JPS5857477A - 太陽熱の選択吸収用塗料組成物 - Google Patents
太陽熱の選択吸収用塗料組成物Info
- Publication number
- JPS5857477A JPS5857477A JP56155591A JP15559181A JPS5857477A JP S5857477 A JPS5857477 A JP S5857477A JP 56155591 A JP56155591 A JP 56155591A JP 15559181 A JP15559181 A JP 15559181A JP S5857477 A JPS5857477 A JP S5857477A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- selective absorption
- solar heat
- black pigment
- acrylic resin
- thermoplastic acrylic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S70/00—Details of absorbing elements
- F24S70/20—Details of absorbing elements characterised by absorbing coatings; characterised by surface treatment for increasing absorption
- F24S70/225—Details of absorbing elements characterised by absorbing coatings; characterised by surface treatment for increasing absorption for spectrally selective absorption
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P80/00—Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
- Y02P80/20—Climate change mitigation technologies for sector-wide applications using renewable energy
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、太陽熱の集熱板表面に施されている塗装によ
る選択吸収膜が、工場での集熱器組立時。
る選択吸収膜が、工場での集熱器組立時。
運搬時、市場での取付時、使用時になんらかの原因で破
損（傷、剥離など）した場合に、選択吸収性を損なわず
補修するだめの塗料組成物に関するものである。
損（傷、剥離など）した場合に、選択吸収性を損なわず
補修するだめの塗料組成物に関するものである。
近年のエネルギ事情から、太陽熱利用システムが注目さ
れ、一般家庭にも普及しつつある。そして効率のより高
いシステムをめざし、各構成部の性能向上のための取り
組みがなされている。集熱板においては、太陽エネルギ
を良く吸収し、かつそれにより温度上昇した集熱板表面
から放射される熱を極力少なくするという機能を持たし
た「選択吸収膜」の開発が活発に行なわれ、現在、ブラ
ックニッケル、フラッフクロム９着色ステンレスなど金
属の化成処理によるものが登場している。
れ、一般家庭にも普及しつつある。そして効率のより高
いシステムをめざし、各構成部の性能向上のための取り
組みがなされている。集熱板においては、太陽エネルギ
を良く吸収し、かつそれにより温度上昇した集熱板表面
から放射される熱を極力少なくするという機能を持たし
た「選択吸収膜」の開発が活発に行なわれ、現在、ブラ
ックニッケル、フラッフクロム９着色ステンレスなど金
属の化成処理によるものが登場している。
これらはその性能は良好であるが、金属表面上に生成す
る酸化物の組成、膜厚の制御にともなう管理が複雑であ
る上に、製造設備が大規模になり、また廃液の処理を含
めてそのコストが高くなるという難点がある。これに対
