JPS5855169B2 - ポリビニルアルコ−ルフイルムノ ヒヨウメンシヨリホウ - Google Patents

ポリビニルアルコ−ルフイルムノ ヒヨウメンシヨリホウ

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JPS5855169B2
JPS5855169B2 JP6379875A JP6379875A JPS5855169B2 JP S5855169 B2 JPS5855169 B2 JP S5855169B2 JP 6379875 A JP6379875 A JP 6379875A JP 6379875 A JP6379875 A JP 6379875A JP S5855169 B2 JPS5855169 B2 JP S5855169B2
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JP
Japan
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fine powder
film
polyvinyl alcohol
pva
pva film
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伊八郎 本田
睦夫 有馬
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Publication date
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は微粉末体を使用したポリビニルアルコールフィ
ルム(以下PVAフィルムと略す)の表面処理法に関す
るもので、その目的とするところはスリップ性および耐
密着性の優れた、さらに微粉末体の脱落のない、しかも
ヒートシール性、糊接着性の良好な、さらにまた、見か
けのよいPVAフィルムを得ることにある。
PVAフィルムはその透明性ならびに表面光沢等の見か
けがすぐれており、機械的強度が高く、非帯電性であり
、かつ印刷適性も優れているため、主として繊維製品の
包装用素材として広く使用されている。
しかしながら、このPVAフィルムは水1こ対する感受
性が高く、特に高湿度下において、フィルム面相互を接
触させると密着を起こすため、印刷、製袋等の加工作業
に支障をきたし、また繊維製品の袋詰め作業lこおいて
袋の口部を開けることが困難となるなどの欠点を有して
いる。
従来、このような欠点を排除するため、いくつかの方法
が提案され、そのうちいくつかの方法はPVAフィルム
の製造に利用されているが、それぞれなんらかの欠点が
ある。
一つにはデンプン系、クルク系、クレー系等の有機また
は無機の微粉末体を散布する方法(たとえば特公昭39 19900)があるが、この場合、散布された粉は前記
加工作業、袋詰作業等で脱落し、環境汚染が発生するば
かりでなく、PVAフィルムの品質、特に密着防止性の
安定性を欠くことになり、また袋で包装された衣料品に
粉末がつき、色調を変化させる原因ともなる。
二つには塩化ビニル等の高分子樹脂を塗布する方法があ
るが(たとえば特開昭49−45184)、この方法は
密着防止性には効果を発揮するものの、PVAフィルム
の製袋加工時に広く使用されている塩化亜鉛、塩化リチ
ウム等の塩化物のメタノールまたは水−メタノール溶液
からなる接着剤(%許第564375号)で接着できる
PVAフィルムを得ることができないという欠点がある
またこれらの樹脂コート法ではPVAのもつ前記特徴を
できうる限り保つため、極めて薄い膜厚さにコートする
必要があるが、製袋加工時のヒートシールではこれらの
コート樹脂相互のヒートシールはできるにしても、膜厚
さが薄いためと、この樹脂がPVA相互のヒートシール
性の障害となるために十分なヒートシール強度のあるP
VAフィルムは得られない。
本発明者等は、これらの方法で提供されるPVAフィル
ムの欠点を解決すべく種々検討を重ねた結果、本発明の
PVAフィルムの表面処理法を見い出した。
本発明のPVAフィルムの表面処理法は、平均粒子径l
ないし20μの微粉末体にポリビニルアルコールおよび
/またはエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(0〈
エチレン量く60モル%、けん化度80モル%以上)を
該微粉末体に対して1ないし50重量%被覆したものを
、ポリビニルアルコールフィルムに0.05ないし1E
I/m’(片面当り)固着するに際し、(1)該微粉末
体をあらかじめ水にて湿潤状態にした後、ポリビニルア
ルコルフィルムに散布後乾燥する、(2)あらかじめポ
リビニルアルコールフィルム上に平均径で500μ以下
の水の霧滴を付着後、該微粉末体を散布し、乾燥後、付
着していない微粉末体を実質的に除去する、(3)あら
