JPS5857429B2 - グアニジン類の製法 - Google Patents

グアニジン類の製法

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JPS5857429B2
JPS5857429B2 JP56168523A JP16852381A JPS5857429B2 JP S5857429 B2 JPS5857429 B2 JP S5857429B2 JP 56168523 A JP56168523 A JP 56168523A JP 16852381 A JP16852381 A JP 16852381A JP S5857429 B2 JPS5857429 B2 JP S5857429B2
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JP
Japan
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formula
methyl
histamine
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guanidines
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JP56168523A
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グラハム・ジヨン・デユラント
ジヨン・コリン・エメツト
チヤーロン・ロビン・ガネリン
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SUMISU KURAIN Ltd
Original Assignee
SUMISU KURAIN Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は薬理学的活性を有する化合物、より詳しくは薬
理学的活性を有するグアニジン類、これらの化合物を含
有する医薬組成物の製法に関する。
本発明の化合物は付加塩として存在可能であるが、便宜
上、本明細書においてはその親化合物について説明を進
める。
従来より、動物体内で生理学的活性を有する物質の多く
は、それらの作用過程において、受容体として知られる
ある特別部位に結合するものと主張されている。
ヒスタミンは上記のごとく作用すると考えられている化
合物であるが、ヒスタミンの作用は2種以上のタイプに
分れるため、2種類以上のヒスタミン受容体が存在する
とされている。
普通「アンチヒスタミン」 (その代表例としてはメピ
ラミンがある)と称される薬品により阻止を受けるヒス
タミンの作用形式では、H−1にて表示される受容体を
含むものと考えられる。
それらはH−i受容体以外のヒスタミン受容体に作用す
る事実によって区別される他の物質群についてブラック
(Black)など(Nature (1973)、2
36.385頁〕が最近報告しており、これらの他の受
容体はH−2受容体として表示されている。
この後者の物質群、これらのあるものについて本発明は
関係する、はかくて前記の1アンチヒスタミン」によっ
て阻止されないヒスタミンのある種の作用を阻止する点
で有用である。
また本発明の物質はガストリンのある種の作用の阻止剤
として有用である。
本明細書を通して、「低級アルキル」なる語は炭素数1
〜4のアルキル基を意味する。
本発明に関するグアニジン類は以下の式Iによって示さ
れる: 〔式中、R1は水素または低級アルキル、R2は低級ア
ルキルを意味する〕。
式■で示される構造は単に幾つかの代表的構造式の1つ
であり、そして他の互変異性形もまた本発明に含まれる
ことが理解されるであろう。
好ましい化合物のグループは、R1がメチルの場合であ
る。
本発明の化合物は式■で示されるグアニジン:〔式中、
R1およびR2は式■におけると同意義である〕 を式■で示されるジアミノスルホニル化合物:〔式中、
W=N−は式W=NH1たとえばピペリジン、で示され
る第2級アミンの残基を意味する〕と反応させて製造で
きる。
式Hの化合物は、例えば、後記実施例に示すように、対
応するイミダゾール化合物をイソチオウレアと反応させ
ることにより製造できる。
また、式■の化合物は公知であるか、公知の方法に従っ
て第2級アミンより製造できる。
前記のごとく、式■で示される化合物はメピラミンのご
とき「アンチヒスタミン類」によって阻止されないヒス
タミンのある種の作用に対する拮抗物質として動物体内
において薬理学的活性を有することを発見したのである
たとえば、これらの化合物はウレタンで麻酔したラツ)
・の潅流した胃からのヒスタミン刺戟した胃酸分泌を選
択的に抑制することを見出したのである。
同様にして多くの場合、これらの化合物の作用は、前記
のブラック(Black )などの報文によりH−2受
容体とされる他の組織へのヒスタミンの作用に対するこ
れらの拮抗性によって示される。
かかる組織の実例としては潅流し摘出したモルモットの
心臓、摘出したモルモットの右心耳および摘出したラッ
トの子宮があげられる。
また本発明の化合物はペンタガストリンまたは食物によ
って刺戟された胃酸分泌を抑制することが見出されて℃
・る。
本発明の化合物を含む組成物について見比された活性水
準は麻酔したラットに対し、静脈注射による効果的な投
与量範囲、前記のごとく体重1<g当り1〜256マイ
クロモル、により示される。
本発明の化合物の多数がこの試験において体重kg当9
3〜15マイクロモルの投与量にて50%抑制(1nh
ibi tion )の結果を与えた。
用いられる薬学的担体は、たとえば固体または液体のい
ずれでもよい。
固体担体の例としては、ラクトース、白陶土、スクロー
ス、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、アラビアゴム
、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸などがあげ
られる。
液体担体の例としては、シロップ、ビーナツト油、オリ
ーブ油、水などがあげられる。
広範囲の剤形を用いることができる。
よって、もし固体担体を用いるならば、製剤は硬質ゼラ
