JPS58591A - 鉱山装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鉱山装置特に鉱山において引張り手段により引
張られる採鉱機へ電気エネルギや液圧あるいはガス状媒
体のような動作に必要な動作媒体を供給する手段に関す
る。

切羽の炭種に沿って往復移動せしめられる採鉱機は、一
般に切羽運搬手段で案内される。そｌ動は切羽端部から
駆動される引張り手段を介して行なわれる。必要なエネ
ルギは、切羽運搬手段に設けられたケーブル通路に案内
されてケーブル車により偏向ローラを介してループの形
で線路により採鉱機へ供給されるが、あるいはケーブル
鎖を使用してケーブル通路内を採鉱機自体により引張ら
れる線路により採鉱機へ供給される。採鉱機の進行速度
が高いと、これらの供給装置は困難を生ずる。衝撃的な
荷重が生ずると、線路を側方および（あるいは）垂直に
撓ませる。しだがってケーブル通路の全高は高さの小さ
い切羽にとっては許容できない高さになる。特に高さの
小さい切羽では最小湾曲半径以下に線路がしばしば湾曲
することにより疲れ破壊の危険が増大する。引きずり線
路の場合固定下敷の上を滑る線路の移動に対して比較的
高い抵抗が現われて、これらの線路の寿命を低下させる
。さらにこのような鎖は採鉱中にかなりの騒音を生ずる
。

ドイツ連邦共和国特許第１２４７９９５号明細書には、
採鉱機の引張り手段上に供給線路を置くことが提案され
ている。この場合ドイツ連邦共和国第１２４２５４１号
明細書によれば、供給線路は肩坑道にあるドラムに巻取
られるかあるいはこれから繰出される。この場合線路は
張力を著しく軽減されるが、強く張られる引張り鎖の場
合溝内を移動するときおよび繰出されるとき上部を閉じ
られた案内通路の天井および側壁へ押付けられる。これ
は、こすれることによる線路の摩耗の増大および押しつ
ぶしによる線路の損傷を意味する。引張り手段の引張り
辺は床上を滑り、それにより移動に対する抵抗を増大す
る。さらに切羽の両方向において採鉱機から離れる引張
り手段上の案内通路には、一度に１つの供給線路しか置
くことができない。そのうえ坑内爆発ガスに対する安全
のため、案内通路へ電気線路を押込むことはできない。

したがってケーブルは溝を通して案内せねばならないが
、これはドイツ連邦共和国特許第１２４２５４１号明細
書による装置では不可能である。なぜならばこの溝の隙
間幅はエネルギ供給線路の直径より小さいからである。

本発明によれば、鉱山装置は切羽から採掘物を運搬する
運搬手段と、運搬手段に案内されて切羽に沿って移動可
能な採鉱機と、支持素子を備えかつ切羽に沿って採鉱機
を動かす引張り手段と、採鉱機へ動作エネルギを供給す
る少なくとも１つの供給線路とを含み、この供給線路が
切羽端部に設置可能な蓄積手段から繰出され、運搬手段
に結合されたハウジング内において支持素子により支持
されている。

引張り手段に対して対称あるいは非対称に設けることの
できるこれらの支持素子は、なるべく引張り手段の軸線
に対して直角をなし、ハウジングにある案内通路の縦方
向に延びる案内溝内に案内されている。これらの案内通
路が引張り手段の上辺用の上方へ開いた通路と引張り手
段の下辺用の下方へ開く通路とを含んでいるのがよい。

この装置により、損傷のおそれある応力を生ずることな
く引張り手段の案内通路内に複数の供給線路を横に並べ
かつ（あるいは）上下に重ねて配置することが可能とな
る。引張り手段の上辺および下辺にある支持素子の側方
案内部により、わずかな摩擦抵抗で引張り手段の案内が
可能となる。供給線路は案内車の範囲で案内通路から採
鉱機へ困難なしに案内することができる。採鉱機の範囲
で上方へ開く案内通路はなるべく蓋板により保護され、
この蓋板は採鉱機に枢着されかつ連行され、採鉱物が案
内通路へ入らないようにしている。案内通路へ入った微
細な採鉱物は切羽端部へ運搬され、そこから搬出される
。