し、塗料を用いる方法は、前述したブラッククロムなど
に比べ性能が劣るが、生産性の面からのコスト没位性が
期待され、現在では各所で選択吸収用塗料を開発してお
り、一部実用化されている。本発明者らも既に無機黒色
顔料と熱硬化性アクリル樹脂などを主成分とした選択吸
収用塗料を開発し、実用化している。
る酸化物の組成、膜厚の制御にともなう管理が複雑であ
る上に、製造設備が大規模になり、また廃液の処理を含
めてそのコストが高くなるという難点がある。これに対
し、塗料を用いる方法は、前述したブラッククロムなど
に比べ性能が劣るが、生産性の面からのコスト没位性が
期待され、現在では各所で選択吸収用塗料を開発してお
り、一部実用化されている。本発明者らも既に無機黒色
顔料と熱硬化性アクリル樹脂などを主成分とした選択吸
収用塗料を開発し、実用化している。
ところで、これら選択吸収性を施した集熱板は集熱器の
箱内に取付けられるが、その際の作業者の取扱いミス々
どで集熱板表面をドライバーなどで傷つけたりすること
がある。また、集熱板の製造と集熱器の組立場所が離れ
ている場合には集熱板を運搬する必要があｐ、この場合
、トラック等で運搬する際、振動、衝撃により、集熱板
表面が傷つくことも考えられる。そして集熱板（Ｃ傷が
ついたものは、商品価値がなくなる、ため、その傷を補
修する必要がある。この補修については、いろいろ考え
られるが、コスト、作業性の点で優位な方法は、自動車
のボディの傷などを補修するのに使用される補修塗料を
用いる方法が好ましい。すなわち、集熱板の傷ついた部
分を補修用の塗料で補修すれば良いわけである。
箱内に取付けられるが、その際の作業者の取扱いミス々
どで集熱板表面をドライバーなどで傷つけたりすること
がある。また、集熱板の製造と集熱器の組立場所が離れ
ている場合には集熱板を運搬する必要があｐ、この場合
、トラック等で運搬する際、振動、衝撃により、集熱板
表面が傷つくことも考えられる。そして集熱板（Ｃ傷が
ついたものは、商品価値がなくなる、ため、その傷を補
修する必要がある。この補修については、いろいろ考え
られるが、コスト、作業性の点で優位な方法は、自動車
のボディの傷などを補修するのに使用される補修塗料を
用いる方法が好ましい。すなわち、集熱板の傷ついた部
分を補修用の塗料で補修すれば良いわけである。
しかしながら、選択吸収性を有する集熱板の場合、補修
することにより、その部分の選択吸収性が損なわれると
集熱板としての性能の低下が考えられ、補修用の塗料に
も選択吸収性を付与することのできる塗料組成でなけれ
ばならない。
することにより、その部分の選択吸収性が損なわれると
集熱板としての性能の低下が考えられ、補修用の塗料に
も選択吸収性を付与することのできる塗料組成でなけれ
ばならない。
本発明の塗料は、無機黒色顔料、熱可塑性アクや充填剤
なども配合して用いることができる。
なども配合して用いることができる。
顔料は、選択吸収性を成立させるために、特に波長２．
６μｍ以上の赤外線の吸収が望ましくないことから、有
機系顔料の適用は望ましくなく、無機黒色顔料が良い。
６μｍ以上の赤外線の吸収が望ましくないことから、有
機系顔料の適用は望ましくなく、無機黒色顔料が良い。
特に良好なものとして、鉄。
マンガン、 ｌ＝ｌ、 クロム、コバルト、ニッケルノ
群から選択した１種以上の酸化物または複合酸化物が挙
げられる。中でもコバルト酸化物系が最良であるが、コ
ストを含めた実用性を考えるとＦｅ２Ｏ３・ＭｎＯ２・
ＣｕＯなどの顔料が良い。
群から選択した１種以上の酸化物または複合酸化物が挙
げられる。中でもコバルト酸化物系が最良であるが、コ
ストを含めた実用性を考えるとＦｅ２Ｏ３・ＭｎＯ２・
ＣｕＯなどの顔料が良い。
また薄膜形成のための安定した隠蔽力を得、更に赤外線
の散乱吸収などが少なく、かつ低い赤外放射率を得るた
めには、これらの無機黒色顔料の粒径が重要であり、本
発明の場合には０．０１〜０゜５μｍの平均粒径のもの
を採用している。
の散乱吸収などが少なく、かつ低い赤外放射率を得るた
めには、これらの無機黒色顔料の粒径が重要であり、本
発明の場合には０．０１〜０゜５μｍの平均粒径のもの
を採用している。
