいずずれか
である。R6とR7は結合していてもよく、は硫黄を有
してもよい飽和の6員環、6員環又は7員環の複素環を
意味してもよい。R8は置換もしくは無置換のオレフェ
ニレン基である。nは1〜8.mは1〜2. tは1〜
4の数を示す。)クロルメチル化フタロシアニンは公知
の物質であるものの、その合成時において発癌性を有す
る中間体が発生すると言われ、工業的には合成し難い欠
点を有している。
本発明は、このような従来の欠点を克服した新規なフタ
ロシアニン誘導体を提供するものである。
ロシアニン誘導体を提供するものである。
本発明の7タロシアニン誘導体は下記一般式(1)%式
% (ただしMは水素(2H)、銅、亜鉛、ニッケルのいず
れかである。基w、x、y、zはフタロシアニンのフェ
ニル基の3位もしくは4位に結合している。基w、x、
y、zは水素もしくは第1表に示す置換基Sl (i=
1〜7)の内のいずれかである。また基w、x、y、z
の内少なくとも′つは前記置換基S、(i−1〜7)の
内のいずれt、である。
% (ただしMは水素(2H)、銅、亜鉛、ニッケルのいず
れかである。基w、x、y、zはフタロシアニンのフェ
ニル基の3位もしくは4位に結合している。基w、x、
y、zは水素もしくは第1表に示す置換基Sl (i=
1〜7)の内のいずれかである。また基w、x、y、z
の内少なくとも′つは前記置換基S、(i−1〜7)の
内のいずれt、である。
(以下 余 白)
第1表
S6 −C−0−R2
0
S7 −R2
(第1表において、R1は水素もしくは炭素数1〜30
の炭化水素であり、R2は炭素数6〜3oの炭化水素で
ある。) 上述の7タロシアニン誘導体は、青味の緑もしくは緑味
の青を呈し、耐光、耐熱、耐酸耐アルカリ性に強く、か
つ従来溶解し難かった第3種有機溶剤も含めた多種の有
機溶剤に溶解し、さらに樹脂着色剤としても優れている
。
の炭化水素であり、R2は炭素数6〜3oの炭化水素で
ある。) 上述の7タロシアニン誘導体は、青味の緑もしくは緑味
の青を呈し、耐光、耐熱、耐酸耐アルカリ性に強く、か
つ従来溶解し難かった第3種有機溶剤も含めた多種の有
機溶剤に溶解し、さらに樹脂着色剤としても優れている
。
前述ノアタロシアニンスルホニルアミン(If)および
スルホンアミド(2)が非極性溶剤に溶解し難く、本発
明の7タロシアニン誘導体(1)が溶解しやすい理由は
、スルホン基の極性が大きいためと推定さNる。
スルホンアミド(2)が非極性溶剤に溶解し難く、本発
明の7タロシアニン誘導体(1)が溶解しやすい理由は
、スルホン基の極性が大きいためと推定さNる。
本発明の7タロシアニン誘導体の金属については、特に
限定されるものではないが、銅、亜鉛。
限定されるものではないが、銅、亜鉛。
ニッケル等が好ましい。また無金属(Mは水素)であっ
ても良い。
ても良い。
本発明の7タロシアニン誘導体の基w、 x、 y。
2は、フタロシアニンのフェニル基の3位もしくは4位
のいずれに結合しても良く、また混合物であっても良い
。
のいずれに結合しても良く、また混合物であっても良い
。
さらに基w、 x、 y、 zは水素もしくは第1表
記載の置換基Si (i−1〜7)であシ、かつ少なく
とも1つはS、のいずれかである。置換基(Sl )の
R1は水素もしくは炭素数1〜30の炭化水素である。
記載の置換基Si (i−1〜7)であシ、かつ少なく
とも1つはS、のいずれかである。置換基(Sl )の
R1は水素もしくは炭素数1〜30の炭化水素である。
例えばアルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基等
が挙げられる。さらにこれらの基に不飽和結合があって
も良い。またR2は炭素数6〜3oの炭化水素である。
が挙げられる。さらにこれらの基に不飽和結合があって
も良い。またR2は炭素数6〜3oの炭化水素である。
例えばアルギル基、シクロアルキル基、アラルキル基質
が挙す けられる。さらにこれらの基に不飽和結合矛(あっても
良い。特に第3種有機溶剤のように溶媒に溶解しやすく
するには、炭素鎖の炭素数が6〜24次に本発明のフタ
ロシアニン誘導体の製造方法の概略を第2表にまとめて
示す。
が挙す けられる。さらにこれらの基に不飽和結合矛(あっても
良い。特に第3種有機溶剤のように溶媒に溶解しやすく
するには、炭素鎖の炭素数が6〜24次に本発明のフタ
ロシアニン誘導体の製造方法の概略を第2表にまとめて
示す。
第2表
次に具体的実施例によって本発明のフタロシアニン誘導
体の製造方法について説明するが、本発明に不必要な限
定を加えるものでないこと勿論である。
体の製造方法について説明するが、本発明に不必要な限
定を加えるものでないこと勿論である。
実施例1
テトラ(N−オクチル)アミノ−銅−7タロシアニンの
例を示す。
例を示す。
まず、M、T 、 Bogert 、 J 、Am 、
