JPS585717Y2 - リクレ−マバケツトの刃先 - Google Patents

リクレ−マバケツトの刃先

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JPS585717Y2
JPS585717Y2 JP1547878U JP1547878U JPS585717Y2 JP S585717 Y2 JPS585717 Y2 JP S585717Y2 JP 1547878 U JP1547878 U JP 1547878U JP 1547878 U JP1547878 U JP 1547878U JP S585717 Y2 JPS585717 Y2 JP S585717Y2
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JP
Japan
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cutting edge
tip
shape
diameter
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP1547878U
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English (en)
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JPS54118794U (ja
Inventor
塩山仁
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社神戸製鋼所 filed Critical 株式会社神戸製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鉱石採集・払出設備の一つであるリクレーマ
に付設されているパケットの刃先の改良に関する。
リクレーマに付設されているパケットの先端部には第1
図に示すような段付丸棒状の刃先が数本装着されている
が、この刃先は摩耗損傷がはげしく取換え頻寒が著しく
大であるという問題がある。
そのため、本考案者等は従前から第2図に示すように、
段付丸棒状の刃先の大径側先端部の周囲に硬化肉盛溶接
をたすき状に施して耐摩耗性を向上せしめ寿命延長を行
っていた。
しかし、この方法は、被溶接物が丸棒状であるため大径
の溶接棒でかつ高電流の溶接ができず、その結果1本の
刃先を溶接するのに約1時間の作業時間がかかり能率が
非常に悪いという欠点があった。
また、硬化肉盛溶接層を厚くして寿命をさらに延長しよ
うとすると、溶接金属に割れが生じて剥離する問題があ
るので、3〜5間程度の薄い肉盛溶接しかできず、その
寿命は3ケ月程度のものであった。
本考案に係るリクレーマパケットの刃先は、段付丸棒状
母体の大径側先端部を2つの傾斜面を有する左右対称型
の山型形状若しくは円錐状に形成し、該先端部を母体よ
り硬い材質の溶接金属で肉盛溶接して大径側基部の径寸
法以上の径寸法に成形し、以って耐摩耗性を向上し寿命
を倍増したものである。
以下に、図面に例示した実施例について本考案を具体的
に説明する。
第3図I、■および第4図I、IIは異なる実施例を示
している。
これらの実施例は夫々段付丸棒状母体の大径側先端部の
先細形状の態様を異にするものである。
第3図I、IIに示した刃先は、その段付丸棒状母体1
0大径側先端部2を、2つの傾斜面2 a t2bを有
する左右対称型の山形状に形威し、この山形先端部2の
周囲を溶接金属4で肉盛溶接し、基部3と略同−径寸法
として、先端部2の全体形状を円筒状に構成してなるも
のである。
段付丸棒状母体1は普通鋼、一方溶接金属は母体1より
も3〜5倍程度硬くかつ耐摩耗性の優れたマルテンサイ
ト系硬化肉盛溶接金属、炭化物析出硬化型肉盛溶接金属
あるいは白銑系高クロム鋳鉄硬化肉盛溶接金属等を夫々
用いている。
この形状にすれば、エレクトロスラグ溶接やエレクトロ
ガス溶接などの自動溶接法を容易に採用でき好都合であ
る。
また、この山形先端2aの形状はガス剪断により面取り
を行うことによって簡単に加工できる上、刃先の摩耗形
状に近いので、刃先の使用に適合する最も経済的な形状
といえる。
つまり、第1の使用で傾斜面2a側の肉盛金属が摩耗す
れば、刃先のパケットに対する取付けを180° 回転
させて取り付けて第2の使用を行えばよい。
上に示した実施例に係る刃先は、第5図に示す方法によ
って簡単に製作することができる。
すなわち、先ず架台6の穴7内に刃先の小径側腕部5を
上方から差し込んで固定する一方、刃先の基部3および
予め先端加工された先端部2の周囲を円筒状の銅当金8
で包囲する。
