JPS5857852B2 - 螢光表示面を金属化する方法 - Google Patents

螢光表示面を金属化する方法

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JPS5857852B2
JPS5857852B2 JP57025219A JP2521982A JPS5857852B2 JP S5857852 B2 JPS5857852 B2 JP S5857852B2 JP 57025219 A JP57025219 A JP 57025219A JP 2521982 A JP2521982 A JP 2521982A JP S5857852 B2 JPS5857852 B2 JP S5857852B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/10Screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored
    • H01J29/18Luminescent screens
    • H01J29/28Luminescent screens with protective, conductive or reflective layers

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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の関連する技術分野〕 この発明は蛍光表示面の金属化法、特に特殊組成範囲の
アクリル共重合体の水性エマルジョンを用いる方法に関
する。
〔従来技術〕
陰極線管の蛍光表示面を金属化する方法は米国特許第3
067055 号明細書に記載されている。
この方法はメタクリル酸アルキルとメタクリル酸の共重
合体を含む水性エマルジョンで蛍光表示面を被覆する段
階と、その被覆を加熱乾燥して乾いた蒸発可能の基板を
形成する段階と、この基板の表面に金属層を被着する段
階と、その基板を蒸発させてその表示面に接触した金属
層を残す段階とを含んでいる。
このエマルジョンは上記共重合体の他に例えば米国特許
第3582390号明細書記載の理由でコロイド状シリ
カ、ポリビニルアルコールの硼酸錯塩および過酸化水素
のような添加剤を1種またはそれ以上含むこともある。
ここで基板を形成する段階の組合せを「フィルミング」
と呼び、上述の特殊フィルミング工程ヲ「エマルジョン
フィルミング」と呼ぶ。
フィルミングエマルジョンはその主成分として有機共重
合体の粒子から成る不連続相を有する「ラテックス」を
有し、基板を蒸発させる段階を「焙焼」と呼ぶ。
エマルジョンコイルミンクは何百万ものカラーテレビ映
像管の製造に用いられて好結果をもたらしたが、このフ
ィルミングエマルジョンを良好ニ形成し得るラテックス
が極めて僅かしか知られていないという欠点がある。
事実エマルジョンフィルミングを用いている映像管メー
カの奥際上全部がそのフィルミングエマルジョンの母材
にロブレックス(Rhople嫡標)B−74型やプリ
マ−ル(Primal商標) B −74型として知ら
れる市販品を用いている。
この2つの商品の成分は企業秘密に属し、普通の分析や
技術を以てしては複製品や代用品を作ることができなか
った。
このような市販ラテックスの企業秘密性は特に品質変動
その他の理由で使用し得る材料の供給が絶えたとき大問
題になる。
また満足な市販ラテックスの安定供給が得られるときで
も、エマルジョンフィルミング工程自体を比較的厳しい
規制内で行わねばならない。
例えばエマルジョンフィルミングの歩留はフィルミング
エマルジョンの全不揮発分濃度、入荷ラテックスのpH
1エマルジヨンを被着するときの表示面の温度、加熱む
よび乾燥条件、乾燥被膜厚さ、焙焼条件等の因子に極め
て高感度を示す。
市販のラテックスが入手不能になると、使用可能の代替
ラテックス源を確保する必要かある。
他の公知フィルミング法は重合体の有機溶剤溶液を用い
るタメエマルジョンフイルミングには不要の特殊安全設