かじめポリビニルアルコールフィルム上に該微粉末体を
散布後、平均径で500μ以下の水の霧滴または水蒸気
を接触後、乾燥し、付着していない微粉末体を実質的に
除去する、のいづれかまたは2以上を併用することを特
徴とするポリビニルアルコールフィルムの表向処理法で
ある。
本発明の構成について以下に説明する。
本発明に使用するポリビニルアルコールは重合度として
は500程度以上がよく、けん化度は80モル%以上が
好ましい。
けん化度が低くなると樹脂に粘着力が発現する。
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物のエチレン量が
60モル%を越えるとPVAフィルムとの固着力が低下
する。
けん化度が80モル%以下では粘着力が発現する。
微粉末体の表面への樹脂の面積被覆率(以後被覆率と称
する)はPVAフィルムへの固着性の面から80%以上
が好ましい。
また該微粉末体に対して被覆する樹脂の量は(以後塗布
率と称する)は1ないし50重量%である。
塗布率が1重量%以下ではPVAフィルムへの該微粉末
体の固着力が低下し、また50重量%以上では被覆した
樹脂の吸湿性による粘着力のため密着防止性が低下する
恐れがある。
以上のように調整された該微粉末体は水および/または
水蒸気により湿潤されるとPVAフィルムに対する付着
力を発現し、PVAフィルムに強固に固着される。
該微粉末体を水分を媒体としでPVAフィルムに固着す
る方法としては前記したとおりの(1)〜(3)のいづ
れか、または2以上を併用する方法がある。
これらの方法について以下に説明する。
第1番目の方法(1)はあらかじめ該微粉末体を水によ
り湿潤状態にする方法であり、それには該微粉末体を水
にけんだくシ、エアースプレー、または加圧スプレーで
噴霧する方法、さらには該微粉末体のみをエアースプレ
ーで噴霧し、その噴霧雰囲気中に水を同時に噴霧するか
、および/または水蒸気雰囲気中に該微粉末体のみをエ
アースプレー等で噴霧する方法などがよい。
この場合水の霧滴は500μ以下が好ましい。これ以上
の霧滴では水滴によりPVAフィルム面が軟化し、表面
に凹凸ができ、見かけがそこなわれる。
第2番目の方禽2)はPVAフィルム上に平均径で50
0μ以下の水の霧滴を付着後、該微粉末体を散布し、乾
燥する方法であり、PVAフィルム上に平均径で500
μ以下の水の霧滴を付着するにはエアースプレー、加圧
スプレー等のスプレーによる方法、また水蒸気雰囲気中
をPVAフィルムを通過させる方法等がよく、この方法
でPVAフィルム上に水の霧滴を付着後、該霧滴が実質
上乾燥する前に該微粉末体をエアースプレーまたは電子
スプレーまたは簡単に該微粉末体を布に包み、それをた
たく等の方法で散布する。
散布後の乾燥は好ましくは50ないし150℃である。
乾燥後、必要に応じPVAフィルムに固着していない微
粉末体をブラシ、または吸引力を応用して除去するのが
よい。
また、第3番目の方法(3)はあらかじめ該微粉末体を
たとえば特公昭39−1990の方法あるいは前記第2
番目の方法(2)で説明した方法によりPVAフィルム
に付着させ、その後、該付着面に平均径で500μ以下
の水の霧滴を付着させる方法である。
この場合はエアースプレー法よりもむしろ水蒸気雰囲気
中を通過させるのがよい。
その後、前記第2番目の方禽2)と同様、乾燥後、過剰
の微粉末を除去する。
これらの(1)〜(3)の方法は単独で行なってもよい
し、また2以上を併用することもできる。
以上の方法でPVAフィルムに固着された該微粉末体の
量は0,05ないしLF/m”(片面当り)、好ましく
は0.05ないし0.5g/−であり、0.05g/m
以下では表面処理フィルムの密着防止性が満足できない
また1g/m以上では該微粉末体により表面処理フィル
ムの見かけがそこなわれる。
本発明に使用される微粉末体としてはたとえは珪酸、炭
酸カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫
酸マグネシウム、クレー、クルク、等の無機質系粉末、
デンプン系、セルロース系等の有機質系の各種微粉末体
があげられる。
また微粉末体の平均粒子径は1ないし20μがよく、よ
り好ましくは5ないし20μである。
1μ以下では密着防止性に劣り、20μ以上では見かけ
がそこなわれる。
これらの微粉末体に前記樹脂を被覆する方法は公知の技
術を応用することができ、たとえば本発明に使用する被
覆用樹脂の溶液に前記微粉末体をけんだくさせ、該けん
だく液を噴霧乾燥する方法などが採用できる。
以上の説明によりなされる本発明のPVAフィルムの表
面処理法によれば、PVAフィルム上に散布された微粉
末体が、PvAおよび/またはエチレン−酢酸ビニル共
重合体けん化物で被覆されているため該樹脂が水分によ
り発現するPVAフィルムに対する付着力によりPVA
