JPS5854882B2 - 分塊圧延におけるクロツプロスの減少方法 - Google Patents
分塊圧延におけるクロツプロスの減少方法Info
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- JPS5854882B2 JPS5854882B2 JP16381879A JP16381879A JPS5854882B2 JP S5854882 B2 JPS5854882 B2 JP S5854882B2 JP 16381879 A JP16381879 A JP 16381879A JP 16381879 A JP16381879 A JP 16381879A JP S5854882 B2 JPS5854882 B2 JP S5854882B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/02—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling heavy work, e.g. ingots, slabs, blooms, or billets, in which the cross-sectional form is unimportant ; Rolling combined with forging or pressing
- B21B1/026—Rolling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は分塊圧延1/i:i−けるクロラプスの減少方
法に係り、特に分塊圧延時に生ずるスラブ両端のメカニ
カルパイプの生成を減少し、フィッシュテールの成長を
防止して分塊歩留の向上を図る圧延方法に関する。
法に係り、特に分塊圧延時に生ずるスラブ両端のメカニ
カルパイプの生成を減少し、フィッシュテールの成長を
防止して分塊歩留の向上を図る圧延方法に関する。
一般に分塊圧延機により鋼塊からスラブに分塊圧延する
場合に、スラブの長さ方向釦よび幅方向のクロップロス
を減少し分塊歩留の向上を図るためには従来より、1パ
ス当りの圧下量を犬とする、いわゆる−強圧下を実施す
ることが有効であることが知られている。
場合に、スラブの長さ方向釦よび幅方向のクロップロス
を減少し分塊歩留の向上を図るためには従来より、1パ
ス当りの圧下量を犬とする、いわゆる−強圧下を実施す
ることが有効であることが知られている。
しかしながら、1パス毎の圧下量については、圧延機の
能力、素材の変形能等によって異なるが、噛み込み限界
、トルク限界、荷重限界からの制約により採り得る圧下
量には限界がある。
能力、素材の変形能等によって異なるが、噛み込み限界
、トルク限界、荷重限界からの制約により採り得る圧下
量には限界がある。
すなわち、素材の表面から中心!で一様に変形させるこ
とができる如き犬なる圧下量、圧下率をとることが理想
である。
とができる如き犬なる圧下量、圧下率をとることが理想
である。
しかし、分塊圧延にかいて通常採り得る最大厚み圧下量
は、例えば鋼塊厚800mm、鋼塊幅1200wr+の
場合に100mであり、このときの圧延荷重は2500
トン程度を必要とし一現在する分塊圧延機の能力限界に
近い。
は、例えば鋼塊厚800mm、鋼塊幅1200wr+の
場合に100mであり、このときの圧延荷重は2500
トン程度を必要とし一現在する分塊圧延機の能力限界に
近い。
しかも、通常の分塊圧延法にかいては、変形抵抗の比較
的小さい材料を無理に限界圧延しようとすると、圧下量
が122m、噛み込み角が26度以上になると、ロール
と比圧延材との間にスリップが生じ、比圧延材がロール
に噛み込寸ない。
的小さい材料を無理に限界圧延しようとすると、圧下量
が122m、噛み込み角が26度以上になると、ロール
と比圧延材との間にスリップが生じ、比圧延材がロール
に噛み込寸ない。
従って、実際はそれほど犬なる圧下量がとれないため圧
延素材の表層のメタルフローが中心部より犬であるので
従来は圧延のパスの進行に伴ない、その両端のスラブの
厚み方向にはオーバーラツプが、オた幅方向にはいわゆ
るフィッシュテールが形成される。
延素材の表層のメタルフローが中心部より犬であるので
従来は圧延のパスの進行に伴ない、その両端のスラブの
