JPS5856121Y2 - 軸水平型タレット旋盤におけるク−ラント供給装置 - Google Patents

軸水平型タレット旋盤におけるク−ラント供給装置

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Publication number
JPS5856121Y2
JPS5856121Y2 JP12124680U JP12124680U JPS5856121Y2 JP S5856121 Y2 JPS5856121 Y2 JP S5856121Y2 JP 12124680 U JP12124680 U JP 12124680U JP 12124680 U JP12124680 U JP 12124680U JP S5856121 Y2 JPS5856121 Y2 JP S5856121Y2
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JP
Japan
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coolant
turret
shaft
fixed shaft
oil supply
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Expired
Application number
JP12124680U
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English (en)
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JPS5743945U (ja
Inventor
信秀 田代
Original Assignee
株式会社ツガミ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は軸木平型タレット旋盤においてバイト刃先に
クーラントを供給するクーラント供給装置に関するもの
である。
一般に切削加工において一定のクーラントを切削点に供
給することは最適切削条件の一つであり、従来この条件
を満足させるために二バイトホルダにノズルを取付け、
切削点にクーラントを供給する方法がとられている。
従来より、タレット旋盤ではタレット外部で回転防止し
た固定軸をタレットに軸承し、この固定軸に穿設したク
ーラント穴を介して外部からのクーラントを各バイトホ
ルダのノズルに分配し、切削点におけるノズルにのみク
ーラントを供給している。
即ち、第3図に示すごとく、固定軸2aはタレツ)la
の一端に軸承され、外部からのクーラントはフレキシブ
ルチューブ3aを介して固定軸2a内のクーラント穴(
図示していない)に供給され、ここで分配されて切削点
にあるノズル4aにのみ供給される。
しかしながら、タレツHaは主軸10 aにチャッキン
グされているワークWを所定の形状に加工するため、必
要な工具5a、5b等を割出すべく回転するので固定軸
2aもつれ廻りが生じ、クーラントが切削点にあるノズ
ルに供給されなくなる。
そのため、固定軸2aの先端に固定板6aを取りつけ、
この固定板6aより2本の廻り止め棒7a。
7aをベッド本体9aの右下方部より突き出ている廻り
止め8aの長穴11 aにはめ込んで固定軸2aのつれ
廻りを防いでいる。
第4図は固定軸2aがタレット軸7a中心を回転自在に
貫通しているもので、固定軸2aはその一端がレバー6
aとなって半径方向に突き出し、これが機械本体8a等
に固定されて回転防止機構が構成され、クーラントは図
のごとくフレキシブルチューブ3aを介して固定軸2a
内のクーラント穴9aを通って切削点にあるノズル4a
に分配されるようになっている。
尚、1aはタレットで゛、5aはこれに取りつけられる
工具である。
しかしながら、第3図の場合はタレット1aが加工に応
じてX方向(主軸10aと直交する方向)、Z方向(主
軸10aと平行する方向)の2方向に移動するため、そ
の移動量を制限しないよう廻り止め棒7 a、 7 a
および長穴11 aを十分に余裕をもって設けなければ
ならず、オイルパン上にこれら部品が突き出てツーリン
グゾーンを狭め、操作性を悪くする欠点があった。
また第4図の場合はタレット軸7aの中心からクーラン
トを供給しているので、例えば゛タレット軸りa内を利
用してタレット1a上の回転工具への動力供給が困難と
なる欠点がある。
この考案は以上の点に鑑み、タレット内部に重錘を設け
、この重錘を取りつけることにより回転防止される固定
軸をタレット回転中心線上に回転自在に軸承し、この固
定軸内に設けられたクーラント穴に外部からのクーラン
トを供給し、しかる後、各バイトホルダのノズルに分配
し、切削点におけるノズルにのみクーラントを供給する
ようにしてツーリングゾーンを広げると共に、回転工具
への動力供給装置も併用できるようにしたことを特徴と
する。
以下、第1図および第2図に示した実施例に基づいてこ
の考案を説明する。
図において1はタレットで、タレット軸2の一端にボル
トにより固定されている。
タレット軸2は、図示していないが公知の方法により本
体に対して回転自在に軸支されている(図ではタレット
軸2の一部のみ示している)。
タレット1は例えば第2図に示すごとく12面の工具取
付部を有し、各種工具を取りつけられるようになってお
り、第1図ではドリル9をセットしたバイトホルダ8お
よび回転工具18をセットしたツールホルダ14のみを
示している。
3はタレット1に固着した蓋で、これに給油筒4が取り
つけられ、この給油筒4にはタレット1に取付可能なバ
イトホルダと同数のクーラント供給穴41.41.・・
・が放射状に穿設されている(第2図参照)。
これら各クーラント供給穴41.41.・・・に対応す
るようにパイプ42.42.・・・がこれに取りつけら
れ、これらパイプ42.42.・・・の各先端はノズル
43.43.・・・として構成され、各バイトの切削点
にクーラントが供給されるように臨んでいる。
給油筒4の内径には固定軸5がタレット回転中心線上で
回転自在となるように嵌挿し、かつ、これに軸承されて
いる。
固定軸5の一端には重錘7がタレット1内の空間(タレ
ット1と蓋3とで構成されている)内に配置されるよう
