JPS586229B2 - 時計付電子式テ−プカウンタ - Google Patents

時計付電子式テ−プカウンタ

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JPS586229B2
JPS586229B2 JP51040506A JP4050676A JPS586229B2 JP S586229 B2 JPS586229 B2 JP S586229B2 JP 51040506 A JP51040506 A JP 51040506A JP 4050676 A JP4050676 A JP 4050676A JP S586229 B2 JPS586229 B2 JP S586229B2
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JP
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time
tape
counter
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JP51040506A
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達久 花原
進 佐藤
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Tamura Electric Works Ltd
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Tamura Electric Works Ltd
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  • Electric Clocks (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気テープ記録再生装置等においてテープ走
行状態を表示するために用いられるテープカウンタの改
良に関するものである。
従来、かゝるテープカウンタとしては回転機構を連接し
た機械的なもののみが用いられており、磁気テープ(以
下、テープと称する)の走行を駆動するリール、アイド
ラー、ピンチローラー等の回転をギヤ、ベルト等により
機械的表示器へ伝達し、機械的表示器としては数字を表
面へ記した複数の数字ホイールをギヤ機構によって順次
回転させるものを用いるのが常であった。
したがって、従来のテープカウンタを作動させるには必
ず機械的トルクを必要とし、テープ走行に影響を与える
のみか、回転伝達上機構的配置に制約があり、かつ、回
転伝達径路中のスリップ、パックラッシュ等により正確
なテープ走行状態の表示がなされない等の欠点を有する
ものであった。
本発明は以上の点に鑑み、このような問題を解決する共
にかかる欠点を除去すべくなされたもので、その目的は
時刻表示またはテープカウンタのいずれにも使用するこ
とができ、さらに、所定時刻あるいは一定時間後でのテ
ープ起動・停止または時報あるいは所定テープカウンタ
値でのテープ停止、巻戻しなどの自動制御が行なえ、し
かもタイマーとしても利用できる極めて便利かつ高信頼
性、高確度の時計付電子式テープカウンタを提供するこ
とにある。
このような目的を達成するため、本発明は、テープの正
逆方向走行を検知する回路と、この回路により得られた
パルス信号の算術和を求める加減算カウンタと、時刻パ
ルスを発生する時刻パルス発生器と、この時刻パルス発
生器よりの時刻パルスを計数する積算カウンタと、この
積算カウンタの内容をリセットするスイッチと、テープ
カウンタと時刻表示との切替を行う動作切換スイッチと
、この動作切替スイッチにしたがってテープ位置あるい
は時刻を表示する表示器と、予めテープカウンタ値ある
いは時刻をプリセットしておくプリセットスイッチと、
プリセットされた情報値と上記動作切替スイッチにより
指定された何れか一方のカウンタの出力とが一致してい
るか否かを判定する比較器と、この比較器の一致した出
力を上記動作切替スイッチにしたがってテープ制御出力
と時報出力とに振り分ける切替器とを備え時刻表示また
はテープカウンタのいずれにも使用し得るようにしたも
のである。
以下、実施例を示す図によって本発明の詳細を説明する
第1図は本発明の構成を示すブロック図であり、テープ
駆動機構の回転体1に固着された磁石2およびこれと対
応する円周3上へ、互に隣接して設けられた磁気検出素
子(以下、検出素子と称する)DT1,DT2ならびに
回転方向検出回路DETにより、テープの正逆方向走行
に対応して生ずるパルス信号を得ている。