Chem 、F3oa、。
Chem 、F3oa、。
28.617.(1906) に記載されている方法
で、4−ニトロフタル酸からジメチル4−アミノフタレ
ート(以下DMAPと略す)を得た。次にDMAP21
yにn−オクチルアイオダイド24yをベンゼン50C
C中で90℃で3時間反応させた。こうして得たジメチ
ル4−(N−オクチル)アミノフタレートをアルカリ雰
囲気中で4−(N−オクチル)アミノフタル酸とし、加
熱して無水物とした。4−(N−オクチル)アミノフタ
ル酸無水物28fと尿素24りと塩化銅10Fとモリフ
テン酸アンモニウム3.2Fとをニトロベンゼン375
CC中で170℃で3時間反応した。こうして得たテト
ラ(N−オクチル)アミノ−銅−フタロシアニンは、青
味がかった緑色を呈し、ベンゼン5 トルエン等に易溶
で、n−へキサンに溶けた。
で、4−ニトロフタル酸からジメチル4−アミノフタレ
ート(以下DMAPと略す)を得た。次にDMAP21
yにn−オクチルアイオダイド24yをベンゼン50C
C中で90℃で3時間反応させた。こうして得たジメチ
ル4−(N−オクチル)アミノフタレートをアルカリ雰
囲気中で4−(N−オクチル)アミノフタル酸とし、加
熱して無水物とした。4−(N−オクチル)アミノフタ
ル酸無水物28fと尿素24りと塩化銅10Fとモリフ
テン酸アンモニウム3.2Fとをニトロベンゼン375
CC中で170℃で3時間反応した。こうして得たテト
ラ(N−オクチル)アミノ−銅−フタロシアニンは、青
味がかった緑色を呈し、ベンゼン5 トルエン等に易溶
で、n−へキサンに溶けた。
実施例2
テトラ(N−ステアロイル、N−メチル)アミノ゛−銅
一フタロシアニンの例を示t。
一フタロシアニンの例を示t。
実施例1と同様にして得たDMA P 53 j/に、
塩化ステアロイルBufをベンゼンl 5occ中Tパ
O℃で′時間反応させた。こうして得たジメチル/、
、LM−ステアロイル)アミノフタレート(以下DM
SAPと略す)76yにヨウ化メチル23rをベンゼン
5occ中で90℃で一1時間反、応さ一亡た。こうし
て得たジメチル4− (N−ステアロイル、N−メチル
)アミノフタレートを実施例1と同様にして、4−(N
−ステアロイル、 N −メチル)アミノフタル酸無水
物を得た。4−(N−ステアロイル、N−メチル)アミ
ノフタル酸無水物43Fと尿素245Fと塩化銅10y
とモリブデン酸アンモニウム3.2yとをニトロベンゼ
ン375 CC中で18012で3時間反応した。こう
し7て得たテトラ(N−ステアロイル、N−メチル)ア
ミノ−銅−フタロシアニンは、青味がかった緑色ヲ呈し
、ベンゼン、トルエン、ケロシン、ガソリン等に良く溶
けた。
塩化ステアロイルBufをベンゼンl 5occ中Tパ
O℃で′時間反応させた。こうして得たジメチル/、
、LM−ステアロイル)アミノフタレート(以下DM
SAPと略す)76yにヨウ化メチル23rをベンゼン
5occ中で90℃で一1時間反、応さ一亡た。こうし
て得たジメチル4− (N−ステアロイル、N−メチル
)アミノフタレートを実施例1と同様にして、4−(N
−ステアロイル、 N −メチル)アミノフタル酸無水
物を得た。4−(N−ステアロイル、N−メチル)アミ
ノフタル酸無水物43Fと尿素245Fと塩化銅10y
とモリブデン酸アンモニウム3.2yとをニトロベンゼ
ン375 CC中で18012で3時間反応した。こう
し7て得たテトラ(N−ステアロイル、N−メチル)ア
ミノ−銅−フタロシアニンは、青味がかった緑色ヲ呈し
、ベンゼン、トルエン、ケロシン、ガソリン等に良く溶
けた。
実施例3
テトラ(N−ステアロイル、N−アセチル)アミノ−銅
−7タロシアニンの例を示す。
−7タロシアニンの例を示す。
実施例2と同様にして得たDMSAPl 00pに無水
酢酸305Fをベンゼン120CC中で室温で2時間反
応させた。こうして得たジメチル4−(N−ステアロイ
ル、N−アセチル)アミノフタ?し L’−トから4−(N−ステアロイVN−アセチル)フ
タル酸無水物を得た。4−(N−ステアロイル。
酢酸305Fをベンゼン120CC中で室温で2時間反
応させた。こうして得たジメチル4−(N−ステアロイ
ル、N−アセチル)アミノフタ?し L’−トから4−(N−ステアロイVN−アセチル)フ
タル酸無水物を得た。4−(N−ステアロイル。
N−アセチル)フタル酸無水物60Fと尿素24ノと塩
化銅10Fとモリブデン酸アンモニウム3.2yとをニ
トロベンゼン375 CC中で180℃で3時間反応し
た。こうして得たテトラ(N−ステアロイル、N−アセ
チル)アミノ−銅−フタロシアニンは、青味がかった緑
色を呈し、ベンゼン。
化銅10Fとモリブデン酸アンモニウム3.2yとをニ
トロベンゼン375 CC中で180℃で3時間反応し
た。こうして得たテトラ(N−ステアロイル、N−アセ
