JPS58572Y2 - バスの暖房配管構造 - Google Patents

バスの暖房配管構造

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Publication number
JPS58572Y2
JPS58572Y2 JP1976136397U JP13639776U JPS58572Y2 JP S58572 Y2 JPS58572 Y2 JP S58572Y2 JP 1976136397 U JP1976136397 U JP 1976136397U JP 13639776 U JP13639776 U JP 13639776U JP S58572 Y2 JPS58572 Y2 JP S58572Y2
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JP
Japan
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frame
heating
hot water
bus
piping structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976136397U
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English (en)
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JPS5353745U (ja
Inventor
小杉陽之介
Original Assignee
川重車体工業株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5353745U publication Critical patent/JPS5353745U/ja
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Publication of JPS58572Y2 publication Critical patent/JPS58572Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、暖房用の配管又はダクトを床下に設けたバス
の暖房配管構造に関するものである。
一般に、バスの暖房としては、エンジンの冷却水を利用
し、この冷却水を温水配管に導入してシート下部に設け
た熱交換器から室内を暖房する温水式、又は燃料を独立
した燃焼室で燃焼せしめた熱風をダクトに導通し、シー
ト下部に温風吹出口を設けて室内を暖房する温気式のい
ずれかが採用されている。
温水式の温式配管又は温気式のダクトは、第7図に示す
ように、バス車体aのフレームb上に敷設された床板C
に、室内両側に沿って右半部に示すような前記温水配管
d1又は左半部に示すような前記温気ダクトeが配設さ
れ、床板Cにタイヤフェンダ−fのような突部があると
、この突部を避けて迂回して設置しなければならず、そ
の設置の際の作業性が悪いものである。
又、温水式の場合には、シートgのピッチと合せて温水
配管dを覆う踏板りを設けなければならず、両者とも外
観はほぼ同一であり、床板C上に設けたことにより床面
積が減少し、特に、窓際の座席の足元の部分が狭くなっ
て窮屈なものとなっている。
又、温気式においては、第8図に示すように、ダクトe
を床板Cの下方に設けたものもあるが、これは、バス車
体aのフレームb上に前記ダクトeを設け、このダクト
eの上に床板Cを敷設し、シートgの下部に温風吹出口
iを設けたものであり、床面が高く形成されることによ
り室内高が減少する欠点を有し、立席を有するバスには
特に不都合である。
一方、従来のバス車体aの下部に縦方向に設けられるフ
レームbは、第1図および第9図に示すように、チャン
ネル材が対向して設けられて根太jに支持されており、
運転関係に必要なブレーキ系、電気系、扉開閉用空気系
等のパイプに1およびアクセル、クラッチ、ミッション
等のロッドlが、床下に保護されることなく裸で配設さ
れており、これらのパイプに10ツドlがタイヤの跳ね
た石又は氷結等により破損し、使用不能となる恐れがあ
り、事故の発生原因となるものであった。
本考案は斯かる点に鑑み、車体下部のフレームを箱形に
形成し、このフレームの側部に暖房通路を設け、この暖
房通路を温水式暖房の配管路又は温気式暖房のダクトと
する暖房配管構造を提供し、前記従来の欠点を解消する
ものである。
以下、本考案の構成を実施例につき、図面に基づいて説
明する。
実施例 1 第1図に示すように、バス車体1の下部において前方か
ら後方へ縦方向に通って設けられるフレーム2は底部が
被蔽されて箱形に形成され、該フレーム2の両側部は補
助フレーム2a 、2aで仕切られこのフレーム2に沿
う縦方向の暖房通路3a、3bが設けられる。
温水式暖房の場合には図面の右部に示すように、この暖
房通路3aに温水を循環する温水パイプ4を配設シフ、
温水式放熱器16に接続する。
又、温気式暖房の場合には図面の左半部に示すように、
前記暖房通路3bをそのまま温気を導通ずるダクト5と
して使用し、温風吹出口6を設ける。