厚み方向にはオーバーラツプが、オた幅方向にはいわゆ
るフィッシュテールが形成される。
ここで1パス毎のメタルフローについて見るに、素材の
噛み込み側から噛み抜は側に向ってメタルが次第に集積
する如く流れて行き、その結果、噛み込み端に比して、
噛み抜は端のオーバーラツプあるいはフィッシュテール
の成長が犬キくする。
噛み込み側から噛み抜は側に向ってメタルが次第に集積
する如く流れて行き、その結果、噛み込み端に比して、
噛み抜は端のオーバーラツプあるいはフィッシュテール
の成長が犬キくする。
これらの現象が可逆式圧延機に釦いては、数パスから数
十パスに及び交互に繰り返されるため圧延終了時のスラ
ブ両端のクロップロスが極めて大となる欠点を有してい
た。
十パスに及び交互に繰り返されるため圧延終了時のスラ
ブ両端のクロップロスが極めて大となる欠点を有してい
た。
本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解消して分塊圧
延時のクロップロスを減少する効果的な方法を提供する
ことにある。
延時のクロップロスを減少する効果的な方法を提供する
ことにある。
本発明の要旨とするところは、可逆式圧延機による鋼塊
の分塊圧延時にかげるクロップロスの減少方法に釦いて
、前記鋼塊圧延時に該鋼塊の頭部釦よび底部の少くとも
一端の相対する少(とも1組の面に圧延用ロールによっ
て凸部を形成した後そのit噛み抜けさせる工程を包含
することを特徴とする分塊圧延に釦けるクロップロスの
減少方法である。
の分塊圧延時にかげるクロップロスの減少方法に釦いて
、前記鋼塊圧延時に該鋼塊の頭部釦よび底部の少くとも
一端の相対する少(とも1組の面に圧延用ロールによっ
て凸部を形成した後そのit噛み抜けさせる工程を包含
することを特徴とする分塊圧延に釦けるクロップロスの
減少方法である。
本発明の説明に先立ち、本発明と関連のある圧延時のメ
タルの移動状況を第1図によって説明する。
タルの移動状況を第1図によって説明する。
可逆式圧延機では交互に噛み込み側、噛み抜は側となる
のであるが、1パス毎の圧下に伴なうメタルの移動は噛
み抜は側ではパスの終了毎に流れ集って来たメタルが端
部に大量に流れてクロップロスを増加させると共に、噛
み込み側もパスの進行に従ってオーバーラツプやフィッ
シュテールが次第に成長する。
のであるが、1パス毎の圧下に伴なうメタルの移動は噛
み抜は側ではパスの終了毎に流れ集って来たメタルが端
部に大量に流れてクロップロスを増加させると共に、噛
み込み側もパスの進行に従ってオーバーラツプやフィッ
シュテールが次第に成長する。
すなわち、第1図Aに示す如く、スラブ1の長い方向の
両端にフィッシュテール2が形成されると、最初にエツ
ジヤ−ロール3を噛み込捷せてエツジングする場合にフ
ィッシュテール2は第1図Bvcで示す如く幅方向の内
側へ廻り込んで行く。
両端にフィッシュテール2が形成されると、最初にエツ
ジヤ−ロール3を噛み込捷せてエツジングする場合にフ
ィッシュテール2は第1図Bvcで示す如く幅方向の内
側へ廻り込んで行く。
同様にスラブ1の厚み方向に釦いても第2図A、Bに示
す如く、オーバーラツプ4が形成され、水平ロール5を
噛み込!せて最初に圧下する場合に、オーバーラツプ4
は、厚み方向の内側へ廻り込んで行くことになる。
す如く、オーバーラツプ4が形成され、水平ロール5を
噛み込!せて最初に圧下する場合に、オーバーラツプ4
は、厚み方向の内側へ廻り込んで行くことになる。
圧延の進行によって、かかるメタルの移動が繰り返えさ
れて、フィッシュテール2釦よびオーバーラツプ4が次
第に成長するので、これらは剪断されてクロップロスと
なる訳で、かかるクロップロスの減少は分塊歩留を向上
せしめるために極めて重要である。
れて、フィッシュテール2釦よびオーバーラツプ4が次
第に成長するので、これらは剪断されてクロップロスと
なる訳で、かかるクロップロスの減少は分塊歩留を向上
せしめるために極めて重要である。
本発明の詳細ならびに実施例を第3図A、B。
C2第4図A、B釦よび第5図A、B、C,D。
Eによって説明する。
すなわち、本発明は第3図Aに示す如く、鋼塊7の頭部
釦よび底部の少くとも一端の相対する少くとも1組の面
に圧延用ロール8によって凸部9をT字型に形成し、次