銅当金8の内周壁は二段形状に構成され、基部3とその
周囲の内壁間のクリヤランスW□は出来るだけ小として
、刃先の銅当金8内における正確な位置決めを保障する
−力先端部2とその周囲の内壁間のクリヤランスW2は
上記クリヤランスW1より若干大きくする。
銅当金8の上部周囲には冷却水を導通する管9を付設し
ている。
上記のようにセットされた刃先の先細先端部2の上面に
下から上に向って順次溶接金属4の肉盛溶接を施し、先
端部2を円筒状に仕上げる。
この際上記クリアランスW は若干大きく構成している
ので、溶接作業の際に生ずるスラグ10がこのクリアラ
ンスW 内に逃げることができ非常に好都合である。
溶接作業時には、管9並に冷却水を流通させ、溶融金属
を冷却しながら溶接する。
この装置を用いれば入熱犬なるため予熱、後熱せずども
溶接金属に割れが生じたりあるいは剥離が生じたりする
ことはない。
第4図I、II図に示した刃先は、母体1の先端部2を
円錐状に成形し、その円錐状先端部2の周囲に溶接金属
4を肉盛溶接し、かつ逆円錐台状に成形して、基部2に
対して飛び出し代lを設けたものである。
この形状の刃先ば、前記第3図■。■の円筒状のものに
比べて飛び代弁だけ寿命延長をはかれる利点がある。
またこの実施例に係る刃先も刃先の摩耗形状に近く、第
1実施例と同様に経済的な形状といえる。
本実施例に示した形状の刃先を成形するには、第5図に
示した装置において、ラッパ状の銅当金を用いればよく
、その製造方法は第1実施例の場合と全く同様である。
上記実施例の説明から明らかなように、本考案に係るリ
クレーマパケットの刃先によれば、使用により摩耗のは
げしい先端部が比較的厚い寸法の硬い材質の溶接金属で
あるから、刃先の寿命期間が大幅に延びる(約12ケ月
)上、摩耗した刃先も補修が可能となりかつ堅固となり
、さらに、この刃先は銅当金を用いて極めて容易にかつ
短時間(約8分)で製作することができる。
さらに、刃先は、山形又は円錐状に形成され、それらの
周囲に溶接金属で肉盛溶接しており、上記山形形状、お
よび円錐形状は溶接金属の使用時における摩耗形状に一
致しているので、非常に経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来一般のりクレーマパケットの刃先を示す
斜視図、第2図は本考案者等が従前より実施している改
良型の刃先、第3図■、■および第4図I、IIは本考
案に係る各実施例を示す刃先の平面図および縦断面図、
第5図は、第3図■。 ■に示した刃先を製造する装置を示す断面図である0 1・・・・・・段付丸棒状母体、2・・・・・・先端部
、3・・・・・・基部、4・・・・・・溶接金属、5・
・・・・・腕部、6・・・・・・架台、7・・・・・・
穴、8・・・・・・銅当金、9・・・・・・管、10・
・・・・・スラグ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 段付丸棒状母体の大径側先端部を2つの傾斜面を有する
    左右対称型の山形形状若しくは円錐状に形成し、該先端
    部を母体より硬い材質の溶接金属で肉盛溶接して大径側
    基部の径寸法以上の径寸法に成形したことを特徴とする
    りクレーマパケットの刃先。
JP1547878U 1978-02-08 1978-02-08 リクレ−マバケツトの刃先 Expired JPS585717Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1547878U JPS585717Y2 (ja) 1978-02-08 1978-02-08 リクレ−マバケツトの刃先

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JP1547878U JPS585717Y2 (ja) 1978-02-08 1978-02-08 リクレ−マバケツトの刃先

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Publication Number Publication Date
JPS54118794U JPS54118794U (ja) 1979-08-20
JPS585717Y2 true JPS585717Y2 (ja) 1983-01-31

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JP1547878U Expired JPS585717Y2 (ja) 1978-02-08 1978-02-08 リクレ−マバケツトの刃先

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