チル)アミノ−銅−フタロシアニンは、青味がかった緑
色を呈し、ベンゼン。
トルエン、ケロシンおよびガンリン等に良く溶けた。
実施例4
テにう(4−デシルベンゾイル)−銅−フタロシアニン
の例を示す。
の例を示す。
ドー*S 4 =s、t 、 A、Maruyama
、 K、Kobayashi 。
、 K、Kobayashi 。
*=、rt N、H*jo、Makromo/、C
hem、、 18”、 、575(’980)
に記載されている方法により、銅−フタロシアニンテト
ラカルボン酸塩化物を得た。この銅−Σタロシアニンテ
トラカルボン酸塩化物837とデシルベンゼン22ぴと
塩化アルミニウム43 Fとをニトロベンゼン70CG
中で6℃で3時間反応させた。こうして得たテトラ(4
−デシルベンゾイル)−M−フタロシアニンハ、緑味ノ
青を呈し、ベンゼレ、トルエン、ケ占シンおよびガソリ
ン等に良く溶けた。
hem、、 18”、 、575(’980)
に記載されている方法により、銅−フタロシアニンテト
ラカルボン酸塩化物を得た。この銅−Σタロシアニンテ
トラカルボン酸塩化物837とデシルベンゼン22ぴと
塩化アルミニウム43 Fとをニトロベンゼン70CG
中で6℃で3時間反応させた。こうして得たテトラ(4
−デシルベンゾイル)−M−フタロシアニンハ、緑味ノ
青を呈し、ベンゼレ、トルエン、ケ占シンおよびガソリ
ン等に良く溶けた。
実施例6
銅−7タロシアニンテトラカルボン酸オレイルエステル
の例を示す。
の例を示す。
実施例4の銅−フタロシアニンテトラカルボン酸塩化物
の中間体として、銅−フタロシアニンテトラカルボン酸
が得られる。この銅−7りロシアニンテトラカルボン酸
76yとオレイルアルコール5305rと濃硫酸155
Eとを160℃で6時間反応させた。こうして得た銅−
7タロシアニンテトラカルボン酸オレイルエステルは、
緑味のl呈し、ベンゼン、トルエン、ケロシンおよびガ
ソリン等に良く溶けた。
の中間体として、銅−フタロシアニンテトラカルボン酸
が得られる。この銅−7りロシアニンテトラカルボン酸
76yとオレイルアルコール5305rと濃硫酸155
Eとを160℃で6時間反応させた。こうして得た銅−
7タロシアニンテトラカルボン酸オレイルエステルは、
緑味のl呈し、ベンゼン、トルエン、ケロシンおよびガ
ソリン等に良く溶けた。
実施例6
テトラオクチルアミドー銅−フタロシアニンの例を示す
。
。
実施例4で得た銅−7タロシアニンテトラカルボン酸塩
化物83ノとオクチルアミン13yとをベンゼン90C
G中で10℃で3時間反応させた。
化物83ノとオクチルアミン13yとをベンゼン90C
G中で10℃で3時間反応させた。
こうして得られたテトラ・オクチルアミド−銅−7タロ
シアニンは緑味がかった青色を呈し、ベンゼン、トルエ
ン、n−ヘキサンに溶解した。
シアニンは緑味がかった青色を呈し、ベンゼン、トルエ
ン、n−ヘキサンに溶解した。
実施例7
テトラヘキシルー銅−フタロシアニンの例を示す。
4−メチルフタル酸367とリチウムシイツブqピルア
ミド66yと1−ブロモペンタン3oグとをテトラヒド
ロ7ランを溶媒として。℃で2時間反応させたところ、
4−へキシルフタル酸を得た。これを加熱して得た4−
へキシルフタル酸無水物23Fと尿素24りと塩化銅j
ofとモリブデン酸アンモニウム3.27とをニトロベ
ンゼン中で1f□℃で3時間反応させた。こうして得ら
れたテトラヘキシル−銅−フタロシアニンはベンゼン、
にノ・エン等に易溶で、n−ヘキサン、ガソリン、ケロ
シン等にも溶けた。
ミド66yと1−ブロモペンタン3oグとをテトラヒド
ロ7ランを溶媒として。℃で2時間反応させたところ、
4−へキシルフタル酸を得た。これを加熱して得た4−
へキシルフタル酸無水物23Fと尿素24りと塩化銅j
ofとモリブデン酸アンモニウム3.27とをニトロベ
ンゼン中で1f□℃で3時間反応させた。こうして得ら
れたテトラヘキシル−銅−フタロシアニンはベンゼン、
にノ・エン等に易溶で、n−ヘキサン、ガソリン、ケロ
シン等にも溶けた。
以上の実施例はテトラ置換フタロシアニンにっ1ハてで
あるが、モノ、ジもしくはトリ置換についではフタロシ
アニン化反応において置換された無水、フタル酸と未置
換の無水フタル酸とのモル比で一整すること示でき、ま
たフタロシアニン化反応と前述の実施例と同条件で行え
る。また前述の実施例は銅フタロシアニン誘導体につい
て記したが、他の金属もしくは無金属フタロシアニンに
ついても同様に製造される。
あるが、モノ、ジもしくはトリ置換についではフタロシ
アニン化反応において置換された無水、フタル酸と未置
換の無水フタル酸とのモル比で一整すること示でき、ま
たフタロシアニン化反応と前述の実施例と同条件で行え
る。また前述の実施例は銅フタロシアニン誘導体につい
て記したが、他の金属もしくは無金属フタロシアニンに
