JPS5856404B2 - 水晶トランスデュサ - Google Patents

水晶トランスデュサ

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JPS5856404B2
JPS5856404B2 JP14742778A JP14742778A JPS5856404B2 JP S5856404 B2 JPS5856404 B2 JP S5856404B2 JP 14742778 A JP14742778 A JP 14742778A JP 14742778 A JP14742778 A JP 14742778A JP S5856404 B2 JPS5856404 B2 JP S5856404B2
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JP
Japan
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vibrator
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crystal
longitudinal direction
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Application number
JP14742778A
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English (en)
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JPS5574414A (en
Inventor
敏嗣 植田
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Hokushin Electric Corp filed Critical Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Publication of JPS5856404B2 publication Critical patent/JPS5856404B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水晶が使用され歪あるいは密度等を周波数に変
換する水晶のトランスデュサに関するものである。
本発明の目的は、製作しやすく、効率よく平板方向に振
動する、水晶トランスデュサを提供するにある。
第1図は、水晶振動子をストレインゲージとして用いた
場合の原理説明図で、Aは正面図、Bは側面図である。
図において、1は両端を固定された長板状の水晶の振動
子、2は、たとえば、筐体等のベースである。
今振動子1に矢印Xの方向に歪εが生ずるとし、水晶の
ばね定数がベース2のそれに比較して弱いとすれば、振
動子1には(1)式に示すような応力が発生する。
σ=ε・E(1) E:水晶の振動子10等価ヤング率 このような状態で、振動子1が矢印Y方向の振動モード
で振動しているとすれば、その振動周波数fは(2)式
に示すように、否εに対応して変化する。
共振周波数ωは2πfで表わせるので、振動子1の共振
周波数ωを測定すれば、対応する歪を測定することがで
きる。
このようなトランスデユーサにおいて、高精度の測定を
実現するための条件としては以下の条件が満足されなけ
ればならない。
(I) 周波数fの安定性が良い。
つ1す、振動子1のQが高い。
[I) 単位歪当りの周波数変化率△f/εが大きい
即ち、このようなトランスデュサの良好塵Gは次のよう
な式で表わすことができる。
而して、第1図の構成のものにおいて、振動子1を共振
させ、その共振周波数ωを測定すれば、加えられた歪ε
を知ることができる。
第2図は本発明の一実施例の構成説明図で、Aは正面図
、BはAのA−A′断面図で、両面パターンの場合、C
はAのA−A′断面図で、片面パターンの場合である。
図において、1は長板状の水晶の振動子である。
振動子1は第3図に示す如く、y軸、Z′軸に対する切
り出し角α、βが一90°くα(90’、10°〈β〈
900の範囲内にある。
2は、たとえば、筐体等のベースである。
3は振動子1の表面に設けられた電極で、振動子1の有
効全長tの1/4の長さの部分の両固定端i1!IIに
設けられている。
31は主として振動子1の長手方向の縁部に沿って設け
られた電極。
32は振動子1の長手方向の中央部に設けられた電極で
ある。
33は二端子で使用される場合に設けられるパターンで
ある。
電極31.32は第4図に示すように、外部に設けられ
た増幅器4に接続され、振動子本体1と増幅器4とによ
り、発振回路Aが構成されている。
5は周波数測定器である。
なおここで示す以へ 3端子の発振回路を構成しても同
様の発振が可能である。
以上の構成において、たとえば第2図Bに示す如く結線
すると、振動子1には矢印Zの方向に電界が印加される
この場合、振動子1は前述の如く一90°〈α〈90°
、10°〈β〈90°の範囲でカットされているので、
振動子1は矢印Yの方向に振動する。
(第5図に結晶軸と振動子1及び印加された電界との概
略関係説明図を示す)而して、印加された電界により発
生するモーメント分布&Lはぼ第6図Bに示したような
形となるので、所要の振動モードを効率よく励起するこ
とができる。
第6図Aに振動子1の振動時の変位を、Bはその時の曲
げモーメント線図を示す。
更に、振動子1及び電極3を平板状に構成したので、製
作がきわめて容易であると同時に、機械加工のみならず
、たとえば、エツチング加工などの製作法が可能となり
、安価なものが得られる。
舘7図は本発明の仙の実施例1の構成dφ明図ア、Aは
正面図、BはAのA−A’断面図、CはAのB−B’断
面図である。
図にお・いて、34は二端子で使用される場合に設けら
れるパターンである。
本実施例においては、電極31.32を振動子1の長手
方向に各々1列ずつのみ配置し、振動子1が微小(IZ
、たとえば、幅aが100μm程度である場合にも、振
動子1に電極31.32を容易に設けることができるよ
うにしたものである。
而して、振動子1の長手方向の中央側のt/2長さの部
分■にも電極を設けたものである。
但し、部分■においてはC図に示すごとく、B図に示し
た部分Iとは逆に、電界の印加方向が、中央部から右端
に加わるように電極31.32が設けられている。
この結果、振動子1の微小化が容易に行えると共に、振
動子1の中央側部公金も積極的に励振させることができ
るものが得られ、振動効率のよいものが得られる。
第8図は本発明の別の実施例の構成説明図で、Aは正面
図、Bは裏面図、CはAのA−A’断面図、DはAのB
−B’断面図である。
本実施例においては、振動子1の板面の片面側には同極
性の電極のみがあるようにして、パターンの構成の単純
化をはかると共に、B、C図に示すごとく、振動子1の
全部分に電界が印加されるようにしたもので、振動子の
