JPS586811Y2 - 粉粒体運搬車のタンク - Google Patents

粉粒体運搬車のタンク

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Publication number
JPS586811Y2
JPS586811Y2 JP16998378U JP16998378U JPS586811Y2 JP S586811 Y2 JPS586811 Y2 JP S586811Y2 JP 16998378 U JP16998378 U JP 16998378U JP 16998378 U JP16998378 U JP 16998378U JP S586811 Y2 JPS586811 Y2 JP S586811Y2
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JP
Japan
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tank body
air
powder
tank
pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP16998378U
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English (en)
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JPS5586786U (ja
Inventor
永井重雄
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新潟鐵工所 filed Critical 株式会社新潟鐵工所
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばセメント等の粉粒体を輸送する粉粒体
運搬車のタンクに係り、更に詳しくはタンク内の粉粒体
を荷降する際、タンク内に粉粒体が残留しないようにし
た粉粒体運搬車のタンクに関するものである。
一般に、セメント等の粉粒体を輸送する粉粒体運搬車に
おいて、タンク内に積み込んだ粉粒体を加圧空気を利用
して荷降するようにしたものが知られている。
この種の粉粒体運搬車にあっては、第1図イ。
口に示すように、タンク本体1内の底部にエアースラン
ト板2によって仕切られた空気室3を設けていて、該空
気室3からエアースライド板2を通過してタンク本体1
内に吹き込1れた加圧空気により、タンク本体1内の粉
粒体を攪拌して浮遊させると共に、この浮遊した粉粒体
を図示しない移送パイプにより外部に移送して、荷降す
るようにしているが、この荷降に際し、タンク本体1内
の端部には加圧空気により充分攪拌・浮遊されない粉粒
体が残留する惧れがある。
このため、タンク本体1内の前後端及び左右側端にはそ
れぞれ仕切壁4,5を傾斜させて設け、該仕切壁4,5
により粉粒体をエアースライド板2上に滑り落ちるよう
にしている。
しかしながら、仕切壁4,5を設けることにより、粉粒
体がタンク本体内に残留することなく排出される反面、
タンク本体1内に無駄な空間6が生じてし1い、粉粒体
の収容効率が低下する問題がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、荷降に際しタンク本体内に粉粒体が残留
せず、しかも粉粒体の収容効率が低下しない粉粒体運搬
車のタンクを提供する点にある。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図中7はタンク本体であって、その中央部から前後
端部に向かってそれぞれすぼlるように円錐状に形成さ
れていて粉粒体Aがタンク本体7の底部1a中央位置に
滑り落ちやすいようになっており、そしてその前端側外
周面にはタイヤ部材8が外装され、またその後端面7b
中心位置には支時軸9が突設されて、粉粒体運搬車の車
台10上に装備されている。
このタンク本体7は、前記タイヤ部材8が車台10の前
部位置に設置した回動ローラ11に支持され、また前記
支持軸9が車台10の後部位置の支台12に設置したベ
アリング13に支持されて、その中心軸線tが車台10
に対して平行で、回動ローラ11の回動軸14に連結し
たモータ15を駆動したとき、回動ローラ11からタイ
ヤ部材8に回動力が伝達されて、中心軸線tを中心にし
て回動するようになっている。
上記タンク本体7の底部7a中央位置には、軸線方向に
沿って、タンク本体7の内部7cとエアースライド板1
6によって仕切られた空気室17が設けられている。
この空気室17には、タンク本体Iの前端面7dから底
部?aに沿って設けたエアーパイプ18の流出端18a
が連結され、そしてこのエアーパイプ18の流入端18
bが上記タンク本体1の前端面7d中心位置において、
回転継手部材19を介して前記車台10の前部位置ニ設
置したエアーコンプレッサ20の加圧空気供給部20a
