JPS5865121A - 熱伝導良好な受熱面を形成した鍋及びその製造方法 - Google Patents

熱伝導良好な受熱面を形成した鍋及びその製造方法

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Publication number
JPS5865121A
JPS5865121A JP16197881A JP16197881A JPS5865121A JP S5865121 A JPS5865121 A JP S5865121A JP 16197881 A JP16197881 A JP 16197881A JP 16197881 A JP16197881 A JP 16197881A JP S5865121 A JPS5865121 A JP S5865121A
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JP
Japan
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pot
good heat
receiving surface
pot body
heat conduction
Prior art date
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Pending
Application number
JP16197881A
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English (en)
Inventor
末正 節夫
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ASAHI KEIKINZOKU KOGYO KK
Original Assignee
ASAHI KEIKINZOKU KOGYO KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱伝導良好な受熱面を形成した鍋及びその製造
方法に関するものである。
従来、一般家庭用としてステンレス鋼製の鍋が市販され
ているがステンレス鋼は熱伝導性及び熱効率が劣るため
、これを補うために鍋の底部に熱伝導性の良い非鉄金属
層を密着形成して熱伝導良好な受熱面を形成することが
種々試みられており、例えばステンレス鋼製の鍋の底部
にアルミニウム板や銅板をスポット溶接したもの、アル
ミニウム板を鑞付したものおよびアルミニウムを鋳造成
形により密着したもの等が提示されているが、これらの
鍋を過熱、冷却する際、鍋底部には膨張および収縮が起
り、該鍋底部は異種金属の二層から成っているため金属
個有の膨張係数の違いに基いて熱応力が発生し、これが
両金属の密着面に集中するので鍋として苛酷な長年の使
用により密着面の破壊および剥離が生じることとなり鍋
として致命的欠陥となる。
本発明は上記の欠点を補うためになされたものであり、
鋼板により成形された鍋本体の底部外面に熱伝導良好な
非鉄金属を鋳造溶着させて熱伝導良好な受熱面を形成し
た鍋において、鍋本体の底部外面に溶着させた鋳造非鉄
金属が鍋本体の底部外面に多数点において接着させた連
結金具な鋳ぐるむ構成とすることにより受熱面の熱伝導
が良好で少ない燃費で調理できると共に急冷、急熱に対
しても十分に耐えうる鍋を提供するものである。
以下に本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。
第1図乃至第2図は本発明である熱伝導良好な受・熱面
を形成した鍋を示すもので、所要の板厚を有するステン
レス鋼板又は同様の性質を有する高クロム、高ニツケル
鋼板等をプレス加工、絞り加工、その他の加工法によっ
て成形された鍋本体1の底部外面2には熱伝導が良好な
アルミニウムの受熱面3が鋳造溶着されており、該受熱
面3の内部には前記底部外面2に多数点においてスポッ
ト溶接により接合したステンレス製又は銅製等の底部外
面2より小さい径の円形である金網より成る連結金具4
が鋳くるt−mている。
本発明である熱伝導良好な受熱面を形成した鍋は上記の
ような構成であるため熱伝導の良い、省エネルギの鍋を
安価に提供することは勿論のこと、−苛酷な使用条件下
すなわち急熱、急冷時においても受熱部の両金属間の違
いにより生じる応力は、両金属間の密着面にのみ集中せ
ずに受熱面内部に鋳くまれている連結金具の多数部に立
体的に分散されるので密着面の破壊、剥離に対して高耐
久性のある鍋を提供するものである。
つぎに上記構成を有する本発明である熱伝導良好な受熱
面を形成した鍋の製造方法の1つを説明すると、まず所
要の板厚を有するステンレス鋼板又はこれに類似する性
質を有する高クロム、高ニツケル鋼板等をプレス加工、
絞り加工、その他の加工法によって目的の鍋形に鍋本体
1を形成し、該鍋本体1の底部外面2にショットプラス
加工を施してポーラス面を形成し該ポーラス面に、予め
ステンレス鋼又は銅等の線材を相互に連結して円形の金
網状とした連結金具4を多数箇所においてスポット溶接
して接合し、この鍋素材をそのまま、第3図に示すよう
な雌雄嵌合酸の鋳造金型5内に装着する。かかる鋳造金
型5は雄型6と装着した鍋本体1の鍋底部外面2を覆う
ピストン式抑圧パンチ金型7とより成り、雄型6は形成
すべき鍋の内側に密接して嵌合できる形状とし、また雌
型8は鍋素材の外面を覆う即ち、雌型8内に鍋素材が密
接して嵌合できるようになすと共に鍋底部となる部分全
体を抜き取り、組部外面を露出させた筒形とし、この雄
型6と雌型8とによって鍋本体1を連結部材4と共に押
圧挾持できるようになすものであり、また露出口9を覆
うピストン式押圧バンチ金型7は上記雌型8の底抜部分
に上下方向に摺動自在に嵌合すると共にこの先端面には
溶湯凝固時に抑圧により湯引けを防ぐと共に鍋として使
用される際に熱膨張や収縮による鍋底の変形を防ぐため
の受熱面3へ輪状又は突模様を設けるための凹凸彫刻が
一体に形成されている。
かかる鋳造金型を200〜400℃前後に加熱して、鍋
本体1を雄型6に嵌め、これに雌型8を冠せ、該雌型8
の露出口9よりアルミニウム、亜鉛等の熱伝導良好な非
鉄金属の単−若しくはこれらの合金の融解した溶湯な適
量流し込み、ピストン式抑圧パンチ金型7にて100〜
1,000”4/crAの圧力を加えると、鋼材により
形成された鍋本体と鋳造非鉄金属材が完全に密着される
と同時に鍋本体の底部外面に接合された連結部材を鋳造
非鉄金属材が鋳ぐることとなり上述の効果を有する熱伝
導良好な受熱面を形成した鍋を製造することができる。
本発明における製造方法は上記のような構成であるため
熱伝導が良好で省エネルギ型でしかも耐久性を有する鍋
を容易にしかも安価に提供することができる等の諸効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであり、第1図は本発明
の鍋の中央横断側面図、第2図は同じく底面図、第3図
は鋳造方法を示す横断側面図である。 1・・・鍋本体、2・・・底部外面、3・・・受熱面、
4・・・連結金具、5・・・鋳造金型、6・・・雄型、
7・・・押圧ノ(ンチ金型、8・・・雌型、9・・・露
出口。 特許出願人 アサヒ軽金属工業株式会社第1図 第2図 ¥3図 6