全部分を積極的に励振できるようにしたものである。
第9図は本発明の他の実施例の構成説明図で、Aは正面
図、BはAのA−に断面図で、両面パターンの場合、C
はAのA−N断面図で、片面パターンの場合である。
図において、1は平板状の振動子で、第10図に示すご
とく、振動部11と結合部12よりなる。
振動部11は中心軸〇−σに対称に平行して設けられ、
2個の板ビーム状の振動部11aと11bよりなる。
結合部12はその両端が振動部11のそれぞれの一端と
結合しているもので、振動部11と結合部12とにより
口の字形に構成されている。
第9図に戻り3は振動子10表面に設けられた電極で電
極31.32よりなる。
電極31゜32は第2図に示したものと同様なパターン
が振動部11a、11bにそれぞれ構成されている。
但し、第9図Aに示すように、図の左方の振動部11a
と右方の振動部11bにおいて対称をなすようなパター
ンが形成されている。
したがって、たとえば、第9図B、Cに示すように結線
すれば、振動子1には矢印Zの方向に電界が印加され、
第11図に示す如く2個の振動部11a、11bが中心
軸o−o’に対称に振動する。
この場合、振動子10ベース2への固定端部には、振動
部11と結合部12との接続点において発生する反力R
モーメントMが互に逆方向で大きさが等しいため、結合
部12において互に打ち消し合い、全く力が発生せず、
支持が理想的な状態でない場合でも、振動子1から外部
にエネルギーが消費されることがない。
この結果、Qの高い(良好度Gの値の大きい)振動子1
を得ることができる。
第12.13図は本発明の別の実施例の構成説明図で、
Aは正面図、BはAのA−に断面図、CはAのB−B’
[1面図、Dは裏面図である。
第12.13図はそれぞれ第7,8図に対応した同様な
パターンの電極が対称に設けられたもので、かつ、振動
子1は振動部11a、11bと結合部12よりなり、振
動部11が対称構造をなしているものである。
このようなトランスデユーサは、第11図実施例におい
て説明したごとく、ベース1に振動エネルギーの損失の
少いものを得ることが出来る。
加えるに、第12図例においては、第7図実施例と同様
な効果が得られ、第13図例にむいては、第8図実施例
と同様な効果が得られる。
次に、第2図実施例において、振動子1が被測定流体中
に置かれると、被測定流体の密度ρOと振動子の横方向
の振動周波数f′との間には(3)式に示すような関係
がある。
共振周波数は2πfで表わせるので、振動子1の共振周
波数ωを測定すれば、被測定流体の密度ρθを測定する
ことができる。
したがって、本実施例装置を密度変換トランスデュサと
して用いることもできる。
なか、電極30表面には第14図に示すごとく、たとえ
ば、石英ガラス(SiO)等のガラスのコーティング6
を施せば、ゴミ等の耐着、あるいは、雰囲気等による電
極3の腐食が防止できる。
以上説明したように、本発明によれば、製作しやすく、
効率よく平板方向に振動する水晶トランスデュサを実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図で、Aは正面図、Bは側面
図、第2図は本発明の一実施例の構成説明図で、Aは正
面図、BはAのA−A’断面図で、両面パターンの場合
、CはAのA−A’断面図で、片面パターンの場合、第
3図は振動子1のカット方向の説明図、第4図は発振回
路の構成説明図、第5図は結晶軸と振動子1及び印加さ
れた電界との関係説明図、第6図は第2図実施例の動作
説明図で、Aは変位、Bは曲げモーメント線図、第7図
は本発明の他の実施例の構成説明図で、Aは正面図、B
はAのA−に断面図、CはAのB−B’断面図、第8図
は本発明の別の実施例の構成説明図で、Aは正面図、B
は裏面図、CはAのA−A’断面図、DはAのB −B
’断面図、第9図は本発明の他の実施例の構成説明図で
、Aは正面図、BはAのA−A’の断面図で、両面パタ
ーンの場合、CはAのA−A′断面図で、片面パターン
の場合、第10図は第9図の要部説明図、第11図は第
9図の動作説明図、第12.13図は本発明の別の実施
例の構成説明図で、Aは正面図、BはAのA−A′断面
図、CはAのB−B’断面図、Dは裏面図、第14図は
電極部分の要部構成説明図である。 1・・・・・・振動子、11・・・・・・振動部、12
・・・・・・結合部、2・・・・−・ベース、3,31
.32,33,34・・・・・・電極、4・・・・・・
増幅器、5・・・・・・周波数測定器、A・・・・・・
発振回路、o−o’・・・・・・中心軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 両端が固定されほぼ長板状に切り出された水晶の振
    動子と、印加する電界が前記振動子の長手方向と直角の
    平板面方向に加わりかつ長手方向の全長のほぼ両固定端
    側1/4と中央側1/2の長さの部分における電界が実
    質的に逆方向に加わるように前記振動子に配置された電
    極とを具備し長手方向と直角な平板面方向に振動を生ず
    るようにされた水晶トランスデユー。 2 振動子として、中心軸に対称に同一平面をなし平行
    して設けられほぼ長板状の振動部と該振動部のそれぞれ
    の一端を結合する結合部とを具備したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の水晶トランスデュサ。
JP14742778A 1978-11-29 1978-11-29 水晶トランスデュサ Expired JPS5856404B2 (ja)

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JP14742778A JPS5856404B2 (ja) 1978-11-29 1978-11-29 水晶トランスデュサ

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JP14742778A JPS5856404B2 (ja) 1978-11-29 1978-11-29 水晶トランスデュサ

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Publication Number Publication Date
JPS5574414A JPS5574414A (en) 1980-06-05
JPS5856404B2 true JPS5856404B2 (ja) 1983-12-14

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ID=15430062

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Families Citing this family (8)

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