JPS58657Y2 - ガラス成形機における金型冷却装置 - Google Patents

ガラス成形機における金型冷却装置

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Publication number
JPS58657Y2
JPS58657Y2 JP1978048141U JP4814178U JPS58657Y2 JP S58657 Y2 JPS58657 Y2 JP S58657Y2 JP 1978048141 U JP1978048141 U JP 1978048141U JP 4814178 U JP4814178 U JP 4814178U JP S58657 Y2 JPS58657 Y2 JP S58657Y2
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JP
Japan
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mold
glass
cooling air
cooling device
molding
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978048141U
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English (en)
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JPS54152159U (ja
Inventor
敏勝 中井
Original Assignee
石塚硝子株式会社
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Publication date
Application filed by 石塚硝子株式会社 filed Critical 石塚硝子株式会社
Priority to JP1978048141U priority Critical patent/JPS58657Y2/ja
Publication of JPS54152159U publication Critical patent/JPS54152159U/ja
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Publication of JPS58657Y2 publication Critical patent/JPS58657Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガラス成形機における金型冷却装置に関するも
のであり、更に詳細にはガラス成形用金型の冷却位置の
調節を簡単に行なうことができるよう構成された金型冷
却装置に関するものである。
ガラスの成形とは、溶融状態にあるガラスを所定形状に
維持しつつガラスから熱を奪いガラスを固化させること
であると言われる。
そしてガラス成形用金型はまさにこの役割を果すための
ものである。
ところが、ガラス成形用金型は放置しておけばガラスか
ら奪った熱によって次第に高温となり、ガラスとの間に
望ましい温度差を保つことが困難となるから、これを防
止するためにはガラス成形用金型から熱を奪う手段が必
要となる。
この目的のためにガラス成形機には従来から水冷式ある
いは空冷式の金型冷却装置が設けられており、特に製ビ
ン機においてはほとんどが空冷式の金型冷却装置を備え
ている。
製ビン機とし、て最も広く用いられているISマシンに
おいては、開閉式のガラス成形用金型の両側の機台上面
に冷却風の供給口が開口しており、この開口上にウィン
ドノズルと呼ばれる冷却風吹出し装置が載せられる。
ウィンドノズルはスペーサと呼ばれる高さ3〜4Qmm
程度の筒状体と、このスペーサの側壁に冷却風噴出口を
設けた形状のノズルと呼ばれる部材とから成り、これら
のノズルとスペーサを何枚も適当に組合せて積み上げ冷
却風が吹出す高さを調節している。
従って成形すべきビンの種類に応じてこれらのスペーサ
とノズルとを積み上げねばならず、そのために要する時
間は少なからぬものがあり、成形品種変更に要する機械
停止時間の短縮を阻害する一因となっていた。
しかし更に重大な欠点は、上記の装置においては冷却風
の吹出す高さの調節はできるとしても、その吹出し方向
の調節がうまく行なえぬことであり、特に同時に2本あ
るいは3本のビンを成形するいわゆるダブルキャビティ
、トリプルキャビティ生産の際には最も強く冷却される
べき金型の合せ目部分を集中的に冷却することが困難で
あるという問題があった。
更にまた、成形機稼動中に、成形されたビンの状態に応
じて冷却風の吹出し方向や高さを変更し、ガラス成形用
金型の冷却位置の調節を行なうことは上記の理由により
極めて困難であるという欠点もあった。
本考案は上記のような従来技術の欠点を解決した新規な
金型冷却装置を提供するためになされたものであり、そ
の目的とするところはガラス成形用金型の冷却位置の調
節を容易に行ないうる金型冷却装置を提供することであ
る。
他の目的は、構造簡単にして交換作業が容易に行ないう
る金型冷却装置を提供することである。
そして上記の目的を達成するためになされた本考案の要
旨は、ガラス成形用金型の両側に設けられた冷却風供給
ボツクスの上面に透孔を設けるとともに、この透孔には
、側面に冷却風噴出孔が透設された中空柱状体の下端を
回転自在に嵌入したことを特徴とするガラス成形機にお
ける金型冷却装置にある。
以下に本考案の実施例を示す。
第1図は本考案の金型冷却装置とガラス成形用金型の水
平断面図であり、第2図は第1図のAA断面図である。
これらの図面にはダブルキャビティのガラス成形用金型
が示されている。
ガラス成形用金型1と2とは金型ホルダ3によって支持
され、ヒンジビン4を中心として左右に開閉する。
ISマシンにおいてはパリソンを成形するための組型と
、パリソンを最終形状にブロー成形する仕上型とがあり
、本考案の金型冷却装置はそのいずれにも使用可能であ
るが、図面に示されているのは角ビンを成形するための
仕上型である。
金型ホルダは簡明を期するため一部の部品を省略して図
示した。
ガラス成形用金型1,2の両側に本考案に係る金型冷却
装置が設けられている。
この金型冷却装置は、ガラス成形機(ISマシン)の機
台上面(セクションフレイム)に設けられた冷却風供給
ボックス5と、その上に取付けられた中空柱状体6とか
ら戊る。
冷却風供給ボックス5は、従来から用いられてきたウィ
ンドノズルの一部を転用してもよく、本実施例において
1も第2図に示すように従来使用されてきたノズル7を
