JPS586339B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPS586339B2
JPS586339B2 JP49033823A JP3382374A JPS586339B2 JP S586339 B2 JPS586339 B2 JP S586339B2 JP 49033823 A JP49033823 A JP 49033823A JP 3382374 A JP3382374 A JP 3382374A JP S586339 B2 JPS586339 B2 JP S586339B2
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JP
Japan
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recording
needle
electrode
scanning direction
recording head
Prior art date
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Expired
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JP49033823A
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English (en)
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JPS50126313A (ja
Inventor
堀木敏光
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はファクシミリ装置やプリンタ装置の記録部に
かかり、特にドットにより記録を行う記録装置に関する
ものである。
第1図はドット記録を行う、多針電極記録ヘッドの1例
の拡大正面図で、1はガラスエポキシなどの絶縁基板、
2は針状電極である。
第2図は背面電極記録ヘッドの1例の上面図で、3はポ
リアミドフイルム、ポリイミドフイルムなどの可撓性シ
一ト、4は背面電極、5は導線、6は端子である。
第3図は第1図に示す多針電極記録ヘッドと第2図に示
す背面電極記録ヘッドとを使用して静電記録を行なう場
合の各記録ヘッドの配置を示すための斜視図であって、
11は多針電極記録ヘッド、12は背面電極記録ヘッド
、13は静電記録紙である。
図示するように、多針電極記録ヘッド11の各針状電極
と背面電極記録ヘッド12の各背面電極とを空隙をへだ
てて対設し、空隙部に静電記録紙13を介挿して、矢印
14で示す主走査方向に1ラインずつ静電記録を行なう
上記のようにして主走査方向の静電記録を行なうととも
に、静電記録紙13を矢印15で示す副走査方向に送る
と、第4図に示すような静電記録が得られる。
第4図において、21はそれぞれ針状電極の断面が記録
されたドットである。
第1図において、各針状電極2の幅をa、ピツチをb、
高さをCとすると、第4図の各記録ドット21の幅と長
さはaとcとになり、各記録ドット21の主走査方向の
ピッチはbになる。
各記録ドット21の副走査方向のピツチdは静電記録紙
13の送り速度によって決まるものである。
第5図は静電記録紙13の送り速度を第4図の記録を得
た場合より遅くした場合の静電記録を示すものであり、
第6図は静電記録紙の送り速度を第5図の記録を得た場
合よりさらに遅くした場合の静電記録を示すものである
第4図ないし第6図において、記録ドット21の副走査
方向のピツチd,d’,d”はd>d’>d”であり、
第6図においてd”=C である。
このようにして副走査方向の解像度は静電記録紙の送り
速度によって異なり、また得られた静電記録の濃度も記
録紙の送り速度によって異なる。
第6図のものではドット21は副走査方向において連続
しており、その解像度、濃度はともに第4図に示すもの
の2倍になっている。
ところで、主走査方向の解像度、濃度は第4図ないし第
6図からわかるように針状電極のピツチbによってきる
しかし針状電極のピツチbは世端に狭くすることはでき
ない。
その理由は各針状電極のピツチbをあまり小さくすれば
、各針状電極間の耐圧を保持することができなくなり、
各針状電極間で放電が起る原因となるからである。
また、ピツチbをあまり小さくすれば、各隣接針状電極
間の電気容量が大きくなり悪影響を及ぼすことになる。
なお、主走査方向の濃度を向上するためには第4図ない
し第6図からわかるように、各記録ドット21の形状を
主走査方向に幅の広いものとすればよい。
しかしそのためには第1図に示した針状電極2の幅aを
広くせねばならない。
幅aを広くすれば各隣接針状電極間のすき間(b −a
)が狭くなる。
各針状電極には約300ボルト程度の電圧を順次印加し