フィルム上に水分の作用により強固に固着される。
そのため表面処理PVAフィルムの微粉末体の脱落は実
質的になく、かつその表面処理フィルムの密着防止性、
スリップ性、見かけ、その他特性ともすぐれたPVAフ
ィルムが得られるのである。
また、さらに重要なこととして本発明方法では有機溶剤
の使用がなく、水を使用するのみであるため、環境の汚
染を生じることはない。
本発明の一つの重要な特徴は、前記した方法によれば使
用する水によるPVAフィルムへの悪影響が実質的1こ
発生しないことであり、これは従来PVAフィルムの耐
水性が劣るという公知の事実から考えると驚くべきこと
と言える。
なお本発明に使用されるPVAフィルムは重合度100
0以上、けん化度95モル%以上のPVAからなる熱処
理の施こされているものが特に好ましい。
以下実施例により本発明を説明する。
なお実施例中の微粉末体のPVAフィルムへの付着量は
すべて片面当りであり、また使用するPVAフィルムは
重合度1700、けん化度99,5モル%で、グリセリ
ンを10%含み、特公昭38−23037に準じて作成
された 熱処理の施こされでいるフィルムである。
実施例 1 平均粒子径10μのデンプン系粉末にPVA(重合度1
.7001けん化度98モル%)を被覆した被覆微粉末
(被覆率100%、塗布率19.1%)を水にけんだく
させた固型分2%のけんだく液を作成し、該けんだく液
をエアースプレーで平均径100μの霧滴としPVAフ
ィルムに付着させ、120°Cの熱風で乾燥した。
微粉末体の付着量として0.05!!/m″の表面処理
PVAフィルムを得た。
このフィルムの品質の評価結果を表1に示す。
この結果よりバランスのとれたすぐれたPVAフィルム
であることが判定できる。
実施例 2 平均粒子径20μのデンプン系微粉末にエチレン−酢酸
ビニル共重合体けん化物(エチレン量30.5モル%、
けん化嘆99.2モル%)を被覆した被覆微粉末(被覆
率100%、塗布率15.8%)を水にけんだくさせ固
型分2,5%のけんだく液を作成し、該けんだく液をエ
アースプレーで平均径150μの霧滴とし、PVAフィ
ルムに付着させ、140℃の熱風で乾燥した。
微粉末体の付着量として0.9g/mの表面処理PVA
フィルムを得た。
このフィルムの品質評価結果を表1に示すが、よいフィ
ルムであることを示している。
実施例 3 平均粒子径1μの炭酸カルシウム系微粉末にPVA(重
合度1700、けん化度99,9モル%)を被覆した被
覆微粉末(被覆率100%、塗布率331%)を、あら
かじめ90℃の飽和蒸気中を通過させ、表面1こ5ない
し10μの霧滴を付着させたPVAフィルムに散布後、
120°Cの熱風中で乾燥し、過剰の微粉末を除去し、
表面処理PVAフィルムを得た。
該フィルムの微粉末の付着量は0、5 g/ rri”
であった。
該フィルムの品質を表1に示す。
すぐれた品質のPVAフィルムが得られた。実施例 4 平均粒子径5μのタルク系微粉末にエチレン酢酸ビニル
共重合体けん化物(エチレン量50モル%)、けん化度
98%モル%)を被覆した被覆微粉末(被覆率100%
、塗布率23,0%)を水にけんだくさせ、固型分3%
のけんだく液を作成し、該けんだく液を平均径200μ
の霧滴とし、PVAフィルム面上に付着させ、その後1
40℃で熱風乾燥し、表面処理PVAフィルムを作成し
た。
該フィルムの品質を表1に示す。この結果、該表面処理
フィルムの品質は、すぐれていることが判明する。
実施例 5 平均粒子径3μの珪酸系微粉末にPVA(重合度500
、けん化度88%モル)を被覆した被覆微粉末(被覆率
100%、塗布率15%)を、あらかじめPVAフィル
ム上に散布し、平均径100μの水の霧滴をエヤープレ
ーで付着させ、その後100°Cで熱風乾燥して、固着
していない微粉末を刷毛で除去し、表面処理PVAフィ
ルムを得た。
該フィルムの微粉末付着量は0.1g/m’であった。
このフィルムの品質評価を表1に示す。
見かけが若干力るが密着防止性、微粉末脱落防止性、に
すぐれ十分使用できるフィルムを得た。
比較例 1 平均粒子径0.1μの珪酸系微粉末1ζPVA(重合度
500、けん化度88モル%)を被覆した被覆微粉末(
被覆率50%、塗布率23%)を、あらかじめ平均径5
0μの水の霧滴を付着させたPVAフィルムに散布し、
95℃の熱風で乾燥し、固着していない微粉末を取り除
いて表面処理PVAフィルムを得た。
該フィルムの微粉末の付着量はL3g/rr?であった
該フィルムの品質評価を表1に示すが、密着防止性、粉
末脱落防止性、見かけなどすべて劣り、使用できない。
比較例 2 平均粒子径120μのクレー系微粉末にPVA(重合度
500、けん化度98モル%)を被覆した被覆微粉末(
被覆率ioo%、塗布率9.8%)を、あらかじめ平均
径250μの水の霧滴を付着させたPVAフィルムに散
