JPS5858583B2 - 膨脹弁 - Google Patents
膨脹弁Info
- Publication number
- JPS5858583B2 JPS5858583B2 JP50083195A JP8319575A JPS5858583B2 JP S5858583 B2 JPS5858583 B2 JP S5858583B2 JP 50083195 A JP50083195 A JP 50083195A JP 8319575 A JP8319575 A JP 8319575A JP S5858583 B2 JPS5858583 B2 JP S5858583B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- valve
- inlet conduit
- valve body
- conduit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷凍サイクル等に用いられる膨張弁に関するも
のである。
のである。
従来の冷凍サイクルに用いられる膨張弁にあっては感温
筒で蒸発器の出口温度を検知し、その圧力制御信号がキ
ャピラリーを通じてダイヤフラムを具えた制御室に送ら
れ、その制御室の圧力と弁体に加わるバネの力との差に
よりダイヤフラムと作動棒を介して弁体を作動し、これ
によって冷媒入口導管から送り込まれる冷媒が蒸発器に
つながる冷媒出口導管を通じて流出される量を制御して
いる。
筒で蒸発器の出口温度を検知し、その圧力制御信号がキ
ャピラリーを通じてダイヤフラムを具えた制御室に送ら
れ、その制御室の圧力と弁体に加わるバネの力との差に
よりダイヤフラムと作動棒を介して弁体を作動し、これ
によって冷媒入口導管から送り込まれる冷媒が蒸発器に
つながる冷媒出口導管を通じて流出される量を制御して
いる。
更に入口導管から出口導管につながる冷媒通路は隔離さ
れた調節バネ室を具えた形式の膨張弁においては、調節
バネ室には直接冷媒が導入されていない。
れた調節バネ室を具えた形式の膨張弁においては、調節
バネ室には直接冷媒が導入されていない。
即ち調節バネ室の圧力は一定である。本来膨張弁の作用
は感温筒内圧力と蒸発圧力に調節バネ圧力を加えたもの
とバランスしている。
は感温筒内圧力と蒸発圧力に調節バネ圧力を加えたもの
とバランスしている。
これにも拘らず入口液冷媒圧力が弁体の上部に作用しそ
の力は弁シートの開口面積が大きげれば開弁力となって
弁体に加わり無視できない。
の力は弁シートの開口面積が大きげれば開弁力となって
弁体に加わり無視できない。
この為弁体の力のバランスが均衡せず、したがって制御
室の作動に対して弁体が鋭敏に応答しないという欠点が
ある。
室の作動に対して弁体が鋭敏に応答しないという欠点が
ある。
本発明は以上のような点に鑑みて発明されたものであっ
て、冷媒の流れに影響されることなく制御室の作動に対
して弁体が鋭敏に応答できる膨張弁を創案したものであ
る。
て、冷媒の流れに影響されることなく制御室の作動に対
して弁体が鋭敏に応答できる膨張弁を創案したものであ
る。
すなわち、冷媒の通過する入口導管出口導管を有し、こ
の入口導管と連通ずる弁自体に設けた導通孔を介して前
記入口導管と、入口導管から出口導管につながる冷媒通
路とは隔離された調節バネ室とを互に連通して弁の上下
に作用する冷媒圧を均圧にし、これによってダイヤフラ
ム室における圧力差のみで弁体が開閉できるようにし、
弁閉鎖時には冷媒通路を完全に遮断することができるよ
うにしたものである。
の入口導管と連通ずる弁自体に設けた導通孔を介して前
記入口導管と、入口導管から出口導管につながる冷媒通
路とは隔離された調節バネ室とを互に連通して弁の上下
に作用する冷媒圧を均圧にし、これによってダイヤフラ
ム室における圧力差のみで弁体が開閉できるようにし、
弁閉鎖時には冷媒通路を完全に遮断することができるよ
うにしたものである。
以下図面に示す実施例について説明する。
1は弁本体であってこれには図示しない受液器につなが
る冷媒入口導管2と図示しない蒸発器につながる冷媒出
口導管3とが連設されている。
る冷媒入口導管2と図示しない蒸発器につながる冷媒出
口導管3とが連設されている。
4は弁シート5を開閉する弁体であって下方から調節バ
ネ6で押圧されている。
ネ6で押圧されている。
この調節バネ6は入口導管2から出口導管3につながる
冷媒通路とは隔離された調節バネ室に内装され、ヒツチ
ング8に装着された調節ネジ9を回動することによりバ
ネ受10を介してそのバネ圧が調節される。
冷媒通路とは隔離された調節バネ室に内装され、ヒツチ
ング8に装着された調節ネジ9を回動することによりバ
ネ受10を介してそのバネ圧が調節される。
11は弁本体の上部に構成された制御室であって、この
制御室のダイヤフラム12に対してストッパー13を介
して連結された作動棒14の下端が弁体4の頂部に当接
している。
制御室のダイヤフラム12に対してストッパー13を介
して連結された作動棒14の下端が弁体4の頂部に当接
している。
15は制御室11の上部に連通ずるキャピラリーであっ
て図示しない感温筒に連接されている。
て図示しない感温筒に連接されている。
本発明は以上のような膨張弁の弁体自体に冷媒入口導管
2のみに連通ずる導通孔16を設けて冷媒入口導管2と
調節バネ室7とを連通せしめたものである。
2のみに連通ずる導通孔16を設けて冷媒入口導管2と
調節バネ室7とを連通せしめたものである。
弁本体1の内壁にはシリンダ17を挿入し、前記弁体4
はこのシリンダの内周にバッキング18を介して摺動す
る。
はこのシリンダの内周にバッキング18を介して摺動す
る。
然して弁体が摺動するシリンダの内径と弁シート5の内
径とは等しくしである。
径とは等しくしである。