回転方向検出回路DETの出力は、正方向走行時に加減
算カウンタCUT1の加算入力“U“へ与えられ、逆方
向走行時には減算入力“D”へ与えられ、両パルスの算
術和が常に加減算カウンタCUT1の内容として保持さ
れ、その内容は第1図の場合各4ビットの出力を有する
d1〜d4の4桁の出力によって表わされる。
なお、出力“0“は減算による内容の零、または加算に
よる全桁のオーバフローによるオールリセットのときに
出力を生ずるものであり、これを用いてテープ走行の停
止等を制御することも可能である。
また、リセットスイッチS1はリセット入力“R”へ信
号を与え、内容をすべて零とする場合に用いられ、テー
プの新規セット時等に有用である。
ラッチ回路LCH1は、加減算カウンタCUT1の内容
すなわち、4桁の出力d1〜d4を順次取り出し出力d
として復号器DCDへ与えるために設けられており、ク
ロツクパルス発生器CLGの発生するクロツクパルスを
基準として走査パルスを作成する走査パルス発生器SC
の出力を切替器SEL1を介して受け、これによって制
御され、“1”の桁位を表す出力d1を復号器DCDへ
与えた次に、“10”の桁位を表す出力d2を与え、つ
いで、“100”の桁位を表す出力d3を与え、更に“
1000”の桁位を表す出力d4を与える様に順次取り
出しを行なう。
これを反復かつ連続して行なうものとなっている。
復号器DCDは、前述の各桁位ごとの4ビットにより構
成される2進化信号を、表示器DP1〜DP4における
表示素子を具体的に駆動するための表示信号に変換した
後、表示器DP1〜DP4へ同時に与えているが、一方
、表示選択器DDRにより表示を行なうべき表示器DP
1〜DP4中のいずれが決定される。
すなわち、加減算カウンタCUT1の“1”の桁位は表
示器DP1により、“10”の桁位は表示器DP2によ
り、“100”の桁位は表示器DP3により、“100
0”の桁位は表示器DP4により表示されるが、ラッチ
回路LCH1を制御する走査パルスによって表示選択回
路DDRが動作し、表示器DP1〜DP4中の表示桁位
指定を行なっており、この表示桁位指定は、ラッチ回路
LCH1による加減算カウンタCUT1の出力d1〜d
4を順次に取り出して復号器DCDへ与える動作と同期
して行なわれ、加減算カウンタCUT1内容の桁位に応
じたものとなっている。
以上の動作により加減算カウンタCUT1の内容が各桁
位ごとに表示され、更にこの各桁位の表示を全桁位にわ
たって順次反複して行なうことにより、常にテープ位置
の表示が表示器DP1〜DP4によって行なわれる。
電子式テープカウンタとしてはこの様な動作ならびに機
能で充分であるが、更に表示器DP1〜DP4を用いて
時刻表示も行なえるものとするために、つぎのものが設
けられている。
それは、第1図に示す積算カウンタCUT2であり、交
流電源AC100Vから時刻パルス発生器TPGにより
作成された時刻パルスを積算入力“C”から受けて計数
し、加減算カウンタCUT1と同様に4ビットかつ4桁
の出力d11〜dl4を、ラッチ回路LCH1と同様の
ラッチ回路LCH2へ送出している。
また、時刻表示とテープカウンタとの切替を行なうため
に切替器SEL1が設けられており、動作切替スイッチ
SSをONとしたとき走査パルス発生器SCからの走査
パルスをラッチ回路LCH1からラッチ回路LCH2へ
切替え、ラッチ回路LCH1の動作を停止させると共に
ラッチ回路LCH2に積算カウンタCUT2の内容を表
す出力d11〜d14の各桁を順次取り出して共通の復
号器DCDへ与える様に動作切替を行なっている。
なお、積算カウンタCUT2のリセット入力“R”は加
減算カウンタCUT1のリセット入力“P1”と同様の
ものであり、リセットスイッチS2は積算カウンタCU
T2の内容をリセットするとき、つまり本装置をタイマ
ーとして使用するときに用いられるものである。
すなわち、現在時刻がわからない場合にリセットスイッ
チS2を操作し積算カウンタの内容をリセットするとと
もに、後述するプリセットスイッチPS1〜PS4に所
望の一定時間値をプリセットすることにより一定時間後
にタイマー出力を得るものである。
なお、この時表示器DP1〜DP4には設定した時刻か
らの経過時間が表示されることになる。
また、積算カウンタCUT2は時刻パルスの計数を行な
い、積算開始時点からの時間を計数値として保持するも
のであるから起動時には必ず時刻校正の必要があり、こ
のために校正入力として分単位“t1”、10分単位の
“t2”、時単位の“t3”、10時単位の“t4”を
備えており、これと対応して校正スイッチts1〜ts
4が設けられ、各単位ごとの校正を可能としている。
