JPS5864245A - 抵抗体被覆用ガラス - Google Patents
抵抗体被覆用ガラスInfo
- Publication number
- JPS5864245A JPS5864245A JP16277481A JP16277481A JPS5864245A JP S5864245 A JPS5864245 A JP S5864245A JP 16277481 A JP16277481 A JP 16277481A JP 16277481 A JP16277481 A JP 16277481A JP S5864245 A JPS5864245 A JP S5864245A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- resistor
- pbo
- acid resistance
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は抵抗体表面を被覆するためのガラス組成に関す
るものである。
るものである。
電気回路には種々の抵抗器が用いられているが、回路の
小型化、薄型化、高密度化に伴なって厚膜チップ抵抗器
が注目されている。この抵抗器はセラ２ツクの小片（チ
ップ）を基板とし、該基板の両端に導電ペーストを焼き
付けて電極を形成し、電極間に抵抗体ペーストを塗布焼
成し九抵抗皮膜を形成し友もので、通常抵抗皮膜にはガ
ラスペーストによる被覆が施される。このようなチップ
抵抗器の回路への取付は社半田によって行なわれるが、
自動マウント技術が適用されるにつれて電極の耐半田侵
蝕性の不足が明らかになり、研究の結果電極ＫＮｉをメ
ッキし、さらに半田をメッキすることにより耐半田侵蝕
性を改善できる見通しを得た。ところが仁のようなメッ
キ処理を施し九場合チップ抵抗器の被覆ガラスが一部溶
解したり、ガラス皮膜が剥離してしまう欠点が認められ
、チップ抵抗器をその１１メツキ処理に供するには被覆
用ガラスの改善が必要となった。
小型化、薄型化、高密度化に伴なって厚膜チップ抵抗器
が注目されている。この抵抗器はセラ２ツクの小片（チ
ップ）を基板とし、該基板の両端に導電ペーストを焼き
付けて電極を形成し、電極間に抵抗体ペーストを塗布焼
成し九抵抗皮膜を形成し友もので、通常抵抗皮膜にはガ
ラスペーストによる被覆が施される。このようなチップ
抵抗器の回路への取付は社半田によって行なわれるが、
自動マウント技術が適用されるにつれて電極の耐半田侵
蝕性の不足が明らかになり、研究の結果電極ＫＮｉをメ
ッキし、さらに半田をメッキすることにより耐半田侵蝕
性を改善できる見通しを得た。ところが仁のようなメッ
キ処理を施し九場合チップ抵抗器の被覆ガラスが一部溶
解したり、ガラス皮膜が剥離してしまう欠点が認められ
、チップ抵抗器をその１１メツキ処理に供するには被覆
用ガラスの改善が必要となった。
従来抵抗体被覆用ガラスとしては５５０〜６５０℃で焼
成可能なようＫ ＰｂＯ−Ｂ、０．−８ｉ０．系ガラス
が主に使用されているが、Ａｔ、Ｏ，及び町０を含むガ
ラス或いはＢｉ、ｏ、、鳩ｏ、及びＭ、Ｏを含むガラス
等が提案されている。しかしながら、これらの被覆用ガ
ラスはいずれも耐酸性が不充分で、上記用途には不適蟲
であることが判った。
成可能なようＫ ＰｂＯ−Ｂ、０．−８ｉ０．系ガラス
が主に使用されているが、Ａｔ、Ｏ，及び町０を含むガ
ラス或いはＢｉ、ｏ、、鳩ｏ、及びＭ、Ｏを含むガラス
等が提案されている。しかしながら、これらの被覆用ガ
ラスはいずれも耐酸性が不充分で、上記用途には不適蟲
であることが判った。
本発明は上記欠点の改善を目的とするもので、軟化点が
約６３０℃以下で且つ充分な耐酸性を有するガラス組成
を提供するものである。この目的を達成するため、本発
明のガラス組成は、ＰｂＯを４５〜６０１１％、８ｉ０
ｔを２０〜３５重量％。
約６３０℃以下で且つ充分な耐酸性を有するガラス組成
を提供するものである。この目的を達成するため、本発
明のガラス組成は、ＰｂＯを４５〜６０１１％、８ｉ０
ｔを２０〜３５重量％。
９５重量にであることを特徴とするものである。
本発明のガラス組成におけるＰｂＯおよびＳｉｎ。
社それぞれ上記の規定範囲の割合が必要である。
一般Ｋ ＰｂＯが上記範囲の下限を超えるとガラスの軟
化点が上昇し、多過ぎると耐酸性が低下する。
化点が上昇し、多過ぎると耐酸性が低下する。
これに対してＳｉｎ、が上記範囲以下となると耐酸性は
低下し、上記範囲以上になると軟化点を上昇させる傾向
がある。
低下し、上記範囲以上になると軟化点を上昇させる傾向
がある。
１、０．はガラスの熔融温度を低める効果を有する。上
記規定の５重量に以下で祉ガラス化する際に！！する熔
融温度が高くなり、均質なガラスが得られにくい。しか
し、多過ぎると耐酸性が低下するので、その上限は１〜
５重量％が適当である。
記規定の５重量に以下で祉ガラス化する際に！！する熔
融温度が高くなり、均質なガラスが得られにくい。しか
し、多過ぎると耐酸性が低下するので、その上限は１〜
５重量％が適当である。
ム１，０．の範囲は２〜１０重量Ｘ重量当な範囲であ？
て、少な過ぎると耐酸性゛が低下し、多過ぎると失透の
丸め均質なガラスが得られない。
て、少な過ぎると耐酸性゛が低下し、多過ぎると失透の
丸め均質なガラスが得られない。
Ｐｂ０． ８ｉ０．、 Ｂ、０．及びムちｏ、 １１
合計量て少なくとも９５重量％含有させる必要がある。
合計量て少なくとも９５重量％含有させる必要がある。
