JPS585602Y2 - ロ−ドホイ−ルにおける放熱構造 - Google Patents
ロ−ドホイ−ルにおける放熱構造Info
- Publication number
- JPS585602Y2 JPS585602Y2 JP1978165952U JP16595278U JPS585602Y2 JP S585602 Y2 JPS585602 Y2 JP S585602Y2 JP 1978165952 U JP1978165952 U JP 1978165952U JP 16595278 U JP16595278 U JP 16595278U JP S585602 Y2 JPS585602 Y2 JP S585602Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat dissipation
- wheel
- dissipation structure
- air
- rim
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Braking Arrangements (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はロードホイールにおける放熱構造に関する。
従来のバス、Ｉ・ラック等におけるダブルタイヤロード
ホイールは、第１図に示される如き構成となっている。
ホイールは、第１図に示される如き構成となっている。
即ち車軸１にハブ２がボルト３により締着され、ハブ２
は車軸ハウジング４にベアリング５を介して回転自在に
支持されるとともに、ハブ２にはブレーキドラム６およ
びディスクホイール７ａ、７ｂがボルト８およびインナ
ナラ）９ａアウターナツト９ｂで締着され、テ゛イスク
ホイール７ａ、７ｂの外周に一対のリムホイール１０ａ
、１０ｂが固着され、内側リムホイール１０ ａの内部
にブレーキドラム６が位置し、リムホイール１０ａ、１
０ｂにサイドリング１３ ａ 、１３ ｂを用いて各タ
イヤ１２ ａ 、１２ ｂが装着されている。
は車軸ハウジング４にベアリング５を介して回転自在に
支持されるとともに、ハブ２にはブレーキドラム６およ
びディスクホイール７ａ、７ｂがボルト８およびインナ
ナラ）９ａアウターナツト９ｂで締着され、テ゛イスク
ホイール７ａ、７ｂの外周に一対のリムホイール１０ａ
、１０ｂが固着され、内側リムホイール１０ ａの内部
にブレーキドラム６が位置し、リムホイール１０ａ、１
０ｂにサイドリング１３ ａ 、１３ ｂを用いて各タ
イヤ１２ ａ 、１２ ｂが装着されている。
斯かる従来のダブルタイヤのロードホイールにおいては
、インナ即ち内側リムホイール１０ ａの内部に大容量
のブレーキ装置が装着されているので、スペース的に無
理があり、ドラム６から矢印Ｂの如く放出される熱に対
して外部からの空気の供給が十分に行われ難い欠点があ
った。
、インナ即ち内側リムホイール１０ ａの内部に大容量
のブレーキ装置が装着されているので、スペース的に無
理があり、ドラム６から矢印Ｂの如く放出される熱に対
して外部からの空気の供給が十分に行われ難い欠点があ
った。
その主な点は、（１）リムホイール１０ａとブレーキド
ラム６との間隙が小さい、（２）テ゛イスクホイール７
ａがドラム６にかぶさった形で空気の流入を妨げる、（
３）ブレーキ構造上ドラム６の開口部を塞ぐダストカバ
ーが必要であり、これが空気の流入、熱放散を阻害する
、（４）スペースが限定されるのでドラム６の表面積を
稼ぐことが困難、（５）車輪の走行状態においては、タ
イヤ１２ａ、１２ｂディスクホイール７ａ、７ｂその他
障害物が多く直接リヤ車軸１のドラム６表面上へ供給さ
れる空気の量は非常に少ない等の点である。
ラム６との間隙が小さい、（２）テ゛イスクホイール７
ａがドラム６にかぶさった形で空気の流入を妨げる、（
３）ブレーキ構造上ドラム６の開口部を塞ぐダストカバ
ーが必要であり、これが空気の流入、熱放散を阻害する
、（４）スペースが限定されるのでドラム６の表面積を
稼ぐことが困難、（５）車輪の走行状態においては、タ
イヤ１２ａ、１２ｂディスクホイール７ａ、７ｂその他
障害物が多く直接リヤ車軸１のドラム６表面上へ供給さ
れる空気の量は非常に少ない等の点である。
以上の如き放熱性の欠点のために、高速時のブレーキ性
能低下は勿論のこと、ライニングの早期摩耗、劣化、ブ
レーキドラムのヒートクラック、高温のブレーキドラム
からタイヤへの熱の伝達によるタイヤの早期寿命等の多
くの障害が生ずる。
能低下は勿論のこと、ライニングの早期摩耗、劣化、ブ
レーキドラムのヒートクラック、高温のブレーキドラム
からタイヤへの熱の伝達によるタイヤの早期寿命等の多
くの障害が生ずる。
本考案は上記の如き問題点を改善すべくなされたもので
、ダブルタイヤを装着した場合において特に内側のロー