転用してガラス成形用底型8の部分の冷却を行なわせて
いる。
冷却風供給ボックス5には、ガラス成形機の内部を通じ
て冷却用の圧縮空気が供給されることは勿論である。
冷却風供給ボックスの上板9には透孔10が設けられ、
この透孔10にはメネジが切られている。
一方中空柱状体6は直径40mm程度のパイプを利用し
て作られ、その下端にオネジが切られている。
そして上記冷却風供給ボックス5の上板9の透孔10に
、中空柱状体6の下端がねじ込まれている。
中空柱状体6には2個の冷却風噴出口が設けられている
上方の冷却風噴出口11は径が小さく、下方の冷却風噴
出口12は径が大きい。
これはパイプの先端はど空気の圧力が上昇し、その結果
噴出量が増大する傾向を抑制するためである。
場合によっては更に多数の小孔を設けることも良く、又
逆に1個のみの噴出口とすることもできる。
前述のように、中空柱状体6は冷却風供給ボックス5の
上板9にねじ込まれているので、冷却風には冷却風噴出
口11.12から吹き出して対向するガラス成形用金型
1,2の外表面に当りその熱を奪う。
中空柱状体6は図示のように複数本を並べて使用すると
、ガラス成形用金型1,2の全面から熱を奪うに便利で
ある。
中空柱状体6の上端には、先端を四角にしたボルト12
が溶接されており、これを回転することにより、中空柱
状体6の冷却風噴出口11.12の向きを自由に変える
ことができる。
この調節は極めて容易であるから、成形機の作動を停止
しなくても行なうことができ、成形されたビンの状態を
見て、それに応じて直ちに金型の冷却位置の修正を。
行なうことが可能である。
また従来のウィンドノズルによっては十分に冷却が行な
えなかった金型の合せ目部分13を集中的に冷却するこ
とも容易であり、特に図示のような角ビンの成形におい
てはビンの側壁を正しい平面に成形する上に有効である
なお第2図の13は中空柱状体6の上端を支持するため
の板であり、複数本の中空柱状体6の上端を相互に連結
して固定している。
本実施例においては、冷却風は連続的にガラス成形用金
型を冷却するが、ガラス成形用金型が開いた時にのみ冷
却風が吹出すように、金型ホルダ3の作動とタイミング
を合せて作動する冷却風のオンオフ装置を、本考案の装
置と組合せて用いることもできる。
以上に説明したように、本考案の金型冷却装置は冷却風
の吹き出す方向を容易に調節することができ、しかも構
造簡単にして成形品種変更の際の交換も極めて容易であ
る。
これによってガラスビン成形に最適のガラス成形用金型
の冷却を容易に行なうことができるようになり、不良品
の発生率を低下させることができた。
又、成形品種変更に伴なう機械停止時間を減少させるこ
とができるようになり、機械稼動率の向上を図ることが
できた。
このように本考案は実用価値が大きく、特にガラスビン
成形機のための金型冷却装置として最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の金型冷却装置とガラス成形用金型とを
示す水平断面図であり、第2図のB−B断面図に相当す
る。 第2図は第1図のA−A断面図である。 1・・・・・・ガラス成形用金型、2・・・・・・ガラ
ス成型用金型、3・・・・・・金型ホルダ、5・・・・
・・冷却風供給ボックス、6・・・・・・中空柱状体、
11・・・・・・冷却風噴出口、12・・・・・・冷却
風噴出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラス成形用金型の両側に設けられた冷却風供給ボック
    スの上面に透孔を設けるとともに、この透孔には、側面
    に冷却風噴出孔が透設された中空柱状体の下端を回転自
    在に嵌入したことを特徴とするガラス成形機における金
    型冷却装置。
JP1978048141U 1978-04-12 1978-04-12 ガラス成形機における金型冷却装置 Expired JPS58657Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978048141U JPS58657Y2 (ja) 1978-04-12 1978-04-12 ガラス成形機における金型冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978048141U JPS58657Y2 (ja) 1978-04-12 1978-04-12 ガラス成形機における金型冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54152159U JPS54152159U (ja) 1979-10-23
JPS58657Y2 true JPS58657Y2 (ja) 1983-01-07

Family

ID=28931296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978048141U Expired JPS58657Y2 (ja) 1978-04-12 1978-04-12 ガラス成形機における金型冷却装置

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JP (1) JPS58657Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011136853A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Nihon Yamamura Glass Co Ltd ガラス製品成形装置、及び成形型の冷却方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4846610A (ja) * 1971-10-08 1973-07-03

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4846610A (ja) * 1971-10-08 1973-07-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011136853A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Nihon Yamamura Glass Co Ltd ガラス製品成形装置、及び成形型の冷却方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54152159U (ja) 1979-10-23

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