備を必要とするから、容易に代替することはできない。
良好ナエマルジョンフイルミングに重要な因子はフィル
ミングエマルジョンの組成で、その最も重要す唯1つの
成分は用いられるラテックスである。
このように試行錯誤法によらず化学分析または計器分析
により品質管理し得る特定組成を持つエマルジョンフィ
ルミング用ラテックスを得ルことが望ましい。
〔発明の開示〕
この発明による蛍光表示面の金属化法は、従来法のよう
に(1)蛍光表示面をフィルミングエマルジョンで被覆
する段階と、(2)被覆を乾燥して表示面上に蒸発可能
の基板を形成する段階と、(3)この基板上に金属層を
被着する段階と、(4)基板を蒸発させる段階とを含む
と共に、この発明の特徴として、そのフィルミングエマ
ルジョンがその主要固形成分として、メタクリル酸メチ
ル(MMA)とメタクリル酸エチル(EMA)とから威
る群中の1員を34〜80重量係と、アクリル酸エチル
(EA)を20〜60重量φと、メタクリル酸(MAA
)を1〜14重量多不可欠的に含む。
またこのフィルミングエマルジョンはその中の固形ラテ
ックスの濃度に比して少量のシリカ、水溶性重合休転よ
び(または)分散剤を含むこともある。
上記組成範囲の内側にそれより狭い特に興味のある2つ
の範囲がある。
推奨範囲を括弧内に示すと次のようになる。
MMA43〜65(51〜58)重量係 EA 30〜50(36〜43) 〃 MAA 1〜14(4〜 8) 〃 および EMA58〜75(62〜72) 〃 EA22〜35 (23〜35) 〃 MAA 1〜10(4〜 8) 〃 この方法に用いるフィルミングエマルジョンの主要固形
成分は水性ラテックスとして導入される水溶性被膜形成
アクリル共重合体で、この重合体は温度約400〜44
0℃で加熱することにより気体状の破片となって蒸発さ
せることができる。
この共重合体は特殊エマルジョン重合法によって合成さ
れ、比較的硬質で熱可塑性を有する。
最も有用なラテックスはガラスを濡らさない傾向がある
この有用なラテックスは水性媒質中で上記成分範囲の1
つによる単量体混合物を不可欠的に含む混合物を反応さ
せることにより調製することができる。
この単量体混合物を混合を続けつつ温度を約68〜78
℃に保った水の中に加えるのが好ましく、この水性媒質
は低濃度(単量体重量の約0.25〜10係)の備酸ド
デシルナトリウムのような陰イオン界面活性剤を含むの
が好しい。
重合は過硫酸カリウムのような水溶性自由基源によって
最もよく開始される。
ここに開示する各共重合体組成はその合成に用いた単量
体混合物の組成と同じと仮定する。
この発明のためのフィルミングエマルジョンは少量の添
加物を含み得る被膜形成樹脂の水性溶液である。
このフィルミングエマルジョンの添加物としては(ポリ
ビニルアルコールの硼酸錯塩のような)水溶性被膜形成
重合体をエマルジョンの約0.3〜1.2重量係を含む
ことができる。
この添加物は金属層に対する均一基板の形成を助け、蛍
光表示崩の表面上の被膜の一体性を維持すると考えられ
、これによって後続の焙焼段階にむける金属層の火ぶく
れが防止される。
添加物濃度を上記以上にすると基板とその上の金属層の
火ぶくれ抵抗に顕著な向上がない上、金属層の鏡面性が
劣化し、濃度を上記以下にすると効果がなくなって焙焼
後側壁の外観がまだらになる。
フィルミングエマルジョンの添加物としてコロイド状シ
リカを加えることもできる。
コロイド状シリカは焙焼中に金属層が裸のガラス領域か
ら剥離するのを防ぐ効果があり、また焙焼の効率を上げ
て完成した表示面に目に見える残渣(臥焼げ」)が生じ
るのを防ぐ。
フィルミングエマルジョンの添加物として1種以上の分
散剤好ましくは非イオン界面活性剤を加えることもでき
る。
この分散剤は縞や斑点のような美観上の傷の量と強度を
低減することができる。
分散剤は使用するときフィルミングエマルジョンの約0
.05〜0.20重量係を構成する。
従来のフィルミングエマルジョンにはしばしばその全重
量の約0.1〜4.0%の過酸化水素が添加剤として含
まれ、基板むよび金属層の多孔性を調整する働きをする
過酸化水素がないときは処理サイクルを注意深く調節し
