JPS5865062A - 幅出機用のクリツプチエ−ン又はピンチエ−ン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、幅量機用のクリップチェーン又はエーンリン
クと結合リンクとから成っている形式のものに関する。

幅量機用のこのようなりリップチェーン又はビンチェー
ンとして、特に多くのクリップ体および中間接続された
結合用板リンクから成る幅量チェーンであって、チェー
ン横断面がＣ字形をなしていて関節ビン用並びに関節ビ
ンに連接された結合用板リンク用の７オーク状の支承片
をなしているクリップ体を備えている例がＰイッ連邦共
和国特許第９４７４６０号明細書に記載されている。こ
のチェーンに使われている関節ビンの場合定期的な潤滑
が必要である。この潤滑は時間を浪費し、幅量機の３交
代運転では著しい作業時間の損失を我慢しなけれビなら
ない。チェーンに損傷が生じた場合にはリンクの交換が
極めて煩雑である。というのは、個々のリンクを結合し
ている関節ビンの取シばずしが複雑だからである。

特に簡単に分解できる幅量チェーンの例がドイツ連邦共
和国特許出願公告第１４６０７３３号明細書によって知
られている。この幅用テ゛エーンは板リンクの形のリン
クを有しており、このリンクの両端部は互いに向き合っ
て折シ曲けられている。隣接し合うリンクはその折り曲
げられた端部が互いにフック状にかみ合うことによって
連結される。この幅量チェーンは帯状品をもっばら処理
液中で貫通案内するために使われる。しかし、との幅量
チェーンは案内路内で正確に案内する可能性を欠いてい
ること、並びに安定性を欠いていることによって、帯状
品にその片側又は両側から処理ガスを施す通例の幅量機
に使うには適さない。

本発明の目的は、幅量機において１年間にわたって事実
上手入不要の３交代運転を可能にするクリップチェーン
又はビンチェーンを提供することである。この目的を本
発明は次、のようにして達成した。即ち、クリップチェ
ーン又はビンチェーンのリンクが１つのＣ形中空材から
成っていて、ｉＯＣ形中空材の縦方向の両端部内にそれ
ぞれ結合ビンを支承するためにＣ形中空材内方へ向かっ
て開いた半円ブツシュが挿入されており、この半円ブツ
シュの軸線はＣ形中空材の開口平面に対して直角をなし
ているのである。

このような本発明の構成によれば、相互回転を生ずる部
分を有せず、従って潤滑を必要とせぬクリップチェーン
又はビンチェーンのリンクが得られる。幅量機の加熱さ
れる内部室を通るほぼ直線的な経路上にこのような多数
のリンクが直線状に張られ、その結果として結合ビンと
半円ブツシュとの間には極めてわずかな相互運動が生ず
るに過ぎない０半円ブツシュは例えば軸受用青銅又はポ
リテトラ、フルオルエチレンのような摩擦を軽減する耐
摩耗性の材料から製作されると有利である。ポリテトラ
フルオルエチレンを材料とした場合には、運転温度が高
まるにもかかわらす容融の危険はほとんどない。という
のは、半円ブツシュがその支承面は別として多面的に剛
性的に支えられるからである。半円ブツシュに嵌まる結
合ビンの直径は１〜２（７）なので、半円ブツシュと結
合ビンとの間の接触面は事実上手入不要で摩耗のない連
続運転にとって十分な大きさである。

さらに本発明によれば、Ｃ形中空材内に支承される結合
ビンを備えた結合リンクを１つの中実形材から製作する
。この中実形材はＣ形中空材に熱台する結合ビンを有し
ている外面とは反対側の外面に、幅量機の両端に配置さ
れたガイド輪を介してチェーンを転向案内するだめのガ
イドビンを備えている。

特にチェーン案内ケーシング内のチェーン案内上でチェ
ーンを手入不要に案内することができるように、結合リ
ンクの中実形材をできるだけ摩擦係数の小さい耐摩耗性
の材料から製作するとよい。このような製作に加えて、
又はその代りに、チェーンの運動に伴ってチェーン案内
ケーシング又はその他のチェーン案内の面を滑走するチ
ェーンリンクおよび結合リンクの両方を、できるだけ摩
擦係数の小さい耐亭耗性の材料で支持するか又は少なく
とも部分的に被覆するならば有利である。