以上のように構成すると高圧冷媒が入口導管2から導通
孔16を通じて調節バネ室7に導入され然も前記のよう
に弁体が摺動するシリンダの内径と弁シート5の内径と
は等しくしであるので、弁体4の上下には均等に冷媒圧
が作用して弁体4自体は冷媒圧に影響されることがなく
、したがって、弁体4は調節バネ6の圧力とダイヤフラ
ムの上部に作用する圧力との差のみで開閉することにな
り、制御室の作動に鋭敏に応答して出口流量を正確に制
御することができると共に、導通孔16は冷媒入口導管
2のみに連通していて冷媒出口導管3には連通していな
いので、弁閉鎖時には入口導管から出口導管に向う冷媒
の流れは完全に止まる。
孔16を通じて調節バネ室7に導入され然も前記のよう
に弁体が摺動するシリンダの内径と弁シート5の内径と
は等しくしであるので、弁体4の上下には均等に冷媒圧
が作用して弁体4自体は冷媒圧に影響されることがなく
、したがって、弁体4は調節バネ6の圧力とダイヤフラ
ムの上部に作用する圧力との差のみで開閉することにな
り、制御室の作動に鋭敏に応答して出口流量を正確に制
御することができると共に、導通孔16は冷媒入口導管
2のみに連通していて冷媒出口導管3には連通していな
いので、弁閉鎖時には入口導管から出口導管に向う冷媒
の流れは完全に止まる。
以上説明したところから明らかなように本発明は入口導
管と連通ずる弁自体に設けた導通孔を介して前記入口導
管と、入口導管から出口導管につながる冷媒通路とは隔
離された調節バネ室とを互に連通して弁の上下に作用す
る冷媒圧を均圧にすると共に弁閉鎖時には冷媒通路を完
全に遮断すべく構成された膨張弁にかかるものであって
、冷媒の流れに影響されることなく制御室の作動に鋭敏
に応答して弁が開閉されるという特徴がある。
管と連通ずる弁自体に設けた導通孔を介して前記入口導
管と、入口導管から出口導管につながる冷媒通路とは隔
離された調節バネ室とを互に連通して弁の上下に作用す
る冷媒圧を均圧にすると共に弁閉鎖時には冷媒通路を完
全に遮断すべく構成された膨張弁にかかるものであって
、冷媒の流れに影響されることなく制御室の作動に鋭敏
に応答して弁が開閉されるという特徴がある。
図面は本発明膨張弁の一実施例の切断面図である。
1・・・・・・弁体、2・・・・・・入口導管、3・・
・・・・出口導管、4・・・・・・弁体、5・・・・・
・シート、6・・・・・・調節バネ、7・・・・・・調
節バネ室、11・・・・・・制御室、16・・・・・・
導通孔。
・・・・出口導管、4・・・・・・弁体、5・・・・・
・シート、6・・・・・・調節バネ、7・・・・・・調
節バネ室、11・・・・・・制御室、16・・・・・・
導通孔。
Claims (1)
- 1 冷媒の通過する入口導管出口導管を有し、この入口
導管と連通ずる弁自体に設けた導通孔を介して前記入口
導管と、入口導管から出口導管につながる冷媒通路とは
隔離された調節バネ室とを互に連通して弁の上下に作用
する冷媒圧を均圧にすると共に弁閉鎖時には冷媒通路を
完全に遮断すべく構成された膨張弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50083195A JPS5858583B2 (ja) | 1975-07-08 | 1975-07-08 | 膨脹弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50083195A JPS5858583B2 (ja) | 1975-07-08 | 1975-07-08 | 膨脹弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS527052A JPS527052A (en) | 1977-01-19 |
JPS5858583B2 true JPS5858583B2 (ja) | 1983-12-26 |
Family
ID=13795537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50083195A Expired JPS5858583B2 (ja) | 1975-07-08 | 1975-07-08 | 膨脹弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5858583B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61102577U (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-30 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240294Y2 (ja) * | 1980-03-24 | 1987-10-15 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010603U (ja) * | 1973-05-31 | 1975-02-03 |
-
1975
- 1975-07-08 JP JP50083195A patent/JPS5858583B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010603U (ja) * | 1973-05-31 | 1975-02-03 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61102577U (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS527052A (en) | 1977-01-19 |
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