JPS5862117A - 抗動脈硬化剤 - Google Patents

抗動脈硬化剤

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JPS5862117A
JPS5862117A JP15986981A JP15986981A JPS5862117A JP S5862117 A JPS5862117 A JP S5862117A JP 15986981 A JP15986981 A JP 15986981A JP 15986981 A JP15986981 A JP 15986981A JP S5862117 A JPS5862117 A JP S5862117A
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cholesterol
vitamin
blood
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egg yolk
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Yoshihiro Futsusa
福生 吉裕
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗動脈硬化剤、更に詳細には血中のHDLコレ
ステロールを上昇させ、抗動脈硬化作用を促進して脳卒
中、心筋硬塞などの血管病に有効な抗動脈硬化剤に関す
る。
脳卒中、心筋硬塞などの血管病は我国において死因の首
位を占めており、これらの疾病はいずれも動脈硬化が原
因となって発生することが公知である。故に、上記血管
病の予防のため動脈硬化の防止が予防医学的見地から重
要視されている。
近時、疫学調査の結果、血中のHDLコレステ0−A 
(High Density Lipoprotein
  :I L/ステロール)の含有量が低くなると動脈
硬化が促進され、脳卒中、心筋硬塞が惹起されることが
明らかとなシ、このため血中のHDLコレステロールを
上昇させる薬剤が開発されている。ところが公知のこの
種の薬剤は3ケ月間患者に連続投与しても血中の)(D
Lコレステロールの上昇はわずか10111p/dt程
度であシ、動脈硬化指数の減少もわずかでしかない。
従って、本発明の目的は血中のHDLコレステロールを
顕著に増大せしめ、動脈硬化指数を減少し、しかして脳
卒中、心筋硬塞などの血管病に極めて有効な抗動脈硬化
剤を提供することにある。
本発明によれば、卵黄2200重量部(乾燥基準)とビ
タミンC1乃至70重量部(乾燥基準)とを主成分とし
て含有する凍結乾燥物を含むことを特徴とする抗動脈硬
化剤が提供される。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
コレステロールにハ前述のHDLコレステロールノ他K
LD L (Low Density Lipopro
tein)コレステロール及びV L D L (Ve
ry Low DensityLipoprotein
 ) :l−レスチロールが存在することが知られてい
るが、HDLコレステロールノ血中含量が少なくなると
LDLコレステロール及ヒVLDLコレステロールは共
に血管壁に沈着する傾向が大となシ、動脈硬化を生じや
すくなるが、HDLコレステロールの血中含量が多いと
動脈硬化は生じないことが判明している。これは、血中
に存在する遊離のLDLコレステロ−A 及(j V 
L DLコレステロールが血管壁に沈着する前KHDL
コレステロールがこれらを貧食し、貧食したHDLコレ
ステロール自体は肝臓に運ばれて分解されるものと考え
られているからである。故に、HDLコレステロールの
血中含量を増大すれば、動脈硬化の予防が可能となるわ
けである。
一方、本発明の抗動脈硬化剤の原料の一つである卵黄に
は古くからコレステロールが含まれていることが知られ
ており、動脈硬化の原因となるとの理由で血中脂質含量
の高い、漸開高脂血症の患者の食事療法においては卵の
摂取量は制限されていた。ところが、今般驚くべきこと
に卵黄に上記所定量の範囲でビタミンcl配合し摂取す
ると、血中のHD Lコレステロールが顕著に増大し、
動脈硬化指数が減少することが本発明により明らかとな
った。これは、ビタミンCを卵黄に配合することKよ5
7α−ヒドロキシコレステロールトシて知られる酵素が
活性化され、この酵素の活性化によりコレステロールの
胆汁酸への異化が促進さし、ソの結果、LDLコレステ
ロール及びvLDLコレステロールが減少し、HDLコ
レステロールの上昇をまねくものと考えられる。
本発明によれば、卵黄2200重量部(乾燥基準)K対
し、ビタミンC1乃至70重量部(乾燥基準)、好まし
くは10乃至40重量部(乾燥基準)を配合する。ビタ
ミンCの配合量が1重量部未満となると、HDLコレス
テロールの血中含量が上昇する割合よりもLDLコレス
テロール及びVLDLコレステロールの上昇する割合の
方が高くなり、また動脈硬化指数、すなわち下記の式で
示される値が上昇し本発明の効果が期待できない。
動脈硬化指数:(総コレステロール含量−HDLコレス
テロ−、ル含量)÷(HDL コレステロール含量) 一方、ビタミンCの配合量が70重量部を越えると、L
DLコレステロール及びvLDLコレステロールの血中
含量は低下するが、HDLコレステロールあ含量も低下
してしまい本発明の効果がなくなってしまう。故に、ビ
タミンCの配合割合は上記範囲でなければhらない。
本発明によれば、卵黄−とビタミンCと全凍結乾燥物と
する。すなわち、卵黄にビタミンCを添加混合し、凍結
乾燥することにより卵黄中の蛋白質、酵素、コレステロ
ール等の成分並びにビタミンCに変性を生ずることなく
乾燥させ、粉末状の乾燥混合物を得ることができる。必
要に応じ、砂糖、香料等の成分を添加し、摂取しやすく
することもできる。また、凍結乾燥物を経口投与する際
、通常水、湯等に溶解させるが、溶解性を増大する公知
成分を添加することも可能である。また、凍結乾燥は必
らずしも、各成分原料を混合後、行なう必要はなく、各
成分原料ごとに凍結乾燥し、次いで混合することもでき
る。凍結乾燥は公知の方法により行なうことができ、た
