JPS5855696A - 復水器の微小海水漏洩検出システム - Google Patents
復水器の微小海水漏洩検出システムInfo
- Publication number
- JPS5855696A JPS5855696A JP15377781A JP15377781A JPS5855696A JP S5855696 A JPS5855696 A JP S5855696A JP 15377781 A JP15377781 A JP 15377781A JP 15377781 A JP15377781 A JP 15377781A JP S5855696 A JPS5855696 A JP S5855696A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- condenser
- sea water
- valve
- seawater
- condenser tubes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F11/00—Arrangements for sealing leaky tubes and conduits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、火力及び原子カプラントの復水器冷却管破損
検出技術に係り、特に微小破損部の早期発見に好適なシ
ステムに関する。
検出技術に係り、特に微小破損部の早期発見に好適なシ
ステムに関する。
従来技術を沸騰水型原子カプラントを列にとって説明す
る。原子炉−次水には純水が使用され°ておりタービン
を経て復水器に入った蒸気は、海水を冷却材とした冷却
管群の外側を通過する際に凝縮され、復水となシホット
ウエルを経て復水浄化系で腐食生成物及びイオン種を除
去した後再び原子炉へ戻るシステムとなっている。ここ
で復水器内の冷却管に腐食等により損傷が生じた場合は
、ホットウェルに設置されている導電率計の上昇により
海水の流入を検知できる。１１００ＭＷｅ級の原子炉の
復水器内の冷却管は５万本以上設置されているため、ホ
ットウェルで海水漏洩があることは確認されても実際に
どの冷却管が破損しているか発見することは、多大な労
力を要していた。従来の冷却管の破損を検出する方法を
第１図、第２図により説明する。
る。原子炉−次水には純水が使用され°ておりタービン
を経て復水器に入った蒸気は、海水を冷却材とした冷却
管群の外側を通過する際に凝縮され、復水となシホット
ウエルを経て復水浄化系で腐食生成物及びイオン種を除
去した後再び原子炉へ戻るシステムとなっている。ここ
で復水器内の冷却管に腐食等により損傷が生じた場合は
、ホットウェルに設置されている導電率計の上昇により
海水の流入を検知できる。１１００ＭＷｅ級の原子炉の
復水器内の冷却管は５万本以上設置されているため、ホ
ットウェルで海水漏洩があることは確認されても実際に
どの冷却管が破損しているか発見することは、多大な労
力を要していた。従来の冷却管の破損を検出する方法を
第１図、第２図により説明する。
第１図は、復水器運転中の検査方法で冷却管１の管端に
０，０５〜ｏ、 ｏ ｓ ｍ厚のビニールシート３を管
板２の海水水室４側から張り、復水器内部５の真空度を
利用しビニールシート３の凹みにより検出する。この方
法では、冷却管を一度に多量に検査することは可能であ
るが微量の漏洩は検出が難しい。
０，０５〜ｏ、 ｏ ｓ ｍ厚のビニールシート３を管
板２の海水水室４側から張り、復水器内部５の真空度を
利用しビニールシート３の凹みにより検出する。この方
法では、冷却管を一度に多量に検査することは可能であ
るが微量の漏洩は検出が難しい。
また第２図に示す方法は、復水器運転停止後の検査方法
で冷却管１０片方の管端にゴム栓１０をし、もう一方の
管端に真空ポンプ７により真空にした当て器６を押しつ
け、その状態で石けん水１２を塗布し漏洩部を検出する
。この方法では、冷却管の漏洩部を高い精度で検査でき
るが、１本１本行なうため時間がかかりすぎるという欠
点があった。
で冷却管１０片方の管端にゴム栓１０をし、もう一方の
管端に真空ポンプ７により真空にした当て器６を押しつ
け、その状態で石けん水１２を塗布し漏洩部を検出する
。この方法では、冷却管の漏洩部を高い精度で検査でき
るが、１本１本行なうため時間がかかりすぎるという欠
点があった。
本発明の目的は、復水器冷却管の微小破損を早期に発見
するシステムを提供することにある。
するシステムを提供することにある。
本発明は従来の復水器冷却管破損の検出方法を改良した
システムである。従来の復水器運転中の検出方法として
、復水器の真空度を利用し冷却管管端にビニールシート
を張る方法では微小破損は検出できなかったが、第３図
に示すように冷却管内と海水氷室側より空気で加圧する
ことにより、微小な割れ１３がある場合でも復水器側負
圧Ｐ。
システムである。従来の復水器運転中の検出方法として
、復水器の真空度を利用し冷却管管端にビニールシート
を張る方法では微小破損は検出できなかったが、第３図
に示すように冷却管内と海水氷室側より空気で加圧する
ことにより、微小な割れ１３がある場合でも復水器側負
圧Ｐ。
に加え冷却管内の正圧力Ｐ、により海水氷室側Ｐ。
と比べＰ、＞Ｐ２の状態となり、ビニールシート３の凹
みは著しくなるか又はやぶれることにより検出が容易に
できる。またこの空気加圧法は、原理検出可能となる。
みは著しくなるか又はやぶれることにより検出が容易に
できる。またこの空気加圧法は、原理検出可能となる。
本発明の一実施例を第４図により説明する。
復水器１６内の冷却管１の内側には、通常運転時は配管
１８、弁２１、海水入口水室１７を紅で海水が冷却材と
して入り、海水出口水室２０、弁２２及び配管１９を通
って吐出口へ流れる。冷却管１の外側はタービン１５よ
り出る蒸気が流れて、ここで凝縮され復水となってホッ
トウェル２９に流れる。冷却管１の破損により海水漏洩
が発生した場合は、タービン１５を解列し、弁２１及び
弁２２を閉にし海水を止め復水器内の冷却管１、海水入
口水室１７、出口水室２０より海水をドレン２９より抜