更に、AC100Vからの時刻パルスを計数する際、5
0Hz、60Hzの別によって計数状態を変更する必要
があるうえから周波数切替スイッチFSを設けてあり、
50Hzのときは“F1”入力へ、60Hzのときは“
F2”入力へ信号を与え、計数状態の切替を行なってい
る。
このほか、あらかじめプリセットされた時刻またはテー
プカウント値となったときにテープ走行停止または時報
等の所定の制御を行なうために、プリセットスイッチP
S1〜PS4が表示器DP1〜DP2と同じ桁位数だけ
設けてあり、このプリセットスイッチPS1〜PS4に
よりプリセットされた情報値と、表示器DP1〜DP4
の入力側すなわち第1図の例では復号器DODの入力に
与えられる信号との一致を比較器CPRで監視し、両者
が一致したときに出力を生じて切替器SEL2を介して
テープ制御出力TPまたは時報出力TMへ、この出力を
送出している。
なお、切替器SEL2も動作切替スイッチSSにより制
御されており、同スイッチSSがONとなったときに比
較器OPRの出力を時報出力TMへ送出するものとなつ
ている。
全体としての動作は以上のとおりであるが各部の詳細に
ついてつぎに説明する。
まず、テープの正逆方向走行に対応するパルス信号を得
る手段の一例として第1図に示すものは、以下の様に動
作して正方向走行に対応する出力(F)ならびに逆方向
(巻戻し)走行に対応する出力(R)を発生する。
すなわち、回転体1にはリング状の磁石2が固着されて
おり、磁石2は磁極N1,N2, S1, S2を有す
るものとなっており、これに対し、回転体1と対向する
円周3上には検出素子DT1,DT2が隣接して設けて
あり、磁極N1,N2, S1, S2がこれらの直前
へ接近するたびごとに検出素子DT1,DT2は電気信
号を生じ、回転方向検出回路DETによりこの電気信号
に基いて回転方向に応じた出力(F)または(R)が発
生する様に構成されている。
したがって、検出素子DT1,DT2としてホール素子
、リードスイッチ、ピックアップコイル等の磁気感応素
子を用いれば、磁石2の磁極S1,S2,N1,N2に
駆動され第2図のタイムチャートa,bに示す電気信号
をそれぞれが生じ、回転体1が正方向すなわちF方向へ
回転するときには検出素子DT1が先行して電気信号を
生ずるが、逆方向すなわちR方向への回転では反対に検
出素子DT2の電気信号が先行して生ずる。
なお、第2図のとおり、両検出素子DT1,DT2の電
気信号は時間tだげ部分的に重複して発生することが必
要であり、この関係となる様に円周3上の隣接位置へ検
出素子DT1,DT2が各個に設けられている。
このため、両検出素子DT1,DT2の各出力と互に他
方の微分出力との論理積をそれぞれ取れば、第2図e,
fのとおりF方向回転で出力(F)が発生し、R方向回
転では出力(R)が発生するものとなる。
すなわち、検出素子DT1の電気信号出力はANDゲー
トG1および微分回路D2へ、検出素子DT2の同様出
力はANDゲートG2および微分回路D1へ与えられて
おり、各微分回路D1,D2は各検出素子DT1,DT
2出力の立上りと立下りにおいて第2図c,dのパルス
を発生するが、正論理であれば同図に実線で示す負のパ
ルスはANDゲートG1,G2を通過せず、正のパルス
のみが検出素子DT1またはDT2の出力期間のみAN
DゲートG1またはG2を通過する。
ただし、この場合検出素子DT1またはDT2のいずれ
かの出力が先行し、かつ、部分的に重複していることに
より両出力間に時間差が生じ、この時間差に基づいて回
転体1の回転方向に応ずる出力の得られることは明らか
である。
なお、出力(F)および(R)は第2図e,fのとおり
回転体1の回転数に比例したものであるため、これを加
減算カウンタCUT1の加算および減算入力“U”“D
”へ各個に加えれば、F方向とR方向への回転数が両者
の算術和として得られ、これに基いてテープの走行状態
を知ることができる。
このほか、検出素子DT1,DT2を更に多数設けて、
これらの電気信号出力の時間差により回転方向の検出を
行なえば更に検出確度の向上することは勿論であるが、
実用上は2個の検出素子DT1,DT2を用いれば充分
である。
また、検出素子DT1, DT2の種類に応じてその駆
動手段を選定すればよく、フォトダイオード、フォトト
ランジスタ、CDSセル等の光電変換素子を用いたとき
には、回転体1へ光学的シャッターまたは光透過孔を設
けて光源からの光線を断続して光電変換素子へ与えるも
のとしても同様である。
なお、回転方向検出回路DET1としては第1図に示す
ほか、位相比較器等を用いてもよく、種種の構成が選定
できることは云うまでもない。
ラッチ回路LCH1としては、加減算カウンタCUT1
