JPS5863848A - 狭隘路路内表面検査装置 - Google Patents

狭隘路路内表面検査装置

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JPS5863848A
JPS5863848A JP56162952A JP16295281A JPS5863848A JP S5863848 A JPS5863848 A JP S5863848A JP 56162952 A JP56162952 A JP 56162952A JP 16295281 A JP16295281 A JP 16295281A JP S5863848 A JPS5863848 A JP S5863848A
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JP
Japan
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surface wave
wave probe
arm
itv camera
truck
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Application number
JP56162952A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Seguchi
瀬口 立雄
Tadashi Munakata
正 宗像
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5863848A publication Critical patent/JPS5863848A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/22Details, e.g. general constructional or apparatus details
    • G01N29/26Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor
    • G01N29/265Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor by moving the sensor relative to a stationary material

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  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は断面形状が一定でなく曲シあるいはねじれのあ
る狭隘絡路内の表面を検査する装置に関するものである
近年、産業の発展に伴い各種産業機械を構成する部材に
は、高い応力および著しい腐食壊食等の過酷な条件に耐
える性質が強く要求されている。また、部材形状も大形
化および複雑化が著しい。そして、これらの部材の材質
および品質に対し、高い信頼性が要求されることは言う
までもない。このため、その信頼性’e満たすために、
製造中あるいは運転中の検査点検はよシ厳重なものとな
υつつある。
本発明の対象であるポンプ水車ランナおよびジェットポ
ンプ構成部材等はその一例である。
これらの部材は、製造中には放射線透過試験。
超音波探陽試験等の体積検査、磁粉探傷試験。
液体浸透探1易試験等の表面検査が行なわれている。
これらの検査の水準は、実際の運転で部材の破壊あるい
は腐食壊食による部材の変形による性能低下に対するも
のである。従って、表面に開口している欠陥、例えば製
造中の熱処理割れ、溶接割れあるいは最も危険な運転中
の疲労割れ、キャビテーシ目ンエロージ日ン等は、許容
されない種類のものである。
従来性なわれている検査方法としては、磁粉探傷試験、
液体浸透探傷試験および′11)−磁気試験が主なもの
である。熟年ら、これらの方法では、手作業が主であシ
作業には特殊技能が必要であるため、人的な制限1人手
が届かないような場所の制約、一度の検査範囲が狭いた
めに全面走査の場合の時間的制約、あるいは磁粉探傷で
は磁粉、液体浸透では浸透液等の廃物の処理の制約等の
問題がある。さらに、検■結果の記録保存方法も人手に
よるイラストかあるいは写真によらなければならない。
表面検査法として、従来よシ超音波表面波法が検討され
ているが、欠陥エコーの評価にもなお研究の余地が残さ
れている。例えば、表面仕上げ状態、水滴、油滴あるい
は擬似欠陥エコーがその例である。また、超音波表面波
法には次のような特徴がある。つまり、迅速であること
、1点からの検査面積が広いこと、欠陥の位I! 。
