JPS5861038A - 車両用ガ−ニツシユ構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、車両のルーフサイトレールな挾着する挟持
部を有するガーニッシュにおける車両用ガーニッシュ構
造の改良に関する。

従来の車両用ガーニッシュ構造としては、例えば第１図
に示すようなものがある。

第１図及び第２図において、符号１は車両のルーフサイ
トレール２（二取り伺けられる硬質合成樹脂で押出し成
形されたガーニッシュである。

そのルーフサイトレール２はルーフサイトレールアウタ
３とルーフサイトレールインナ４とからなり、そのルー
フサイトレールアウタ３の端縁３ａとルーフサイトレー
ルインナ４の端縁４ａとが溶着等によって接合されてい
る。

一方、ガーニッシュ１は断面が湾曲した形状であり、下
端に所定の間隔を置いて内側フランジ５と外側フランジ
６を立ち」二げてＵ字状の挟持部７が形成されている。

その挾持部７の内側フランジ５と外側フランジ６には共
に端縁３ａ　、　４ａに嵌着しやすいように軟質合成樹
脂のリップ８が複数フランジ５，６と一体に設けられて
いる。

そのガーニッシュ１の挟持部７でルーフサイトレール２
の端縁、即ち、ルーフサイトレールアウタ３とルーフサ
イトレールインナ４の接合された両端縁３ａ　、　４ａ
を挾持させてルーフサイトレール２にガーニッシュ１が
取り付けられている。図中１．９はルーフサイトレール
インナ４の外面に張設されているヘッドライニングであ
り、そのヘッドライニング９は芯材層１０と発泡ウレタ
ン層１１とから形成されている。

しかしながら、このような従来の車両用ガーニッシュ構
造（＝あっては、ガーニッシュ１の挾持部７の内側フラ
ンジ５及び外側７ランジ６の端縁３ａ。

４ａ側（＝設けられた複数のリップ８で、ルーフサイト
レール２の端縁３ａ　、　４ａを挾持するよう（ニジて
いるが、それら複数のリップ８は全て軟質の合成樹脂で
形成されているため、ルーフサイトレール２の端縁３ａ
　、　４ａにガーニッシュ１を保持させておく充分な強
度であってもガーニッシュ１の自重やルーフサイトレー
ルインナ４との間にはさみ込まれているヘッドライニン
グ９等の反発力により、複数のリップ８が変形してガー
ニッシュ１の上端１ａが室内側に倒れたりしてヘッドラ
イニング９とガーニッシュ１の上端１ａとの間に隙間Ｓ
を発生させて見栄えが悪くなったり、また、他のガーニ
ッシュとの合せが良くないという問題虚があった。

この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、ガーニッシュに形成された挟持部の外側フラ
ンジ及び内側フランジの対向ｍ１に突設されたリップに
おいて、外側フランジのリップ中で、より強度をもたせ
たリップをルーフサイトレールの端縁の基部側に設け、
内側フランジのリップ中で、より強度をもたせたリップ
を端縁の端部側に設けるととｆ二より、上記問題点を解
決することを目的としている。

以下、この発明を図面に基づいて説明する。

第３図はこの発明の第１実施例を示す図である。

第３図において、前記従来例と同一の構成は同一符号を
付して説明を省略し、前記従来例と相違する構！戊につ
いて説明する。

この実施例はガーニッシュ１の挟持部７における内側フ
ランジ５のルーフサイトレールの端縁３ａ。

４ａの端部Ｒ側と、外側フランジ６の端縁３ａ　、　４
ａの基部Ｒ側のリップ１２とを強度をもたせるために硬
質合成樹脂で内外側両フランジと一体成形させ、それ以
外の）ノブ８は軟質合成樹脂で内外側両フランジど一体
成形させる。