て静電記録を行なうのであるが、すき間(b −a)が
あまり狭くなると各針状電極間の耐圧を保つことができ
なくなり、各針状電極相互間で放電が起る原因となる。
また各針状電極は細長い金属線により形成されているた
めに、各隣接針状電極は容量結合していることになり、
各隣接針状電極間の電気容量は小さい方が好ましいよっ
てすき間(b −a)をあまり小さくすると、各隣接針
状電極間の電気容量が大きくなり、各隣接針状電極間で
悪影響を及ぼすことになる。
この発明は上記の問題を考慮してなされたもので、その
目的は多針電極記録ヘッドを使用したものにおいて、各
針状電極のピッチを小さくすることなく、また各針状電
極の幅を広くすることなくピッチを小さくシ、また幅を
広くしたのと同等の解像度、濃度を有する静電記録が得
られる静電記録装置を提供することである。
以下この発明を詳細に説明する。
まず、静電記録の主走査方向の濃度を向上する事につい
て説明する。
第3図に示したように静電記録紙13を多針電極記録ヘ
ッド11と背面電極記録ヘッド12との間に介挿し、そ
の紙送りはステップ送りによって行なう方式を採用する
記録紙13が停止している状態において、第4図におけ
る主走査方向の1ライン分の記録を行なう。
つづいて記録紙13を停止したままで、多針電極記録ヘ
ッド11を主走査方向に移動し、各針状電極が前の走査
で記録された記録ドット21のすき間に来るようにする
各記録ドット21の相互のすき間は(b− a)である
から、多針電極記録ペツド11を主走査方向に移動させ
る最大移動距離は(b−a)である。
この移動位置で前回と同じ画像信号で1ライン分の記録
を行なう。
すなわち1ライン分の記録を2回行ない、第2回目の記
録を行なうときには多針電極記録ヘッド11の位置は最
大( b−a )だけ主走査方向に移動しているように
する。
1ライン分の第2回目の記録を終ったのち多針電極記録
ヘッド11をもとの位置に戻し、静電記録紙13を1ス
テップ分紙送りする。
1ステップ分紙送りされた静電記録紙13に対して前と
同様に1ライン分を2回記録し、以下同様の動作を繰り
返す。
このように各1ライン分につき、多針電極記録ヘッド1
1の位置を主走査方向に異ならしめて各2回記録を行な
うことにより、各針状電輯の幅(第1図の2の幅a)を
広くしたのと同等の効果があり、記録画の濃度を向上す
ることができる。
たとえば第1図で針状電極2のピツチbが幅aの2倍で
あったとすると、第1回目の記録動作で第4図の21に
示すドット記録が1ライン分得られ、第2回目の記録動
作では多針電極記録ヘッド11がb−a=aだけ主走査
方向に移動されていて、前に得られた1ライン分の各ド
ット間の各すき間に対して記録が行なわれ、よって第4
図に示すドット間のすき間が埋められて記録画の濃度は
ほぼ2倍になり、結局針状電極2の幅を2倍の2a=b
にしたのと同等の効果が得られる。
このようにして得られた記録例を第7図に示した。
第1図で21は第1回目の記録、21′は第2回目の記
録の各1例である。
次に主走査方向の解像度を向上する事について説明する
この場合も第3図に示すものにおいて静電記録紙13の
紙送りはステップ送りとする。
いま原稿を主走査方向に24画素として続み取るとする
と、このlライン24画素の画像信号を奇数番目、すな
わち1番、3番、5番、・・・,23番と偶数番目、す
なわち2番、4番、6番、・・・24番との2組に分け
る。
記録装置では第1図に示した12本の針状電極2を用い
る。
まず、紙送りを停止した状態で第4図に示したように1
ライン分の奇数番目の画像信号だけの記録を行なう。
次に紙送りを停止したままで、第3図の多針電極記録ヘ
ッド11を主走査方向に移動させ、各針状電極が前の走
査で記録された記録ドットのすき間に来るようにする。
この時の多針電極記録ヘッド11の移動距離はb/2で
ある。
この位置で1ライン分の偶数番目の画像信号だけの記録
を行なう。
上記の奇数番目と偶数番目との画像信号の記録を2回に
亘って行なったのち、多針電極記録ヘッド11をもとの
位置に戻すとともに、静電記録紙13を1ステップ分紙
送りする。
このようにして多針電極記録ヘッド11の針状電極の数
が12本であるにかかわらず、24画素の記録を行なう
ことができるだけでなく、多針電極記録ヘッド11の各
針状電極のピツチbを約半分に小さくしたのと同等の解
像度が得られる。
土述したように、針状電極のピツチbを小さくすること
には限界があり、ある程度以下に小さくすることは不可
能であるが、多針電極記録ヘッドを主走査方向に移動さ
せて、奇数番目と偶数番目との画像信号の記録を別々に
行なうことによりピツチbを約半分に小さくしたのと同
等の解像度が得られる。
なお第3図における矢印31は多針電極記録ヘッド11
を移動(振動)させる方向を示すものである。
以上説明したように、この発明は多針電極記録ヘッドと