ついても同様に製造される。
以上のように、本発明は多くの有機溶剤に溶解するフタ
ロシアニン誘導体を提供するものである。
ロシアニン誘導体を提供するものである。
また本発明のフタロシアニン誘導体は、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート等の
ような熱可塑性樹脂の着色にも効果を有する。特に本発
明のフタロシアニン誘導体は多くの有機溶剤に対して溶
解するため、樹脂を着色する際有機溶剤に溶解した状態
で染着することも容易である。したがって例えばキャス
ト法やコーターを使用しても着色した膜を製造できる効
果がある。さらに本発明のフタロシアニン誘導体は、有
機溶剤系のインクの着色剤としても用いることができる
。また本発明のフタロシアニン誘導体はクロルメチル化
を行わない。したがって安全に前述のような多機能の7
タロシアニン誘導体を提供できる。
ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート等の
ような熱可塑性樹脂の着色にも効果を有する。特に本発
明のフタロシアニン誘導体は多くの有機溶剤に対して溶
解するため、樹脂を着色する際有機溶剤に溶解した状態
で染着することも容易である。したがって例えばキャス
ト法やコーターを使用しても着色した膜を製造できる効
果がある。さらに本発明のフタロシアニン誘導体は、有
機溶剤系のインクの着色剤としても用いることができる
。また本発明のフタロシアニン誘導体はクロルメチル化
を行わない。したがって安全に前述のような多機能の7
タロシアニン誘導体を提供できる。
代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
頁の続き 0発 明 者 園田信雄 0発 明 者 下間亘 門真市大字門真1006番地松下電 器産業株式会社内
頁の続き 0発 明 者 園田信雄 0発 明 者 下間亘 門真市大字門真1006番地松下電 器産業株式会社内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記一般式(1)で示されるフタロシアニン誘導体。 (ただしMは水素(2H)*銅、亜鉛、ニッケルのいず
れかである。まだ、基w、x、y、zはフタロシアニン
のフェニル基の3位もしくは4位に結合しているものと
し、これらは水素もしくは下に示す置換基S i(i
= 1〜7)の内のいずれかであり、かつ基w、x、y
、zの内少なくとも1つは前配置換基5i(i−1〜7
)の内のいずれかである。 1 1 −R2 ■ S4 @ −C−R2 1 S6 ° C−0−R2 1 S7 ° −R2
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56168030A JPS5869255A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | フタロシアニン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56168030A JPS5869255A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | フタロシアニン誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5869255A true JPS5869255A (ja) | 1983-04-25 |
JPS6332104B2 JPS6332104B2 (ja) | 1988-06-28 |
Family
ID=15860513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56168030A Granted JPS5869255A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | フタロシアニン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5869255A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60230667A (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-16 | ゼロツクス コーポレーシヨン | 赤外線吸収添加剤含有の現像剤組成物 |
JPS6120051A (ja) * | 1984-07-09 | 1986-01-28 | Dainichi Seika Kogyo Kk | 画像記録用着色組成物 |
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