て焙焼後金灰層に欠陥を生じないようにしなげればなら
ない。
この方法の最適実施例ではフィルミングエマルジョンか
ら過酸化水素が省略されるか、過酸化水素を用いたとき
は傷が発生しない。
この発明のフィルミング法はドツトスフ1フーンやライ
ンスクリーンのような構成表示面むよび単色スクリーン
や透過スクリーンのような無構成表示面を含む任意の蛍
光表示面に適用することができる。
構成表示面は保護帯その他のマスク構体のような非照射
領域を有することがある。
この方法はまた実質的に耐水性の任意の蛍光体またはそ
の組合せから成る蛍光表示面卦よび任意の謄写法で製造
された蛍光表示面にも適用することができる。
この発明の方法では、ある量のフィルミングエマルジョ
ンが表示面上に塗布されるが、(適正に塗布して余分の
エマルジョンを除去するため)塗布中耘よび塗布後表示
面を回転させることが肝要である。
加熱中わよび乾燥中は回転速度を毎分約165回転以下
としてエマルジョンの拡がリド排出を調節し、使用して
いる表示面とエマルジョンに望ましい基板の厚さと均一
性を得ることができる。
フィルミングエマルジョンをスラリ法で表示面に塗布す
るときは、表示面上を渦状に移動するエマルジョン溜り
により表示面上にエマルジョンを拡げる。
推奨例としてパネルを回転しつつほぼ水平面(軸が垂直
方向からO〜ぽ)から15〜18゜傾斜させる。
このとき過剰のエマルジョンを振す切るためにその軸を
約85またはそれ以上速やかに傾斜させる。
次に赤外線加熱により被膜を乾燥する。
この乾燥工程の終り近くで被膜形成された表示面は約4
6°Cの最高事後加熱温度を示す。
実際にはこのエマルジョンは表示面を容易に濡らしてそ
の孔や毛管部に充満し、エマルジョンの固形物の若干が
エマルジョンからの水の吸収によって表示面上に付着す
る。
水溶性重合体はこの工程に訟げる均一性を向上する。
蛍光表示面全体に亘る組織および毛管部の大きさの変動
により、フィルミングの手順鮫よびエマルジョンの固形
物全調節してフィルミング工程の状態を最適にする必要
かあることもある。
フィルミング後乾燥した被膜すなわち基板を例えば上記
米国特許第3067055号および第3582390号
の各明細書記載の方法と同様にして好ましくはアルミニ
ウム金属で金属化する。
次にこの金属化した基板を空気中で約400〜440°
Cで焙焼する。
この焙焼中に表示面内の有機物が蒸発し、金属層が蛍光
表示面に接着する。
焙焼後普通少量の無機残渣が基板によって残されるが、
この残渣のいくらかの発生源はフィルミングエマルジョ
ン中の添加物のことかある。
焙焼後金属化された蛍光表示面を有するパネルを他の部
品と共に陰極線管に組込む。
また焙焼前の表示面をまず他の部品と組立てた後、上記
の焙焼を行って表示面内むよび基板内の全有機物を蒸発
させることもできる。
〔発明の実施例〕
次にこの発明の蛍光表示面金属化法の1例を示す。
この例ではカラーテレビ映像管の乾式3色モザイク表示
面にスラリ法を用いてフィルミングエマルジョンを塗布
する。
この表示面はガラスフェースプレートの表面に平行縞状
にまたは6角形パタンをなす点状に配列された蛍光体素
子から成り、その蛍光体素子は青色発光蛍光体(例えば
銀賦活硫化亜鉛)と、緑色発光蛍光体(例えば銅アルミ
ニウム賦活硫化亜鉛カドミウム)と、赤色発光蛍光体(
例えばユーロピウム賦活オキシ硫化イツトリウム)とか
ら戊っている。
各素子は主としてポリビニルアルコール、アクリル共重
合体およびクロム塩を含む光硬化結着剤約8〜24ダを
含んでいる。
金属化工程は米国特許第3582390号明細書記載の
ものと実質的に同様であるが、エマルジョンを塗布する
ときの表示面の温度を34〜51℃の範囲まで拡げるこ
とができる。
この例のフィルミングエマルジョンは次の原液によって
調製する。
A液 約38重量係のアクリル共重合体を含むpH約2
,9の(下達の)ラテックス。
B液 エア・プロダクツ社(Air Products
Co、:のユニサイズ(Unisize 商標)HA
70型の充分量を純水と混合して調製したポリビニル
