JPS5855885Y2 - 火あぶり調理器具 - Google Patents

火あぶり調理器具

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JPS5855885Y2
JPS5855885Y2 JP1565580U JP1565580U JPS5855885Y2 JP S5855885 Y2 JPS5855885 Y2 JP S5855885Y2 JP 1565580 U JP1565580 U JP 1565580U JP 1565580 U JP1565580 U JP 1565580U JP S5855885 Y2 JPS5855885 Y2 JP S5855885Y2
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JP
Japan
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JP1565580U
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JPS56116923U (ja
Inventor
昭吾 石井
Original Assignee
株式会社 ケイテル・インタ−ナシヨナル・ジヤパン
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Publication date
Application filed by 株式会社 ケイテル・インタ−ナシヨナル・ジヤパン filed Critical 株式会社 ケイテル・インタ−ナシヨナル・ジヤパン
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として古新聞紙を手で丸めたものを燃料とす
る火あぶり調理器具に関するものである。
従来の所謂グリルにおいては煤や煙りが多く出て食物が
黒くなり、使い勝手が頗る悪い。
本考案の目的は前記の欠点を除去できるほが、炭火を吹
いたり、うちわであおいだすすることなく、又残り火を
保つため油を木炭の上にそ・ぐ必要もない火あぶり調理
器具を提供することにある。
現在の電子レンジやオーブンには専門的知識が必要であ
る。
ACかDCか、ワット数は?、温度は?、ノブを回せ、
目盛はよく見て等々専門家ですら込み入った説明書にと
まどう。
ガスも電気もたくさん使う。
本考案においては電気が切れてもガスがなくなっても、
古新聞を数枚丸めて火をつけるだけで料理がつくれる特
徴を有する。
肉、鳥、魚、車海老、伊勢海老、いか、ハンバーグ、ソ
ーセージ、なす、玉ねぎ、バナナ、オクラ、ピーマンな
どを焼くには理想的で、また米飯を炊いたりトーストを
つくることもできる。
コーヒー、紅茶のお湯を沸かすにも最適である。
本考案は木炭グリルより、まんべんなく料理できステー
キや魚の焼き不足はない。
食べ物の味がよくなり風味もよくなる。
それは新聞紙はパルプからできており、木炭よりも混じ
りけのない燃料だからであり、木炭にはよく化学反応を
おこす物質が含まれていることがある。
本考案のものは燃料として使用する新聞紙のインクには
発ガン性の物質が全く含まれていないことは証明済みで
ある。
しかして本考案は次の構成から戒り立っている。
即ち取外し可能で丸めた紙を燃焼させた火力で煮炊する
上、中、下3つの部材から戊り、各部材は上方が拡開す
る円錐形の周面をもち、がつ上、中2つの部材は夫々筒
状で下端は下位のものに嵌合する形状に成形し、又内側
に突出するフランジを下端全周に突設し、中位部材の周
面に通気孔を適宜量隔置に開設すると共に、下位の部材
は容器状で脚付き底面に空気取入孔を多数開孔させ、各
部材は順次嵌合し積重ねられることを特徴とする火あぶ
り調理器具である。
図面は本考案に係る火あぶり調理器具の一実施例を示し
たもので、図中1は下位部材、2は中位部材、3は上位
部材でこれら3部材1,2.3により器体Aを構成する
各部材1,2.3は夫々円錐形の周面4,5.6を設け
、筒状の中位部材2と上位部材3は下位のものへの嵌合
段部7,8を下端に形成すると共に、その先を内側に折
込んでフランジ9,10を全周に設ける。
