JPH045467Y2 - - Google Patents

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JPH045467Y2
JPH045467Y2 JP1987057085U JP5708587U JPH045467Y2 JP H045467 Y2 JPH045467 Y2 JP H045467Y2 JP 1987057085 U JP1987057085 U JP 1987057085U JP 5708587 U JP5708587 U JP 5708587U JP H045467 Y2 JPH045467 Y2 JP H045467Y2
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JP
Japan
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screw conveyor
transport pipe
screw
cylindrical body
cargo handling
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JP1987057085U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は船内荷役輸送装置に関するものであ
り、例えば粉粒を船倉から荷揚げする際に使用さ
れるアンローダ等に適用するに好適な船内荷役輸
送装置に関する。
[従来の技術] 石炭、鉱石、肥料、穀物等各種粉体や流体(以
下、これらを粉粒物と総称する。)の船内荷役輸
送装置として吸引式空気輸送装置を利用したもの
が広く使用されている。
従来の吸引式空気輸送装置は、外気とともに粉
粒物を吸い込んで輸送管中に供給するためのもの
で、第3図に示す如く、吸引ノズル部1の吸引口
2は単に円形状になつておりかつ空気口3も吸引
ノズル部1の先端部に穴を穿設した構造となつて
いた。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上述したような吸引式空気輸送装置
にあつては、吸引ノズル部1の圧力損失は装置全
体の圧力損失中かなり高い割合を占めている。従
つて、従来からできるだけ圧力損失の少ない吸引
ノズル部1を備えた吸引式空気輸送装置が望まれ
ていた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、クレーン装置に取り付けられ、上下
方向に延設され、その上部が吸引ブロワに連通さ
れる輸送管と、該輸送管の下端部分に設けられた
空気吸引用の空気口と、該輸送管の下部であつて
該空気口よりも上方の部位に、中空の回転軸を介
して該輸送管内部へ粉粒体供給可能に、且つ該回
転軸を揺動中心として揺動自在に取り付けられ
た、上下方向に延在するスクリユコンベヤと、該
スクリユコンベヤの下端に同軸的に設けられたイ
ンレツトフイーダと、を備えた船内荷役輸送装置
であつて、該インレツトフイーダは、前記スクリ
ユコンベヤのスクリユケーシングに同軸に且つ回
動自在に取り付けられ、その内部に該スクリユコ
ンベヤのスクリユが延在された筒体と、該筒体を
その軸心回りに回動させる駆動装置と、該筒体の
下部側面に設けられた粉粒体取入用の開口と、該
開口の筒体回転方向後面側に突設された翼体と、
を備えているものである。
[作用] 本考案の船内荷役輸送装置では、吸引ノズル部
にスクリユを内蔵したインレツトフイーダを採用
することにより、粉粒体の輸送管中への取込み
を、機械的に行ない、インレツトフイーダから輸
送管中へ高速で吐出し、流動性を持つたものを吸
引するようになるため、圧力損失が低減するとと
もに、余分な空気の吸込がなく、高濃度で効率的
な輸送が可能となる。
本考案の船内荷役輸送装置では、スクリユコン
ベヤがその上端側を揺動中心として揺動可能とさ
れているため、船体ハツチが狭くても、該スクリ
ユコンベヤ及びそれに連設されたインレツトフイ
ーダを傾けることにより、船倉内の隅部に容易に
アプローチでき、荷揚げ効率を向上することがで
きる。さらに、機長の短いスクリユコンベヤ及び
インレツトフイーダを素早く回動させたり、スク
リユコンベヤをフリーな非拘束状態としておくこ
とにより、船体の浮上に伴う船底の突上げに対し
ても対処でき、船底に大きな力がかかることが回
避される。
[実施例] 以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を
説明する。
第1図は本考案の実施例に係る吸引式空気輸送
装置を備えたクレーン装置の概略正面図、第2図
は吸引式空気輸送装置の先端部分を右側面より見
た拡大図である。
図示の如く、輸送管4はクレーン装置5のブー
ム6の下部に支持固定されているとともに、その
先端部4aは船体7の船倉7a内の粉粒物8側へ
向かつて延在されている。この輸送管4の先端部
4aには、第2図に示す如く、空気口9が穿設さ
れている。
また、前記輸送管4の先端部4aには、スクリ
ユコンベヤ10が中空の回転軸11によつて枢支
され、図示しないシリンダによつて揺動可能とさ
れている。そして、輸送管4の先端側面及びスク
リユコンベヤ10の上端部側面には、この回転軸
11の接続位置に開口が設けられており、スクリ
ユコンベヤ10内と輸送管4内とが粉粒体送給可
能に連通されている。
尚、符号10aは、スクリユコンベヤ10の上
端に設けられた駆動装置であつて、該スクリユコ
ンベヤ10内のスクリユー12に接続されてい
る。また、符号13は輸送管4の垂直部4b及び
スクリユコンベヤ10に沿つて設けられたマスト
であり、下記の吸引ノズル部を支持している。
また、第2図に詳細に示す如く、スクリユコン
ベヤ10の先端には、粉粒物8のかき込み用の吸
引ノズル部を構成するインレツトフイーダ14が
設けられている。このインレツトフイーダ14
は、スクリユコンベヤ10の先端に、該スクリユ
コンベヤ10と同軸的に回転可能に取り付けられ
た筒体15、該筒体15の先端側方に開設された
開口16、該開口16の筒体回転方向後面側に突
設された翼体17,筒体15の上部に周設された
ラツクギヤ18、スクリユコンベヤ10の側面に
沿設された駆動シヤフト19、該駆動シヤフト1
9の下端に固着されており、前記ラツクギヤ18
と噛合するピニオンギヤ20、スクリユコンベヤ
10の上部に設置されており、駆動シヤフト19