アルコールの硼酸錯塩約2重量係を含む水溶液。
C液 デュポン社(E 、 I 、du P ont
de Nemours)からルドツクス(Ludox商
標)AMの名称で市販される溶液のようなコロイド状シ
リカ粒子約30重量係を含む水溶液。
フィルミングエマルジョンを調製するには、A液237
gを水258gと混合し、混合中にC液15qを加え、
さらに28φ水酸化アンモ=ウムを充分に加えて混合物
のpHを約6.0〜75、好ましくは約7.2に調節し
た後、混合しつつB液90gを加える。
このフィルミングエマルジョンを前述の手順で使用すれ
ばよい。
このフィルミングエマルジョンを用いて製した表示向が
ある種の用途において焙焼後縞傷を示したことがある。
この縞傷は化粧傷で一般に完成管球に見られないが、こ
の表示面の縞傷発生を防ぐにはフィルミングエマルジョ
ンに少量の界面活性剤を添加すればよく、ローム・アン
ド・・・−ス社(Rohm and Haas Co
、) 製のトリトン(Triton商標)DF−16
型のような界面活性剤が推奨される。
推奨濃度はフィルミングエマルジョンの約0.05〜0
.20重量係である。
(はぼ同量で)使用し得る他の界面活性剤はトリトンN
−100およびX−100型で、何れもローム・アンド
・−・−ス社から市販されている。
次にこの発明の方法に使用が推奨されるラテックスの合
成の1例を示す。
12tの樹脂フラスコに速度の監視と制御ができる機械
的攪拌器(ジャケット付軸受付)、温度計、漏斗および
窒素流入管を取付ける。
約3.8tのラテックスは次のようにして調製される。
フラスコに水480gを入れ、70℃に保った湯浴を用
いて撹拌しつつ約66°Cに加熱する。
この攪拌加熱した水に、水2020g、硫酸ドデシルナ
トリウム(DSS) 5.6259、過硫酸カリウム3
.75!fXMMA817.89、EA592.2gむ
よびMAA90.0gを共に撹拌することにより調製し
た分散液を4時間かかつて一定の速度で加える。
フラスコ内の機械的撹拌器をできるだけ450〜460
回転/分に近い速度に制御し、窒素流量を0.3〜0.
4scfhとし、反応温度を湯浴を上下したり必要に応
じて流水で冷却したりして65〜78°Cの範囲に維持
する。
80%の分散液を加えた後、湯浴温度を75°Cに上げ
、この温度を残りの分散液を加え、さらに加え終ってか
ら1時間の間維持する。
次にフラスコを冷却してラテックスをミラクロス(Mi
racloth商標)で濾過する。
このpH1/i約2.77、酸度は約14.6、不揮発
性成分は約37.5%である。
固体は透明硬質で、ガラス変態点(焼鈍した鋳造ラテッ
クスで差動走査型側熱法により測定)は約675℃であ
る。
このラテックスの各別の4バツチを機械的撹拌によって
配合して約18.9.gのラテックスを作り、これから
フィルミングエマルジョンを調製した。
配合の必要はないが、工場環境における完全な評価に充
分な材料を与えるためこれを行った。
この合成の再現性はフィルミングエマルジョン中ノ模造
ラテックスの性状については極めて良く、この配合ラテ
ックスを用いて付表の表示面A−1ないしA−6を作っ
た。
上述の方法で調製されたラテックスを含むフィルミング
エマルジョンの1例は、ラテックス約15重量多、ユニ
サイド約0.6重量%、ルドックス約0.75重量多お
よびトリトンDF−16型約0.1重量%な含んでいる
このフィルミングエマルジョンを標準の方法で21V型
3色蛍光表示面に塗布乾燥した後、その上に低圧下でア
ルミニウム金属を蒸着し、この金属化構体を大気圧の空
気中にかいて約425℃で約30分間焙焼して冷却した
この試験用表示面を「良」(販売可)、「優1(「良」
より良好)、「不良」(販売不可)に主観的に分類した
この分類には焙焼後の表示面の次の6項目の性質の決定
を用いた。
(1)輝度効率は標準条件で励起された試験用表示面の
光出力(フィート・ランバート/mA)とロブレックス
B−74を基材として過酸化水素を含む従来法のフィル
ミングエマルジョンヲ用いて最適条件で塗布処理した同
様の比較基準用表示面の光出力との比であるが、この輝
度効率を基準表示面の光出力の百分率で示した。