方向および大きさの評価が対比可能であること、曲面上
全仏ばすること、コーナ一部では一部反射するが一部伝
ばするため、コーナーによる位置決めあるいはコーナー
の先の面の検査が可能であること等である。
従って、断面が正方形、長方形、平行四辺形。
台形あるいは円形、ダ円形等と、その形状が変化しかつ
曲がっていたりねじれていたシするような狭隘路では、
その−辺を構成する表面に探触子を置き走査することに
よって他の面をも、また手深傷では検査し難いコーナ一
部をも同時に検査可能なことが考えられる。
本発明の目的は超音波表面波法の特徴である前述の性質
を利用し、擬似欠陥エコーi ITVで直接観察するこ
とによって補い、これらを自在曲面を走行する台車に備
えられた自在アームに取シ付けることにより、手作業に
よっていた検査、人間が入ることが困難な狭い隘路かつ
その表面積が広い面を一度の走査で検査することができ
ると共に、表面波探触子からのエコーが生じた場所のみ
をITVで観察し記録することにより、精度よくかつ迅
速に検査することができる狭隘路路内表面検査装置を提
供することにある。
本発明では上記目的を達成するため、超音波表面波探触
子およびITVカメラとを備えた自在アームを有する自
在曲面を走行する台車と、これらの制御装置および前記
超音波表面波探触子とITVカメラからの信号を受信し
、表示するモニターテレビおよびビデオレコーダ等の記
録装置とから検査装置を構成する。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第1図は、本発明を適用するポンプ水車ランナの断
面図を示すものである。図において、1はシャフト、2
はシュラウドリング、3はクラウン、4は羽根と称され
るものである。第2図は第1図のI−1断面図を示すも
のであり、羽根4は6枚あり夫々らせん放射状になって
いる。検査対象の狭隘路は、2枚の羽根(例えば4aと
4b)シュラウドリング2およびクラウン3の4面に囲
まれた部分である。
5− この狭隘路の断面を示すと第3図(a)〜(c)のよう
になり、第2図■−■断面では5h、■−11[断面で
は5b%■−IV断面では5cのような形状である。
第4図は、本発明による狭隘路路内表面検査装置の全体
構成例を示すものである。本装置は、複雑曲面を走行す
る台車6と、この台車6上に搭載した自在に動くアーム
7aおよびアーム駆動機構7bと、アーム7aに搭載し
たITVカメラ8と、アーム7aの先端に取付けられ揺
動する機構を有する表面波探触子9と、走行台車6の後
端に取付けられた距離測定機10と、アーム角度を示す
角度検出器11から構成される非破壊検査装置、それを
制御する台車コントローラ13、及び距離測定機10の
信号を受は台車コントローラ13を制御するプリセット
付きリバーシブルカウンタ15から々る。更に、表面波
探触子9に信号を与え欠陥の有無を判定する超音波探傷
機16と、ITVカメラ8を制御するカメラコントロー
ラ17から成り、超音波探傷6− 機16の出力およびカメラコントローラ17の出力は、
文字合成ユニット1Bを通してモニタテレビ19及びそ
の映像を記録保存するビデオテーゾレコーダ20に接続
している。また、保存内容の後口での照合を容易とする
ための文字入力用タイシライタ21とから構成している
第5図は非破壊検査装置の側面図、第6図は同平面図を
示すものである。
まず、走行台車6の構成を説明する。図において、フレ
ーム22hには減速機付きモータ23h、23bを2台
取り付けている。この2台のモータ23m、23bで、
4輪独立にけんかされているマグネットローラ24*、
24b。
24a、24df、モータと傘歯車で連結されているス
プロケット25から、チェーン26a。
26bでマグネ、トローラ24tL、24bと同軸のス
ゾロケッ)27m、27bへと伝え回転させる。なお、
2台の減速機は左右独立に制御可能なものである。また
、狭隘路の側壁等に添って走行するために、走行台車6
の側にはローラ28a、28b、28c、28dを取り
付けている。さらに、アームの1駆動機構7bは走行台
車6のペース29に取シ付けている。
第7図及び第8図は、アーム駆動機構7bの平面図及び
側面図をそれぞれ示すものである。
図において、ギヤ箱30にある減速機付きモータ31の
出力軸31aにはスゲロケ、ト32が取シ付けられ、両
端をラジアル、スラストwitに耐える軸受で支えられ
たシャフト34の一端にスプロケット33を固着し、か
つこのスプロケット33とスプロケット32は、チェー
ン35で回転力伝達可能なように連結している。
更に、シー?7134にはウオーム36 m 、 36
bを固定し、シャフトJ 7 a e 37 bに固着
されたウオームホイールJ 8 a s J 8 b 