また塗膜を形成するためのバインダとしては樹脂を用い
るが、補修という立場から、塗装設備のない場所でも対
応させなければならず、そのため、塗装後の焼き付けの
必要のない熱可塑性樹脂が好ましく、この熱可塑性樹脂
の中でも選択吸収性。
るが、補修という立場から、塗装設備のない場所でも対
応させなければならず、そのため、塗装後の焼き付けの
必要のない熱可塑性樹脂が好ましく、この熱可塑性樹脂
の中でも選択吸収性。
耐候性などの点から熱可塑性アクリル樹脂が望ましい。
以下、実施例を中心にその効用を述べる。
なお、選択吸収性の評価において、太陽光吸収率←）は
島津製作所製分光光度計ＭＰＳ−５０００型を用い、波
長０３〜２．０μｍにおける分光反射率を測定して、６
０ｏｏ０にの黒体放射能との比から評実施例（１）（顔
料／樹脂比について）補修用塗料においても選択吸収性
はもちろんのこと、ある程度の塗膜物性が要求されるだ
め、これらを満足するだめの顔料と樹脂比について検討
した。なお、この実験の基材としては、７ｏ ×１５０
Ｘｏ、３ の寸法を有するステンレス［ｙｕｓ−
１９０Ｊ （商品名）を溶剤脱脂して用いた。
島津製作所製分光光度計ＭＰＳ−５０００型を用い、波
長０３〜２．０μｍにおける分光反射率を測定して、６
０ｏｏ０にの黒体放射能との比から評実施例（１）（顔
料／樹脂比について）補修用塗料においても選択吸収性
はもちろんのこと、ある程度の塗膜物性が要求されるだ
め、これらを満足するだめの顔料と樹脂比について検討
した。なお、この実験の基材としては、７ｏ ×１５０
Ｘｏ、３ の寸法を有するステンレス［ｙｕｓ−
１９０Ｊ （商品名）を溶剤脱脂して用いた。
そして０．０１〜０．５μｍの平均粒径をもつＦｅｚｅ
ｓ・ＭｎＯ２・ＣｕＯ系無機黒色顔料として［ダイピロ
キサイドカラー＋９５６０Ｊ （商品名）を用い、か
つ熱可塑性アクリル樹脂として［ダイヤナールＬＲ−９
０Ｊ（商品名）を用い、そして熱可塑性アクリル樹脂の
固形分重量に対して、無機黒色顔料の添加量を変え、さ
らに溶剤として、酢酸エタル、トルエン（１：１）を用
い、これらを混合することにより、塗料を調合し、この
塗料を前記ステンレスに塗装して試験した。
ｓ・ＭｎＯ２・ＣｕＯ系無機黒色顔料として［ダイピロ
キサイドカラー＋９５６０Ｊ （商品名）を用い、か
つ熱可塑性アクリル樹脂として［ダイヤナールＬＲ−９
０Ｊ（商品名）を用い、そして熱可塑性アクリル樹脂の
固形分重量に対して、無機黒色顔料の添加量を変え、さ
らに溶剤として、酢酸エタル、トルエン（１：１）を用
い、これらを混合することにより、塗料を調合し、この
塗料を前記ステンレスに塗装して試験した。
（１） ４５ ｗｔ％ （Ｓ料重ｔ／樹脂固形分重景
）以下の場合、 表面光沢が上がり、塗膜の密着性は良好となるが、太陽
光吸収率に）は低下し、逆に赤外放射率（ε）は高くな
る。
）以下の場合、 表面光沢が上がり、塗膜の密着性は良好となるが、太陽
光吸収率に）は低下し、逆に赤外放射率（ε）は高くな
る。
（２）ｅ６ｗｔ％以上の場合、
表面のツヤはほとんどなくなり、太陽光吸収率←）は高
く、赤外放射率（ε）は低くなり、選択吸収性は良好と
なるが、塗膜の浴着性が著しく悪化する。
く、赤外放射率（ε）は低くなり、選択吸収性は良好と
なるが、塗膜の浴着性が著しく悪化する。
以上の結果、無機黒色顔料と熱可塑性アクリル樹脂固形
分との配合比は重置比で４５〜６６ｗｔ％の範囲にあれ
ば、一応の水準が得られ、特に、良好な範囲は６０〜５
５ｗｔ％である。なお、膜厚に関しては１μｍ以上であ
れば良好な塗膜物性が得られる。
分との配合比は重置比で４５〜６６ｗｔ％の範囲にあれ
ば、一応の水準が得られ、特に、良好な範囲は６０〜５
５ｗｔ％である。なお、膜厚に関しては１μｍ以上であ
れば良好な塗膜物性が得られる。
実施例（２）（補修効果について）
実施例１で使用したテストピースに、無機黒色顔料と熱
硬化性アクリル樹脂、フッ素樹脂からなる発明者らが既
に開発した塗料を用いて、膜厚２〜５μｍで塗装し、焼
き付けを行なったものについて、１０ ”／ｍ幅で長さ
ｓ ｏ ｍ／ｙｉの大きさで２箇−所機械的に塗膜を剥
離させ、その部分に、 （顔料重量／樹脂固形分重量）
比を６３ ｗｔ係に調整した本発明の補修用塗料を膜厚
