JPS586748B2 - ユオヒヨウメンニタイシテスグレタ シツジユンセイオシメスワニスソセイブツ - Google Patents
ユオヒヨウメンニタイシテスグレタ シツジユンセイオシメスワニスソセイブツInfo
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- JPS586748B2 JPS586748B2 JP50046065A JP4606575A JPS586748B2 JP S586748 B2 JPS586748 B2 JP S586748B2 JP 50046065 A JP50046065 A JP 50046065A JP 4606575 A JP4606575 A JP 4606575A JP S586748 B2 JPS586748 B2 JP S586748B2
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- Japan
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- diisocyanate
- weight
- varnish
- parts
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Description
【発明の詳細な説明】
近年、多官能エポキシ化合物とポリイソシアネート化合
物から誘導されるポリイソシアネート再生体と溶剤から
なるフェスが広く使用されるようになってきている。
物から誘導されるポリイソシアネート再生体と溶剤から
なるフェスが広く使用されるようになってきている。
しかしこのワニスを塗布するさいに、特に油で汚れた表
面にはフェスがのらず、はじくという問題がある。
面にはフェスがのらず、はじくという問題がある。
一般に溶剤フェスの場合、油汚に対してのワニスの親和
性を出すためには、トルエン、ナフサ等といった炭化水
素系の溶剤を使用する場合が多い。
性を出すためには、トルエン、ナフサ等といった炭化水
素系の溶剤を使用する場合が多い。
しかし、これは、エポキシ、ポリインシアネート再生体
への溶解性が悪い。
への溶解性が悪い。
そのため、メチルエチルケトン、酢酸セロンルプ、シク
ロヘキサノン、ジオキサン、ジメナルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド等を単独もしくは、上記炭化水素系
溶剤と混合して使用する場合もあるが、はじきの問題と
溶解性の問題の両立が困難な欠点があった。
ロヘキサノン、ジオキサン、ジメナルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド等を単独もしくは、上記炭化水素系
溶剤と混合して使用する場合もあるが、はじきの問題と
溶解性の問題の両立が困難な欠点があった。
=方、これらの点を解決するのに、従来界面活性剤を添
加して補助することが提案され利用されている。
加して補助することが提案され利用されている。
その活性剤としては、陽イオン性、陰イオン性、および
非イオン性物質がある。
非イオン性物質がある。
しかし、これらの従来の界面活性剤を多官能エポキシ化
合物とポリイソシアネート再生体系ワニスに使用した場
合、ワニスの貯蔵性が悪いこと、フェスを焼付けた後の
塗膜の特性、特に加熱劣化に対して著しく悪影響を与え
ること、また多量に使用しないとその効果が無い等の欠
点があった。
合物とポリイソシアネート再生体系ワニスに使用した場
合、ワニスの貯蔵性が悪いこと、フェスを焼付けた後の
塗膜の特性、特に加熱劣化に対して著しく悪影響を与え
ること、また多量に使用しないとその効果が無い等の欠
点があった。
本発明はかかる点について種々研究した結果、上記欠点
のない界面活性剤を添加することにより、油で汚染した
表面に対して優れた湿潤性を示すワニス組成物を提供す
ることにある。
のない界面活性剤を添加することにより、油で汚染した