トかミ合っている。シャフト37h、37bはラジアル
スラスト荷重に耐える軸受けで支持され、これらの軸端
はギヤ箱30の外部に突出してお9、ペース39 & 
# 39 bを固定している。更に、シャフト37bの
軸端にギヤ40f固着し、シャフト37bの軸端にギヤ
40f固着し、シャフト揺動角測定用角度検出器11の
回転軸に取り付けたギヤ41とかみ合っている。
ギヤ箱30にビンジ冒インド94で連結されている距離
測定器10(第5図に示す)は、外局回転形パルス発信
器92(第6図に示すとその外周に固着されたマグネッ
トローラ93とから構成してhる。アーム7&は、上記
アーム駆動機構7bより突出たペース39a、39bの
各々に固着された部材42m 、4.?b及びそれらに
連結された一対の部材43*、43bと、更にその先端
に両端をピング1インドで支持された部材44とからな
シ、全体で平行四方形リンクを構成している。部材42
1と43aは、圧縮コイルばね45aとストツノ’14
6hにより、又部材42bと43bは圧縮コイルばね4
5bとストッパ46bによシ夫々連結され、片方向のみ
揺動可能なピンジ曹インドとかっている。
一方、アーム7a先端の部材44には、取付板47がピ
ンジ冒インドで揺動自在に支持され、9− 圧縮コイルはね48により一方向に押し付けている。ま
た、取付板47の先端部には、自由な方向に転動する球
形車輪49h、49bを支持棒を介して取付けている。
さらに取付板470両端には、倣い用センサ121L 
# 12 bが取υ付けられ、同時にI’ffカメラ8
および超音波表面波探触子9を取シ付けてい、る。
次に、本発明の非破壊検査装置の作用を述べる。減速機
付きモータ23mによる回転力は傘歯車へと伝達され、
シャフトの先端に取シ付けたスプロケット25 a *
 25 bを回転させる。
更に、チェーン26&、26bでスプロケット27 m
 * 27 bに回転力を伝え、マグネットローラ24
 a e 24 bを回転する。マグネットローラ24
は、独立けんか方式としているため、転勤面が台車6に
対し平行でなくても走行面に密着して吸着走行する。こ
こでマグネットローラ吸着の為、走行面は磁性材でなけ
ればならない。(他の3個のマグネットローラについて
も同様である。) −1()− 第9図は、マグネットローラ走行面が凸凹のある場合の
マグネットローラの走行面への密着状態を示したもので
ある。図において、フレーム22m、22bに取シ付け
たローラ28&乃至28bは、壁面を4個のマグネット
ローラが走行する場合、床面に接地され角部に沿った走
行が可能である。
次に、アーム駆動機構の作用について説明する。ギヤ箱
30内の減速機付きモータ31の回転力は、スジロケッ
ト32.33、シャフト34、ウオーム36m、36b
s  ウオームホイール38ar38b、シャフト37
*、37bを回転させ、ベース39 a + 39b 
k揺動する。
また、シャフト37bの回転角がギヤ40゜41へと伝
達され、角度検出器11を回転させてぺ−y、、39a
、39bのhimJ角を検出する。
距離測定器10は外周回転形・fルス発生器であシ、走
路の凹凸に対してはピンジ冒インド94で連結され、マ
グネットローラ93で走路に吸着しているため追従が可
能であり、走行距離を正しく計数する。電源及び信号の
授受は、中心軸95全介して行なわれプリセット付きリ
バーシブルカウンタ15に入力される1゜ペース39m
、、39bに取シ付けたアームは、平行四辺形リンクと
なっているので、ITVカメラ8、表面波探触子9はア
ーム揺動に対して常に向きを変え々い。したがってIT
Vカメラ8は、アーム揺動に対し常に一定方向を監視す
ることが出来る。
第10図(a)は、マグネットローラ走行面が進行方向
に対し凹であり、同図(b)は凸の場合を示すものであ
る。四重たは凸の走行面に従い、球形車輪49a、49
bは圧縮コイルばね45a。
45bまたは48のばね力で走行面を倣い接触している
。この時走行面が凹の局舎は、軸心Yを関節として走行
面を倣い、凸の場合はXを関節として走行面を倣う。こ
の為ITVカメラ8及び表面波探触子9は、走行面とほ
ぼ一定距離を保つ事が出来る。
次に、走行台車6の制御を第1図に基づいて説明する。
減速機付き七−夕23a及び23bは、速度制御ユニッ
ト96a及び96bで駆動される。速度制御ユニット9
6a及び96bは、外部可変抵抗vrt1.vtt2の
指令で制御される。即ち、外部可変抵抗の指令値が同一
の場合は、両モータ23a、23bは同一回転数となり
走行台車6は直進する。しかしながら、VRJ。
VB2の指令が異なる場合は、両モータの回転数に差が
生じ、走行台6tま回転数の、遅い方の車輪を内輪とし