にして取りつけられ、他端には回転継手54が取りつけ
られている。
重錘7は第2図に示すごとく扇形となっており、円弧の
ほぼ中心が固定軸5と結合している。
固定軸5の中心部にはクーラント通路51が穿設され、
クーラント通路51の一方はクーラント受入口53を構
成し、他方はクーラント出口52を構成している。
6はフレキシブルチューブで、図示していないが外部よ
りクーラントがポンプ等によってこのフレキシブルチュ
ーブ6を通じて供給される。
フレキシブルチューブ6の先端は回転継手54に螺設し
たネジ穴55にねじ込まれ、このネジ穴55は前記した
固定軸5のクーラント受入口53に接続してクーランl
−がクーラント通路51に導びかれるようになっている
またクーラント出口52は第2図に示すごとく前記給油
筒4に設けられているクーラント供給穴41.41.・
・・の1つのみに接続されるようになっている。
10は回転工具18に動力を供給する動力供給軸で、図
示していないが外部からのモータ等によって回転駆動さ
れる。
11.12は傘歯車で、13は伝達軸、15.16は歯
車で、17は回転工具18を歯車16に取りつけるため
のナツト(歯車16の軸部の内径の一端はテーパになっ
ており、回転工具18のテーパ部がナツト17でこれに
押しつけられる)である。
回転工具1Bは図ではドリルとなっており、主軸にチャ
ッキングされているワーク(図示せず)にその軸直角方
向に穴加工するようになっている。
この考案は以上の如く構成されているので、今タレット
1を回転して所定の工具を割出した場合、タレット1と
共に蓋3、給油筒4およびパイプ42は一体になって回
転されるが、固定軸5は給油筒4に対して回転自在に構
成されているので重錘1の働きにより固定軸5自体は回
転せず、第2図に示すクーラント出口52は常に一定の
方向を保ち、回転し終った給油筒4の複数のクーラント
供給穴の一つのみにつながることになる。
尚、図示してないが給油筒4と固定軸5の嵌合部にころ
;がり軸受等を設けて摩擦を減じるようにするのが望ま
しい。
このようにしてクーラント出口52と;直線上につなが
ったクーラント供給穴41の先にはパイプ42が取りつ
けられ、このパイプ42はバイトの切削点まで伸びてい
るので、外部からの;クーラントはフレキシブルチュー
ブ6→回転継手のネジ穴55→クーラント受入ロ53→
クーラント通路51→クーラント出ロ52→クーラント
供給穴41→パイプ42→ノズル43を経て切削中のバ
イトの切削点だけにクーラントが供給され、他のバイト
にはクーラントは供給されないようになっている。
以上、述べたごとくこの考案はタレット内部の空間を利
用して固定軸5に単に重錘7を取りつける簡単な構成に
より固定軸5の回転防止を行なっているので、従来のご
とくタレットのまわりに固定軸5の回転防止機構を設け
る必要がなく、ツーノングゾーンを狭めたり、操作性を
悪くすることは全くない。
また、タレット軸2はクーラント供給機構に関しては全
く無関係に構成されているので、タレット軸2をタレッ
ト1上の回転工具への動力供給として利用することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に基づ〈実施例で、第1図
はタレット回転中心線上の断面図であり、第2図は第1
図のA−A断面図である。 第3図および第4図は従来の実施例を示す図。 図において1はタレット、2はタレット軸、4は給油筒
、5は固定軸、7は重錘、41はクーラント供給穴、4
2はパイプ、43はノズル、51はクーラント通路、5
2はクーラント出口、53はクーラント受入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タレット回転中心線上に回転自在に軸承された固定軸5
    と、該固定軸5の一端に取りつけられ、かつタレット1
    内部の空間に設けられた重錘7と、前記固定軸5に嵌合
    し、タレット1に固着される給油筒4と、該給油筒4に
    放射状に穿設され、各々の工具刃先までのびる複数のパ
    イプ42にそれぞれ接続される複数のクーラント供給穴
    41と、前記固定軸5に設けられ、外部よりクーラント
    を受入れ、前記給油筒4のクーラント供給穴41の1つ
    に接続されるクーラント通路51とからなる軸木平型タ
    レット旋盤におけるクーラント供給装置。
JP12124680U 1980-08-28 1980-08-28 軸水平型タレット旋盤におけるク−ラント供給装置 Expired JPS5856121Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12124680U JPS5856121Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28 軸水平型タレット旋盤におけるク−ラント供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12124680U JPS5856121Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28 軸水平型タレット旋盤におけるク−ラント供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5743945U JPS5743945U (ja) 1982-03-10
JPS5856121Y2 true JPS5856121Y2 (ja) 1983-12-23

Family

ID=29481912

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12124680U Expired JPS5856121Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28 軸水平型タレット旋盤におけるク−ラント供給装置

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JPS5743945U (ja) 1982-03-10

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