JPS586519Y2 - 自走式塗着機 - Google Patents

自走式塗着機

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Publication number
JPS586519Y2
JPS586519Y2 JP22377U JP22377U JPS586519Y2 JP S586519 Y2 JPS586519 Y2 JP S586519Y2 JP 22377 U JP22377 U JP 22377U JP 22377 U JP22377 U JP 22377U JP S586519 Y2 JPS586519 Y2 JP S586519Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
main body
self
oil
coating machine
Prior art date
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Expired
Application number
JP22377U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5396066U (ja
Inventor
志津夫 折原
Original Assignee
東京製綱株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東京製綱株式会社 filed Critical 東京製綱株式会社
Priority to JP22377U priority Critical patent/JPS586519Y2/ja
Publication of JPS5396066U publication Critical patent/JPS5396066U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS586519Y2 publication Critical patent/JPS586519Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鉄塔の支線、リフト、ロープウェイの主索等
のロープに油あるいは塗料等の塗着剤を塗着する自走式
塗着機に関する。
鉄塔の支線、リフトやロープウェイの主索等のロープに
はその保護や潤滑性を図る目的で定期的に油や塗料等の
塗着剤を塗着することが一般に行なわれている。
ところが、その塗着作業は人手によって行っているのが
現状であり、したがって能率性に劣るとともに、それに
要する労力、時間的損失が大きい難点があった。
この考案はこのようなことから、能率的にかつ何ら人手
を要することなく自動的にロープに油や塗料等を塗着す
ることができる自走式塗着機を提供しようとするもので
ある。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
図中1は底板2とその一側に設けた一対の側板3,3と
からなる本体である。
この本体1には、張設されたロープaに本体1を懸架し
かつそれをロープaに沿って走行させる懸架駆動機構お
よび本体1の走行に伴ってロープaに塗着剤たとえば油
を塗着する塗着機構が設けられている。
しかして、上記懸架駆動機構は次のように構成されてい
る。
すなわち、側板3,3にそれぞれ回転軸4,4を介して
一対の走行ローラ5,5が支持され、これらローラ5,
5の周面にはV字状の案内溝6が形成されている。
そして走行ローラ5と5との間において支持片7が突設
され、この支持片7に昇降ねじ8が上下に螺合され、こ
の昇降ねじ8の上端にはハンドル9が、下端には支持杆
10が取付けられている。
11は周面にV字状の案内溝12を有する補助ローラで
、これは保持板13に回転自在に設けられ、上記保持板
13の一端はフック状の掛着部14をなし、この掛着部
14が上記支持杆10に着脱自在に掛着されている。
そして張設されたロープaに上方から走行ローラ5,5
の案内溝6,6が嵌合しかつ上記走行ローラ5,5の中
間部において下方から補助ローラ11の案内溝12が嵌
合し、これらにより本体1がロープaに懸架されている
この懸架状態はロープaの上下に走行ローラ5,5およ
び補助ローラ11が位置してこれらでロープaが挟持さ
れる状態であるので、極めて安定し不用意に本体1が脱
落するようなことがない。
なお、補助ローラ11はハンドル9を介して昇降ねじ8
を上昇させることによりロープaに圧接させるものであ
る。
また、本体1をロープaから取外す場合には昇降ねじ8
を下降させ、補助ローラ11をロープaから下方に離反
させるとともに、これを支持杆10から外し、こののち
走行ローラ5,5をロープaから離脱させることにより
容易に行える。
走行ローラ5,5を支持した回転軸4,4にはそれぞ゛
れスプロケット14.14が固着され、これらスフ。
ロケット14,14間にチェーン15が掛は渡されてい
る。
また、一方の回転軸4にはさらに別個のスプロケット1
6が固着されている。
底板2にはモータ17が設けられ、これの出力軸に取付
けられたウオ−ム18が、側板3,3に回転軸19を介
して支持されたウオーム歯車20に噛合し、上記回転軸
19にスプロケット21が固着し、このスプロケット2
1と上記スプロケット16との間にチェーン22が掛は
渡されている。
したがってモータ17の回転力は、まずチェーン22を