く。この状態で空気移送弁２５．２６を開け、−弁２８
の開度を海水氷室１７．２０の内へ 圧を圧力計３０で〜０．３ Ｋｙ ／ｃｍ ”になるよ
うに調整し開ける。次にこの圧力を維持したまま、冷却
管１の両管端にビニールシートを張り、さらに圧力計３
０で〜０．５ Ｋ７／ｌｙｎ ２まで加圧するよう弁２
８の開度を調整し、ビニールシートの凹みまたけ破れに
より微小破損冷却管を検出する。ここで復水器の真空度
を維持しておけば、前記第３図のＰａの力も働くことに
なり、より検出が容易となる。空気移送管２８は例えば
所内用空気系に接続すれば加圧用空気は容易に得られる
。
１８、弁２１、海水入口水室１７を紅で海水が冷却材と
して入り、海水出口水室２０、弁２２及び配管１９を通
って吐出口へ流れる。冷却管１の外側はタービン１５よ
り出る蒸気が流れて、ここで凝縮され復水となってホッ
トウェル２９に流れる。冷却管１の破損により海水漏洩
が発生した場合は、タービン１５を解列し、弁２１及び
弁２２を閉にし海水を止め復水器内の冷却管１、海水入
口水室１７、出口水室２０より海水をドレン２９より抜
く。この状態で空気移送弁２５．２６を開け、−弁２８
の開度を海水氷室１７．２０の内へ 圧を圧力計３０で〜０．３ Ｋｙ ／ｃｍ ”になるよ
うに調整し開ける。次にこの圧力を維持したまま、冷却
管１の両管端にビニールシートを張り、さらに圧力計３
０で〜０．５ Ｋ７／ｌｙｎ ２まで加圧するよう弁２
８の開度を調整し、ビニールシートの凹みまたけ破れに
より微小破損冷却管を検出する。ここで復水器の真空度
を維持しておけば、前記第３図のＰａの力も働くことに
なり、より検出が容易となる。空気移送管２８は例えば
所内用空気系に接続すれば加圧用空気は容易に得られる
。
その他の変形列
本発明の変形例を第５図により説明する。
これは海水漏洩部位がある程度判明している等の実施例
である。
である。
冷却管１の管端にビニールシート３を張り、次に両管端
に空気移送ライン２４．２５と連結した加圧用押し当て
器３０．３１を当てる。弁２８を開にしビニールシート
３の凹みまたは破れにより検出する方法である。
に空気移送ライン２４．２５と連結した加圧用押し当て
器３０．３１を当てる。弁２８を開にしビニールシート
３の凹みまたは破れにより検出する方法である。
本発明によれば、復水器冷却管破損箇所の検出にあたり
、微量漏洩を早期に検知でき、従来１ケ月程度必要とさ
れた検出までの期間を数日間に短縮でき、原子力、火力
プラントの稼動率を向上させることができる。
、微量漏洩を早期に検知でき、従来１ケ月程度必要とさ
れた検出までの期間を数日間に短縮でき、原子力、火力
プラントの稼動率を向上させることができる。
第１図、第２図は復水器冷却管破損箇所を検知する従来
技術を説明する図、第３図は本発明の原理を示す図、第
４図、第５図は本発明の一実施例を示す図である。
技術を説明する図、第３図は本発明の原理を示す図、第
４図、第５図は本発明の一実施例を示す図である。
Claims (1)
- １、 タービン復水器海水冷却水人口弁と復水器海水入
口氷室を接続する配管と復水器冷却管と復水器海水出口
氷室と主復水器氷室出口弁を経て放出口に至る配管の冷
却海水系において、前記入口弁と復水器海水入口氷室を
接続する配管と、前記復水器海水出口氷室と出口弁を接
続する配管にそれぞれ空気を移送する配管を各々接続し
たことを特徴とする復水器の微小−水漏洩検出システム
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15377781A JPS5855696A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 復水器の微小海水漏洩検出システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15377781A JPS5855696A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 復水器の微小海水漏洩検出システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5855696A true JPS5855696A (ja) | 1983-04-02 |
Family
ID=15569903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15377781A Pending JPS5855696A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 復水器の微小海水漏洩検出システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855696A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4942920A (en) * | 1988-06-16 | 1990-07-24 | Polysar Limited | Heat exchanger leak detection |
| JP2008106985A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 復水器の漏洩冷却管の特定方法 |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP15377781A patent/JPS5855696A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4942920A (en) * | 1988-06-16 | 1990-07-24 | Polysar Limited | Heat exchanger leak detection |
| JP2008106985A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 復水器の漏洩冷却管の特定方法 |
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