いで、圧延用ロール8によって、第3図Bに示す如く、
同方向から圧下を加え、凸部9を高圧下率をもって消滅
せしめる方法である。
釦よび底部の少くとも一端の相対する少くとも1組の面
に圧延用ロール8によって凸部9をT字型に形成し、次
いで、圧延用ロール8によって、第3図Bに示す如く、
同方向から圧下を加え、凸部9を高圧下率をもって消滅
せしめる方法である。
凸部9形成の具体的方法としては、第3図Bに示す如く
、突出長さJLは凸部9を形成後、同方向から、凸部を
高圧下率をもって消滅させる圧下な加える際、圧延負荷
が増大して過負荷とならないように200〜300Wr
rrLが好捷しい。
、突出長さJLは凸部9を形成後、同方向から、凸部を
高圧下率をもって消滅させる圧下な加える際、圧延負荷
が増大して過負荷とならないように200〜300Wr
rrLが好捷しい。
、(Lをこれより小さくすると凸部形成時に形成された
凸部9がクロップエンド10側へ、せり上って来ルこと
があり、本発明の効果が減少する。
凸部9がクロップエンド10側へ、せり上って来ルこと
があり、本発明の効果が減少する。
また、凸部9の突出高さAHは、厚み方向の凸部の形成
及び消滅に際しては、厚み方向中心部がせり出してメカ
ニカルパイプの生成がなくなる大きさが車重しい。
及び消滅に際しては、厚み方向中心部がせり出してメカ
ニカルパイプの生成がなくなる大きさが車重しい。
また幅方向の凸部の形成及び消滅に際しての突出高さJ
Hは、厚み方向の圧下あるいは本発明法を厚み方向に適
用したる後の第3図Cに示す如きタンク形状を呈したる
先端11と、第1図Aに示すフィッシュテール先端2と
が相殺されてクロップがなくなる大きさが良い訳である
が、本発明者らの実験結果よりJLとの関係から次の関
係式(1)で表わされる範囲が最も好適である。
Hは、厚み方向の圧下あるいは本発明法を厚み方向に適
用したる後の第3図Cに示す如きタンク形状を呈したる
先端11と、第1図Aに示すフィッシュテール先端2と
が相殺されてクロップがなくなる大きさが良い訳である
が、本発明者らの実験結果よりJLとの関係から次の関
係式(1)で表わされる範囲が最も好適である。
0.25.(L≦、(H<1.5.(L・・・・・・・
・・・・〈1)すなわち、AHがJLの1.5倍より小
にして、その1/4と同一もしくはこれより犬であるこ
とが最も好捷しい。
・・・・〈1)すなわち、AHがJLの1.5倍より小
にして、その1/4と同一もしくはこれより犬であるこ
とが最も好捷しい。
かくの如き凸部9を鋼塊素材7の厚み方向に形成すれば
オーバーラツプの減少が可能となり、オた、鋼塊素材7
の幅方向について行えばフィッシュテールの減少が可能
である。
オーバーラツプの減少が可能となり、オた、鋼塊素材7
の幅方向について行えばフィッシュテールの減少が可能
である。
その理由は次のとbりである。
発明者等は、実験により1パスによって形成されるオー
バーラツプ4の長さ−aが、第6図に示すように圧下率
の増大に伴い、極大値(図にかいては極小値)を有する
ように変化することを見出した。
バーラツプ4の長さ−aが、第6図に示すように圧下率
の増大に伴い、極大値(図にかいては極小値)を有する
ように変化することを見出した。
第6図の実験結果は、一般キルド鋼を図中に示した寸法
に形成して圧延したもので、鋼塊の厚さが40m+++
の場合に圧下率が約21%以上になると、オーバーラツ
プを生じることがなく、逆に中心部のメタルフローが表
層部より大きくなる。
に形成して圧延したもので、鋼塊の厚さが40m+++
の場合に圧下率が約21%以上になると、オーバーラツ
プを生じることがなく、逆に中心部のメタルフローが表
層部より大きくなる。
オた、第7図は、フェライト系ステンレス鋼の実際の鋼
塊を用いた実験結果を示したのである。
塊を用いた実験結果を示したのである。
々か、第7図にかいて圧下率0%に卦けるオーバーラツ
プは、鋼塊カ冷却して収縮するときに生ずるものである
。
プは、鋼塊カ冷却して収縮するときに生ずるものである
。
第6図、第7図に見られる如く圧下率を十分に犬きくす
ると、鋼塊の中心部[i−いてもメタルフローが生じ、
表層と中心部とのメタルフローを同等にすることができ
る。
ると、鋼塊の中心部[i−いてもメタルフローが生じ、