チンカプセル中に粉末または粒状で封入した錠剤、また
はトローチあるいはロゼンジの形とすることができる。
固体担体の量は広く変化するが、好ましくは、約25r
Wj〜約12である。
もし液体担体を用いるならば、製剤はシロップ、乳濁液
、軟質ゼラチンカプセル、アンプルのごとき滅菌注射液
、または水性または非水性の液体懸濁液の形とすること
ができる。
薬剤組成物は所望する調剤に適合した成分を、混合、造
粒および圧縮、または溶解のごとき方法よりなる常套の
技術により製剤する。
この活性成分を組成物中にヒスタミン活性を抑止するに
必要な量だけ添加する。
投与方法は経ロマタは非経口的のいずれでもよい。
各投与単位はこの活性成分を、好ましくは約50m9〜
約250〜、もつとも好ましくは約100〜〜約200
■の量だけ含有せしめる。
望ましくは、この活性成分を一日当り1〜3回等量づつ
投与する。
日間の投与量としては、好ましくは約150〜/約75
0鳳もっとも好ましくは約3001n9〜約600m9
とする。
治療用として、本発明の薬理学的活性を有する化合物は
通常、必須または必須の一つとしての活性成分を少くと
も一種類その基本形または薬学的に受容しうる酸の付加
塩の形でその薬学的担体とともに含有する薬剤組成物と
して投与される。
かかる付加塩類としては塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素
酸、硫酸、ピクリン酸およびマレイン酸の各基があげら
れる。
ある場合には、他の薬理学的に活性な化合物をこの組成
物中に添加してもよい。
好適には、これらの組成物は所望する投与方式に適した
投与単位形、たとえば錠剤、カプセル、注射用溶液とし
てまたは局所投与用のクリームとして、製品化される。
以下に本発明を実施例によって説明するが、本発明はこ
れらにより何ら限定されるものではない。
実施例 I N−(2−((4−メチル−5−イミダゾリル)メチル
チオ)エチルクーN−スルファミルグアニジンの製法: (a)4−メチル−5−((2−アミノエチル)チオメ
チル)イミダゾール19.OfおよびS−メチルイソチ
オウレア硫酸塩15.1′y′の水100m1溶液を3
時間還流加熱する。
これを濃縮し、硫!tで酸性化し、エタノールで稀釈ス
レば、2−(((4−メチル−5−イミダゾリル)メチ
ルチオ)エチル〕グアニジン硫酸塩13.Ofを得る;
水性メタノールからの結晶物の融点230〜235°c
(b) 上記で得たグアニジン硫酸塩10.1’をす
トリウム]、、5.l’のエタノール1ooml溶液に
加える。
これを濾過し、濾液を濃縮すれば、グアニジン塩基を生
成し、これをジメチルスルホキシド20m1に溶解し、
N−ピペリジルスルファミド5.32のジメチルスルホ
キシド10m1溶液にじよじよに加える。
この混合物を水蒸気浴上で2時間加熱し、ついで減圧下
で濃縮する。
残留物を溶出剤に酢酸エチル−エタノール(3: 2)
を用いてシリカケルのカラムでクロマトグラフィに付せ
ば、生成物2.389を得、これを水、ついでメタノー
ル−エーテルから再結晶させれば、N−(2−(4−メ
チル−5−イミダゾリル)メチルチオ)エチル)−N’
一刀レファミルグアニジンを得る:融点130〜133
°c0元素分析:C3H16N602S2として実施例
2 N−メチル−N’−C2−((4−メチル−5−イミダ
ゾリル)メチルチオ)エチル〕−N“−スルファミルグ
アニジンの製法: (a) N−シアノ−マーメチル−N“−(2−((
4−メチル−5−イミダゾリル)メチルチオ)エチル〕
グアニジン202の塩酸25T111溶液を水蒸気浴上
で2時間加熱する。
これを濃縮し、つぎにこの生成物をエタノール−エーテ
ルかう再結晶させれば、N−メチル−N“−(2−((
4−メチル−5−イミダゾリル)メチルチオ)エチル〕
グアニジン・シバイト狛クロライド]、、 4.4.
Pを得る;融点204〜206℃。
元素分析:C9H,□N5S・2HC1として測定値(
%) : C35,8;H6,5;S 10.8 ;C
123,7、 計算値(%) :C36,0;H6,4; S10.7
;C123,6゜ (b) 上記で得たグアニジン・ジハイドロクロライ
ド3.0りをナトリウム0.46?のエタノール50m
1溶液に加え、つぎに攪拌下にて、0,5時間加温し、
この混合物を冷却し、濾過する。
濾液にN−ピペリジルスルファミド1.64?を加え、
24時間還流加熱する。
これを濃縮し、残留物を始めに溶出剤に酢酸エチル−エ
タノール(4: 1)を用いてシリカゲルで、つぎに同
種の溶出剤を用いてアルミナでクロマトグラフィに付せ
ば、N−メチル−マー(2−((4−メチル−5−イミ
ダゾリル)メチルチオ)エチル〕−N″−スルファミル
グアニジン1.05?をガラス状で得る。
元素分析:C9H18H602S 2 (+ 3%C
2H50H)として 測定値(%) : C364; H6,1; N26.
1;5198、 計算値(%) : C35,8;H6,1;N26.6
:S20.3゜ NMR(DMSO−a6):δ7.45.6.95.6
.05.3.68.3.33.2.73.2.7.2.
15(および試料中に存在する3%エタノールに対応す
る1、09)。
IR(液体フィルム) : νmax33501313
0.1580,1485.1275.1120.795
.640.620、(3500・・・・・・・・・エタ
ノール)。
薄層クロマトグラフィー(メタノール5 μグμl−1中):

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1式 〔式中、R1およびR2は後記と同意義である〕で示さ
    れる化合物を式 〔式中、W=N−は第2級アミンW=NHの残基を意味
    する〕 で示される化合物と反応させることを特徴とする式 〔式中、R1は水素または低級アルキル、R2は低級ア
    ルキルを意味する〕 で示されるグアニジン類の製法。
JP56168523A 1981-10-20 1981-10-20 グアニジン類の製法 Expired JPS5857429B2 (ja)

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