JP2007326443A - 粉粒体の搬送用トレーラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 トレーラ主体STの底面部に、トラクタに搭載された電源で駆動させることのできるブロア10を配置し、このブロア10の送風口10bを、トレーラ主体STの後部に開口させて粉粒体の搬送用トレーラ1とする。コンテナC内に収容された粉粒体の貯蔵槽への移送は、前記トレーラ主体STに搭載したロータリーフィーダ9をトレーラ主体STの後方に配置し、前記ブロア10とロータリーフィーダ9とを接続管12で接続したのち、ブロア10およびロータリーフィーダ9を駆動させ、コンテナC内の粉粒体を、受入パイプ15を介してコンスタントに貯蔵槽に移送する。
【選択図】 図3
Description
しかしながら、前記受入装置の設置は、工場側にとっては負担が多く、コンテナ搬送を行なう輸送業者にとっては、駐車位置があらかじめ定められるとともに、順番待ちなど効率が必ずしもよくないものである。
この抜出装置はユニットとして構成され、樹脂ペレットなどの粉粒体の抜出し作業時、通常は、トレーラ上のコンテナ部分に取付けられて使用されるもので、使用に際しては、前記搬送管の空気供給口及び送出口に各々ホースを接続し、それぞれ空気供給側のホースは空気供給装置に、また送出側のホースは貯槽に接続して行なうものである。
トレーラ主体の底面部にブロアを配置し、
前記ブロアの送風口を、トレーラ主体の後部に開口させたこと
を特徴とする粉粒体の搬送用トレーラである。
請求項1に記載の粉粒体の搬送用トレーラにおいて、
前記ブロアは、
前記トレーラを牽引するトラクタに搭載された電源で駆動するものであること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の粉粒体の搬送用トレーラにおいて、
前記トレーラ主体は、
前記ブロアの送風口と接続管を介して着脱自在に設けられるロータリーフィーダを具備していること
を特徴とするものである。
請求項1〜3のいずれかに記載の粉粒体の搬送用トレーラにおいて、
前記トレーラ主体は、
その前部にグースネック部が一体的に突設されたものであること
を特徴とするものである。
請求項1〜4のいずれかに記載の粉粒体の搬送用トレーラにおいて、
前記トレーラ主体は、
搭載されたコンテナの前方を持ち上げて傾斜させるダンプアップ機構を有すること
を特徴とするものである。
請求項2に記載の粉粒体の搬送用トレーラにおいて、
前記ロータリーフィーダは、
トレーラ主体の前部に一体的に形成されたグースネック部に、積み下ろし自在に搭載されていること
を特徴とするものである。
請求項3に記載の粉粒体の搬送用トレーラにおいて、
前記ロータリーフィーダは、
トレーラ主体の前部に一体的に形成されたグースネック部に設置されたクレーンによって、前記グースネック部に積み下ろし自在に搭載されていること
を特徴とするものである。
請求項1〜7のいずれかに記載の粉粒体の搬送用トレーラにおいて、
前記トレーラ主体は、
前縁部の近傍にブロアに空気を供給する吸気口が配置され、当該吸気口とブロアとが接続管で接続されていること
を特徴とするものである。
請求項5に記載の粉粒体の搬送用トレーラにおいて、
前記コンテナは、
プラスチックシートからなる包装体が装着自在に内装されたもので、コンテナ外から若しくはコンテナ内において粉粒体を前記包装体に供給が可能で、取出し口の開放によって内部の粉粒体を抜き取り可能にすることができるものであること
を特徴とするものである。
なお、ロータリーフィーダの電源は、基本的に工場側に設備されたものを使用するものであるが、その電源もトラクタに搭載する電源若しくは別途搭載する発電機を使用することによって、より工場側の設備を減らすことが可能となるものである。
このクレーン装置8は、図2に示すように、グースネック部5上に積み下ろし自在に搭載されるロータリーフィーダ9を、地上に降ろし、あるいは地上からグースネック部5上に積み込むために使用するもので、重さ300〜500kg程度を吊上げることができる程度の簡易なカーゴクレーンであればよく、その構造については特段の制限はないものである。
なお、このロータリーフィーダ9は、使用に際して路面上を手押し方式で移動させることのできる、キャスター付きのものが好ましいものである。
前記トレーラ主体STの前端部には、前記ブロア10に空気を供給するための吸気口10aが、また、ロータリーフィーダ9に空気を送る送風口10bがトレーラ主体STの後端部にそれぞれ配設されたもので、吸気口10aと送風口10bとは、それぞれフレキシブルパイプからなる接続管11,12によってそれぞれブロア10本体と接続されているもので、ブロア10は、トラクタに搭載された発電機構を基本的に駆動源とするものである。
なお、前記送風口10bには、トレーラ主体STの後端部近傍に配置するロータリーフィーダ9と、ブロア10とを接続するための連結パイプ13を装着させるためのコネクタ(図示せず)が設けられている。
ついで、トレーラ主体STの前後の左右に配置されたランディングギヤ14を利用してトレーラ主体STを定位置に固定したのち、クレーン装置8を使用してグースネック部5からロータリーフィーダ9を地上に下し、ロータリーフィーダ9に付設のキャスターを利用して、図3に示すように、トレーラ主体STの後方に移動させる。
同時に、油圧装置16を再駆動させてコンテナCを元の状態のように復帰させ、トレーラ主体ST上に水平に戻し、一連の作業を完了させるものである。
ST トレーラ主体
5 グースネック部
8 クレーン装置
9 ロータリーフィーダ
10 ブロア
10a ブロアの吸気口
10b ブロアの排気口