表面に対して優れた湿潤性を示すワニス組成物を提供す
ることにある。
本発明は、多官能エポキシ化合物、ポリインシアネート
化合物から誘導されるポリイソシアネート再生体および
溶剤からなるフェスにフッ素系界面活性剤を前記ワニス
100重量部に対して0.01〜3重量部添加してなる
、油汚表面に対して優れた湿潤性を示すフェス組成物に
関する。
化合物から誘導されるポリイソシアネート再生体および
溶剤からなるフェスにフッ素系界面活性剤を前記ワニス
100重量部に対して0.01〜3重量部添加してなる
、油汚表面に対して優れた湿潤性を示すフェス組成物に
関する。
次に本発明に用いる多官能エポキシ化合物、ポリイソシ
アネート再生体、およびフッ素系界面活性剤について具
体的に説明する。
アネート再生体、およびフッ素系界面活性剤について具
体的に説明する。
本発明において、多官能のエポキシ化合物としては例え
ばビスフェノールAのジグリシジルエーテル、ブタジエ
ンジエポキサイド、3・4−エポキシシクロへキシルメ
テル−(3・4−エポキシ)シクロヘキサンカルボキシ
レート、ビニルシクロヘキセンジオキサイド、4・4l
−ジ(1・2−エポキシエチル)ジフエニルエーテル、
4・4′−(1・2−エポキシエチル)ビフエニル、2
・2−ビス(3・4−エポキシシクロヘキシル)プロパ
ン、レゾルシンのジグリシジルエーテル、フロログルシ
ンのジグリシジルエーテル、メチルフロログルシンのジ
グリシジルエーテル、ビス(2・3−エポキシシクロペ
ンチル)エーテル、2−(3・4−エポキシ)シクロヘ
キサン−5・5−スピロ(3・4−エポキシ)一シクロ
ヘキサンーm−ジオキサン、ビス−(3・4−エポキシ
−6−メチルシクロヘキシル)アジペート、N−Nl一
m−7エニレンビス(4・5−エポキシ−1・2一シク
ロヘキサンジカルボキシイミドなどの2官能のエポキシ
化合物、バラアミノンエノールのトリグリシジルエーテ
ル、ポリアリルグリシジルエーテル、1・3・5−トリ
(1・2−エポキシエチル)ベンゼン、2・2′・4・
4′−テトラグリシドキシベンゾフエノン、テトラグリ
シドキシテトラフエニルエタン、フェノールホルムアル
デヒドノボラツクのポリグリシジルエーテル、グリセリ
ンのトリグリシジルエーテル、トリメテロールプロパン
のトリグリシジエーテルなどの3官能以上のエポキシ化
合物が用いられる。
ばビスフェノールAのジグリシジルエーテル、ブタジエ
ンジエポキサイド、3・4−エポキシシクロへキシルメ
テル−(3・4−エポキシ)シクロヘキサンカルボキシ
レート、ビニルシクロヘキセンジオキサイド、4・4l
−ジ(1・2−エポキシエチル)ジフエニルエーテル、
4・4′−(1・2−エポキシエチル)ビフエニル、2
・2−ビス(3・4−エポキシシクロヘキシル)プロパ
ン、レゾルシンのジグリシジルエーテル、フロログルシ
ンのジグリシジルエーテル、メチルフロログルシンのジ
グリシジルエーテル、ビス(2・3−エポキシシクロペ
ンチル)エーテル、2−(3・4−エポキシ)シクロヘ
キサン−5・5−スピロ(3・4−エポキシ)一シクロ
ヘキサンーm−ジオキサン、ビス−(3・4−エポキシ
−6−メチルシクロヘキシル)アジペート、N−Nl一
m−7エニレンビス(4・5−エポキシ−1・2一シク
ロヘキサンジカルボキシイミドなどの2官能のエポキシ
化合物、バラアミノンエノールのトリグリシジルエーテ
ル、ポリアリルグリシジルエーテル、1・3・5−トリ
(1・2−エポキシエチル)ベンゼン、2・2′・4・
4′−テトラグリシドキシベンゾフエノン、テトラグリ
シドキシテトラフエニルエタン、フェノールホルムアル
デヒドノボラツクのポリグリシジルエーテル、グリセリ
ンのトリグリシジルエーテル、トリメテロールプロパン
のトリグリシジエーテルなどの3官能以上のエポキシ化
合物が用いられる。
上記多官能エポキシ化合物の内では、特にフェノールホ
ルムアルデヒドノボラツクのポリグリシジルエーテルお