又中位部材2の周面5に通気孔11を一定量隔置に数個
所開設しである。
下位部材3は容器のように底面12を有し、支脚13を
設け、そして底面12に多数の空気取入孔14を開孔さ
せである。
図中15.16及び17は上、中、下各部材の彎曲上縁
、18は周面に形成した補強用突条、19は炊飯用五徳
、20は網を示す。
本考案の使用状態を述べると古新聞をそれぞれこぶし大
に数個丸めてあまりきつく押し込まないように器体Aの
中に入れ、ステーキ、チキン、魚、なすなどを網1aの
間にはさみ、古新聞に火をつけたら器体の上にすぐ乗せ
、ミディアムにしたい時、2.5cm厚さのステーキで
片面だけでちょうど3分間、チキンは片面で4分、・古
新聞を丸めたちの3個ならソーセージ、ホットドッグが
片面2分で焼ける。
肉についた脂肪はそのままで、脂肪が火の中に落ちると
燃料になるからで、できあがるまで火は絶やさないよう
にする。
尚乾いた古新聞紙を用い、ふんわりしたこぷ゛し大の大
きさに丸める。
そして一番上の古新聞紙に火をつける。
次に実際の使用例を示す。
コーヒー、紅茶用の湯を沸かす。
(8力ツプ分)沸騰時間 15分 使用新聞紙玉数 15個 1、新聞紙玉6個入れ点火。
2、器体に炊飯用五徳又は網をのせポットをのせる。
3、一度に新聞紙玉3個追加し、沸騰するまで、3分お
きに3個づつ。
ステーキ゛、ミイデアム(薄切り) 調理時間 5分 使用新聞紙玉数 6 個 1、新聞紙玉4個入れ点火。
2、ステーキを焼き網ではさみ器体の上にのせ、片面を
2分間焼く。
3、網をかえし、新聞紙玉1個を加え、2分間待つ。
1分後に新聞紙玉1個を加える。
ポークチョップス(1キロ) 調理時間 6〜7分 使用新聞紙玉数 8〜10個 1、新聞紙玉3個を器体に入れる。
2、一番上の新聞紙玉に火つつける。
3、ポークチョップスを焼き網ではさみ器体の上にのせ
る。
片面を3分焼く。脂が下に落ちて燃料の役目をする。
4、網をうらがえして3分間待つ、出来上り。
5、まだ不充分に見えるならもう1分待つ、必要に応じ
て新聞紙玉1個を追加する、この程度の処理は各自の判
断による スペアリブ、T−ボーン 調理時間 5〜7分 使用新聞紙玉数 8〜10個 1、新聞紙玉4個を器体に入れる。
2、一番上の新聞紙玉に火をつける。
3、スペアリブあるいはT−ボーンを焼き網ではさみ器
体の上にのせる、片面を2分焼く。
4、網をうらがえず、新聞紙玉1個を加える、2分待ち
、更に1今後新聞紙玉1個を追加する。
5、まだできあがっていなければ、もう1分待ち新聞紙
玉1個を追加する。
魚(ラップしないもの) 調理時間 6〜7分 使用新聞紙玉数 8 個 1、新聞紙玉5個を器体に入れ点火。
2、魚を網ではさみ3分間焼く。
3、網をかえし、新聞紙玉1個を加え3分間待つ、2分
後にもう1個新聞紙玉を加える。
4、もしまだできていない場合は1分待ち新聞紙玉1個
を必要に応じて加える、あとは各自の判断。
米飯(4人分) 調理時間 15分 使用新聞紙玉数 20個 1、新聞紙玉6個を入れ点火。
2、炊飯用五徳又は網を器体の上に置き、といだ米を入
れたナベをのせる。
3.5分後に新聞紙玉3個を加え12個まで加えていく
、水がこの時点で沸騰する。
4、新聞紙玉2個を加える、ごはんが出来上がる。
野菜 調理時間 3分 使用新聞紙玉数 5個 1、新聞紙玉4個を入れ点火。
2、器体に野菜をのせた網をおく。
3.あとは各自の判断。
鶏の足、手羽 調理時間 8分 使用新聞紙玉数 8個 1、新聞紙工5個を器体に入れて点火。
2、鶏の足、又は手羽を網ではさみ2分間焼く。
3、網をかえし、新聞紙工を1個加え2分間焼く。
4・また網をかえし新聞紙工を1個加え2分間焼く。
5、もう一度網をかえし新聞紙工を1個加え2分間焼い
てできあがり。
貝、海産物 調理時間 6分 使用新聞紙玉数 7個 1、新聞紙工5個を器体に入れて点火。
2、魚貝類を網ではさみ、器体の上におき3分間焼く。
3、網をかえし新聞紙工1個を加え3分間待つ。
2分後にもう1個新聞紙玉を加える。
車エビ、伊勢エビ、カニ 調理時間 6分 使用新聞紙玉数 7個 ■、新新聞上玉5個器体に入れて点火する。
2、車エビ、伊勢エビ、又はカニを網ではさみ3分間焼
く。
3、網をかえし新聞紙工1個を加え3分間焼く。