の出力d1〜d4ごとにゲートを設け、これを走査パル
スに基いて順次に開閉し、復号器DCDの入力へ送出す
るものであれば任意の回路構成を用いてよく、例えばリ
ングカウンタによって走査パルスを計数し、その計数出
力により出力を共通接続した各ゲートを開閉すれば容易
に目的が達せられる。
なお、ラッチ回路LCH2も同様である。
また、復号器DCDは表示器DP1〜DP4の構成に応
じて定められる。
例えば第3図Aに示す発光ダイオードによる数字表示器
を4個用いるときには、同図Bに示す等価回路の各セグ
メントLD1〜LD7のアノード端子11〜17側へ加
減算カウンタCUT1の出力に応じて電源を印加すれば
よいが、各瞬時においては加減算カウンタCUT1の出
力d1〜d4の中のいずれかに応じて、セグメントLD
1〜LD7中での表示すべき数字に対応したものを選択
のうえ、発光させるセグメントの組合せを構成すること
が要求される。
すなわち、いま加減算カウンタCUT1の出力d1がラ
ッチ回路LCH1を介して接続され、出力d1の4ビッ
ト出力の内容が5とすれば、2進化信号の各ビットは“
0101”であり、発光させるべき表示器DP1のセグ
メントはLD3,LD1,LD4,LD7,LD5とな
るため、“0101”の2進化信号を、セグメントのア
ノード端子11,13,14,15,17へ電源を印加
する表示信号に変換して表示器DP1〜DP4へ送出し
なければならない。
ただし、このときには表示選択回路DDRによって表示
器DP1のカソード共通端子10へのみアースが接続さ
れるため、発光表示は表示器DP1だけが行なうものと
なる。
したがって、復号器DCDとしてはダイオードマトリク
スまたはアンドゲートマトリクス等の回路網が好適とな
るが、所定の入、出力論理特性を備えるものであれば各
種論理回路の組合せにより構成してもよいことは勿論で
ある。
表示選択回路DDRは、上述のとおり走査パルスに基い
て表示器DP1〜DP4の各カソード共通端子10へ順
次にアースを接続するものであり、リングカウンタ等を
用いてその計数状況により各カソード共通端子10をア
ースへ落とす様に構成すればよい。
なお、各瞬時においては表示器DP1〜DP4中のいず
れかのみが発光表示を行なっているが、走査パルスの周
期を数100Hzとすれば、発光表示が順次反複してな
されるため、目視上は連続して各表示器DP1〜DP4
が発光表示を行なっているものと認められ、実用上の支
障がないばかりか、表示器DP1〜DP4を同時に発光
させる場合に比し発光させるための電力が1/4となり
、経済的であり、かつ、発光ダイオードLD1,LD7
の寿命延長上も甚だ有効である。
切替器SEL1,SEL2はリレー等を用いてもよいが
、ANDゲート、インヒビットゲート等を用いれば他の
各回路と同様に低電力動作が可能となる点から云って好
ましい。
時刻パルス発生器TPGは、第1図の場合AC100V
の波形を適宜整形するか、微分パルスとしてから所定の
マルチバイブレーター等を駆動するかにより、積算カウ
ンタCUT2の動作に適するパルスを作成するものであ
ればよく、場合によっては水晶発振器等の安定な発振器
を独立して設けてもよい。
積算カウンタCUT2としては、時刻パルスを計数して
秒単位の積算を行ない、60秒となったときに分単位の
桁上げを、更に10分となったときに10分単位の桁上
げを、60分となったとき時単位の桁上げを、10時と
なったときに10時単位の桁上げを行なうものであれば
よく、60進と10進カウンタの組合せにより容易に実
現できる。
なお、第1図の例では出力d11が分、d12が10分
、d13が時、d14が10時であって、秒、10秒単
位の出力を有していないが、表示器DP1〜DP4の構
成段数によっては秒、10秒単位の出力も設け、これに
応じてラッチ回路LCH2ならびに復号器DCDを所定
の入、出力数のものとすればよいことは勿論である。
また、AC100Vの周波数に応ずる切替えは、60進
のリングカウンタを設けてこれにより60Hzを秒パル
スに変換するものとしておき、50Hzのときは途中か
ら出力を取り出して秒パルスとして用いると共に、入力
へ帰還するものとすれば両者兼用となり、この切替えを
周波数切替スイッチFSにより制御することによって目
的が達せられる。
プリセットスイッチPS1〜PS4は、デイジタルスイ
ッチ等が便利であるが、このほか、ピンボード、ロータ
リスイッチ等を用いてもよく、このときには各桁位ごと
に4ビット2進化信号とするための変換回路を付加する
ことが必要となる。
比較器CPRは走査パルスにより、ラッチ回路LCH1
またはLCH2からの各桁位ごとの信号を、ラッチ回路
