JPS586875Y2 - テ−ブル昇降装置 - Google Patents

テ−ブル昇降装置

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JPS586875Y2
JPS586875Y2 JP1978046111U JP4611178U JPS586875Y2 JP S586875 Y2 JPS586875 Y2 JP S586875Y2 JP 1978046111 U JP1978046111 U JP 1978046111U JP 4611178 U JP4611178 U JP 4611178U JP S586875 Y2 JPS586875 Y2 JP S586875Y2
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JP
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cylinder
frame
piston rod
rotating arm
expansion
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JP1978046111U
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JPS54149074U (ja
Inventor
藤田尋務
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株式会社大阪タイユ−
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【考案の詳細な説明】 本考案は油圧シリンダによってテーブルを昇降させる装
置の改良に関する。
従来、斯種装置は第6図に示す如く枠体1の一端に枢屯
した回動アーム3と、枠体1の案内部11を辷るローラ
41を具えた変位アーム4とで拡縮機溝2を形成し、拡
縮機構上にテーブル5を配備すると共に〜枠体1の他端
に油圧シリンダ610基端を枢止してシリンダ61のピ
ストンロッド62を前記回動アーム3に連繋している。
上記構成の昇降装置はピストンロッド62の出没により
拡縮機構2を拡縮せしめてチーフル5を昇降させるもの
で、テーブル5を下降させるとき、シリンダ61はピス
トンロッド62を引き込みなから1徐々に水平方向に倒
れて枠体1内に納まり、チーフル5の下死点位置と床面
との距離を短かく出来る利点が有る。
しかし、テーブル5を上昇させるに必要なシリンダ61
0力を考えると第7図に示す様にシリンダのピストンロ
ッド62の突出方向に作用する力Fは、回動アーム3を
回転させる力、即ちピストンロッド62と回動アーム3
との枢止部30が描く円軌跡に対して接線方向に働く力
F1と、回動アーム3を基端側に押す力F2とに分解さ
れ、ピストンロッド62が枠体1に対して平行に近づく
程、シリンダ61の力Fは回動アーム3を基端側に押す
方向に作用する割合が大きい。
即ちシリンダ61の力Fを回動アーム3の回転力として
有効に使用出来ない。
従ってテーブル5を下死点から上昇させるべく回動アー
ム3を上向き回転させるに必要な大きさの力F1を得る
ためには、シリンダ61には力F1よりもはるかに大き
い力Fが必要となり\必然的にシリンダ61は大型化し
1該シリンダ61に作業油を送るペダル式ポンプ63の
足踏み操作は重くなる。
更に油圧発生装置6は、ポア7”63及び油夕。
り66を枠体1に固定し\油圧シリンダ61は枠体1と
回動アーム3との間に取付けて\耐圧ホースで夫々連結
する構成であるから、7−−7”/4降装置のサイズが
変ると油圧シリンダを取付げているる回動アーム上の担
止点と枠体の取付は点の距離が変り、それに合せて油圧
シリンダの寸法を各種変更せねばならないため、製作工
場ではテーブル昇降装置に合せて数段階の油圧発生装置
を揃えねばならない不便があり、標準化が計れず高価と
なる問題があった。
本考案は上記実情に鑑み、油圧発生装置をユニットにし
て回動アームとの取付げに工夫を施すことにより、操作
が楽で然も安価に製造出来るテーブル昇降装置を提供す
るものである。
以下図面に示した実施例に基づき本考案を具体的に説明
する。
昇降装置の枠体1はチャンネル材で長方形に形成し、長
手方向の両側のチャンネル材12.12は第3図に示す
如く開口溝を内向きに対向せしめ、後記する変位アーム
4,4のローラ41,41が嵌る案内部11.11を構
成する。
枠体1の4隅に車輪10.14を配備すると共に、後部
車輪10,10を取付げる支持板13上に手押し杆15
を取外し可能に上向き突設する。
枠体1の後壁16の両側にプラタン)17.17を内向
きに突設し1各ブラケツトに一対の回動アーム3,3の
下端を垂直面内で回動可能に枢支する。
上記回動アーム3,3の中心と、該アーム3と同=長さ
の一対の変位アーム4,4の中心トを交叉させ、交叉部
を1本の枢軸21で枢正し、変位アーム4,4の下端に
具えたローラ41,41を前記枠体10両側の案内部1