て回転する。走行距離を示すパルス発生器92は可逆検
出形であり、例えばLlll+/1・♀ルスに選択すれ
ば基準点(最初の設置点をOとする)からのパルス数が
リバーシブルカウンタ97に入力され、外部可変抵抗V
R1゜VB2の指令により走行台車6が前進時には加算
、後退時には減算され、リバーシブルカウンタ97で走
行距離が組単位で計数される。ノリセット付きカウンタ
15のノリセットスイッチ98を、基準点からの希望す
る数kに設定しておけば、リバーシブルカウンタ97の
計数量が13− プリセット値と同一となったとき、外部出力信号によシ
接点99が開く。即ち、リバーシブルカウンタ97の計
数量がシリセット値と一致しないときは、接点99は閉
じておシ外部可変抵抗VRf、VI’M’に電源E4−
供給する。計数量がプリセット値と一致すれば、外部可
変抵抗VRJ、VR,?に電源Eは供給されず両モータ
23 a a 23 bは停止することになる。このよ
うに、リバーシブルカウンタ97のプリセットによシ、
基準点から任意の位置に移動台車を停止することができ
る。
次に、アーム駆動用倣い制御器14を第12図に基づい
て説明する。減算機付きモータ31は、速度制御回路1
00に接続され速度可変抵抗器VRJで制御される。更
に速度制御回路100は、外部からモータ31の回転方
向を反対にするための端子(同図に+・−で示す)を備
えている。倣い検出用検出器12h、12bを使用する
場合、スイッチ8WfをA側に接触させることによシ、
電源Eが検出器12mに供14− 給される。アームに任意の角度をもたせて、走行台車を
走行させた場合、狭隘部流路の壁上下の而からの距離が
刻々と変化する。壁上面に検出器12aが接触しないと
き、検出器12aのスイッチはC側に接続され、速11
 ill、制御回路100の」−側瑞子に電源Eが供給
され、藏汁機伺きモータ3ノはV R、?で与えらJl
、た指・9で回転しアームが上昇する。アームが上昇し
壁」二面VC検出器12aが接触すれば、検出器12a
のスイッチはD側に接続され速度制御回路100の一側
端子に′α源Eが供給され、モータ21全逆転しアーム
は下降する。
このようにして、アームはII&上向にならうことがで
きる。スイッチSWIをB(川に]長)強させると、壁
下面倣い検出器12bが動作し同様の倣い動作を行なう
。倣い動作の必要が彦い場合は、速度制御回路100の
+・一端子に外部スイッチを接続し、可変抵抗器Vtt
Jとアームを所定の位置に移動させることができる。こ
のときアーム角度は、角度検出器11で表示されている
次に、表面波探触子9とその支持機構について説明する
。第13図及び第14図は、その平面図及び正面図を示
すものである。図において、減速機付きモータ50を回
転することにより、ギヤ箱51の出力軸52は、ギヤ5
3.ギヤ54、リンク55及びクランク56を介して揺
動する。出力軸52には、板ばね57が固着され、その
先端には探触子58を保持するリング状部材59がビン
ジヨイントされている。
以下、以上述べた表面波探触子9の支持機構の使用法に
ついて説明する。第13図及び第14図に示すように、
表面波探触子9をアーム7aの先端の取付板57の被検
査面と相対した面に取シ付ける。減速機付きモータ50
を回転させると、板ばね57の弾性とリング状部材59
に設けられたビンジヨイントの働きによシ、被検査面の
起状に常に追従し接するように探触子58は支持され被
検査面を走査する。この時、走行台車6を定速で前進又
は後退させることによシ、探触子58は被検査面上を直
行しコーナをも含め帯状の領域を探触することが出来る
第13図及び第14図中に示した矢印の如く走査させた
り、アーム7aを漸次揺動させ同様に動かすことにより
、走行台用60走行軌跡に限られず広範な被検査面を検
査することができる。
次に、表面波探触子を用いる超ト′f波深喝法にて、表
面の検査を行なう場合について具体的に説明する。
超音波表面波探触子は市販されており、ここでは探触子
の構造についての説明は省略する。
超音波表面波は弾性体の表面に沿って伝わる波で、表面
から少しでも中へ入った場合には急速に振幅が減衰する
波である。縦波とか横波とかは、3次元の場合は距離の
2乗に反比例して減衰するのに対して、表面波は距離の
1/2乗に反比例して減衰する波で、遠方では一番強く
伝わる波であるとされている。
本装置では、I MHzの振動の表面波探触子を装備す
る。表面探触子から超音波表面波の入射方向は特に制限
されるものではなく、表面波探触子(支持装置)9及び
アーム7の揺動によっ17− て、揺動しながらあるいは第15図のように台車6の進
行に伴い検査する羽根付根部と適当な角度を保つように
設定することも可能である。
例えば第15図には、羽根4bのシーラウドリング2及