LCH1またはLCH2の順次取り出し動作と同期して
、プリセットスイッチPS1〜PS4によりプリセット
された対応する桁位の情報と比較するものであり、各瞬
時においては全桁位中のいずれかの桁位しか比較ができ
ず、このために各桁位ごとの比較が一致したことを記憶
し、全桁位の一致により出力を生ずる様に構成しなけれ
ばならない。
したがって、走査パルスにより動作可能となるフリツプ
フロツプ等のメモリ回路を各桁位ごとに備え、これらを
一致により順次セットすると共に、セット出力をAND
ゲートを介して取り出す等の処理が必要である。
以上のとおり各部ならびに各回路を構成すれば、全体と
しての機能を発揮できるが、このほか、上述の各部構成
ならびに全体としての組合せは、設計条件に応じて種々
選定できることは云うまでもない。
以上の説明により明らかなとおり、本発明によればテー
プ駆動機構に対する機械的な負荷が殆んど掛らず、余剰
の回転トルクを要しないばかりか、機械的テープカウン
タの様なスリップ、バックラッシュ等が全くなく、更に
機構部の摩耗も生じないため、常に高信頼性かつ高確度
のテープ走行状態あるいはテープ停止位置の表示がなさ
れ、機構的な配置上の制約もなくなり、磁気テープ記録
再生装置等のテープカウンタとして用いたとき多大の効
果を発揮すると共に、時計としても兼用され、いずれか
に動作を切替えても計時動作、テープカウント動作の値
は各個別のカウンタにより保持されており、何時でも現
状の表示ができるため機能上の遜色は全くなく、加えて
プリセット機能の付加により所定時刻あるいは一定時間
後でのテープ起動、停止または時報、あるいは所定テー
プカウント値でのテープ停止、巻戻し等の自動制御が行
なえ、しかもタイマーとしても利用できる。
実用上極めて便利で有用である。
また、本発明によれば、比較器やプリセットスイッチを
時計部、電子式テープカウンタ部にそれぞれ1個ずつ設
ける必要は全くなく、両部を1つずつで兼用しているた
めに、部品点数を削減することができ、これに伴つで安
価な時計付電子式テープカウンタを提供することができ
るという点においても極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は全構成を示すブロ
ック図、第2図は回転方向検出回路の各部における信号
のタイムチャート、第3図は表示器としての発光ダイオ
ードによる数字表示器を示し、Aはセグメント配置、B
は等価回路である。 1・・・・・・回転体、2・・・・・・磁石、DT1,
DT2・・・・・・・検出素子、DET・・・・・・回
転方向検出回路(テープの正逆方向に対応して生ずるパ
ルス信号を発生)、CUT1・・・・・・加減算カウン
タ、CUT2・・・・・・積算カウンタ、LCH1,L
CH2・・・・・・ラツチ回路、DCD・・・・・・復
号器、DP1〜DP4・・・・・・表示器、DDR・・
・・・・表示位置選択器、CLG・・・・・・クロツク
パルス発生器、SC・・・・・・走査パルス発生器、T
PG・・・・・・時刻パルス発生器、SEL1,SEL
2・・・・・・切替器、CPR・・・・・・比較器、P
S1〜PS4・・・・・・プリセットスイッチ、S1,
S2・・・・・・リセットスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 テープの正逆方向走行を検知する回路と、この回路
    により得られたパルス信号の算術和を求める加減算カウ
    ンタと、時刻パルスを発生する時刻パルス発生器と、こ
    の時刻パルス発生器よりの時刻パルスを計数する積算カ
    ウンタと、この積算カウンタの内容をリセットするスイ
    ッチと、テープカウンタと時刻表示との切替を行う動作
    切替スイッチと、この動作切替スイッチにしたがってテ
    ープ位置あるいは時刻を表示する表示器と、予めテープ
    カウンタ値あるいは時刻をプリセットしておくプリセッ
    トスイッチと、プリセットされた情報値と前記動作切替
    スイッチにより指定された何れか一方のカウンタの出力
    とが一致しているか否かを判定する比較器と、この比較
    器の一致した出力を前記動作切替スイッチにしたがって
    テープ制御出力と時報出力とに振り分ける切替器とを備
    え、時刻表示またはテープカウンタのいずれにも使用し
    得るようにしたことを特徴とする時計付電子式テープカ
    ウンタ。
JP51040506A 1976-04-10 1976-04-10 時計付電子式テ−プカウンタ Expired JPS586229B2 (ja)

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