両方のリンクを、これらいずれにも同じ摩擦軽減用の構
造部品を付属できるように構成するか又はこれらリンク
を摩擦軽減用の構造部品と一体に構成するならば特に有
利である。いずれにせよ摩擦軽減用の構造部品、要する
にすべり片を箪擦面に大きく設けるならば、チェーンの
３交代の長期継続使用においても２年後、少なくとも１
年後にはじめてすベシ片の交換が必要となるにとどまる
。

本発明のクリップチェーン又はビンチェーンは組立並び
に分解の容易という利点も有する。

例えばリンクの交換が手軽に行なえる。この点に関して
特に有利な実施態様によれば、チェーンリンクおよび結
合リンクを連結するために結合リンクに設けられていて
Ｃ形中空材内へ差し込まれる結合ビンが、半円ブツシュ
に適合した円柱状頭部の下側もしくは結合リンクに接す
る個所に頚部を有しておシ、Ｃ形中空材の開口側かその
縦方向で両端の半円ブツシュの範囲において結合ビンの
円柱状の頭部に自由な可動性゛をあたえるだけの空隙を
残して閉鎖されていて、かつ縦方向の両端部間の中央範
囲においては結合ビンの差込みおよび抜取りを容易にす
る拡大開口範囲を有している。この場合、Ｃ形中空材は
平板な薄板の折曲げによって、又は四角形の中空形材の
開口側に相応の切欠きを形成することによって製作でき
る。四角形の中空形材による場合は、形材の安定性を得
るために縦方向の両端周囲を全面にわたって閉ざしたま
まであると特に有利である。

Ｃ形中空材のどの面にクリッププレートもしくはビンプ
レートを相応の保持体を介して固定するかによって、チ
ェーンを構成部材に関してはほぼ変更なしのまま幅量機
外部に配置された１４１輪を介して水平方向に転向案内
するが又は鉛直方向で転向案内することになる。チェー
ン運動路の両端に必要となるエンドレスチェーン転向用
の１４１輪はスプロケットとして構成することができ、
このスプロケットは、結合リンクの、結合ビンとは反対
側に設けられているガイＰビンと係合するように配置さ
れる。スジロケット或いは１４１輪とガイＰピンとの間
の摩擦を軽減するために、ガイド輪の周面に歯の代シに
回転支承されたローラを配置して、これらのローラによ
ってガイｒビンをつかむよつにしてもよい。このような
回転支承されたローラは潤滑された軸受内で回転させる
ことができ、この場合軸受は幅用機の加熱される室の外
部に配置されるため事実上手入不要である。

次に図面に示した実施例について本発明を説明する： 図面にはビンチェーンが示されている。このビンチェー
ンは符号ｌでまとめて示されているビンチェーンリンク
と符号２でまとめて示されている結合リンクとから成っ
ている。ビンチェーンリンク１および結合リンク２は結
合ビン３を介して連結されている。結合ビン３は各結合
リンク２のほぼ四角形の中実形材４に不動に結合されて
いる。ビンチェーンリンクｌとしては。

第２図に平面図で、第３図に横断面でそれぞれ示すＣ形
中空材５が使われている。この箱状のＣ形中空材５の両
端部範囲に各１つの半円ブツシュ６が挿入されていて、
この半円ブツシュ６の軸ＩＩ７はＣ形中空材５の開口平
面に対して直角をなしている。結合リンク２の結合ビン
３は直径および長さの点で半円ブツシュ６に嵌合するよ
うに製作されている。この結合ビン３７５４゜特にステ
ンレスの高級鋼から製作されるのに対して、半円ブツシ
ュ６は小さな摩擦係数を有する比較的摩擦に強い材料か
ら製作され、その結果この範囲でのビンチェーンの運動
に対して特別の潤滑は必要なくなる。