ドホイール及びブレーキ装置の過熱を防止するようにし
た放熱構造を提供するものである。
、ダブルタイヤを装着した場合において特に内側のロー
ドホイール及びブレーキ装置の過熱を防止するようにし
た放熱構造を提供するものである。
本考案によれば内側および外側のロードホイールの間に
ファンが設けられ、そのファンによって空気を吸引して
内側リムホイールの半径方向内方において充分に空気を
流通せしめるよになっている。
ファンが設けられ、そのファンによって空気を吸引して
内側リムホイールの半径方向内方において充分に空気を
流通せしめるよになっている。
本考案の実施に際してファンは簡単な構造の遠心形のも
のが好ましく車輌の走行時に回転するリムホイールと一
体に取付けることによって過熱を充分に防止することが
できる。
のが好ましく車輌の走行時に回転するリムホイールと一
体に取付けることによって過熱を充分に防止することが
できる。
以下本考案の一実施例を第２図について説明するが、第
１図と同一部材には同一符号が付されている。
１図と同一部材には同一符号が付されている。
第２図において遠心ファン３５が内側リム１０ ａ 、
１０ ｂの間に設けられている。
１０ ｂの間に設けられている。
即ち遠心ファン３５は内側板３６、外側板３７およびベ
ーン３８から成り、内側板３６はシール部材３９を介し
て内側リム１０ ａのサイドリング１３Ｈに取付けられ
、外側板３７はゴム等のシール部材４０を介して外側リ
ム１０ ｂのサイドリング１３ｂに弾性的に取付けられ
、外側板３７は半径方向内方に延長されて、外側のディ
スクホイール７ｂの孔７Ｃを閉鎖して、シール部材４１
により密閉されている。
ーン３８から成り、内側板３６はシール部材３９を介し
て内側リム１０ ａのサイドリング１３Ｈに取付けられ
、外側板３７はゴム等のシール部材４０を介して外側リ
ム１０ ｂのサイドリング１３ｂに弾性的に取付けられ
、外側板３７は半径方向内方に延長されて、外側のディ
スクホイール７ｂの孔７Ｃを閉鎖して、シール部材４１
により密閉されている。
車軸１の回転に伴い、タイヤ１２ ａ 、１２ ｂが回
転して車輌が走行するが、このとき遠心ファン３５は回
転して空気を半径方向内方から半径方向外方に供給する
。
転して車輌が走行するが、このとき遠心ファン３５は回
転して空気を半径方向内方から半径方向外方に供給する
。
その結果、空気は矢印Ａの方向にリムホイール１０ ａ
とブレーキドラム６との間を通って流れ、ディスクホイ
ール７ａの孔７ｄからファン３５に吸引される。
とブレーキドラム６との間を通って流れ、ディスクホイ
ール７ａの孔７ｄからファン３５に吸引される。
したがって好適にブレーキドラム６を冷却することがで
きる。
きる。
・そして本考案では外側板３７が半径方向内側に延長さ
れ外側ディスクホイール７ｂとの間にシール部を構成し
たので、遠心ファン３５の吸引力は外側リムホイール１
０ｂの半径方向内側には作用せず、必ず内側リムホイー
ル１０ ａとブレーキドラム６との空間の空気を吸引す
るので、その吸引空気は実質的にすべてブレーキドラム
の冷却に役立させることができる。
れ外側ディスクホイール７ｂとの間にシール部を構成し
たので、遠心ファン３５の吸引力は外側リムホイール１
０ｂの半径方向内側には作用せず、必ず内側リムホイー
ル１０ ａとブレーキドラム６との空間の空気を吸引す
るので、その吸引空気は実質的にすべてブレーキドラム
の冷却に役立させることができる。
したがって本考案によればダブルタイヤロードホイール
の冷却しにくい内側リムホイール１０ａとブレーキドラ
ム６との間の狭い空間を遠心ファン３５によって充分に
吸引し、以って冷却空気を通すことができ、冷却効果が
向上する。
の冷却しにくい内側リムホイール１０ａとブレーキドラ
ム６との間の狭い空間を遠心ファン３５によって充分に
吸引し、以って冷却空気を通すことができ、冷却効果が
向上する。
また本考案では内外リムの間に遠心ファンを設けたので
、吸引すべき空間と比較的に近い位置に遠心ファンを設
けることができ、吸引効果が向上すると共に、遠心ファ
ンによって半径方向外方に空気を供給するので、ホイー
ルの回転による遠心力の作用と相埃って空気の吸引効率
が向上する。
、吸引すべき空間と比較的に近い位置に遠心ファンを設
けることができ、吸引効果が向上すると共に、遠心ファ
ンによって半径方向外方に空気を供給するので、ホイー
ルの回転による遠心力の作用と相埃って空気の吸引効率
が向上する。
第１図は従来のロードホイールの断面図、第２図は本考
案によるロードホイールにおける放熱構造の各実施例を
示す断面図である。 ６・・・・・・ブレーキドラム、１０ ａ 、１０ ｂ
・・・・・、・、す、ムホイール、１２ ａ 、１２
ｂ・・・・・・タイヤ、３５・・・・・・ファン。