次に作用を説明する。

ルーフサイトレール２の端縁３ａ　、　４ａをガーニッ
シュ１の挟持部７における内側フランジ５と外側フラン
ジ６の互いに対向する面５ａ　、　６ａに設けられたり
ノブ８，１２が挾持してルーフサイトレール２にガーニ
ッシュｌが取り付けられる。

そして、ガーニッシュ１の自重やルーフサイトレール２
に取り付けられたガーニッシュ１の上端１ａとルーフサ
イトレールインナ４との間にはさみ込まれているヘッド
ライニング９等の反発力があっても、内側フランジ５の
対向する面５ａの端縁３ａ。

４ａの端部Ｒ側と、外側フランジ６の対向する面６ａの
端縁３ａ　、　４ａの基部Ｒ側とにガーニッシュの自重
やヘッドライニング９等の反発力に抗しうる強度をもた
せたリップ１２がそれぞれ設けられており、それら各リ
ップ１２は変形しないため、ガーニッシュ１の上端１ａ
が室内側に倒れることはない。

第４図には＄２実施例を示す。

この実施例は前記第１実施例の硬質合成樹脂で一体成形
されたリップ１２の代わりに、ヘッドライニング９等の
反発力に抗しうる強度をもたせるために軟質合成樹脂で
一体成形されたリップ８の太さを太くしたリップ１３を
用いている。このようにリップの形状を変えることによ
ってヘッドライニング９等の反発力に抗しつる強度をも
たせるようにすることも可能である。

以上説明してきたように、この発明によれば、その構成
をルーフサイトレールの端縁な挟着するガーニッシュに
形成された挟持部の内外側両フランジの対向面に複数の
リップを一体成形して突設させた車両用ガーニッシュ構
造において、前記外側フランジのリップ中で、より強度
をもたせたリップをルーフサイトレールの端縁の基部側
に設け、内側フランジのリップ中で、より強度をもたせ
たリップを端縁の端部側に設けたため、ルーフサイトレ
ールに取り付けられたガーニッシュの上端とルーフサイ
トレールインナとの間１−はさみ込まれているヘンドラ
イニング等の反発力が内外側両フランジにそれぞれ形成
されたリップに作用しても他のリップよりもより強度の
強いリップは変形しないので、ガーニッシュの上端が室
内側に倒れるのを防止するという効果が得られる。甘だ
、ガーニッシュの上端が室内側に倒れるのが防止される
ことにより、ガーニッシュの上端とヘッドライニングと
の間に隙間が発生せず見栄えがよくなると共に他のガー
ニッシュとの合せが良好になるという効果も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は車両に従来の車両用ガーニッシュ構造のガーニ
ッシュが取り付けられている状態を示す部分正面図、第
２図は従来の車両用ガーニッシュ構造を示す一部切欠の
斜視図、第３図はこの発明の一実施例の車両用ガーニッ
シュ構造を示す一部切欠の断面図、第４図は同第２実施
例の車両用ガーニッシュ構造を示す一部切欠の断面図で
ある。 １・・・ガーニッシュ、２・・・ルーフザイドレール、
５・・・内側フランジ、５ａ・・・対向する面、６・・
・外側フランジ、６ａ・・対向する面、７・・・挾持部
、８・・・リップ、１２・・８のリップより強度をもた
せたりノブ、３ａ、４ａ・・・ルーフザイドレールの端
縁、Ｒ・・・端縁の基部、Ｐ・・・端縁の端部。 出願人　日産自動車株式会社 第１図 第２図 第３図 ｎ 第４図 ０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ルーフサイトレールの端縁な挾着するガーニッシュに形
   成された挾持部の外側フランジ及び内側フランジの対向
   面に、複数のリップを一体成形して突設させた車両用ガ
   ーニッシュ構造において、前記外側７ランジのリップ中
   で、より強度をもたせたリップを前記ルーフサイトレー
   ルの端縁の基部側に設けると共に、前記内側フランジの
   リップ中で、より強度をもたせたリップを前記端縁の端
   部側に設けたととを特徴とする車両用ガーニッシュ構造
   。