よびビスフェノールAのジグリシジルエーテル(DOW
社DER−332)が有用である。
ルムアルデヒドノボラツクのポリグリシジルエーテルお
よびビスフェノールAのジグリシジルエーテル(DOW
社DER−332)が有用である。
イソシアイ一ト再生体は、次のポリイソシアネートをフ
ェノール、クレゾール、キシレノール、ビスフェノール
A1レゾルシン、フロログリシンハイドロキノン、カテ
コール、4・4′−ジヒドロキシジフエニルエーテル、
4・4′−ジヒドロキシフエニルスルホン、フエノール
ホルムアルデヒドノボラック等のフェノール性水酸基で
マスクして得られる。
ェノール、クレゾール、キシレノール、ビスフェノール
A1レゾルシン、フロログリシンハイドロキノン、カテ
コール、4・4′−ジヒドロキシジフエニルエーテル、
4・4′−ジヒドロキシフエニルスルホン、フエノール
ホルムアルデヒドノボラック等のフェノール性水酸基で
マスクして得られる。
ポリイソシアネート化合物としてはメタンジイソシアネ
ート、ブタン−1・1−ジイソシアネート、エタン−1
・2−ジイソシアネート、ブタン−1・2−ジイソシア
ネート、トランスビニレンジイソシアネート、プロパン
−1・3−ジイソシアネート、ブタン−1・4−ジイン
シアネート、2−ブテンー1・4−ジインシアネート、
2−メチルブタン−1・4−ジイソシアネート、ペンタ
ンー1・5−ジイソシアネート、2・2−ジメチルペン
タンーl・5−ジイソシアネート、ヘキサン−l・6−
ジイソシアネート、ヘプタン−1・7−ジイソシアネー
ト、オクタン−1・8−ジイソシアネート、ノナンー1
・9−ジインシアネート、テカンー1・10−ジイソシ
アネート、ジメチルジランジイソシアネート、ジンエニ
ルシランジイソシアネート、ω・ω′−1・3−ジメチ
ルベンセンジイソシアネート、ω・ω′−1・4−ジメ
チルベンゼンジイソシアネート、ω・ω′−1・3−ジ
メチルシクロヘキサンジイソシアネート、ω・ω′−1
・4−ジメチルシクロヘキサンジイソシアネート、ω・
ω′−1・4−ジメテルベンゼンジインシアネート、ω
・ω′−1・4−ジメチルナフタリンジイソシアネート
、ω・ω′−1・5−ジメチルナフタリンジイソシアネ
ート、シクロヘキサン−1・3−ジイソシアネート、シ
クロヘキサン−1・4−ジイソシアネート、ジシクロヘ
キシルメタン−4・4’−ジインシアネート、l・3−
フエニレンジイソシアネート、1・4フエニレンジイソ
シアネート、1−メチルベンゼン−2・4−ジインシア
ネート、1−メチルベンゼン−2・5−ジイソシアネー
ト、1−メチルベンゼン−2・6−ジイソシアネート、
1−メチルベンゼン−3・5一ジイソシアネート、ジフ
エニルエーテル−4・4l−ジイソシアネート、ジフエ
ニルエーテル−2・47−ジイソシアネート、ナフタリ
ン−1・4−ジインシアネート、ナフタリン−1・5−
ジイソシアネート、ビンエニルー4・47−ジイソシア
ネート、3・3′−ジメチルビフエニルー4・47−ジ
イソシアネート、2・3/−ジメトキシビフエニル−4
・4′−ジイソシアネート、ジフエニルメタン−4・4
!−ジインシアネート、3・3′−ジメトキシジフエニ
ルメタン−4・4′−ジイソシアネート、4・4′−ジ
メトキシジフエニルメタン−3・3′−ジイソシアネー
ト、ジフエニルサルファイド−4・4′−ジイソシアネ
ート、ジフエニルスルホン−4・4′−ジイソシアネー
トなどの2官能のインシアネ−}化合物、ポリメテレン
ボリフエニルイソシアネート、トリフエニルメタントリ
イソシアネート、トリス(4−フエニルインシアネート
チオフオスフエート)、3・3′、4・4′−ジフエニ
ルメタンテトラインシアネートなどの3官能以上のイン
シアネート化合物が用いられる。
ート、ブタン−1・1−ジイソシアネート、エタン−1
・2−ジイソシアネート、ブタン−1・2−ジイソシア
ネート、トランスビニレンジイソシアネート、プロパン
−1・3−ジイソシアネート、ブタン−1・4−ジイン