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼板により成形された鍋本体の底・部外面に熱伝
    導が良好な非鉄金属を鋳造溶着させて熱伝導良好な受熱
    面を形成した鍋において、鍋本体の底部外面に溶着させ
    た鋳造非鉄金属が鍋本体の底部外面に多数点において接
    合させた連結金具な鋳ぐるむ構成であることを特徴とす
    る熱伝導良好な受熱面を形成した鍋。
  2. (2)鋼材をプレス加工等の塑性加工を施して成形した
    鍋本体の底部外面にショットプラス加工を施してポーラ
    ス面を形成し、該ポーラス面に予め相互に連結した連結
    金具を多数箇所において溶接し、ついで鍋本体の底部外
    面部だけが露出される形状の鋳造用金型に鍋本体を装着
    して該金型に熱伝導性の良い非鉄金属の溶湯を注湯して
    後、溶湯な抑圧凝固させる鋳造成形によって製造するこ
    とを特徴とする熱伝導良好な受熱面を形成した鍋の製造
    方法。
JP16197881A 1981-10-13 1981-10-13 熱伝導良好な受熱面を形成した鍋及びその製造方法 Pending JPS5865121A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0591950A (ja) * 1991-03-27 1993-04-16 Seb Sa 補強された軟質金属製品、及び調理用容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0591950A (ja) * 1991-03-27 1993-04-16 Seb Sa 補強された軟質金属製品、及び調理用容器
US5694674A (en) * 1991-03-27 1997-12-09 Seb S.A. Method for making a cooking vessel

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