びクラウン3との付根を検査する場合の例を示している
。この場合の超音波表面波は第16図のように、表面波
探触子58より入射された表面波は図示矢印の方向に、
シュラウドリング2表面、シュラウドリンク2と羽根2
bとの付根のコーナーを廻り、羽根4bの表面を通って
羽根4bとクラウン3の付根のコーナーを廻シクラウン
3の表面に至る。夫々の羽根付根部のコーナーは、R2
O程度であるため反射波は発生しない。未仕上げの水車
ランナーで、シェラウドリング2と羽根4bの付根のコ
ーナー及び羽根4bとクラウン3の付根のコーナーに欠
陥のある場所を検査したところ、超音波探傷機16のモ
ニターCRTでは第17図のように表示される。第17
図において、Flはシュラウドリング2と羽根4bの付
根のコーナ一部の18− 欠陥からの反射エコーであJ)、FZは羽根4bとクラ
ウン3との付根のコーナ一部の欠陥からの反射エコーで
ある。1111112はそれぞれのエコーの強さを表わ
しておシ、欠陥の大きさ等によって異なるものである。
Kl*X1は探触子58から夫々の欠陥までの距離を示
しており、具体的には第18図に示す如くである。
本実施例では、I MHzの超音波を使ったために減衰
が比較的大きく、第16図のように、クラウンの表面1
でしか到達しないが、0.5 MHzあるいはよシ低い
周波数の超音波を用いることによシ、4つのコーナーを
すべて検査することが可能である。
なお、上記実施例では特に記述しなかったが、表面波探
触子58の接触媒質にはマシン油を用い、探触子の先に
自動的に滴下するようにしている。また、超音波探傷機
16の出力及び入力の感度水準は、別途に準備した人工
欠陥参照供試材で合わせるようにしている。
一方、走行台車6を移動させながら表面波探触子58を
揺動すると、狭隘路内のすべての表面について自動的に
検査を行なうことができる。
超音波探傷機16の出力と、走行距離を示すリバーシブ
ルカウンタ15の出力と、アーム角度を示す検出器11
の出力とを記録計に入力すれば、異常個所の位置及び不
良状況が容易に判定できる。
アーム7aの先端取付板47に取付けられたITVカメ
ラ8は、視野方向の切換と視野回転及び焦点調整の機能
を有している。第3図(a) 、 (b)。
(C)に示すような流路5he5b、5cの中を進行す
る場合、第5図に示すITVカメラ8内の照明ランプ8
3が点灯され、視野方向はモータ90で駆動される反射
鏡81をたおし前方視野85を見る。走行台車6の移動
は、操縦者によシモニタテレビ19(第4図に示す)を
見て行なわれ、表面波探触子9の信号の異常又は適当な
位置で走行台車6を停止し、モータ90で駆動される反
射鏡81は45°傾斜し、側視方向86となる。従って
、流路5a、5b、5cの壁面を見ることができ、壁面
の1易等はレンズ82全通して撮像管80に入り、モニ
タテレビ19に映し出される。この時、照明ランプ84
が点灯し壁面を明かるくする。捷た、壁面の全周を見る
ため、撮像管80とレンズ82と反射鏡81を含む受光
部87がモータ88で回転される、即ち視野を回転する
ことができる。前方視野85と側視方向86の切換と壁
面までの距離の差のため、モータ89で撮像管80を動
かして焦点を合わせる機能をも有している。モータ8B
、89.90の制御及び照明ラング83゜84の切換は
、第4図に示すカメラコントローラ17で行なわれ、撮
像管80のビデオ信号もカメラコントローラ17で制御
され、文字合成ユニット18を経由してモニタテレビ1
9に映し出される。検査中のテレビ映像は、ビデオテー
プレコーダ20に記録されるが、後日のデータとしてタ
イプライタ21で日付、場所等の必要データが入力され
、第5図の受光部870回転位置を検出する検出器91
の出力と、距離側−21= 定器10の出力値とアーム角度を示す検出器11の出力
を、ビデオ信号と合成させる文字合成ユニット18に入
力される。従ってモニタテレビ19には、壁面の位置、
 ITVカメラ8の視界位置1日付、場所1機械名称等
の全てのデータが同時に映し出され、ビデオテープレコ
ーダ20に録画される。また、表面波探触子9゜58の
出力は、超音波探傷機16を通してカメラコントローラ
17及びモニタテレビ19に送られ、ビデオテープレコ
ーダ20に記録される。
さらに、欠陥部を更に詳細に観察するため、超音波探傷
機から与えられた欠陥位置信号を基に、カメラコントロ
ーラ17で撮像管を移動して欠陥を写し出すとともに、
電気的に画像を拡大することもできる。
ビデオテープのデータは、被検査物の製造中や稼動後の
定期点検、異常発生時の解析等に利用することもでき、
表面波探傷機からの出力をAスコープのみならず数値デ
ータとしてビデオテープレコーダに収録することも容易