シアネート、2−ブテンー1・4−ジインシアネート、
2−メチルブタン−1・4−ジイソシアネート、ペンタ
ンー1・5−ジイソシアネート、2・2−ジメチルペン
タンーl・5−ジイソシアネート、ヘキサン−l・6−
ジイソシアネート、ヘプタン−1・7−ジイソシアネー
ト、オクタン−1・8−ジイソシアネート、ノナンー1
・9−ジインシアネート、テカンー1・10−ジイソシ
アネート、ジメチルジランジイソシアネート、ジンエニ
ルシランジイソシアネート、ω・ω′−1・3−ジメチ
ルベンセンジイソシアネート、ω・ω′−1・4−ジメ
チルベンゼンジイソシアネート、ω・ω′−1・3−ジ
メチルシクロヘキサンジイソシアネート、ω・ω′−1
・4−ジメチルシクロヘキサンジイソシアネート、ω・
ω′−1・4−ジメテルベンゼンジインシアネート、ω
・ω′−1・4−ジメチルナフタリンジイソシアネート
、ω・ω′−1・5−ジメチルナフタリンジイソシアネ
ート、シクロヘキサン−1・3−ジイソシアネート、シ
クロヘキサン−1・4−ジイソシアネート、ジシクロヘ
キシルメタン−4・4’−ジインシアネート、l・3−
フエニレンジイソシアネート、1・4フエニレンジイソ
シアネート、1−メチルベンゼン−2・4−ジインシア
ネート、1−メチルベンゼン−2・5−ジイソシアネー
ト、1−メチルベンゼン−2・6−ジイソシアネート、
1−メチルベンゼン−3・5一ジイソシアネート、ジフ
エニルエーテル−4・4l−ジイソシアネート、ジフエ
ニルエーテル−2・47−ジイソシアネート、ナフタリ
ン−1・4−ジインシアネート、ナフタリン−1・5−
ジイソシアネート、ビンエニルー4・47−ジイソシア
ネート、3・3′−ジメチルビフエニルー4・47−ジ
イソシアネート、2・3/−ジメトキシビフエニル−4
・4′−ジイソシアネート、ジフエニルメタン−4・4
!−ジインシアネート、3・3′−ジメトキシジフエニ
ルメタン−4・4′−ジイソシアネート、4・4′−ジ
メトキシジフエニルメタン−3・3′−ジイソシアネー
ト、ジフエニルサルファイド−4・4′−ジイソシアネ
ート、ジフエニルスルホン−4・4′−ジイソシアネー
トなどの2官能のインシアネ−}化合物、ポリメテレン
ボリフエニルイソシアネート、トリフエニルメタントリ
イソシアネート、トリス(4−フエニルインシアネート
チオフオスフエート)、3・3′、4・4′−ジフエニ
ルメタンテトラインシアネートなどの3官能以上のイン
シアネート化合物が用いられる。
また、これらインシアネート化合物の2量体、3量体も
用いることができる。
用いることができる。
市販品としては、日本ポリウレタン社製ミリオネートM
S−50(キシレノールマスド4・4/一ジフエニルメ
タンジイハゲネート)、コロネー}APステーブル(フ
ェノールマスクドトリメチロールプロパン・トルエンジ
インシアネートアダクト)、コロネート2500(キシ
レノールマスクドトルエンジインシアネートトリマー)
、コロネート2501(キシレノールマスクドトリメチ
ロールプロパン・4・4′−ジフエニルメタンジイソシ
アネートアダクト)等がある。
S−50(キシレノールマスド4・4/一ジフエニルメ
タンジイハゲネート)、コロネー}APステーブル(フ
ェノールマスクドトリメチロールプロパン・トルエンジ
インシアネートアダクト)、コロネート2500(キシ
レノールマスクドトルエンジインシアネートトリマー)
、コロネート2501(キシレノールマスクドトリメチ
ロールプロパン・4・4′−ジフエニルメタンジイソシ
アネートアダクト)等がある。
この他に、多官能エポキシ化合物とポリインシアネート
を三景化触媒の存在下に反応させたグレポリマの残存イ
ンシアネート基をフェノール性水酸基を持つ化合物でマ
スクした再生体等も使用出来る。
を三景化触媒の存在下に反応させたグレポリマの残存イ
ンシアネート基をフェノール性水酸基を持つ化合物でマ
スクした再生体等も使用出来る。
なお、前記、エポキシ化合物およびポリインシアネート