4.2分後に新聞紙工1個加える。
ステーキ、ミテ゛イアム(厚切り) 調理時間 8分 使用新聞紙玉数 9個 1、新聞紙工6個を器体に入れ点火する。
2、ステーキを焼き網ではさみ器体の上にのせ2分間焼
く。
3、網をかえし、新聞紙工1個加え2分待つ。
4、もう一度網をかえし新聞紙工1個加え2分待つ。
5、網をかえし、新聞紙工1個加え2分待って出来上が
り。
ホットドッグ、ソーセージ 調理時間3〜4分 使用新聞紙玉数 4 個 1、新聞紙工3個を器体に入れ点火する。
2、ホットドッグあるいはソーセージを焼き網ではさみ
器体の上にのせる。
3、いつ網をかえすかは判断して、 4、必要なら新聞紅玉1個追加する。
レノく− 調理時間3〜4分 使用新聞紙玉数 5 個 ■、新新聞上玉4個入れて点火する。
2、網ではさみ2分間焼く。
3、網をかえし新聞紙工1個を加え、2分後に出来あが
り。
バングースのシニガンス−=7’(魚) 調理時間 15分 使用新聞紙玉数 18個 1、新聞紙工6個を入れて点火する。
2、網をおき、その上にナベをのせる。
3.3分後に新聞紙工3個を加え12個まで使う。
4、シニガンスープの通常の作り方に従う。
(野菜を加えたり、最後に調味するなど) トーストパン 調理時間 1分 使用新聞紙玉数 3 個 1、新聞紅玉2個を入れて点火する。
2、パンを網にのせる。
3、各自の判断 4、必要なら新聞紙工1個を追加する。
しかして使用後の網は熱いうちにかすを取り除き毎回洗
剤で洗う。
器体は肉の料理した時だけ洗浄すれば足りる。
本考案によれば従来廃品として棄て・いた古新聞紙を利
用して煮炊できるため燃料の経済を図ることができ特に
非常用として好適である。
特に本考案のものは重ねた部材の内側にフランジが突出
するため、燃焼した紙が燃えてもフランジに引掛り器体
外に上昇する危険を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る火あぶり調理器具の一実施例を示し
たもので、第1図は分解斜視図、第2図は各部材を互い
に嵌めて積重ね器体を構成した半部欠截正面図、第3図
は平面図である。 1・・・・・・下位部材、2・・・・・・中位部材、3
・・・・・・上位部材、A・・・・・・器体、9,10
・・・・・・フランジ、11・・・・・・通気孔、12
・・・・・・底面、13・・・・・・支脚、14・・・
・・・空気取入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取外し可能で丸めた紙を燃焼させた火力で煮炊する上、
    中、下3つの部材から戒り、各部材は上方が拡開する円
    錐形の周面をもち、かつ上、中2つの部材は夫々筒状で
    下端は下位のものに嵌合する形状に成形し、又内側に突
    出するフランジを下端全周に突設し、中位部材の周面に
    通気孔を適宜量隔置に開設すると共に、下位の部材は容
    器状で脚付き底面に空気取入孔を多数開孔させ、各部材
    は順次嵌合し積重ねられることを特徴とする火あぶり調
    理器具。
JP1565580U 1980-02-09 1980-02-09 火あぶり調理器具 Expired JPS5855885Y2 (ja)

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JP1565580U JPS5855885Y2 (ja) 1980-02-09 1980-02-09 火あぶり調理器具

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JP1565580U JPS5855885Y2 (ja) 1980-02-09 1980-02-09 火あぶり調理器具

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JPS56116923U JPS56116923U (ja) 1981-09-07
JPS5855885Y2 true JPS5855885Y2 (ja) 1983-12-22

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