約２μｍで塗装し、その部分の選択吸収性と密着性を試
験した。その結果を次表に示す。
硬化性アクリル樹脂、フッ素樹脂からなる発明者らが既
に開発した塗料を用いて、膜厚２〜５μｍで塗装し、焼
き付けを行なったものについて、１０ ”／ｍ幅で長さ
ｓ ｏ ｍ／ｙｉの大きさで２箇−所機械的に塗膜を剥
離させ、その部分に、 （顔料重量／樹脂固形分重量）
比を６３ ｗｔ係に調整した本発明の補修用塗料を膜厚
約２μｍで塗装し、その部分の選択吸収性と密着性を試
験した。その結果を次表に示す。
以上のように本発明における太陽熱の選択吸収用塗料組
成物を用いて、補修部の塗装を行なうことにより、選択
吸収性はほとんど変わらず、かつ塗膜の物性も極めて良
好な結果を得ることができた。さらに、この補修したテ
ストピースを５００時間塩水噴霧試験した結果、補修部
の塗膜の剥離はみられず、良好な結果が得られた。
成物を用いて、補修部の塗装を行なうことにより、選択
吸収性はほとんど変わらず、かつ塗膜の物性も極めて良
好な結果を得ることができた。さらに、この補修したテ
ストピースを５００時間塩水噴霧試験した結果、補修部
の塗膜の剥離はみられず、良好な結果が得られた。
Claims (3)
- （１）無機黒色顔料、熱可塑性アクリル樹脂を溶剤とと
もに混合し、更に必要に応じて充填剤、補助剤等を配合
してなる太陽熱の選択吸収用塗料組成物。 - （２）前記無機黒色顔料として、鉄、マンガン、銅。 クロム、コバルト、ニッケルの群から選択した１種以上
の酸化物または複合酸化物を用いた特許請求の範囲第１
項記載の太１；り熱の選択吸収用塗料組成物。 - （３）前記無機黒色顔料と熱可塑性アクリル樹脂固形分
との配合比を重緻比で４５〜ｅ ｓ ｗｔ％の範囲にし
てなる特許請求の範囲第１項記載の太陽熱の選択吸収用
塗料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56155591A JPS5857477A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 太陽熱の選択吸収用塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56155591A JPS5857477A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 太陽熱の選択吸収用塗料組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5857477A true JPS5857477A (ja) | 1983-04-05 |
Family
ID=15609373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56155591A Pending JPS5857477A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 太陽熱の選択吸収用塗料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5857477A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980087158A (ko) * | 1997-05-28 | 1998-12-05 | 갈라스 윌리엄 이 | 마이크로파/밀리미터파 라디오메트릭 검출 응용을 위한 개선된 페인트 및 도로 표시부 검출 방법 |
-
1981
- 1981-09-29 JP JP56155591A patent/JPS5857477A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980087158A (ko) * | 1997-05-28 | 1998-12-05 | 갈라스 윌리엄 이 | 마이크로파/밀리미터파 라디오메트릭 검출 응용을 위한 개선된 페인트 및 도로 표시부 검출 방법 |
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