化合物、ポリインシアネート再生体はそれぞれ単独また
は2種以上用いられる。
化合物、ポリインシアネート再生体はそれぞれ単独また
は2種以上用いられる。
また多官能エポキシ化合物とポリイソシアネート再生体
の配合割合は、エポキシ1当量に対してインシアネート
成分を1当量以上配合することが、架橋させる上で必要
である。
の配合割合は、エポキシ1当量に対してインシアネート
成分を1当量以上配合することが、架橋させる上で必要
である。
油汚に対する湿潤性を改良するフン素系界面活性剤は技
術上既知である。
術上既知である。
本発明に使用される有用なフッ素系界面活性剤の内、陰
イオン性のものとしては、たとえば式、RF−CO−0
−X(1) および特に に相当するものである。
イオン性のものとしては、たとえば式、RF−CO−0
−X(1) および特に に相当するものである。
RFは炭素原子3〜9個を含む過フルオロ化されたアル
キル基でありAR■はアルキレン基であり、R2は水素
原子またはアルキル基であり、Xは水素原子またはアル
カリ金属原子である。
キル基でありAR■はアルキレン基であり、R2は水素
原子またはアルキル基であり、Xは水素原子またはアル
カリ金属原子である。
また非イオン性のまたは非電解性の過フルオロ化合物は
たとえば式 RF−0−QC−R4(3) および RF−0−QC−RF(4) に相当する。
たとえば式 RF−0−QC−R4(3) および RF−0−QC−RF(4) に相当する。
RFは前記のように炭素原子3〜9個を含む過フルオロ
化されたアルキル基であり、R4はアルキル基である。
化されたアルキル基であり、R4はアルキル基である。
式(2)〜(3)で表わされる化合物中のアルキル基は
たとえばさらに他の官能基によってさらに置換されてい
てもよい。
たとえばさらに他の官能基によってさらに置換されてい
てもよい。
RFは好まし《は式F−(CF2)n−(5a)
または
H−(CF2)n−(5b)
(式中nは3〜9を表わす)
に相当する。
式(1)〜(2)で表わされる化合物のうち好ましいも
のは式 RF−Co−M8(6) RF−So2−0−Mo(7) および特に (式中RFは前記と同じ意味であり、R5は水素原子、
メチル基またはエチル基であり、mは1〜6であり、M
eはアルカリ金属原子である)に相当する化合物である
。
のは式 RF−Co−M8(6) RF−So2−0−Mo(7) および特に (式中RFは前記と同じ意味であり、R5は水素原子、
メチル基またはエチル基であり、mは1〜6であり、M
eはアルカリ金属原子である)に相当する化合物である
。
式(3)〜(4)で表わされる化合物のうち好ましいも
のは式 および RF−CO−0(CH2CH20〜)p−H(13)(
式中RF,R4、R5およびmは前記と同じ意味であり
、Pは多くとも10である) に相当する化合物である。
のは式 および RF−CO−0(CH2CH20〜)p−H(13)(
式中RF,R4、R5およびmは前記と同じ意味であり
、Pは多くとも10である) に相当する化合物である。
過フルオロ化されたカルボン酸、そのアルカリ金属塩ま
たは過フルオロアルコールと脂肪族カルボン酸のエステ
ルは特に興味あるものである。
たは過フルオロアルコールと脂肪族カルボン酸のエステ
ルは特に興味あるものである。
これらの過フルオロ化合物は式
F−(CF2)n−CO−0−X(14)H−(CF2
)n−CO−0−X(15)1−(CF2)n−CH2
−0−QC−R5(16)および H−(CF2)n−CH2−0−QC−R5(17)(
式中X,R5およびnは前記と同じ意味である)に相当
する。
)n−CO−0−X(15)1−(CF2)n−CH2
−0−QC−R5(16)および H−(CF2)n−CH2−0−QC−R5(17)(
式中X,R5およびnは前記と同じ意味である)に相当
する。
特に式(9)に相当する適当な湿潤剤は
である。
式(2)〜(4)および式(6)〜(18)で表わされ