表層と中心部とのメタルフローを同等にすることができ
る。
しかし、前記したように従来技術に釦いて、取り得る圧
下量は、噛み込み限界、トルク限界、荷重限界より制約
されて釦り、特に制限トルク内釦よび制限荷重内であっ
ても、噛み込み限界から、表層と中心部のメタルフロー
が同等になるような圧下量は取り得ない。
下量は、噛み込み限界、トルク限界、荷重限界より制約
されて釦り、特に制限トルク内釦よび制限荷重内であっ
ても、噛み込み限界から、表層と中心部のメタルフロー
が同等になるような圧下量は取り得ない。
そこで本発明[1−いては、鋼塊素材7の端部に圧延負
荷が増大して過負荷とならない程度の凸部9を形成した
後、凸部9を形成したと同一方向から凸部9を高圧下率
をもって圧延して消去せしめる。
荷が増大して過負荷とならない程度の凸部9を形成した
後、凸部9を形成したと同一方向から凸部9を高圧下率
をもって圧延して消去せしめる。
このため、凸部9の圧延は、制限トルク内釦よび制限荷
重内にあって、噛み込み時にロールと材料が点接触とな
る従来法と異なり、第3図A、Bから明らかなように面
接触となり、噛み抜は端では噛み込み限界からの制約が
著しく緩和された状態と近似されたことになり材料の中
心部のメタルフローが、表層のメタルフローと同等とな
す得る太々る圧下量、圧下率をとることができることに
なる。
重内にあって、噛み込み時にロールと材料が点接触とな
る従来法と異なり、第3図A、Bから明らかなように面
接触となり、噛み抜は端では噛み込み限界からの制約が
著しく緩和された状態と近似されたことになり材料の中
心部のメタルフローが、表層のメタルフローと同等とな
す得る太々る圧下量、圧下率をとることができることに
なる。
従って本発明を厚み圧下時に適用すると従来法に比較す
ると、はるかに大きな圧下量、圧下率がとれることにな
り、第4図A、Bにて対比する如く中心部のメタルフロ
ーが、従来法とは逆に表層部のメタルフローより犬きく
なりメカニカルパイプの成因が防止され、第3図Ci−
よび第4図Bに示す如く、メカニカルパイプがなくなり
、タンク形状を呈したるクロップ形状は、幅方向の圧下
に際し、通常の圧延を実施するか、凸部9の形成を幅方
向に応用するか工夫することにより、容易にフラット形
状にすることが可能であり、その結果クロップロスを最
少限に抑制することができる。
ると、はるかに大きな圧下量、圧下率がとれることにな
り、第4図A、Bにて対比する如く中心部のメタルフロ
ーが、従来法とは逆に表層部のメタルフローより犬きく
なりメカニカルパイプの成因が防止され、第3図Ci−
よび第4図Bに示す如く、メカニカルパイプがなくなり
、タンク形状を呈したるクロップ形状は、幅方向の圧下
に際し、通常の圧延を実施するか、凸部9の形成を幅方
向に応用するか工夫することにより、容易にフラット形
状にすることが可能であり、その結果クロップロスを最
少限に抑制することができる。
次に、本発明による凸部9の形成の態様ならびにその形
成時期について説明する。
成時期について説明する。
第5図A、B、C,D、Eは凸部形成の態様を示す実施
例であって、Aは圧延素材の一端に幅方向に凸部を形成
した例を示す斜視図であり、Bは素材の一端に幅方向釦
よび厚み方向に凸部を形成した例であり、Cは素材の一
端の幅方向釦よび他端の厚み方向に凸部9を形成した例
であり、D図は素材7の一端の厚み方向のみに凸部を形
成した例であり、E図は素材70両端の幅方向に凸部を
形成L−た例であり、この形状は変形能の犬なる材料に
適用して効果が犬である。
例であって、Aは圧延素材の一端に幅方向に凸部を形成
した例を示す斜視図であり、Bは素材の一端に幅方向釦
よび厚み方向に凸部を形成した例であり、Cは素材の一
端の幅方向釦よび他端の厚み方向に凸部9を形成した例
であり、D図は素材7の一端の厚み方向のみに凸部を形
成した例であり、E図は素材70両端の幅方向に凸部を
形成L−た例であり、この形状は変形能の犬なる材料に
適用して効果が犬である。
これらの凸部形状の態様は、このほかにも種々の態様が
あることは勿論である。
あることは勿論である。
本発明の実施例を従来法と対比して説明する。
実施例 1゜
本実施例は圧延素材の一端、頭部の厚み方向のみ凸部を
形威し、該凸部を同方向から高圧下率をもって消滅させ
た例である。