に可能で22− ある。1だ、走行台車6の運転停市をプリセット付きレ
バーシブルカウンタのみで行なうのではなく、位置サー
フ1?方式によるプログラム制御や文字入力タイプライ
タからの指令やビデオテーゾレコーダの収録データから
も行なうこともでき、欠陥部に再度走行台車を移動させ
る等の繰返し作業も容易に行なわせることができる。
以上実施例を挙げて説明してきたように、本発明によれ
ば壁面にマグネットローラで吸着する走行台車に揺動自
在なアームを取付け、アームにはITVカメラと表面波
方式の超音波探傷機を取り付けた非破壊検査装置が複雑
曲面を有する狭隘流路部の如何なる場所をも走行し、表
面波探触子による非破壊検査とI’ffカメラによる非
破壊目視検査が同時に行なわれ、欠陥の種類の判定と解
析が容易に行なわれると共に、そのデータの記録保存が
行ない得る装置を提供し、製造時から定期点検毎の相対
的変化も記録の比較によって容易に判定することができ
る。更に、狭隘路内での非人間的作業も排除でき、遠隔
制御を可能としていることは本発明の極めて重要な効果
の一つである。さらにまた、記録方式。
データ解析等に電子計算機等を利用すること等、本発明
の要旨に変更のない範囲で利用できることはもちろんで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するポンプ水車の水車ランナの断
面図、第2図は第1図のI−I線に沿って矢印方向に見
て一部切断した平面図、第3図(a) −(e)は水車
ランナの流路の断面形状の変化を示す説明図、第4図は
本発明の一実施例を示す構成図、第5図は本発明の非破
壊検査装置の正面図、第6図は本発明の非破壊検査装置
の平面図、第7図は本発明のアーム駆動機構の一部切断
平面図、第8図は第7図のXI−XI線に沿って矢印方
向に見た断面図、第9図(、)〜(c)は本発明の台車
の走行状態を説明する説明図、第10図(a) 、 (
b)は本発明の非破壊検査装置の走行状態を説明する説
明図、第11図は本発明の台車の制御回路図、第12図
は本発明のアームの倣い制御回路図、第13図は本発明
の表面波探触子の支持機構を示す平面図、第14図は第
13図の朝来′fjt方向に見た正面図、第15図は本
発明の検査装置の一実施例を示す平面図、第16図は第
15図のIII −III断面の断面図、第17図は本
発明の装置によってイ11られる欠陥検出例を示す図、
第18図は第17図を得た時の具体的実施例を示す図で
ある。 6・・・台車、7a・・・アーム、8・・・ITVカメ
ラ、9・・・超音波表面波探触子(機構)、12・・・
角度検出器、16・・・超音波探傷機、19・・・モニ
ターテレビ、20・・・ビデオレコーダ、28・・・マ
グネットローラ。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦25− 第9図 (a)     (b) 第10図 (C) 第11図 第13図 2a 第15図 4b 第16図 第17図 ヒ1        b6   2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超音波表面波探触子およびITVカメラとを備え
    た自在アームを有する自在曲面を走行する台車と、これ
    らの制御装置および前記超音波表面波探触子とITvカ
    メラからの信号を受信し表示するモニターテレビおよび
    ビデオレコーダ等の記録装置とを具備して成る狭隘路路
    内表面検査装置。
  2. (2)表面波探触子からの信号とITVカメラが同期し
    て揺動し、表面波探触子からの信号の発生位置をモニタ
    ーテレビ画面上に写し出すようにした特許請求の範囲第
    (1)項記載の狭隘路路内検査装置。
JP56162952A 1981-10-13 1981-10-13 狭隘路路内表面検査装置 Pending JPS5863848A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018506040A (ja) * 2015-02-18 2018-03-01 サウジ アラビアン オイル カンパニー 表面に対するプローブの受動的な正常化のための展開機構

Cited By (2)

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JP2018506040A (ja) * 2015-02-18 2018-03-01 サウジ アラビアン オイル カンパニー 表面に対するプローブの受動的な正常化のための展開機構
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