る湿潤剤はたとえば、ミネソタ・マイニング・アンド・
マニュファクチュアリング・カンパニー(Minnes
otaMining and Manufacturi
ng Company)によって”FC”型たとえば過
フルオルカルボン酸アンモニウムたとえばFC126(
陰イオン性)および過フルオルアルキルスルホン酸塩た
とえばFC95(陰イオン性)またはFC98(陰イオ
ン性)として、FC−170(非イオン性)、FC−1
78(非イオン性)、FC−134(陽イオン性)、F
C−430、FC−431等が市販されている。
る湿潤剤はたとえば、ミネソタ・マイニング・アンド・
マニュファクチュアリング・カンパニー(Minnes
otaMining and Manufacturi
ng Company)によって”FC”型たとえば過
フルオルカルボン酸アンモニウムたとえばFC126(
陰イオン性)および過フルオルアルキルスルホン酸塩た
とえばFC95(陰イオン性)またはFC98(陰イオ
ン性)として、FC−170(非イオン性)、FC−1
78(非イオン性)、FC−134(陽イオン性)、F
C−430、FC−431等が市販されている。
上記界面活性剤の少なくとも1種を前記多官能エポキシ
化合物、ポリイソシアネート化合物から誘導されるポリ
インシアネート再生体および溶剤からなる組成物100
重量部に対して0.01〜3重量部を添加するのが好ま
しい。
化合物、ポリイソシアネート化合物から誘導されるポリ
インシアネート再生体および溶剤からなる組成物100
重量部に対して0.01〜3重量部を添加するのが好ま
しい。
以下、実施例によって本発明を更に具体的に説明する。
実施例 1
ダウ社製ビスフェノール型エポキシ樹脂(DER−33
2)25重量部と日本ポリウレタン社製MS−50(キ
シレノールマスクド4・4′−ジフエニルメタンジイン
シアネー})100重量部、触媒として四国化成社製2
−フェニルイミダゾール(2PZ)1.0重量部を酢酸
セロソルブ180重量部に溶解し、安定剤に無水酢酸1
.0重量部を加えた組成物(1)を作成した。
2)25重量部と日本ポリウレタン社製MS−50(キ
シレノールマスクド4・4′−ジフエニルメタンジイン
シアネー})100重量部、触媒として四国化成社製2
−フェニルイミダゾール(2PZ)1.0重量部を酢酸
セロソルブ180重量部に溶解し、安定剤に無水酢酸1
.0重量部を加えた組成物(1)を作成した。
この組成物(1)100重量部に対して、3M社製フッ
素系界面活性剤FC−430を0.3重量部添加してワ
ニスを作成した。
素系界面活性剤FC−430を0.3重量部添加してワ
ニスを作成した。
このワニスのポットライフは室温で6ケ月以上であった
。
。
次にこの溶液を日本石油社製#80のタービン油で汚染
した0.25mmの厚さの銅板にローラを用いて塗布し
、350℃で2分焼付け、10ミクロンの皮膜を有する
絶縁銅板を得た。
した0.25mmの厚さの銅板にローラを用いて塗布し
、350℃で2分焼付け、10ミクロンの皮膜を有する
絶縁銅板を得た。
該銅板は完全に皮膜で覆れていた。
またその絶縁銅板を1/8インチのマンドレルに巻きつ
けても亀裂を生じることはなかった。
けても亀裂を生じることはなかった。
該絶縁銅板の破壊電圧は室温で0.12KV/μ、であ
り、鉛筆硬度は、室温、200℃とも9Hであった。
り、鉛筆硬度は、室温、200℃とも9Hであった。
更にこのものを240℃、700時間加熱処理後も室温
で0.10κ■/μの破壊電圧を有し、鉛筆硬度9Hで
あった。
で0.10κ■/μの破壊電圧を有し、鉛筆硬度9Hで
あった。
また3/16インチのマンドレルに巻きつけても亀裂を
生じることはなかった。
生じることはなかった。
実施例 2
ダウ社製ビスフェノール型エポキシ樹脂(DER−33
2)56重量部、武田薬品工業社製ジフエニルメタンジ
イソシアネート(タケネート300S)100重量部、
四国化成社製2−フェニルイミダゾール(2PZ)1.