介して一方の走行ローラ5に伝達され、これがさらにチ
ェーン15を介して他方の走行ローラ5に伝達され、こ
の伝達により両走行ローラ5,5が同一の速度および方
向で回転するものである。
モータ17の制御すなわち正逆回転操作は、長尺に延出
された電源コード17 aを介して、本体1から離間し
た遠隔地つまり地上において行うことができるようにな
っている。
懸架駆動機構は上述のように構成され、次に塗着機構に
ついて説明する。
側板3,3の一端寄りに支軸23 aが突設され、この
支軸23 aに支持板23bを介して収容タンク23が
回動自在に支持されている。
この収容タンク23のほぼ下半部は底板2に形成した開
口2aを介して底板2の下方部に臨んでいる。
そしてこの収容タンク23は上述のように支軸23 H
に対して回動自在に支持されているため、本体1の傾斜
角度に関係なく常に垂直の正立状態を保持するようにな
っている。
収容タンク23の上面からは流出管24が導出され、そ
の導出端は噴気管25の中途に接続されている。
上記噴気管25の一端は可撓管25 aを介してノズル
26に接続し、また他端には送気ホース27が接続され
ている。
そして上記ノズル26は第3図に示すように、取付板2
6 aを介して側板3に支持されているとともに、先端
にほぼコ字状に折曲形成されたカバー28が設けられ、
このカバー28内をロープブaが挿通し、このロープa
の側面にノズル26の先端が相対向している。
また、噴気管25に接続した送気ホース27は長尺に延
出しその延出端が地上に設けた圧搾空気供給機(図示せ
ず)に接続されている。
そしてこの供給機による圧搾空気の供給により、収容タ
ンク23内に収容された塗着剤すなわち油が噴気管25
内に吸引され、これが上記圧搾空気と混合してノズル2
6の先端から霧状に噴射されるようになっている。
次にロープaへ油を塗着する手順について説明する。
まず、モータ17を起動する。この起動により走行ロー
ラ5,5が回転し、この回転により本体1がロープaに
沿って走行する。
この走行時にノズル26から油を噴霧する。
ノズル26の先端にはカバー28が設けられ、このカバ
ー28がロープブaの周囲を囲繞するため、ノズル26
から噴霧された油はロープaの周面にほぼ均一に塗着さ
れる。
このようにして本体1の走行に伴いロープaに順次油が
塗着されるものである。
なお、上記実施例ではロープに油を塗着する場合を例に
挙げたが、収容タンクに塗料を収容し、これをロープに
塗着することも勿論可能である。
また、本体の走行は走行ローラとロープとの摩擦に基づ
くものであるが、その摩擦をより増大させる意味で、走
行ローラの案内溝に凹凸を形成したり、或いは凹凸を有
するライナーを取付けたり、さらには案内溝に細砂なと
の増摩材を吹き付ける機構を設けることなどが考えられ
る。
一方、収容タンクには内部の油や塗料などの粘度を下げ
て霧化を容易にするためにヒータを付設することが好ま
しい。
以上のようにこの考案によれば、本体の自動走行に伴っ
てロープaに順次油や塗料などの塗着剤を塗着すること
ができ、したがって、その作業を何ら人力を要すること
なく極めて能率的に行なえ、労力ならびに作業時間を大
幅に節減できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は側面図、第
2図は平面図、第3図はノズルの取付状態を示す側面図
である。 1・・・・・・本体、5・・・・・・走行ローラ、17
・・・・・・モータ、26・・・・・・ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に、この本体をロープに懸架しかつこのロープに沿
    って走行させる懸架駆動機構、および本体の走行に伴い
    ロープに塗着剤を塗着する塗着機構を設けてなる自走式
    塗着機。
JP22377U 1977-01-07 1977-01-07 自走式塗着機 Expired JPS586519Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22377U JPS586519Y2 (ja) 1977-01-07 1977-01-07 自走式塗着機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22377U JPS586519Y2 (ja) 1977-01-07 1977-01-07 自走式塗着機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5396066U JPS5396066U (ja) 1978-08-04
JPS586519Y2 true JPS586519Y2 (ja) 1983-02-04

Family

ID=28687357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22377U Expired JPS586519Y2 (ja) 1977-01-07 1977-01-07 自走式塗着機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS586519Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5396066U (ja) 1978-08-04

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