すなわち輝度効率100の表示面は基準表示面と同じ輝
度効率を有する。
(2)表示面の火ぶくれを段階O(火ぶくれなし)から
4(表示面全体に大きな火ぶくれがある)までに分類表
示した。
(3)半径火ぶくれを段階0(火ぶくれなし)から4(
表示面半径上にアルミニウムが接着していない)までに
分類表示した。
(4)まだらは表示面(半径ち・よび側壁)の蛍光体の
ない部分のアルミニウム金属の外観の均一性を意味する
これを段階O(完全均一)から4(極めてまだらがひど
い)までに分類表示した。
(5)線傷は段階O(無傷または極めて軽傷)から4(
無励起表示面で可視)までに分類表示した。
(6)光沢は表示面の半径および側壁の領域におけるア
ルミニウムの反射率の尺度で、段階O(極めて高輝度で
反射性)から4(暗い)fでに分類表示した。
まだらが軽度であればこの項目は3でよく、その管球は
販売可能である。
付表はこの発明の方法の技術的範囲を示すためニ種々ノ
フィルミングエマルジョンで調製された表示面の試料と
、上記6項目の性質の評価と、品質程度とを示す。
各共重合体の組成はその合成に用いた単量体の混合物と
同じとする。
各共重合体は表示面B、C以外DSS界面活性剤0.3
75%を用いて調製した。
表示面Cの共重合体はDS81.0%、表示面Bの共重
合体はEP−110型界面活性剤0.5優を用いて調製
した。
固形共重合体16%、13%、13%をそれぞれ含む表
示面D−2、H,I用を除き、各フィルミングエマルジ
ョンはユニサイド0.6係と固形共重合体15俤を含ん
でいる。
またルドツクス0,75%を含む表示面A−1,A−2
、A−5,C,D−2を除き、各フィルミングエマルジ
ョンはルドツクス0.50係を含んでいる。
また表示面D−x、E、F、HないしM用のエマルジョ
ンを除き、各エマルジョンの界面活性剤添加量は0.1
%または0.2%である。
薄膜はすべてパネルを回転させて形成したが、その回転
数は表示面A−5の約160回転/分以外全部約110
回転/分とした。
表掲の表示面は製造順ではなく、方法に従って組分けし
た。
またこれらの表示面はすべて3成分共重合体を用いて調
製した。
若干の表示面は「不良」であるが、同じ共重合体で「良
」の表示面もあることに注意すべきである。
この発明の方法の技術的範囲以外の共重合体を用いた表
示面は一般に「不良」である。
以上の外に単量体MMA。gMA、EAおよびMAAの
中の2つだけを含む2戒分共重合体を用いた表示面も作
ったが、この表示面はすべて火ぶくれし易いか、輝度効
率が不良であった。
この発明の方法に用いる組成範囲内の3威分共重合体の
組成と同じ総単量体比率を持つように2$分共重合体を
配合した場合も同様の結果が出た。
4成分共重合体も合成してみたが有用なものはできなか
った。
アクリル酸nブチル、アクリル酸イソブチル、メタクリ
ル酸nブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸
2オキシエチルまたはメタクリル酸2オキシプロピルを
含む共重合体について同じことが判った。
アクリル酸メチルを含む同じ共重合体は有用なことが判
ったが、さらに合成および品質管理の容易な3成分MM
A−EA−MAAまたはEMA−EA−MAA共重合体
ラテックスに対する性能は優秀ではなかった。
MAAの代りにアクリル酸またはイタコン酸を用いると
重合が困難になり、製品の性能が低下した。
非イオン界面活性剤を用いてまたは界面活性剤を用いず
に合成したラテックスは、同じ組成の試料材料より劣っ
ていた(表示せず)。
スルホン酸化エトキシル化フェノールのナトリウム塩ま
たはアンモニウム塩(例えばガフ社(GAF Corp
、)のアリパール(Alipal商標)EP−110型
)のような他の陰イオン型界面活性剤を用いてもこの発
明の方法で有用なラテックスの合成ができる。
トリトンX系のような他のものは使用できない。
表掲の結果から次のことが判る。
すなわちMMA・EA−MAA共重合体の場合MAAの
推奨量は4〜8俤であり、MMAMAAの最適比率は4
0 /60〜60/4Qで、55/45〜60/4oが