56重量部を酢酸セロソルブ100重量部に溶解した後
、100℃で2時間反応を行ない、50℃に冷却した後
、43重量部のm−クレゾールを添加し、さらに80℃
で1時間反応を行なってグレポリマを得た。
2)56重量部、武田薬品工業社製ジフエニルメタンジ
イソシアネート(タケネート300S)100重量部、
四国化成社製2−フェニルイミダゾール(2PZ)1.
56重量部を酢酸セロソルブ100重量部に溶解した後
、100℃で2時間反応を行ない、50℃に冷却した後
、43重量部のm−クレゾールを添加し、さらに80℃
で1時間反応を行なってグレポリマを得た。
これに酢酸セロソルブ270重量部、無水酢酸3重量部
を加えて、組成物(n)を作成した。
を加えて、組成物(n)を作成した。
これに3M社製フッ素系界面活性剤FC−430、1.
4重量部を添加してフェスを得た。
4重量部を添加してフェスを得た。
このワニスを使用して実施例1と同様に銅板に焼付けた
。
。
ワニスライフ、塗膜の湿潤性特性は表に示す。
比較例 1
実施例1の組成物(1)を使用して、実施例1と同様に
銅板に焼付け、特性を測定した。
銅板に焼付け、特性を測定した。
比較例 2
実施例1の組成物(I)100重量部に日産化学社製、
界面活性剤M2−100(4級アンモニウム塩)1重量
部添加してワニスを作成し、実施例1と同様に銅板に焼
付け、特性を測定した。
界面活性剤M2−100(4級アンモニウム塩)1重量
部添加してワニスを作成し、実施例1と同様に銅板に焼
付け、特性を測定した。
比較例 3
実施例1の組成物(1)100重量部に日産化学社製、
界面活性剤M2−100、10重量部添加してフェスを
作成し、実施例1と同様に銅板に焼付け、特性を測定し
た。
界面活性剤M2−100、10重量部添加してフェスを
作成し、実施例1と同様に銅板に焼付け、特性を測定し
た。
比較例 4
実施例1の組成物(1)1100重量部に日本乳化剤社
製Newcol560H(非イオン性)5重量部添加し
てワニスを作成し、実施例1と同様に銅板に焼付け、特
性を測定した。
製Newcol560H(非イオン性)5重量部添加し
てワニスを作成し、実施例1と同様に銅板に焼付け、特
性を測定した。
比較例 5
実施例1の組成物(I)100重量部にライオン油脂社
製リパールSC(アニオン性)5重量部添加してフェス
を作成し、実施例1と同様に銅板に焼付け、特性を測定
した。
製リパールSC(アニオン性)5重量部添加してフェス
を作成し、実施例1と同様に銅板に焼付け、特性を測定
した。
実施例 3
実施例1の組成物(I)100重量部にフッ素系界面活
性剤FC−431を0.5重量部溶解しワニスを作成し
、実施例1と同様に銅板に焼付け、特性を測定した。
性剤FC−431を0.5重量部溶解しワニスを作成し
、実施例1と同様に銅板に焼付け、特性を測定した。
実施例 4
実施例2の組成物(1)1100重量部にフッ素系界面
活性剤FC−431を0.5重量部溶解しソニスを作成
し、実施例1と同様に銅板に焼付け、特性を測定した。
活性剤FC−431を0.5重量部溶解しソニスを作成
し、実施例1と同様に銅板に焼付け、特性を測定した。
実施例 5
実施例1の組成物(I〕100重量部にフッ素系界面活
性剤FC−126を0.6重量部溶解しソニスを作成し
、実施例1と同様に銅板に焼付け、特性を測定した。
性剤FC−126を0.6重量部溶解しソニスを作成し
、実施例1と同様に銅板に焼付け、特性を測定した。
実施例 6
実施例1の組成物(I)100重量部にフッ素系界而活
性剤FC−170を0.6重量部溶解しフェスを作成し
、実施例1と同様に銅板に焼付け、特性を測定した。
性剤FC−170を0.6重量部溶解しフェスを作成し
、実施例1と同様に銅板に焼付け、特性を測定した。
実施例 7
実施例10フェスを使用して、信越化学社製シリコーン
油KF−96(100)で汚染した0.25mmの厚さ
の銅板に塗布し、実施例1と同様に焼付け、特性を測定
した。
油KF−96(100)で汚染した0.25mmの厚さ
の銅板に塗布し、実施例1と同様に焼付け、特性を測定
した。
表において、ワニスライフは、500mlのポリエチレ
ン容器にワニス300mlを入れ密封して25℃で放置
