JPS586102B2 - 混合防止弁 - Google Patents

混合防止弁

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JPS586102B2
JPS586102B2 JP53095564A JP9556478A JPS586102B2 JP S586102 B2 JPS586102 B2 JP S586102B2 JP 53095564 A JP53095564 A JP 53095564A JP 9556478 A JP9556478 A JP 9556478A JP S586102 B2 JPS586102 B2 JP S586102B2
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JP
Japan
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valve
valve body
spindle
liquid
flow path
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JP53095564A
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JPS5524216A (en
Inventor
一郎 西川
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NAGASE ARUFUA KK
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NAGASE ARUFUA KK
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Publication date
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば乳業、飲料工業あるいは醸造業等にお
ける設備機器の処理工程及び定置洗浄(CIP)の自動
化、省力化に用いて好適なる混合防止弁の改良に関する
この種の混合防止弁は一般に、互いに離隔し且つ夫々独
立している2流路間に設けられ、その開弁位置において
は該2流路を交流可能となし、閉弁位置においては夫々
独立した流路を形成すると共に一方の流路を通過する液
体が漏れた場合に他方の流路に混入するのを防止する手
段を備えたダブルシール型であり、幾つかのタイプのも
のが市販されているが、いずれも構造が複雑でコスト高
である他、弁位置の切替の際に不必要な液放出が多い、
放出液流路の洗浄が充分に行ない難い構造である等の欠
点があって、食品関係をはじめ用途が広く需要が大であ
るにもかかわらず普及が抑制されている現状である。
本発明け上記のような諸欠点を解消することを目的とし
てなされたものであって、構造が単純で製作も容易な弁
機構により所期の目的を達成した混合防止弁を提供する
ものである。
上記目的を達成するために、本発明は、上下に離隔し且
つ夫々独立している2流路の間に設けられた連通部と、
該連通部に上下に間隔をおいて設けられた第1及び第2
の弁座と、スピンドルに固定され前記第1の弁座に係合
する第1の弁体と、前記スピンドルに摺動可能に嵌装さ
れ且つスプリングで前記第1の弁体側へ押し付け勝手に
なっている前記第2の弁座に係合する第2の弁体とを備
え、両弁体の開弁位置において前記2流路が交流可能に
連通し、閉弁位置において前記独立した2流路が形成さ
れると共に前記第1の弁体と第2の弁体との間に中空室
が形成され、該中空室を外気に連通ずる通路が設けられ
ることを特徴とする。
以下本発明の実施態様を図面により説明する。
1は上側流路、2は下側流路で、通常両流路1,2は上
下に離隔され且つ夫々独立して異なる液体を流すように
なっている。
aFi流路1と2を交流可能に連結する連通部であって
、上端け流路1の下側部に開口し下端は流路2の上側部
に開口している。
この連通部3には上下に間隔をおいて径の異なる大小2
つの弁座4,5が設けられている。
6は小径の弁座4に係合する第1の弁体で、底部外周に
0リング8を有し、スピンドル11の下端に連結した筒
軸12に固定されている。
1は大径の弁座5に係合する第2の弁体で、第1の弁体
6の上側において筒軸12に摺動自在に嵌装され、その
背部とスピンドル11下端に止着した座板13との間に
スプリング14を介装して常時第1の弁体6側へ押し付
け勝手になっており、第2図に示すように、開弁位置に
おいては第1の弁体6に隣接する。
第2の弁体1の底部には2個の0リング9及び10が取
着されており、開弁位置において内側の0リング10が
第1の弁体6に密着するようになっている。
また、第2の弁体7と筒軸12との摺動部にも0リング
15が嵌着されていて、両者間の液密状態を保持してい
る。
16は上記両弁体6,7の閉弁位置において第1の弁体
6と第2の弁体1との間に形成される中空室であって、
第1の弁体6の上側に近接した筒軸12部分に設けた横
孔11を介して筒軸12の縦孔18に連通している。
筒軸12は下側流路2の底部を貫通して延び、縦孔18
の端部開口19,が大気中に解放されている。
20は筒軸12と下側流路2底部との摺接部に設けたシ
ール装置である。
21はスピンドル11の下部に穿設した中空孔で、下端
は筒軸12の縦孔18に連通し上端はス.ピンドル側部
に開口してスピンドル11の中間部を囲繞する筒体22
の空隙部23に連通している。