引張り手段の案内を改善しかつ衝撃から保護するように
包囲し、重量および荷重がハウジングにより最適に吸収
されるように供給線路の案内および保護を改良しかつ採
鉱機の案内を確実にするために、ハウジングはなるべく
案内通路を備えだ樋として構成され、その中に引張り手
段の張り辺およびゆるみ辺が水平に並べて配置され、こ
れらの通路が樋に取外し可能に取付けられた蓋によって
覆われている。採鉱機を樋の２つの軌道に案内するのが
よい。

横に並ぶ通路をもつ樋の形のハウジングの構造により、
高さの小さい鉱物層にとって有利な高さの小さい構造が
得られ、大きい床支持面積が得られ、それにより面圧が
減少し、幅の広い軌道上を案内される採鉱機の荷重を受
ける床へ樋かわずかしか沈下しない。

樋が下方を閉鎖されていることにより、採掘された鉱物
が引張り手段により連行されることがない。

引張り手段例えば鎖に容易に近づくことができ、困難な
しにこれを取出すことができる。引張り手段は包囲され
ているので、破断した場合曲って人間を傷つけることが
ない。

樋状ハウジングを切羽運搬手段へ取付けまた蓋をハウジ
ングへ取付けるのに役だつすべてのねじへ上から容易に
近づくことができることにより、別の利点が生ずる。さ
らに結合すべき部分がこのような取付けねじによって弱
められることがない。

切羽において循環する無端鎖の支持素子あるいは条片上
の樋内に置かれる供給線路例えばケーブルおよびホース
でも、切羽に起伏がある場合および線路が長さ方向に予
荷重を受ける場合、線路が支持素子上に置かれた位置か
ら飛び出すという難点がある。

したがって線路が置かれた位置から飛び出るのを防止す
るため、支持素子はなるべく二叉状係合部材として構成
されている。さらに供給線路を支持素子の方へあるいは
これから離れるように支障なく案内するため、二叉状係
合部材へ供給線路をはめたりこれから出すため、引張り
手段および供給線路上に鋏状案内軌道を設けるのがよい
。

二叉状係合部材がそれにはまる供給線路のまわりに係合
して、引張り手段がＩ・ンプ、くぼみあるいは曲り角を
通るとき、二叉の上部脚辺により供給線路が案内部から
飛び出るのを防止される。

係合部材を二叉状に形成することにより、採鉱機および
鋏状案内軌道との接続部において供給線路を取外し、肩
坑道において供給線路をケーブルあるいはホースドラム
へ巻取ったりこれから繰出すため、肩坑道で供給線路を
係合部材へはめたりあるいは引出すことができる。

添付図面について本発明の詳細な説明する。

第１図には鉱山の切羽１、炭種２および充填側３が示さ
れている。炭種２に沿って運搬手段４が設けられ、これ
に沿って採鉱機５が案内される。運搬手段４の炭車側に
はハウジング６が設けられ、このハウジング６内に採鉱
機５の引張り手段１７例えば鎖とエネルギ供給線路７が
案内されている。供給線路７は肩坑道８にある蓄積手段
としてのケーブルあるいはホースドラム９に巻取られた
りこれから繰出される。切羽ｌから肩坑道８への線路７
の偏向は偏向ローラ１゜を介して行なわれる。数本の供
給線路が存在する場合、これらを数′個の異なるドラム
へ巻取るか、あるいは他の肩坑道１１から繰出すことが
できる。

第２図は本発明の第１実施例におけるハウジングおよび
引張り手段の配置を詳細に示している。ハウジング６は
概略的にのみ示すねじ１２により運搬手段４の切羽側に
取付けられている。

・・ウジング６は採鉱機５を案内する適当な案内条片お
よび（あるいは）溝１３を含むこともできる。ハウジン
グ６の下縁部分１５は床１４上に載っており、運搬手段
４の傾斜設定角αのため斜めに形成されてい為。