1.11に転勤自由に嵌めて上下方向に拡縮自由なパン
タグラフ機構の拡縮機構2を形成する。
上記拡縮機構2上に配備するテーブル5は、枠・体1の
幅及び横長さと略同−の長方形であって、後部両端の下
向き突出したプラタン)51.51に変位アーム4,4
の上端を担止し\回動アーム3.3の上端に具えたロー
ラ31,31にテーブル5の下面を当てている。
前記回動アーム3の下端と枢軸21との略中間に第4図
に示す如く下向きの支持片32を突設し、該支持片32
に枠体1の後壁16側に固定した油圧発生装置6を連繋
する。
該油圧発生装置6はシリンダ61、油圧ポンプ及び油タ
ンク66を基板7上に配備して1つのユニットにまとめ
たものであって、ピット7゜ラド62を垂直に出没させ
るシリンダ61にケース65を液密に被せ、ケース65
内面とシリンダ61との間に油タンク66を形成すると
共に、ケース65の上部を枠体1の後部下面に取付けた
横杆18,18間に固定している。
シリンダ61及びケース65の下面には基板7を固定し
て該基板T上に油圧ポンプ63を配備し、シリンダ61
と油タンク66を基板7内に開設した油通路71,72
でポンプ63に連通させる。
油タンク66とポンプ63を連通させる油通路72には
油タンク66からポンプ63側への流通のみを許す弁(
図示せず)を設け、シリンダ61とポンプ63を連通す
る油通路71にはポンプ63からシリンダ61側へのみ
流通を許す弁(図示せず)を設けている。
前記ピストンロッド62の先端に第1図、第3図の如く
横軸81を固定し、該軸810両端に担止した一対のリ
ンク82.82の下端を前記回動アーム3,3の支持片
32,32に枢軸83,83で屯め、リンク機構8を形
成する。
従って、ポンプ63に連繋した足踏みペダル60の操作
で、ポンプ63のプランジャ64を上向き付勢している
バネ68の力に抗してプランジャ67を下向きに押圧す
る時、ポンプ63内の作業油はシリンダ61内に流入し
てピストンロッド62を上昇させ、回動アーム3を枢支
部33を支点として上向きに回転させる。
又、基板7にはシリンダ61と油タンク66を弁(図示
せず)を介して連通ずる油通路73を設げ、基板7の後
部に配備した下降ペダル74の操作で弁を開いてシリン
ダ61内の作業油を油タンク66に戻してピストンロッ
ド62を下降させ1回動アーム3を下向きに回転させる
上記動作中、ピストンロッド62の上死点及び下死点位
置における枢軸83の位置は第4図の如く同一垂直線8
4上にあって回動アーム3の下端の枢虚部33を通る水
平線19に対して上下方向に同じ距離だけ移動する様に
設定する。
然してテーブル5を上昇させるには、油圧発生装置60
足踏みペダル60を操作してシリンダ61のピストンロ
ッド62を徐々に上昇させる。
ピストンロッド62にリンク機構8を介して連繋された
回動アーム3は、基端の損出部33を中心に上向き回転
し、従って回動アーム3の中心ニ枢屯した変位アーム4
は下端のローラ41を枠体1の案内部11に辷らせなが
ら変位し、拡縮機構2を前後方向に縮め1拡縮機構2上
のテーブル5を上昇させる。
テーブル5が下死点に位置しているとき、回動アーム3
は水平に近い状態に倒れており、該アーム3に作用する
荷重の下向き分力をピストンロッド62で押し上げるた
め〜シリンダ61の押圧力を有効に使用することになり
、シリンダを小型化出来ると共に1シリンダ61 K作
業油を送るポンプ63の足踏み操作は楽になる。
第4図の如く、回動アーム3に作用する下向きの力F3
は回動アーム3を下向き回転させる接線方向の力F5と
、回動アーム3を該アーム30基端側に押圧する力F4
に分解出来るが、回動アーム3の上向き回転に伴って回
動アーム3を基端側に押圧する力の比率が増し、従って
回動アーム3を回転させるに必要な力は回動アーム3の
回転に比例して少なくて済み、ポンプ630足踏み操作
は徐々に軽くなる。
又、回動アーム3とリンク機構8を連結する枢軸83は
、ピストンロッド62の上、不死点位置に於て、同一垂
直線84上に位置するように設定されているので、リン
ク機構8の横軸81を支点として枢軸830円弧運動に
対応して変位するリンク82の振幅85は最少になり従
ってピストンロッド62の上向きの力を有効に回動アー
ム3を回転させる力に変換出来ると共に、ピストンロッ
ド62を横方向に曲げる力を最少に抑えることが出来る
テーブル5を下降させるには、油圧発生装置6の下降ペ
ダル74を踏んでシリンダ61内の作業油を油タンク6
6に戻してピストンロッド62を下降させ、拡縮機構2
を上下方向に縮めればよい。
尚、油圧発生装置6のシリンダ61を枠体1に対して前
、或は後に僅か傾げて取付げることも出来るが、この場
合、ピストンロッド62と回動アーム3を連繋するリン
ク82が、ピストンロッド62の下死点位置と上死点位
置に於て同一垂直線84上に揃わず、リンク82の倒れ
角度に比例してピストンロッド62を横方向に曲げる力
が大きく作用する欠点がある。
第5図は拡縮機構2の他の実施例を示すもので、前記回