しフェス中に沈澱が発生もしくはゲル化するまでの時間
である。
ン容器にワニス300mlを入れ密封して25℃で放置
しフェス中に沈澱が発生もしくはゲル化するまでの時間
である。
塗膜湿潤性は、銅板に塗布し、焼付けた後の塗膜のノジ
キを目視で観察した。
キを目視で観察した。
鉛筆硬度はJIS−S−6006を用いて25℃で測定
した。
した。
絶縁破壊電圧は25φの球電極を焼付塗膜上に乗せ、次
に銅板をアースし、球電極に1000V/seeの速度
で交流電圧を印加し塗膜が破壊する時の電圧を求めた。
に銅板をアースし、球電極に1000V/seeの速度
で交流電圧を印加し塗膜が破壊する時の電圧を求めた。
測定は25℃、気中で行なった。
マンドレル試験は、各種径のマンドレルに塗膜を焼付け
た銅板をまきつけ表側の塗膜にひび割れが出来る径をマ
ンドレル径とした。
た銅板をまきつけ表側の塗膜にひび割れが出来る径をマ
ンドレル径とした。
測定は25℃で行なった。上記実施例で詳述したように
、本発明のフェス組成物は、機械油、シリコーン油等の
油で汚染した表面に対して優れた湿潤性を示し、かつ、
ワニスの貯蔵性が良好で、また塗膜の耐熱劣化特性も良
好である。
、本発明のフェス組成物は、機械油、シリコーン油等の
油で汚染した表面に対して優れた湿潤性を示し、かつ、
ワニスの貯蔵性が良好で、また塗膜の耐熱劣化特性も良
好である。
Claims (1)
- 1 多官能エポキシ化合物、ポリインシアネート化合物
から誘導されるポリイソシアネート再生体および溶剤か
らなる組成物にフッ素系界面活性剤を添加してなる、ワ
ニス組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50046065A JPS586748B2 (ja) | 1975-04-15 | 1975-04-15 | ユオヒヨウメンニタイシテスグレタ シツジユンセイオシメスワニスソセイブツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50046065A JPS586748B2 (ja) | 1975-04-15 | 1975-04-15 | ユオヒヨウメンニタイシテスグレタ シツジユンセイオシメスワニスソセイブツ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51125417A JPS51125417A (en) | 1976-11-01 |
JPS586748B2 true JPS586748B2 (ja) | 1983-02-05 |
Family
ID=12736591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50046065A Expired JPS586748B2 (ja) | 1975-04-15 | 1975-04-15 | ユオヒヨウメンニタイシテスグレタ シツジユンセイオシメスワニスソセイブツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586748B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS641743U (ja) * | 1987-06-19 | 1989-01-06 | ||
JPH0212452U (ja) * | 1988-07-01 | 1990-01-25 |
-
1975
- 1975-04-15 JP JP50046065A patent/JPS586748B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS641743U (ja) * | 1987-06-19 | 1989-01-06 | ||
JPH0212452U (ja) * | 1988-07-01 | 1990-01-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51125417A (en) | 1976-11-01 |
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