ハウジング６には、採鉱機５の引張り鎖１７の上辺用の
上方へ開いた案内通路１６と、鎖１７の下辺用の下方へ
開いた案内通路１８とが設けられている。支持素子とし
ての支持条片２０は、この実施例では非対称に引張り鎖
１７の軸線１９に対して直角に、しかも支持条片２０上
に置かれた供給線路７．７ａおよび７ｂがハウジング６
の中間底２１をこすらないような相互間隔で、引張り鎖
１７に沿つて取付けられている。取付けねじ１２を通す
穴２２は中間底２１に適当な間隔をおいて設けられてい
る（第３図）。支持条片２０の端部を案内する縦溝２３
は案内通路】６および１８の側壁にある。その結果引張
り鎖１７は安定に案内され、上辺および下辺が移動した
り曲ったすするのを防止される。

案内通路１６およびＩ８の同じ構造で鎖Ｉ７への支持条
片２０の対称あるいは非対称な取付けを所望のように行
なうことができるようにハウジングを構成することがで
きる。しかし支持条片２ｏが非対称に取付けられる場合
には、第２図に破線２４で示すようにハウジング６を支
持条片２ｏへ合わせることができる。

さて第４図ないし第６図には別の実施例が示してあり、
対応する部分には同じ符号がつけである。しかしこの場
合ハウジング６は樋状であり、鎖１７の横に並ぶ張り辺
およびゆるみ送用の２つの通路１６および１８を備えて
いる。ハウジング６はさらに採鉱機５用の案内条片１３
および１３ａと下縁部分１５を含み、この下縁部分１５
は床１４上に載り、運搬手段４の傾斜設定角αのため傾
斜面をもっている。ハウジング６はねじ】２により運搬
手段４に取付けられている。支持条片２ｏは鎖１７の軸
線１９に対して直角にこの鎖１７に取付けられ、供給線
路７および７ａは支持条片２ｏ上に置かれている。

通路１６および１８は蓋２５により覆われている。

この蓋２５は通路１６および１８内に案内される鎖１７
の全長にわたって延び、鎖が切れた場合その一部が曲っ
て出るのを防止している。ハウジング６への蓋２５の取
付けは、２つの通路１６と１８との間のウェブの所でね
じ２６により行なわれ、ハウジング６の充填側ではハウ
ジング縁にねじ２７によって行なわれる。後者の場合充
填側のハウジング縁は拗起２８をもち、この突起２８に
蓋２５が第４図のようにはまる。

第７図による第３実施例では、ハウジング６は切羽側で
ねじにより運搬手段４に取付けられ、採鉱機の引張り鎖
１７の張り辺およびゆるみ送用の通路１８′およびＩＣ
をもち、これら通路１８’、１６’はハウジング６内で
上下に配置されている。

供給線路７および７ａが載せられる支持条片２゜は、鎖
軸線１９に対して直角に鎖に取付けられている。支持条
片２０ＦｉＵ字状係合部材を含み、この保合部材の上部
脚辺２０′は線路７および７ａのまわり妬係合するので
、これら線路７，７ａが上方へ飛び出すことはない。

通路１６′および１８′はハウジング６により覆われて
、鎖が切れた場合それが曲って出るのを防止される。

鎖を設置したり除去したりするために、無端鎖に結合さ
れる補助ローブにより通路の一端から他端へ鎖が引出さ
れる。この目的のため通路１６’と１８′を分離する角
形金属板をハウジング６の下部へ取付けるねじをゆるめ
た後、この金属板を除去することができる。

第８図による第４の実施例では、運搬手段（図示せず）
に取付けられたハウジング６は、鎖１７の張り辺および
たるみ送用の横に並んだ通路１６’および１８′を含ん
でいる。これらの通路１６’　、　１８’は、ねじ２６
によりハウジング６に取外し可能に取付けられた蓋２５
によって覆われている。

短い相互間隔で鎖１７に沿って取付けられて供給線路７
および７ａを支持する支持条片２０は二叉状に形成され
、その上部脚辺２０’は線路７および７ａが係合するの
で、飛び出すのを防止される。