動アーム3と変位アーム4の夫々の上端に、更にパンタ
グラフアーム22,23の基端を枢止し、該アーム22
.23を夫々中央で交叉させて損出したもので\前記第
2図の拡縮機構2でテーブル5を上昇させるものに較べ
、同じシリンダのストロークでテーブル5の上死点高さ
を約2倍にすることが出来る。
本考案に於て油圧発生装置6は1つのユニットにまとめ
てあり、該装置6のピストンロッド62が回動アーム3
の枢山部33側を略真上向きに押す様に枠体1に固定す
れば、枠体1の大きさに係わりなく、即ちテーブル昇降
装置の寸法に係わりなく取付は出来る。
従って、従来の様に何段階かに分れたチーフル昇降装置
の大きさ毎に油圧ポンプ、シリンダの大きさを決定する
必要がなく、油圧発生装置ユニットを標準化出来る・ 本考案は上記の如く、1つのユニットにまとめた油圧発
生装置6を枠体1に固定し1該装置6のピストンロッド
62を略垂直に出没させてピストンロッドの力が回動ア
ーム3を回転させるのに有効に作用するように構成した
ため、シリンダが小型化出来ると共に、シリンダ61に
作業油を送るポンプ63の操作が楽になる。
又、シリンダは枠体1上に固定されているから、シリン
ダへ連繋する油配管にフレキシフルホースを使用する必
要はなく、耐久性のある金属或はシリンダを支える基板
中に油回路を形成出来るから、フレキシブルホースに起
こりがちなホースの損傷によるトラブルを解消出来る。
又、油圧発生装置はテーブル昇降装置全体の大きさに係
わらず同一の油圧発生装置がその仮取付は出来、装置の
標準化が画れるので大量生産に適し、製作コストが低下
する等幾多の優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は昇降装置の側面図)第2図は昇降装置の正面図
、第3図は第2図■−■線に沿う断面図、第4図は油圧
発生装置の取付状態を示す正面図、第5図は他の実施例
を示す正面図、第6図は従来例を示す正面図、第7図は
従来例のシリンダに作用する力を分解した説明図である
。 1・・・・・・枠体、2・・・・・・拡縮機構、3・・
・・・・回動アーム、4・・・・・・変位アーム、5・
・・・・・テーブル、6・・・・・・油圧発生装置、8
・・・・・・リンク機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 11両側に平行な案内部11,11を設げた長方形の枠
    体1と、パンタグラフ機構によって構成され該パンタグ
    ラフ機構の下端のアームの一方は下端を枠体1の端部に
    枢支し他方のアーム4の下端は枠体1の案内部11に摺
    動自由に係合している拡縮機構2と、該拡縮機構2上端
    に配備されたテーブル5と、枠体1上に垂直に固定され
    ピストンロッド62を真上向きに出没させるシリンダ6
    1と該シリンダ61に作業油を送るポンプ63と油タン
    ク66を具え前記枠体1の一端に突設した基台7上へ取
    付けた油圧発生装置6とで構成され、ピストンロッド6
    2と枠体1に枢正したアーム3,3とはリンク82を介
    して繋がっていることを特徴とするテーブル昇降装置。 2、シリンダ61は外周にケース65が被せられシリン
    ダ61とケース65との間に油タンク64を形成してい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のテーブル昇降装
    置。 3、拡縮機構2は、■対の交叉したアーム3,4が枠体
    1の両側に配備されて構成されている実用新案登録請求
    の範囲第1項又は第2項に記載のテーブル昇降装置。 4、拡縮機構2は、複数体の交叉したアーム3゜4.2
    2,23が枠体1の両側に配備されて構成されている実
    用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載のテーブ
    ル昇降装置。
JP1978046111U 1978-04-08 1978-04-08 テ−ブル昇降装置 Expired JPS586875Y2 (ja)

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JP1978046111U JPS586875Y2 (ja) 1978-04-08 1978-04-08 テ−ブル昇降装置

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JPS54149074U JPS54149074U (ja) 1979-10-17
JPS586875Y2 true JPS586875Y2 (ja) 1983-02-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536793U (ja) * 1976-07-03 1978-01-20

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