11,12 接続管
13,17 連結パイプ
15 受入パイプ
16 油圧装置
Claims (9)
- トレーラ主体の底面部にブロアを配置し、
前記ブロアの送風口を、トレーラ主体の後部に開口させたこと
を特徴とする粉粒体の搬送用トレーラ。 - 前記ブロアは、
前記トレーラを牽引するトラクタに搭載された電源で駆動するものであること
を特徴とする請求項1に記載の粉粒体の搬送用トレーラ。 - 前記トレーラ主体は、
前記ブロアの送風口と接続管を介して着脱自在に設けられるロータリーフィーダを具備していること
を特徴とする請求項1に記載の粉粒体の搬送用トレーラ。 - 前記トレーラ主体は、
その前部にグースネック部が一体的に突設されたものであること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の粉粒体の搬送用トレーラ。 - 前記トレーラ主体は、
搭載されたコンテナの前方を持ち上げて傾斜させるダンプアップ機構を有すること
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の粉粒体の搬送用トレーラ。 - 前記ロータリーフィーダは、
トレーラ主体の前部に一体的に形成されたグースネック部に、積み下ろし自在に搭載されていること
を特徴とする請求項2に記載の粉粒体の搬送用トレーラ。 - 前記ロータリーフィーダは、
トレーラ主体の前部に一体的に形成されたグースネック部に設置されたクレーンによって、前記グースネック部に積み下ろし自在に搭載されていること
を特徴とする請求項3に記載の粉粒体の搬送用トレーラ。 - 前記トレーラ主体は、
前縁部の近傍にブロアに空気を供給する吸気口が配置され、当該吸気口とブロアとが接続管で接続されていること
を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の粉粒体の搬送用トレーラ。 - 前記コンテナは、
プラスチックシートからなる包装体が装着自在に内装されたもので、コンテナ外から若しくはコンテナ内において粉粒体を前記包装体に供給が可能で、取出し口の開放によって内部の粉粒体を抜き取り可能にすることができるものであること
を特徴とする請求項5に記載の粉粒体の搬送用トレーラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006158339A JP2007326443A (ja) | 2006-06-07 | 2006-06-07 | 粉粒体の搬送用トレーラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006158339A JP2007326443A (ja) | 2006-06-07 | 2006-06-07 | 粉粒体の搬送用トレーラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007326443A true JP2007326443A (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=38927232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006158339A Pending JP2007326443A (ja) | 2006-06-07 | 2006-06-07 | 粉粒体の搬送用トレーラ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007326443A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100911758B1 (ko) | 2008-06-25 | 2009-08-13 | 연수익스프레스 주식회사 | 고철 컨테이너 적출장치 |
JP2020125169A (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-20 | 極東開発工業株式会社 | 粒体のエア搬送装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06156727A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-03 | Nippon Alum Co Ltd | 車載輸送容器の内容物の排出供給方法 |
JPH11268576A (ja) * | 1998-03-24 | 1999-10-05 | Showa Aircraft Ind Co Ltd | ダンプ式のタンクトレーラー |
JP2006123940A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Nisshin Flour Milling Inc | 粉体輸送用バルク車のタンク内結露防止装置 |
-
2006
- 2006-06-07 JP JP2006158339A patent/JP2007326443A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JP2020125169A (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-20 | 極東開発工業株式会社 | 粒体のエア搬送装置 |
JP7194032B2 (ja) | 2019-02-01 | 2022-12-21 | 極東開発工業株式会社 | 粒体のエア搬送装置 |
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