の上端が接続されたモータ21を備えている。ま
た、スクリユコンベヤ10のスクリユ12は筒体
15内にまで延出しており、該筒体15の先端に
設けられたブラケツト22に対し軸支されてい
る。
このようにスクリユ12を内蔵したインレツト
フイーダ14を採用することにより、粉粒物8の
輸送管4中への取込みは機械的に行なわれ、イン
レツトフイーダ14から輸送管4中へ高速で吐出
され、該輸送管4は流動性をもつた粉粒物8を吸
引できる。したがつて、吸引ノズル部の圧力損失
を大幅に減少することができると共に、余分な空
気の吸引がないので、下記の吸引ブロワ28の動
力を少なくでき、省エネルギーで高濃度な粉粒物
8の輸送ができる。また、インレツトフイーダ1
4を揺動可能な構成としたので、船体ハツチ23
が狭くても、このインレツトフイーダ14及びス
クリユコンベヤ10を傾けることにより、船倉7
aの隅部に容易にアピローチでき、荷揚げ効率を
向上することができる。さらに、船体7の浮上に
対しても、機長の小さいスクリユコンベヤ10及
びインレツトフイーダ14を素早く回動させたり
あるいは該スクリユコンベヤ10及びインレツト
フイーダ14を揺動自在なフリー状態おくことに
より、船体7の突上げに対しても対処でき、船底
の大きな力がかかることが回避される。
なお、第1図に示す如く、前記輸送管4の水平
部4cの基端側にはスイベルベンド24を介して
レシーバタンク25が接続されており、更にこの
レシーバタンク25の下部にはロータリバルブ2
6が設けられており、このロータリバルブ26の
下方に排出コンベヤ27が位置している。また、
前記レシーバタンク25の上部は吸引ブロワ28
に連結されている。
従つて、吸引ノズル部を構成するインレツトフ
イーダ14により輸送管4内に取り込まれた粉粒
物8は、該輸送管4の垂直部4b及び水平部4c
を通つた後スイベルベンド24を経て、レシーバ
タンク25内へ導入される。そして、このレシー
バタンク25からロータリバルブ26により切り
出され、排出コンベア27によつて装置外へ排出
される。一方、空気口3を通つて輸送管4内へ導
かれた空気はレシーバタンク25内へ導入された
後吸引ブロワ28によつて外部へ排出される。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る船内荷役輸送
装置によれば、吸引ノズル部の圧力損失を大幅に
低減できると共に、吸引ブロワの動力を少なくで
き、省エネルギーでかつ高濃度な粉粒物の輸送が
できる。
また、本考案の船内荷役輸送装置は、揺動自在
なスクリユコンベヤにより船倉内の隅部にも容易
にアプローチできる。さらに、船底の突上げにも
対処でき、船底に大きな力がかかることが回避さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る船内荷役輸送装
置の概略正面図、第2図は本実施例に係る船内荷
役輸送装置の先端部の拡大図、第3図は従来の吸
引式空気輸送装置の吸引ノズル部の一部正面図で
ある。 4……輸送管、4a……先端部、12……スク
リユ、14……インレツトフイーダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 クレーン装置に取り付けられ、上下方向に延設
    され、その上部が吸引ブロワに連通される輸送管
    と、 該輸送管の下端部分に設けられた空気吸入用の
    空気口と、 該輸送管の下部であつて該空気口よりも上方の
    部位に、中空の回転軸を介して該輸送管内部へ粉
    粒体供給可能に、且つ該回転軸を揺動中心として
    揺動自在に取り付けられた、上下方向に延在する
    スクリユコンベヤと、 該スクリユコンベヤの下端に同軸的に設けられ
    たインレツトフイーダと、 を備えてなる船内荷役輸送装置であつて、 該インレツトフイーダは、前記スクリユコンベ
    ヤのスクリユケーシングに同軸に且つ回動自在に
    取り付けられ、その内部に該スクリユコンベヤの
    スクリユが延在された筒体と、 該筒体をその軸心回りに回動させる駆動装置
    と、 該筒体の下部側面に設けられた粉粒体取入用の
    開口と、 該開口の筒体回転方向後面側に突設された翼体
    と、 を備えている船内荷役輸送装置。
JP1987057085U 1987-04-15 1987-04-15 Expired JPH045467Y2 (ja)

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JP1987057085U JPH045467Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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JP1987057085U JPH045467Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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Publication Number Publication Date
JPS63162719U JPS63162719U (ja) 1988-10-24
JPH045467Y2 true JPH045467Y2 (ja) 1992-02-17

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JP1987057085U Expired JPH045467Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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KR101592824B1 (ko) * 2015-06-11 2016-02-11 석진 석탄 하역기의 잔탄 제거장치
KR101592823B1 (ko) * 2015-06-11 2016-02-11 석진 석탄 하역기의 잔탄 제거방법

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JPS478744U (ja) * 1971-02-24 1972-10-02

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