ビンチェーンリンクｌのＣ形中空材５０閘日８は両端に
位置する半円ブツシュ６の間の中央範囲を拡大されてお
り、これによって結合ビン３の着脱に困難を伴うことは
ない。また、結合ビン３がチェーンの運動に伴って半円
ブツシュ６との嵌合状態から思わぬ脱落を生ずることを
阻止するために、結合ビン３の、半円ブツシュ６内に位
置する円柱状の１部の下側もしくは結合リンク２に接す
る範囲に頚部９を設け、この頚部９の自由な動きを可能
にするだけの空隙を残してＣ形中空材５の縦方向で半円
ブツシュ６に接する範囲を閉鎖するとよい。

Ｃ形中空材５の開口８の形状はと）わけ第２図によく示
されている。この第２図から理解されるように、結合ビ
ン３の直径は、開０８の中央範囲での着脱が容易であっ
て、しかも半円ブツシュ６内に嵌まり込んだ頭部が半円
ブツシュ６に接する範囲においてそｐ軸１１７の方向で
Ｃ形中空材５から脱落することがないような大きさであ
る。要するに本発−朋の場合、Ｃ形中空材５および各結
合ビン３を介してなされるビンチェーンリンク１と結合
リンク２との連結を、−面においてチェーンリンクの不
都合な離脱がチェーンの運動中に起らず、他面において
は張力をゆるめれば簡単に結合ビンの抜きはずしによっ
てチェーンを分解でき、ひいては手軽にリンクを交換で
きるような形式で行なえる。

ビンチェーンはｌｌｌｔＢ機内におけるほぼ直線的な区
間の両端において水平方向又は鉛直方向に支承された１
４１輪によって案内される。１４１輪はビンチェーンの
ガイＰピン１０に係合する。ガイＰビン１０は中実形材
牛の、結合ビン３を備えている外面とは反対側の外面に
設けられている。この場合１図示の実施例のようにガイ
ドピン１０と結合ピ／３とが互いに同心的に結合リンク
２に設けられていると効果的である。

本発明のビンチェーンは水平にも鉛直にも転向案内する
ととができる。このような転向方向の相違にもかかわら
ず大幅な変化をリンク１゜２に加える必要はなく、たん
に、ビンプレート１１．１２を鉛、直転向の際にはＣ形
中空材５の、［７８とは反対側の外面に結合しく第１図
）、水平転向の際には開口８を有する面に隣接する外面
に結合する（第２図）だけでよい。