筒体22は上側流路1の上部に連結した枠体25に固装
され、側部には洗浄液注入管24が連結されている。
26はスピンドル11を上下動させて第1の弁体6及び
第2の弁体1を開閉するアクチュエータであって、図面
には省略したが空気圧又は空気圧とばね圧との併用によ
り作動せしめられるようになっている。
第1図に示す閉弁位置においてはスピンドル11はアク
チュエータ26により押下げられていて、第1の弁体6
はアクチュエータ26自体の押圧力により0リング8を
介して弁座4に押付けられて閉位置を保っている。
→方、第2の弁体7はスプリング13の押圧力と上側流
路1を流れる液体の圧力により0リング9を介して弁座
5に押付けられて閉位置を保っている。
この閉弁位置では上側流路1と下側流路2は夫々独立し
た流路を形成して夫々異種の液体を流すようになってい
るが、上側流路1の液及び下側流路2の液のいずれか或
は両方の液が弁座4及び5より漏洩した場合、この漏洩
液は両弁体6,7間の中空室16に流入し筒軸12の横
孔17、縦孔18を通じて開口19から外部に放出され
る。
またとの閉弁位置で注入管24を通じて洗浄液を供給す
ると、洗浄液はスピンドル6の中空孔21筒軸12の縦
孔18及び横孔11を通じて中空室16に送入され、中
空室16内、横孔17、縦孔18及びその開口19を洗
浄することができる。
第2図に示す開弁位置においてはスピンドル11はアク
チュエータ26により引上げられて、第1の弁体6と第
2の弁体7け隣接した状態で上側流路1内に停止保持さ
れ、上側流路1と下側流路2Fi連通部3を通じて交流
可能に連通し上側流路1の液が下側流路2へ流入するが
、逆に下側流路2の液が上側流路1へ流入するかのいず
れか所望の通液が可能となる。
両弁体6,1の閉位置から開位置への切替えに際して、
第1の弁体6はスピンドル11の上方への動きと同時に
弁座4を離れて上昇するが、第2の弁体1はその下面に
嵌着した0リング10に第1の弁体6の上面が密着する
までスプリング13の作用で弁座5に対して閉位置を保
っている。
したがって、この過程では中空室16に残存していた漏
洩液及び洗浄液は筒軸12の横孔17、縦孔18を経て
開口19から外部へ放出されるが、上側流路1からの液
漏洩はない。
また、第1の弁体6の外周部と連通部3の内周壁との間
隙をできるだけ小さくすることにより、その上昇途中に
おける下側流路2からの液漏洩を極力少なくして不必要
な液漏洩を防ぐことが可能である。
更に、開弁位置では第2図から明らかなように筒軸12
の横孔17は両弁体6,7とその間に介在する0リング
10によって液流路から隔絶された状態になっており、
横孔11からの液漏洩は防止されている。
したがって、開弁位置から閉弁位置へ切替える際、両弁
体6,7は隣接状態で下降し、先ず第2の弁体7が弁座
5にOIJング9を介して密着する。
しかる後第1の弁体6が0リング10を離れて下降し0
リング8を介して弁座4に密着するが、第1の弁体6が
0リング10から離れて横孔17の隔絶を解除する時点
には既に上側流路1とは第2の弁体1で閉の状態になっ
ていて.上側流路1から中空室16への液漏洩は阻止さ
れる。
一方、:第1の弁体6が0リング10から離れて下降す
る途中において、下側流路2から第1の弁体6の外周の
少間隔を通じて中空室16に流入する液量はごく僅かで
弁開閉速度を考慮すると無視できる程度である。
第3図、第4図は本発明の別の実施例に示す。
30は下側流路2を貫通して立設した漏洩液、洗浄液の
放出管であって、上端は連通部3まで延びており、内部
にはニードル弁31が組み込まれている。
ニ一ドル弁31はばね32により常時押し上げられてい
て、上端のテーパ部33で放出管30の上端開口34を
密閉するようになっている3テーパ部33の表面にはゴ
ム環又/は0リングを嵌着することが望ましい。
第1の弁体6及び第2の弁体7のスピンドル11に対す
る取付け構造並びe(開閉呻作は上記実施例と全く同じ
であるが、スピンドル11の下端に固定され乞第1の弁
体6に通孔35を穿設すると共にその下面に放出管30
の上端が嵌合する凹部36を設け、更にスピンドル11
下端に突子31を連設した点が異なっている。
38は凹部36の内周に嵌着した0リング、39は連通
部3の側壁に接続した洗浄液の注入管である。
第3図に示すように、閉弁位置において突子37か二−
ドル弁31を押し下げることにより中空室16が通孔3
5、開口34、放出管30を経て外部に連通し、中空室
16内の漏洩液及び洗浄液はこの系路を通じて外部に放
出される。
このような構成にすると、第1図、第2図に示した実施
例の筒軸11、シール装置20、スピンドル11の中空
孔21及び筒体22等が省略でき、構造を単純化してコ
ストの低減を図ることが可能、である。
第5図、第6図に示す実施例では、第1の弁体6及び第
2の弁体1を作動するスピンドル11が下側流路2の底
部を貫通して設けられ、そのアクチュエータ26が下側
流路2の下方[置されて.いる。
したがってスぐンドル11の作動方向は上記の実施例と
け逆向きになるけれども弁の開閉動作は変らない。
スピンドル11には軸芯と平行に延びる2本の中空孔4
0,41が設けられていて、各中空孔40.41の下端
はスピンドル11の中間部を囲繞するよう配障した筒体
42の空隙部43に開口し、上端は第真の弁体q下面に
近接して設けた横孔46に連通している。
44は放出管,45は洗浄液の注入管である。
閉弁位置では、第5図に示すように中空孔4041が横
孔46を通じて中空室16に連通し、中空室16内の漏