線路７および７ａはハウジング６の垂直に立上る壁によ
り側方を包囲されている。

第９図は供給線路７および７ａを支持条片へはめたり引
出したりするやり方を示し、ここには第７図の上部脚辺
２０′のみが示されている。供給線路７，７ａはハウジ
ング上に設けられた案内軌道２９を通して設置位置へ案
内され、またこれから引出される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による鉱山装置の断面図、第２図は本発
明の第１実施例による鉱山装置のノーウジング、引張り
手段および供給線路の断面図、第３図は第２図の■−■
線に沿う断面図、第４図は本発明の第２実施例による鉱
山装置の７１ウジング、引張り手段および供給線路を第
６図のｒＶ−ｒＶ線に沿って切断した断面図、第５図は
第４図によるハウジングおよび引張り手段の平面図、第
６図は第５図のハウジングを矢印■の方向に見た図、第
７図は本発明の第３実施例による鉱山装置のハウジング
、引張り手段および供給線路の断面図、第８図は本発明
の第４実施例による鉱山装置のハウジング、引張り手段
および供給線路の断面図、第９図は供給線路を引入れた
り引出したりする案内軌道をもつ第７図あるいは第８図
の装置の平面図である。 １・・・切羽、２・・・炭車、４・・・運搬手段、５・
・・採鉱機、６・・・ハウジング、７　、７ａ　、　７
ｂ・・・エネルギ供給線路、９・・・蓄積手段（ケーブ
ルあるいはポースドラム）、１６　、１８・・・案内通
路、１７・・・引張り手段（鎖）、２ｏ・・・支持素子
（条片）第８図 第９図 第１頁の続き 優先権主張　＠１９８２年１月９日■西ドイツ（ＤＥ）
■Ｐ　３２００４４９．４ ■１９８２年２月１０日■西ドイツ （ＤＥ）■Ｐ　３２０４４９６．８ ＠ｌ！　　囲者　　カルルーハインツ・ヘルマンドイツ
連邦共和国オーベルハウ ゼン・ヘルツオークシュトラ− セフ５アー ｏ発　明　者　ハンス・ヨヘニング ドイツ連邦共和国オーベルハウ セン１１マツツエンベルクシユト ラーセ７１ ０発　明　者　ヴイリ・キュツペル ドイツ連邦共和国オ°−ベルハウ セン１１キルヒヘレネル・シュド ラーセ３６ ０発　明　者　アーロイス・ヴアインガルテンドイツ連
邦共和国イツセルブル ク１ヴアルトヴエーク１０ ＠発、明　者　ボルフ・クライネルト ドイツ連邦共和国カールスト２ クリスタルヴエーク１３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　切羽から採掘物を運搬する運搬手段と、運搬手段に
   案内されて切羽に沿って移動可能な採鉱機と、支持素子
   を備えかつ切羽に沿って採鉱機を動かす引張り手段と、
   採鉱機へ動作−エネルギを供給する少なくとも１つの供
   給線路とを含み、この供給線路が切羽端部に設置可能な
   蓄積手段から繰出され、運搬手段に結合されたハウジン
   グ内において支持素子により支持されていることを特徴
   とする、鉱山装置。 ２　支持素子が引張り手段の軸線に関して対称に配置さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
   の装置。 ３　支持素子が引張り手段の軸線に関して非対称に配置
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載の装置。 ４　支持素子が引張り手段の軸線に対して直角に延びて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３
   項の１つに記載の装置。 ５　ハウジングが引張り手段を収容する案内通路を備え
   ており、支持素子が案内通路を画定する壁手段にある縦
   溝に案内されていることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項に記載の装置。 ６　案内通路が引張り手段の上辺用の上方へ開いた通路
   と引張り手段の下辺用の下方へ開く通路とを含んでいる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第５項に記載の装置。 ７　ハウジングが横に並んで水平に延びかつ引張り手段
   のそれぞれの辺を収容する２つの案内通路を備えたほぼ
   樋状の底部分と、この底部分に取外し可能に取付けら五
   で通路を覆う蓋部分とを含んでいることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項に記載の装置。 ８　支持素子が供給線路を収容する空間を画定する二叉
   状部分をそれぞれもつ七いることを特徴とする、特許請
   求の範囲第１項に記載の装置。 ９　複数の供給線路とこれら供給線路を二叉部分へ案内
   する覆い案内路とを含んでいることを特徴とする特許請
   求の範囲第８項に記載の装置。 １０　　ハウジングが採鉱機を案内する２つの案内軌道
   を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の装置。 １１　　支持素子上に複数の供給線路が横に並んで配置
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載の装置。 Ｉ２　　支持素子上に複数の供給線路が上下に重ねて配
   置されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の装置。