案によるロードホイールにおける放熱構造の各実施例を
示す断面図である。 ６・・・・・・ブレーキドラム、１０ ａ 、１０ ｂ
・・・・・、・、す、ムホイール、１２ ａ 、１２
ｂ・・・・・・タイヤ、３５・・・・・・ファン。
Claims (1)
- 一対のリムホイールにそれぞれタイヤが装着され、内側
のリムホイールの内部にブレーキが設けられたトラック
、バス等（ごおけるダブルタイヤのロードホイールにお
いて、内外リムの間に内側板、外側板およびベーンから
なる遠心ファンが設けられ、該ファンはロードホイール
の回転において空気を半径方向外方に送るようになって
おり、前記外側板は半径方向内側に延長され外側ディス
クとの間にシール部を構成したことを特徴とするロード
ホイールにおける放熱構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978165952U JPS585602Y2 (ja) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | ロ−ドホイ−ルにおける放熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978165952U JPS585602Y2 (ja) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | ロ−ドホイ−ルにおける放熱構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5583104U JPS5583104U (ja) | 1980-06-07 |
| JPS585602Y2 true JPS585602Y2 (ja) | 1983-01-31 |
Family
ID=29164798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978165952U Expired JPS585602Y2 (ja) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | ロ−ドホイ−ルにおける放熱構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585602Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10000190B2 (en) | 2013-11-20 | 2018-06-19 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Cooling device, and steering bogie and vehicle provided with same |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108944256A (zh) * | 2018-09-03 | 2018-12-07 | 郭春杰 | 一种辐板及钢圈 |
| JP2022091511A (ja) * | 2020-12-09 | 2022-06-21 | 株式会社日立製作所 | 電動ホイール |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3168348A (en) * | 1962-10-30 | 1965-02-02 | Matlock & Cope Truck Body Mfg | Wheel cooling means |
-
1978
- 1978-12-04 JP JP1978165952U patent/JPS585602Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3168348A (en) * | 1962-10-30 | 1965-02-02 | Matlock & Cope Truck Body Mfg | Wheel cooling means |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10000190B2 (en) | 2013-11-20 | 2018-06-19 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Cooling device, and steering bogie and vehicle provided with same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5583104U (ja) | 1980-06-07 |
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