背面電極記録ヘッドとから成る記録ヘッドにより静電記
録を行なうものにおいて、多針電極記録ヘッドを主走査
方向に往復移動させ、各移動位置においてそれぞれ静電
記録を行なうようにしたから、■ライン分の画像信号を
2回記録することになり、2回の静電記録を針状電極の
位置を異にして同一の画像信号によって行なうことによ
り静電記録の濃度を向上することができるし、また奇数
番目と偶数番目との画像信号に分けて静電記録を行なう
ことにより解像度を向上することができ、各針状電極の
幅を大きくし、またピッチを小さくすることには限界が
あってある限度を起えることは不可能であるにかかわら
ず、この発明により、各針状電極の幅、ピッチを実際に
は可能な値としたままで、幅をより太きくシ、またはピ
ッチをより小さくしたのと同等の効果を得ることができ
る。
叙上の如く、本発明による記録装置によれば、1ドット
を記録する記録素子間の記録されていない部分を、記録
ヘッドを移動させ、記録するものであるから、記録素子
あ間隔により生じていた非記録部へも記録ができ、記録
濃度を向上でき且つ解像度を向上できるといった大きな
効界を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は多針電極記録ヘッドの1例の正面図、第2図は
背面電極記録ヘッドの1例の上面図、第3図は静電記録
紙と各記録ヘッドの配置を示すための斜視図、第4図な
いし第7図はそれぞれ静電記録の状態を示すグラフであ
る。 11・・・・・・多針電極記録ヘッド、12・・・・・
・背面電極記録ヘッド、13・・・・・・静電記録紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ドットを形成する記録素子を等間隔に1ライン分主
    走査方向に多数配置してなる記録ヘッドを備え記録情報
    に応じて、上記各記録素子を駆動することで、記録紙上
    にドット記録を行う記録装置において、上記記録ヘッド
    の定位置でのドット記録時には非記録位置となる上記記
    録素子間の位置へ上記記録ヘッドを定位置でのドット記
    録と同一主走査線上で主走査方向に移動させる移動手段
    を含み、上記記録ヘッドの定位置でのドット記録と上記
    非記録位置でのドット記録とを行う記録制御手段を備え
    たことを特徴とする記録装置。
JP49033823A 1974-03-25 1974-03-25 記録装置 Expired JPS586339B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP49033823A JPS586339B2 (ja) 1974-03-25 1974-03-25 記録装置

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JP49033823A JPS586339B2 (ja) 1974-03-25 1974-03-25 記録装置

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Publication Number Publication Date
JPS50126313A JPS50126313A (ja) 1975-10-04
JPS586339B2 true JPS586339B2 (ja) 1983-02-04

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ID=12397194

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4204777A (en) * 1978-01-16 1980-05-27 Ncr Corporation Matrix printer control system
US4232324A (en) * 1978-06-05 1980-11-04 International Business Machines Corporation Apparatus for arranging scanning heads for interlacing

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940141A (ja) * 1972-08-17 1974-04-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4940141A (ja) * 1972-08-17 1974-04-15

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JPS50126313A (ja) 1975-10-04

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