と連結されてふ・す、エアーコンプレッサ20からエア
ーパイプ18を通って加圧空気が供給されるようになっ
ている。
また上記タンク本体Tの内部7cには、粉粒体移送パイ
プ21が前記支持軸9の中空部9a内を貫通してタンク
本体7の中心軸線tに沿い中央位置渣で延びている。
この粉粒体移送パイプ21は、タンク本体γの内部1c
にある流入端21aがタンク本体1の中央部から底部T
a側に屈曲されて前記空気室17と対向し、筐た前記支
持軸9の中空部9aから外部に突出した流出端21bが
回転継手部材22を介して図示しないサイロの可撓性パ
イプ23に連結され、前記空気室17からエアースライ
ド板16を通ってタンク本体Iの内部7cに加圧空気が
吹き込1れて粉粒体Aが攪拌され、浮遊したとき、これ
を流入端21aから吸い込んでサイロに移送するように
なっている。
なお上記粉粒体移送パイプ21は、支持軸9の中空部9
a内に固定されている。
また上記タンク本体1の外周面適宜位置には、図示しな
いが、粉粒体供給口が設けられていて、該粉粒体供給口
からタンク本体7の内部1cに粉粒体Aが積み込筐れる
ようになっている。
次に上記構成のタンク本体内から粉粒体を荷降する場合
を説明する。
一1fエアーコンプレッサ20を駆動して、エアーパイ
プ18から空気室17に加圧空気を供給する。
すると加圧空気が空気室1Tからエアースライド板16
を通ってタンク本体Tの内部7cに吹き込まれ、該加圧
空気により粉粒体Aが攪拌されて浮遊し、この浮遊した
粉粒体Aが粉粒体移送パイプ21の流入端21aから吸
い込1れて、可撓性パイプ23を通ってサイロに移送さ
れる。
このようにして粉粒体Aをタンク本体1の内部1cから
サイロに移送していくと、第2図に示すように、粉粒体
Aがエアースライド板16上に滑り落ちなくなって、タ
ンク本体7の内部ICの前後端位置に残留する。
ここでモータ15を駆動して、タンク本体Tを、その中
心軸線tを中心にして回転あるいは揺動させる。
するとタンク本体Tの回転あるいは揺動に伴なって、タ
ンク本体7の内部7cに残留した粉粒体Aがエアースラ
イド板16上に滑り落ちて、エアースライド板16を通
って吹き込1れる加圧空気によシ攪拌されて浮遊し、上
記と同様にサイロに移送される。
したがって、タンク本体1内の粉粒体Aは、残留するこ
となく、全てサイロに移送されることになる。
しかして、上記実施例によれば、タンク本体7の形状を
、その中央部から前後端部に向かってそれぞれすぼする
ように形成して、タンク本体7の底部7a中央位置に粉
粒体Aが滑り落ちやすいようにし、かつ該底部7a中央
位置に空気室17を設け、そしてこの空気室1Tに粉粒
体移送パイプ21の流入端21aを対向させ、さらにタ
ンク本体Tを車台10に対しその中心軸線tを中心とし
て回動し得るようにしたから、従来のようにタンク本体
内に仕切壁を傾斜させて設ける必要もなく、タンク本体
1の内部1cの粉粒体Aを能率良く全て外部に移送する
ことができる。
筐たエアーパイプ18を回転継手部材19を介してエア
ーコンプレッサ20に連結し、また粉粒体移送パイプ2
1を回転継手部材22を介して可撓性パイプ23に連結
していることから、タンク本体7の回動に支障すく、エ
アーコンプレッサ20からエアーパイプ18を通って加
圧空気を空気室1Tに供給でき、また粉粒体移送パイプ
21から可撓性パイプ23に粉粒体Aを移送できる。
なお加圧空気をタンク本体1の内部1cに吹き込むとき
、エアースライド板9の前後方向の長さが長く設定して
あれば、タンク本体1の内部7cの粉粒体Aがよく攪拌
されて浮遊するため、タンク本体7を回動させつつ粉粒
体Aを外部に移送する時間を短縮できる。
上記実施例の説明では、タンク本体Tを車台10に対し
回動可能に支持するのに、タンク本体Tの前端側の外周
面にタイヤ部材8を外装し、lたタンク本体7の後端面
1b中心位置に支持軸9を設けた場合を示したが、第4
図イに示すように、タンク本体7の前後端面中心位置に
それぞれ支持軸24を設けて1.該支持軸24をベアリ
ング25で支持するが、あるいは同図口に示すように、
タンク本体7の前後端側外周面にそれぞれタイヤ部材2
6を外装して、該タイヤ部材26を回動ローラ27で支
持するようにしてもよく、上記実施例に限定されるもの
ではない。
またタンク本体1に回動力を伝達する手段としては、タ
イヤ部材8と回動ローラ11との摩擦伝達を介して行な
った場合を示したが、ローラチェン、ギヤー等を用いて
行なってもよく、上記実施例に限定されるものではない
また車台10のPTOから油圧ポンプを回転し、発生し
た油圧で油圧モータを駆動し、該油圧モータでタンク本
体7を回動するように構成してもよい。
またタンク本体7の形状を中央部から前後端部に向って
それぞれすぼするように円錐状にし、そしてタンク本体
7の底部7a中央位置に空気室11を設けた場合を示し
たが、要はタンク本体の底部が傾斜していて、そしてこ
の底部の低位置側に空気室が設けてあればよく、上記実
施例に限定されるものではない。