布し、110℃の熱風で乾燥し、固着していない微粉末
を摩り除いて表面処理PVAフィルムを得た。
該フィルムの微粉末の付着量はO−5g/ m2であっ
た。
このフィルムの品質評価結果を表1に示すが、見かけが
劣り使用できない。
比較例 3 平均粒子径10μのデンプン系微粉末のエチレン−酢酸
共重合体けん化物(エチレン量76モル%、けん化度9
8モル%)を被覆した被覆微粉末(被覆率100%、塗
布率29.5%)を水にけんだくさせ、固型分2%のけ
んだく液を作成し、平均径80μの霧滴としてPVAフ
ィルム面上に付着させ、140°Cの熱風で乾燥した。
得られた表面処理PVAフィルムの微粉末の付着量は0
.1g/mで、品質は表1に示すようであった。
粉末脱落防止性がなく、そのために密着防止性が少々劣
る。
比較例 4 平均粒子径5μのタルク系微粉末にPVA(重合度50
0、けん化度88モ1を被覆した被覆微粉末(被覆率1
00%、塗布率7.3%)をPVAフィルム上に散布し
、90℃の水蒸気中を通過させ、その後100℃で熱風
乾燥し、固着していない微粉末を除去し、表面処理PV
Aフィルムを得た。
該フィルムの微粉末の付着量は0.005g/mであり
、品質結果は表1に示す。
この結果より、密着防止性が劣り使用できない。
比較例 5 平均粒子径10μの炭酸カルシウム系微粉末に、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物(エチレン量30モル
%、けん化度70モル%)を被覆した被覆微粉末(被覆
率100%、塗布率9.2%)を水にけんだくさせ、固
型分8%のけんだく液を作成し、該けんだく液を平均径
700μの霧滴とし、PVAフィルムに付着し、100
℃の熱風で乾燥し、微粉末の付着量として0.1ji/
mの表面処理PVAフィルムを得た。
該フィルムの品質結果を表1に示す。
該表面処理フィルムは被覆樹脂の粘着性と思われる密着
防止性の悪化と、霧滴径が犬であることによると思われ
る見かけの悪さがあり、使用できない。
本発明方法による表面処理PVAフィルムの品質密着防
止性:フィルムを10crrL×10cfrLに切りと
り、それを約50枚重ね、そ の上に80g/−の重さをフィルム面 に均一にかけ、300C〜80%RHの 雰囲気に48時間放置後とり出し、重 さを除き、重ねられたフィルム相互の 剥離性を官能的に調べた。
A:まったく密着なし、B:やや密着 気味だが問題なし、C:密着状態が 散見されるが、使用できる。
D:相当密着し、かろうじて剥離できる使 用不可。
E:密着し板状体である。使用不可。
微粉末脱落防止性:外径32rnm、幅24關の円筒の
外表面に黒色の綿ビロード を貼布した持貝をフィルム上を50C1rL長さにわた
り、ころがすことなくすべ らし、フィルム面から脱落する微粉末 を黒色ビロード上に線状に捕捉する。
この捕捉量を官能的に判断し、ランク付 けする。
A:微粉がつかない、B:幅1rILrIL程度にうす
くつく、C:幅1.5rIL7rL程度につく、D:幅
2侃程度でやや濃くつ く、E:幅3間以上ではっきり白線 となる。
AないしCのランクが合格である。
見かけ:官能検査をする。
A:優良、B:良、C:可、D:白ぐも り、凹凸が目立つ、E:白ぐもり、 凹凸が激しい。
AないしCのランクが合格である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 平均粒子径1ないし20μの微粉末体にポリビニル
    アルコールおよび/またはエチレン−酢酸ビニル共重合
    体けん化物(0くエチレン量ζ60モル%、けん化度8
    0モル%以上)を該微粉末体に対して1ないし50重量
    %被覆したものを、ポリビニルアルコールフィルム0.
    05ないし1.9/m2(片面当り)固着するに際し、
    (1)該微粉末体をあらかじめ水にて湿潤状態にした後
    、ポリビニルアルコールフィルムに散布後、乾燥する、
    (2)あらかじめポリビニルアルコールフィルム上に平
    均径で500μ以下の水の霧滴を付着後、該微粉末体を
    散布し、乾燥後、付着していない微粉末体を実質的に除
    去する、(3)あらかじめポリビニルアルコールフィル
    ム上に該微粉末体を散布後、平均径で500μ以下の水
    の霧滴または水蒸気を接触後、乾燥し、付着していない
    微粉末体を実質的に除去する、のいずれかまたは2以上
    を併用することを特徴とするポリビニルアルコールフィ
    ルムの表ill処理法。
JP6379875A 1975-05-28 1975-05-28 ポリビニルアルコ−ルフイルムノ ヒヨウメンシヨリホウ Expired JPS5855169B2 (ja)

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