好ましい。
またEMA、EAおよびMAAで合成した共重合体の場
合は、AMAMAAの最適比率は約60/40〜約80
/20で、推奨範囲は約70/30〜75 /25であ
り、この場合0■AA量は4〜8%が好い。
この発明に用いられるラテックス共重合体はメタクリル
酸アルキル、メタクリル酸およびアクリル酸エチルの反
復原子団を有する。
重合体の熱減成むよび熱分解とガスクロマトグラフ分析
の研究から、アクリル酸エステルの重合体はメタクリル
酸エステルの重合体より高温における劣化効率が低いこ
とがよく判っている。
ポリアクリル酸エステルの天井温度(重合体か単量体に
減成する温度)は対応するポリメタクリル酸エステルの
天井温度より高く、またポリアクリル酸エステルは対応
するポリメタクリル酸エステルより熱分解歩留か低く、
炭化傾向が高い。
フィルミング工程における条件の1つは焙焼中に基板が
効率よく蒸発することであるから、従来用いられている
ラテックス材料に一部アクリル酸エチルから合成したラ
テックスが有用であり、事実望ましいことは驚異的であ
る。
実際側のアクリル酸アルキルはこの方法に有用なラテッ
クスを形成しないことが判っている。
このように(1)アクリル酸エチルの全部または一部を
アクリル酸メチルまたはブチルで置換し、(2)メタク
リル酸をアクリル酸で置換したラテックスは表掲のラテ
ックスより一般にフィルミング性能が悪かった。
この発明の方法に用いられるフィルミングエマルジョン
はこの業界で通常使用される機械を用いて塗布すること
もできる。
回転速度、パネル取付け、塗布量は従来法のフィルミン
グエマルジョンを用いた場合と同様で、表示面の形式に
よって若干変る。
従来法のフィルミングエマルジョンの場合もそうである
ように、塗布乾燥時の温度制御が重要である。
この発明の方法の利点は従来法のエマルジョンに必要な
より著しく低温でしかも若干広い温度範囲でフィルミン
グエマルジョンの塗布ができることである。
好ましい塗布温度(塗布時の表示面温度)は37〜38
℃を最適として34〜51℃の範囲にある。
また好ましい乾燥温度(塗布乾燥サイクルの終りの表示
杭温度)は4・5〜46°Cを最適として44〜50°
Cである。
一般に組成のMMA/EA比やEMA/EA比が小さく
なるほど乾燥温度を低くする。
この条件で従来法のフィルミングエマルジョンを用いて
作った表示面に匹敵する表示面が得られ、これを用いて
製した管球の品質も商業性がある。
この発明の方法は他に次の利点を有する。
すなわちフィルミングエマルジョンの形成が簡単で、フ
ィルミング温度が低いため価格が安く、う、テックスの
特性が明確で(品質管理か容易になり)歩留が安定して
来るため多くの供給源を設けることができ、臭いが低い
ため作業環境の楽しさと安全が増し、ラテックスに乳化
剤のような無機材料を添加する量が極めて少いため焙焼
後の表示面の汚染か少くなり、ラテックスと添加する界
面活性剤の適合性がよいためフィルミングの温度幅が広
く、フィルミングエマルジョン調製時の組成幅も広く、
従って標準型でない表示面にも極めて容易に使用するこ
とかできる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 蛍光表示面をアクリル共重合体を含む水性エマルジ
    ョンで被覆する段階と、この被覆を乾燥して上記蛍光表
    示面上に蒸発可能の基板を形成する段階と、この基板上
    に金属層を被着する段階と、上記基板を蒸発させる段階
    とを含み、上記共重合体が、メタクリル酸メチルとメタ
    クリル酸エチルとから成る群中の1員を34〜80重量
    φと、アクリル酸エチルを20〜60重量饅と、メタク
    リル酸を1〜14重量係不可欠的に含むことを特徴とす
    る蛍光表示面を金属化する方法。
JP57025219A 1981-02-20 1982-02-17 螢光表示面を金属化する方法 Expired JPS5857852B2 (ja)

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