したがって通常不可避不純物として存在が予想されるＭ
、Ｏ、ＣａＯ、ＺｎＯ等の酸化物は５重量％以下に制限
されるべきである。
、Ｏ、ＣａＯ、ＺｎＯ等の酸化物は５重量％以下に制限
されるべきである。
ガラスペーストは上記ガラス組成を含むガラス粉末とビ
ヒクルを混練して容易に得ることができる。ビヒクルは
有機溶媒にセルローズを溶解したものが適当で、通常の
厚膜ペーストに用いられているものが適用できる。通常
ガラス粉末の含有率が６５〜８０重量％となるように調
製する。この割合はガラスの比重によって増減できる。
ヒクルを混練して容易に得ることができる。ビヒクルは
有機溶媒にセルローズを溶解したものが適当で、通常の
厚膜ペーストに用いられているものが適用できる。通常
ガラス粉末の含有率が６５〜８０重量％となるように調
製する。この割合はガラスの比重によって増減できる。
ま九、ガラスペーストは無機顔料により着色せしめるこ
とができる。たとえば抵抗値のレベルによって色分けす
るのが好都合な場合に着色ガラスペーストの使用は便利
である。顔料の添加割合はガラ２１００重量ｓ轟り０．
５〜１５重量部程度が適当である。無ｌ１ＩＩｓ料を用
−れば焼成後も着色は消滅し゛ない。
とができる。たとえば抵抗値のレベルによって色分けす
るのが好都合な場合に着色ガラスペーストの使用は便利
である。顔料の添加割合はガラ２１００重量ｓ轟り０．
５〜１５重量部程度が適当である。無ｌ１ＩＩｓ料を用
−れば焼成後も着色は消滅し゛ない。
本発明のガラスをチップ抵抗器の被覆に用いることによ
シ諌抵抗器はそのままメッキ処理に供することかできる
。なお本発明のガラスはメッキ処理用に限定されるもの
でなく、一般の抵抗体被覆として用いても何ら差支えな
いことはいうまでもない。− 以下に本発明のガラスの性能を実施例により示す。
シ諌抵抗器はそのままメッキ処理に供することかできる
。なお本発明のガラスはメッキ処理用に限定されるもの
でなく、一般の抵抗体被覆として用いても何ら差支えな
いことはいうまでもない。− 以下に本発明のガラスの性能を実施例により示す。
実施例
Ｐｂ０． ８ｉ０．、 Ｂ、Ｏ，、Ａ４０．、その他
の酸化物を下記表に示す割合で秤量混合し、眩混合物を
１３００℃で１時間熔融し、熔融物を水中に流下して水
砕し九後ボールミルで粉砕し、３２５メツシユ以下のガ
ラス粉末とした。このガラス粉末をエチルセルローズｌ
Ｏ％のターピネオール溶液からなるビヒクルと混練し、
ガラスペーストを作成した。ペースト中のガラス粉末含
有率は実験ｔａｌの場合は７２重量にである。他の実験
例において、これより比重が大きいガラスの場合は条目
に、小さい場合は少な目に調整し九。ペースト粘度は約
１４０〜１８０キロセンチポアズ（２５℃において）に
調整し九。得られたガラスペーストはスクリーン印刷で
アル建す基板上に塗布し、溶剤を蒸発せしめ九後６００
℃で焼成し、焼成物を耐酸性試験に供し友。耐酸性の試
験は４０℃の３． Ｓ ％塩酸水溶。
の酸化物を下記表に示す割合で秤量混合し、眩混合物を
１３００℃で１時間熔融し、熔融物を水中に流下して水
砕し九後ボールミルで粉砕し、３２５メツシユ以下のガ
ラス粉末とした。このガラス粉末をエチルセルローズｌ
Ｏ％のターピネオール溶液からなるビヒクルと混練し、
ガラスペーストを作成した。ペースト中のガラス粉末含
有率は実験ｔａｌの場合は７２重量にである。他の実験
例において、これより比重が大きいガラスの場合は条目
に、小さい場合は少な目に調整し九。ペースト粘度は約
１４０〜１８０キロセンチポアズ（２５℃において）に
調整し九。得られたガラスペーストはスクリーン印刷で
アル建す基板上に塗布し、溶剤を蒸発せしめ九後６００
℃で焼成し、焼成物を耐酸性試験に供し友。耐酸性の試
験は４０℃の３． Ｓ ％塩酸水溶。
［Ｋ焼成物を５分間浸漬し、水洗後ステンレス製の針を
ガラス皮膜表面に垂直に立て、１００ｔの荷重を掛けつ
つガラス表面を引っ掻き、条痕の状況で耐酸性ＯＳｍを
判定した。判定基準は条痕が 。
ガラス皮膜表面に垂直に立て、１００ｔの荷重を掛けつ
つガラス表面を引っ掻き、条痕の状況で耐酸性ＯＳｍを
判定した。判定基準は条痕が 。
浅い場合を優とし、やや深い場合を良、条痕の周辺にク
ラックや剥離が認められるものを不可とし友。試験結果
を表に示す。また別に測定した各ガラス組成の軟化点も
表に示し九。
ラックや剥離が認められるものを不可とし友。試験結果
を表に示す。また別に測定した各ガラス組成の軟化点も
表に示し九。
実験亀１〜３杜本発明の実施例であ抄、軟化点が何れ４
６３０℃以下で耐酸性も良好であった。
６３０℃以下で耐酸性も良好であった。
実験ＷａＳ〜１３は比較例である。Ｎ１１９は耐酸性は
良好であるが、ＰｂＯが少な過ぎ且つ８ｊＯ，が多過ぎ
る丸め軟化点が高過ぎ、抵抗体被覆用としては不適轟で
ある。亀１０祉ＰｂＯが多過ぎ、亀１２は１１＠Ｏ＠が
無添加〇九め、’ Ｍｌ １３ ＦｉＳｉｎ、が少な過
ぎ且つ−Ｏ８が多過ぎるため、倒れも耐酸性が不充分で
ある。ま九醜１１ ｔｉ Ｂ、Ｏ，無添加の丸めガラス
化せず使用不能であった。
良好であるが、ＰｂＯが少な過ぎ且つ８ｊＯ，が多過ぎ
る丸め軟化点が高過ぎ、抵抗体被覆用としては不適轟で
ある。亀１０祉ＰｂＯが多過ぎ、亀１２は１１＠Ｏ＠が
無添加〇九め、’ Ｍｌ １３ ＦｉＳｉｎ、が少な過
ぎ且つ−Ｏ８が多過ぎるため、倒れも耐酸性が不充分で
ある。ま九醜１１ ｔｉ Ｂ、Ｏ，無添加の丸めガラス
化せず使用不能であった。
実験＄１１４及び１ａ１５はガラス１００重量部当り顔