尚、前記フレーム2の中央空間7にはブlノーキ系、電
気系その他のパイプ8とアクセル系、変速系等のロッド
9とが配設され、該フレーム2の上部には床板10が敷
設され、この床板10の一部は開閉可能にして点検蓋1
0aが形成されている。
又、このフレーム2には、第3図に示すように適宜横方
向の根太11が固着されており、さらに、強度的な面か
らは第4図に示すように根太11aの一部が横方向に通
って補強される。
その他、第1図において、12はシート、13はタイヤ
フェンダ−114はタイヤである。
実施例 2 第2図に示すように、本例の箱形のフレーム15は、中
央に筒状の基フレーム15aが設けられ、この基フレー
ム15aの両側に補助フレーム15b。
15bを連設して暖房通路3a、3bが形成されている
その他は前例と同様に、温水式暖房の場合には図面の右
部に示すように、この暖房通路3aに温水を循環する温
水パイプ4を配設して温水式放熱器16に接続し、又、
温気式暖房の場合には図面の左手部に示すように、前記
暖房通路3bをそのまま温気を導通ずるダクト5として
使用し、温風吹出口6を設ける。
又、第5図および第6図に示すように、前記71/−ム
15には前例と同様に適宜横方向の根太11.11aが
接続されるものである。
従って、以上のような本考案暖房配管構造によれば、車
体下部のフレームに暖房通路を設けたために、タイヤフ
ェンダ−等を迂回することなく直線状に設けるだけでよ
く、設置の際の作業性に優れると共に、床面積および室
内高が減少することもなくその広さが有効に使用できる
ものである。
又、フレームの底部が被蔽されることにより車体下部に
配設されるパイプ、ロッド等を保護してその破損の防止
を行い安全性の向上を図ることができるなど実用上程々
の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例を示すものであり、第
1図は実施例1を示すバスの要部断面図、第2図は実施
例2を示すバスの要部断面図、第3図は実施例1におけ
るフレームの要部斜視図、第4図はその変形例を示す同
要部斜視図、第5図は実施例2におけるフレームの要部
斜視図、第6図はその変形例を示す同要部斜視図、第7
図および第8図はそれぞれ従来例を示すバスの要部断面
図、第9図は従来のフレームを示す要部斜視図である。 1・・・・・・バス車体、2,15・・・・・・フレー
ム、3a。 3b・・・・・・暖房通路、4・・・・・・温水パイプ
、5・・・・・・ダク ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の床板下面にフレームを縦方向に設け、該フレーム
    を箱形に形成して、パイプ、ロッド等が配管される空間
    を形成する一方、上記フレームの側部に該フレームに沿
    って補助フレームを設けて暖房通路を形成したことを特
    徴とするバスの暖房配管構造。
JP1976136397U 1976-10-09 1976-10-09 バスの暖房配管構造 Expired JPS58572Y2 (ja)

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JP1976136397U JPS58572Y2 (ja) 1976-10-09 1976-10-09 バスの暖房配管構造

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JP1976136397U JPS58572Y2 (ja) 1976-10-09 1976-10-09 バスの暖房配管構造

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Publication Number Publication Date
JPS5353745U JPS5353745U (ja) 1978-05-09
JPS58572Y2 true JPS58572Y2 (ja) 1983-01-07

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ID=28745261

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JP1976136397U Expired JPS58572Y2 (ja) 1976-10-09 1976-10-09 バスの暖房配管構造

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JP6281203B2 (ja) * 2013-08-01 2018-02-21 いすゞ自動車株式会社 クロスメンバ
FI11164U1 (fi) * 2016-02-10 2016-03-16 Tauno Kulojärvi Järjestely ajoneuvon runkorakenteessa ja ajoneuvon runko

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JPS5129541B2 (ja) * 1972-08-02 1976-08-26

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