チェーン案内もしくはチェーン案内ケーシングに対して
ビンチェーンの摩耗並びに摩擦力を軽減するために用い
られるすべり片は、水平転向用又は鉛直転向用として使
われるリンク次第でそれぞれリンクの異なる面に配置さ
れる。例えば鉛直に転向案内されるビンチェーンの場合
、即ち第１図の場合、すべり片１３がビンシレー）１１
に面した外面に２個配置される。この場合すべり片１３
はＣ形中空材５をチェーン案内とのいかなる接触からも
守るような形に製作する。結合リンク２の中実形材養自
体をすべり片として製作してもよい。いずれの場合でも
すべり片の製作には耐摩耗性であって小さな摩擦係数を
有する材料が適する。第２図に示す水平転向用のビンチ
ェーンの場合にはすペシ片１４がＣ形中空材５の、開口
８を有する面に隣接する２つの外面にそれぞれ２個所に
わたって配置されている。この場合すべり片１４は特に
Ｃ形中空材端縁から突出しており、Ｃ形中空材５とチェ
ーン案内との接触は生じない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のビンチェーンを部分的にリンク軸線に
対して直角に断面して示した平面図、第２図は第１図の
例とは異なるピンチ゛エーンを部分的にリンク軸線に対
して平行に断面して示した平面図、第３図は結合リンク
と共にビンチェーンリンクを示した横断面図である。 １・・・ビンチェーンリンク、２・・・結合リンク、３
・・・結合ビン、４・・・中実形材、５・・・Ｃ形中空
材、６・・・半円ブツシュ、７・・・軸線、８・・・開
口、９・・・頚部、１ｏ・・・ガイＰビン、１１．１２
・・・ビンプレート、１３．１４・・・すべり片。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　幅出機用のクリップチェーン又はビンチェーンであ
   って、クリップチェーンリンク又はビンチェーンリンク
   から成るチェーンリンク（１）と結合リンク（２）とが
   結合ビン（３）によって連結されている形式のものにお
   いて、クリップチェーンリンク又はビンチェーンリンク
   （１）はＣ形中空材（５）から成っていて、このＣ形中
   空材（５）の縦方向で両方の端部内に各１つの結合ビン
   （３）のためにＣ形中空材内方へ向かって開いた半円ブ
   ツシュ（６）が挿入されており、これらの半円ブツシュ
   （６）の軸線（７）がＣ形中空材（５）の開口平面に対
   して直角をなしていることを特徴とする、幅出機用のク
   リップチェーン又はビンチェーン ２、　結合ビン（３）が結合リンク（２）に不動に設け
   られている特許請求の範囲第１項記載のチェーン ３、結合リンク（２）が２つの平行な外面を有する中実
   形材（４）から成っておシ、この中実形材（４）は、Ｃ
   形中空材（５）に係合する結合ビン（３）を備えた外面
   とは反対側の外面に、幅出機の縦方向両端に設けられて
   いるガイｒ輪を介してチェーンを案内するだめのガイド
   ビン（１０）を備えている特許請求の範囲第１項又は第
   ２項記載のチェーン４、　クリップチェーンリンク又は
   ビンチェーンリンク（１）と結合リンク（２）との連結
   のために結合リンク（２）に設けられていてＣ形中空材
   （５）内へ差し込まれる結合ビン（３）が、半円ブツシ
   ュ（６）に適合した円筒状の頭部の下側もしくは結合リ
   ンク（２）に接する個所に１つの頚部（９）を有してお
   シ、Ｃ形中空材（５）の開口側が、縦方向で両端の半円
   ブツシュ（６）の範囲において結合ビン（３）の頚部（
   ９）に自由な可動性をあたえるだけの空隙を残して閉鎖
   されていて、かつ両端の半円ブツシュ（６）の間の中央
   範囲において結合ビン（３）の差込み並びに抜取りを許
   す拡大開口範囲を有している特許請求の範囲第１項〜第
   ３項のいずれか１項に記載のチェーン ５、　　Ｃ形中空材（５）が縦方向の両端範囲を全面に
   わたって閉鎖されている特許請求の範囲第１項〜第４項
   のいずれか１項に記載のチェーン ６　結合リンク（２）が軸受青銅のような摩擦係数の小
   さい耐摩耗性材料から成っている特許請求の範囲第１項
   〜第５項のいずれか１項に記載のチェーン ７、少なくとも一方のリンクはチェーン案内面に沿って
   滑走する面が軸受青銅又はポリテトラフルオルエチレン
   のようなできるだけ小さな摩擦係数を有する耐摩耗性の
   材料（１３゜１４）によって支えられているか又は少な
   くとも部分的に被覆されている特許請求の範囲第１項〜
   第５項のいずれか１項に記載のチェーン ８、両方のリンク（１，２）が、摩擦を軽減する耐摩耗
   性のすベシ片（１３，１４）を付属できるように構成さ
   れている特許請求の範囲第１項〜第７項のいずれか１項
   に記載のチェーン ９、　クリップチェーンリンク又はビンチェーンリンク
   （１）および結合リンク（２）に、チェーン案内もしく
   はチェーン案内ケーシングに対して摩擦を軽減する耐摩
   耗性のすべり片（１３，１４）が一体に組み付けられて
   いる特許請求の範囲第１項〜第８項のいずれが１項に記
   載のチェーン １０、摩警を軽減する耐摩耗性のすベシ片（１３゜１４
   ）は、チェーンの３交代の継続運転の場合にすべり体（
   １３，１４）の交換が少なくとも１年後にはじめて必要
   となる程度に寸法を定められている特許請求の範囲第１
   項〜第９項のいずれか１項に記載のチェーン