洩液が横孔46、中空孔40,41筒体42の空隙部4
3及び放出管44を経て外部に放出される。
一方注入管45から供給した洗浄液は中空孔40を通り
横孔46から中空室16に送入されたのち、横孔46を
経て中空孔41を通って放出管44から放出される。
開弁位置においては、第6図に示すように第2の弁体7
の上面内側に嵌着した0リング47で横孔41を密閉し
て外部との連通を遮断する。
上述のような構成にすると、第3図、第4図に示した実
施例より更に構造を簡略化することができ、コストを著
しく低減できる。
第1図は、上記構成の本発明に係る混合防止弁をビール
工場の製造ラインに使用した例を示す。
混合防止弁50はマトリックス状に配置され、図におい
て例えば液体を水平方向へ流す場合には第1図について
説萌した閉弁位置において上側通路1を使用し、垂直方
向へ流す場合には下側通路2を使用するものとし、また
、垂直方向から水平方向またはその逆の方向へ流す場合
には第2図のように開弁位置にする。
図示の例でぱ、タンク51から矢印Aで示す流路(経て
グリーンビールを排出し、タンク52から矢印Bで示す
流路を軽てイーストを排出し、タンク53には矢印Cで
示す流路を通じて洗浄液を流して定置洗浄(CIP)を
行ない、更にタンク54には矢印Dで示す流路を通じて
ウォルトを送り込んでいる。
このように、タンク51ないし54へそれぞれ異なる液
体の送り込み、排出あるいは定置洗浄(CIP)を同時
に行なうことができ、タンクの効率的な使用にきわめて
有効である。
しかも混合防止弁50はマトリックス状に配置されてい
るので、ラインが簡略化し易く、自動化も簡単に行なえ
る。
以上実施例について詳述したように、本発明の混合防止
弁によれば、その閉弁位置において上下に難隔し且つ夫
々独立した2流路が形成され、各流路から漏洩した液は
第1の弁体と第2の弁体の間に形成される中空室を経て
外部に放出されるから、一方の流路から漏洩した液が他
方の流路に混入するのを確実に防止できると共に、必要
に応じて前記中空室と漏洩液の放出通路を容易に洗浄す
ることが可能である。
また開弁位置では、第1の弁体と第2の弁体が隣接した
状態で流路中に停正保持されるから流れに対する抵抗が
少ない。
更に開閉切替え時には第1の弁体と第2の弁体との作動
にタイムラグがあるので、切替時における液の漏洩が非
常に少ない。
しかも、構造が単純で作動が確実であり、且つ製作も容
易であって、その実用上の効果は極めて大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明の混合防
止弁の閉弁位置における要部縦断正面図、第2図け同開
弁位置の要部縦断正面図、第3図は別の実施例の閉弁位
置における要部断面図、第4図は同開弁位置の要部断面
図、第5図は更に別の実施例の閉弁位置における要部断
面図、第6図は同開弁位置の要部断面、第1図は本発明
に係る混合防止弁の使用例を示す説明図である。 1・・・・・・上側流路、゛2・・・・・・下側流路、
3・・・・・・連通部、4,5・・・・・・弁座、6・
・・・・・第1の弁体、7・・・・・・第2の弁体、1
1・・・・・・スピンドル、14・・・・・・スプリン
グ,16・・・・・・中空室.24,39,45・・・
・・・洗浄液の注入管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上下に離隔し且つ夫々独立している2流路の間に設
    けられた連通部と、該連通部に上下に間隔をおいて設け
    られた第1及び第2の弁座と、スピンドルに固定され前
    記第1の弁座に係合する第1の弁体と、前記スピンドル
    に摺動可能に嵌装され且つスプリングで前記第1の弁体
    側へ押し付け勝手になっている前記第2の弁座に係合す
    る第2の弁体とを備え、両弁体の開弁位置において前記
    2流路が交流可能に連通し、閉弁位置において前記独立
    した2流路が形成されると共に前記第1の弁体と第2の
    弁体との間に中空室が形成され、該中・空室を外気に連
    通する通路が設けられることを特徴とする混合防止弁。 2 前記中空室に連通する洗浄液注入管が付設されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の混合防止弁。
JP53095564A 1978-08-04 1978-08-04 混合防止弁 Expired JPS586102B2 (ja)

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JP53095564A JPS586102B2 (ja) 1978-08-04 1978-08-04 混合防止弁

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JPS5524216A JPS5524216A (en) 1980-02-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4373545A (en) * 1981-01-26 1983-02-15 Cherry-Burrell Corporation Double block and vent valve

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JPS5524216A (en) 1980-02-21

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