とえば減圧にするための真空ポンプと、昇華して生じた
水蒸気を氷結収集するコールドトラップと、原料をいれ
るデシケータとを装着した凍結乾燥器を用い、連続式ま
たは回分式により製造することができる。凍結温度は特
に限定されないが、通常−70℃以下に凍結し、乾燥室
において通常10’=乃至10 ■Hg程度の減圧下で
真空乾燥を行ない、粉末状若しくは粒状の凍結乾燥物を
得ることができ′る。
本発明の抗動脈硬化剤は通常水又は湯に溶解して経口投
与する。−回の投与量は特に臨界的なものではないが、
本発明の凍結乾燥物20乃至30g1好ましくは22乃
至26g?コツプ1杯種度の水又は湯に溶かし、1日1
回乃至3回程度飲ませる。
本発明の抗動脈硬化剤を投与すれば、2ケ月で平均12
gl5I/dtのHDLコレステロールの上昇がみられ
、動脈硬化指数も大幅に減少することが明らかとなシ、
動脈硬化に非常に有効であることが確認された。
以下、本発明を実施例につき説明する。
実施例 本発明の抗【 、硬化剤22.3gtコツプ1杯の湯に
溶かし、朝1@経口投与した患者14名からなる群と、
朝昼夜3回経口投与した患者4名からなる群と、全く本
発明の抗動脈硬化剤を投与しなかった患者20名からな
る群(コントロール)とに分け、毎日投与して3ケ月間
血中HDLコレステロールの含量を定期的に測定し、各
群の患者1名の平均HDLコレステロール含量を算出し
た。
添付図面中、第1図はかようにして算出した平均HDL
コレステロール含量を経時的にプロットして示したグラ
フである。第1図の線Aは1日1回投与の群、線Bは1
日3回投与の群、線Cはコントロール群を示す。
なお、この実施例に用いた本発明の抗動脈硬化剤は卵黄
22.000岬にビタミンC300ツを添加混合した後
、凍結乾燥させたものである。
第1図より明らかなように2週間後には投与した群とコ
ントロール群では明らかにHDLコレステロール含量が
異なっており、1ケ月後には相当の差があり、2ケ月後
には1日3回投与の群(線B)とコントロール群(線C
)とでは血液毎aZ当、9約501111のHDLコレ
ステロールの含量の差−1)E見られた。
なお、1日1回投与の群の動脈硬化指数を調べたところ
、投与前では4.75であったが投与後2り月では3.
12に降下し、明らかに本発明の効果が確認された。(
第2図参照。) 比較例 実施例と同様にして血中の平均HDLコレステロール含
量を測定した。但し、卵黄22,0OOII4yにビタ
ミンC9”/を添加混合し、凍結乾燥させたものを患者
10人に投与した群(第1図中、点線)及び卵黄22,
000 g19にビp ミ7C710”!/It:添加
混合し、凍結乾燥させたものを患者1o人に投与した群
(第1図中、1点鎖線)Kついて測定したものである。
ビタミン09叩の群ではHDLコレスf o −ルはわ
ずかに上昇することが判明したが、血中の他ノコレスチ
ロールを測定した結果LDLコレステロール及びVLD
Lコレステロールの上昇が認められ、好ましくないこと
がわかった。
ビタミンC71090群ではほとんどHDLコレステロ
ールの上昇が認められず効果のないことが判明した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の抗動脈硬化剤の投与効果を示す血中H
DLコレステロール含量の経時的変化を表わすグラフ、
第2図は本発明の抗動脈硬化剤を投与した場合の動脈硬
化指数を示すグラフである。 特許出願人 福  生  吉  裕 手続補正書(方式) 昭和5ケ年3月1日 昭和56年 特許 願第159869号2・発明の名称
  抗動脈硬化剤 3、 補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人 8、補正の内容 別紙の−へ、シシ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 卵黄2200重量部(乾燥基準)とビタミンC1乃至7
    0重量部(乾燥基準)とを主成分として含有する冷結乾
    燥物を含むことを特徴とする抗動脈硬化剤。
JP15986981A 1981-10-07 1981-10-07 抗動脈硬化剤 Granted JPS5862117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15986981A JPS5862117A (ja) 1981-10-07 1981-10-07 抗動脈硬化剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15986981A JPS5862117A (ja) 1981-10-07 1981-10-07 抗動脈硬化剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5862117A true JPS5862117A (ja) 1983-04-13
JPS6313405B2 JPS6313405B2 (ja) 1988-03-25

Family

ID=15702985

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JP15986981A Granted JPS5862117A (ja) 1981-10-07 1981-10-07 抗動脈硬化剤

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WO2005023239A1 (en) * 2003-09-05 2005-03-17 Matthias Rath Pharmaceutical composition comprising i.a. vitamin c, magnesium, green tea extract for retarding cardiovascular diseases

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JPS6313405B2 (ja) 1988-03-25

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