以上説明したように本考案によれば、底部が傾斜したタ
ンク本体を、その中心軸線を中心にして回動し得るよう
に車台に装備し、かつ前記タンク本体の底部の低位置側
にはタンク本体内とエアースライド板によって仕切られ
た空気室を設け、該空気室には空気室内に加圧空気を供
給するエアーパイプを連結し、さらに前記タンク本体に
はタンク本体内の粉粒体を外部に移送する粉粒体移送パ
イプを設け、該粉粒体移送パイプの流入端を前記エアー
スライド板と対向させてなるから、タンク本体内に積み
込まれた粉粒体を効率よく外部に移送することができて
、荷降作業が迅速に行なえ、またタンク本体を車台に対
し回動することにより、タンク本体内に残留した粉粒体
は全て外部に移送され、従来のようにタンク本体内に仕
切壁を設けるようなことをしなくても済み、粉粒体の収
容効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イは従来の構成を示す部分側断面図、同図口は同
横断面図、第2図、第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第2図は側断面図、第3図は横断面図、第4図イ
9口はタンク本体の他の支持方法を説明するための説明
図である。 7・・・・・・タンク本体、8・・・・・・タイヤ部材
、9・・・・・・支持軸、10・・・・・・車台、11
・・・・・・回動ローラ、13・・・・・・ベアリング
、t−・・・・・中心軸線、15・・・・・・モータ、
16・・・・・・エアースライド板、17・・・・・・
空気室、18・・・・・・エアーパイプ、21・・・・
・・粉粒体移送パイプ、21a・・・・・・流入端、2
4・・・・・・支持軸、25・・・・・・ベアリング、
26・・・・・・タイヤ部材、27・・・・・・回動ロ
ーラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部に傾斜したタンク本体を、その中心軸線を中心にし
    て回動し得るように車台に装備し、かつ前記タンク本体
    の底部の低位置側にはタンク本体内とエアースライド板
    によって仕切られた空気室を設け、該空気室には空気室
    内に加圧空気を供給するエアーパイプを連結し、さらに
    前記タンク本体にはタンク本体内の粉粒体を外部に移送
    する粉粒体移送パイプを設け、該パイプの流入端を前記
    エアースライド板に対向させてなることを特徴とする粉
    粒体運搬車のタンク。
JP16998378U 1978-12-11 1978-12-11 粉粒体運搬車のタンク Expired JPS586811Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16998378U JPS586811Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 粉粒体運搬車のタンク

Applications Claiming Priority (1)

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JP16998378U JPS586811Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 粉粒体運搬車のタンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5586786U JPS5586786U (ja) 1980-06-14
JPS586811Y2 true JPS586811Y2 (ja) 1983-02-05

Family

ID=29172553

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16998378U Expired JPS586811Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 粉粒体運搬車のタンク

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JP (1) JPS586811Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129750U (ja) * 1983-02-18 1984-08-31 厚木プラスチツク株式会社 包装容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129750U (ja) * 1983-02-18 1984-08-31 厚木プラスチツク株式会社 包装容器

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JPS5586786U (ja) 1980-06-14

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