料を３及び８重量部添加した例である。軟化点耐酸性何
れにおいても申し分がなかった。
料を３及び８重量部添加した例である。軟化点耐酸性何
れにおいても申し分がなかった。
Claims (1)
- Ｐｂ０４８〜６０重量％、Ｓｉｎ、 ２０〜３５ 重量
に、Ｂ、０．５〜１５重量％及びＡｌ−＊Ｏｓ ２〜ｌ
Ｏ重量にを合計で９５重量に以上含有する抵抗体被覆用
ガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16277481A JPS5864245A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | 抵抗体被覆用ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16277481A JPS5864245A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | 抵抗体被覆用ガラス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5864245A true JPS5864245A (ja) | 1983-04-16 |
Family
ID=15760961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16277481A Pending JPS5864245A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | 抵抗体被覆用ガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5864245A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62265144A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-18 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 抵抗体被覆用ガラス |
| JPH04355901A (ja) * | 1991-07-12 | 1992-12-09 | Rohm Co Ltd | チップ抵抗器 |
| JP2011079718A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Nippon Electric Glass Co Ltd | ビスマス系非鉛ガラス及び複合材料 |
| US10011519B2 (en) | 2013-08-09 | 2018-07-03 | Nippon Electric Glass Co., Ltd. | Bismuth-based glass composition, powder material, and powder material paste |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49103199A (ja) * | 1973-02-06 | 1974-09-30 | ||
| JPS5337715A (en) * | 1976-09-21 | 1978-04-07 | Asahi Glass Co Ltd | Sealing glass |
-
1981
- 1981-10-14 JP JP16277481A patent/JPS5864245A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49103199A (ja) * | 1973-02-06 | 1974-09-30 | ||
| JPS5337715A (en) * | 1976-09-21 | 1978-04-07 | Asahi Glass Co Ltd | Sealing glass |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62265144A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-18 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 抵抗体被覆用ガラス |
| JPH0458420B2 (ja) * | 1986-05-13 | 1992-09-17 | Nippon Electric Glass Co | |
| JPH04355901A (ja) * | 1991-07-12 | 1992-12-09 | Rohm Co Ltd | チップ抵抗器 |
| JP2011079718A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Nippon Electric Glass Co Ltd | ビスマス系非鉛ガラス及び複合材料 |
| US10011519B2 (en) | 2013-08-09 | 2018-07-03 | Nippon Electric Glass Co., Ltd. | Bismuth-based glass composition, powder material, and powder material paste |
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