形威し、該凸部を同方向から高圧下率をもって消滅させ
た例である。
鋳型断面が頭部で1232mmX555m、底部で11
60mmX440wnの鋳型に溶鋼を鋳造して得た重量
7tのキルド鋼塊から断面145mmX104(h++
mのスラブを本発明法ならびに従来法にて第1表の示す
各工程を経て製造した。
60mmX440wnの鋳型に溶鋼を鋳造して得た重量
7tのキルド鋼塊から断面145mmX104(h++
mのスラブを本発明法ならびに従来法にて第1表の示す
各工程を経て製造した。
第1表においてH−Rは水平ロール、■・Rは垂直ロー
ルである。
ルである。
すなわち従来法VC釦いては、スケール落としのためH
−R[よるパス憲1において1100y++mに圧下し
た後、鋼塊を90度回転し、そのftH−Rにて圧下を
続け、V−Rにて幅圧下を行なって規定断面の145m
mX1040間のスラブを得た。
−R[よるパス憲1において1100y++mに圧下し
た後、鋼塊を90度回転し、そのftH−Rにて圧下を
続け、V−Rにて幅圧下を行なって規定断面の145m
mX1040間のスラブを得た。
本発明に釦いては、エツジングをわざわざ行わなくても
スケールを脱落できることが実験で確認されたので、パ
スA3 A 、 333 VC*−いて厚み方向に凸部
を形威し、更にパスA3Cに釦いて厚み方向に凸部を形
成しつつ、高圧下率をもって凸部を消滅せしめた。
スケールを脱落できることが実験で確認されたので、パ
スA3 A 、 333 VC*−いて厚み方向に凸部
を形威し、更にパスA3Cに釦いて厚み方向に凸部を形
成しつつ、高圧下率をもって凸部を消滅せしめた。
その後はH−Rにより厚み圧下を■・REより幅圧下を
継続し最終的に145mmX1040snのスラブを製
造した。
継続し最終的に145mmX1040snのスラブを製
造した。
かくの如き本実施例では、第2表に示す如く、従来法に
比較して両端のクロップロスが著しく減少し、剪断時歩
留において3.7係の向上が可能となった。
比較して両端のクロップロスが著しく減少し、剪断時歩
留において3.7係の向上が可能となった。
実施例 2゜
本実施例は、第3表に示す如く、実施例1と同一の鋼塊
から同一のスラブを製造した。
から同一のスラブを製造した。
実施例1と同様に、厚み方向に凸部を形成したる後に、
高圧下率をもってこれを消滅せしめた後頁に、パス搗4
,6において幅方向に凸部を形成及び、高圧下率をもっ
てこれを消滅せしめた。
高圧下率をもってこれを消滅せしめた後頁に、パス搗4
,6において幅方向に凸部を形成及び、高圧下率をもっ
てこれを消滅せしめた。
その後は)(−Rにより厚み圧下を、■・Rにより軽度
の幅圧下を継続し最終的にI 45mmXI 040叫
のスラブを製造した。
の幅圧下を継続し最終的にI 45mmXI 040叫
のスラブを製造した。
かくの如き本実施例では、第4表に示す如〈実施例1よ
りも、ボトムクロップロスが減少し更に歩留の向上が可
能となった。
りも、ボトムクロップロスが減少し更に歩留の向上が可
能となった。
第4表から明らかなとかり、本発明によれば、従来法に
よるよりも、トップクロップロスが3.0係、ボトムク
ロップロスが1.4%にて剪断時歩留が実[4,4%の
犬なる向上を達成することができた。
よるよりも、トップクロップロスが3.0係、ボトムク
ロップロスが1.4%にて剪断時歩留が実[4,4%の
犬なる向上を達成することができた。
なか、本発明による凸部形成ならびに消滅は極めて短時
間に施行できるので分塊圧延の生産性の低下はほとんど
ない。
間に施行できるので分塊圧延の生産性の低下はほとんど
ない。
上記実施例より明らかな如く、本発明は可逆式圧延機に
よる鋼塊の分塊圧延時に鋼塊の頭部釦よび底部の少くと
も一端の相対する少くとも1組の面に圧延用ロールによ
って凸部を形成し、しかる後置一方向から圧下を加える
方法によって次の如き犬なる効果を収めることができた
。
よる鋼塊の分塊圧延時に鋼塊の頭部釦よび底部の少くと
も一端の相対する少くとも1組の面に圧延用ロールによ
って凸部を形成し、しかる後置一方向から圧下を加える
方法によって次の如き犬なる効果を収めることができた
。
・(イ)分塊圧延時に従来発生していたスラブ両端のメ
カニカルパイプの生成を減少し、フィッシュテールの成
長を防止することができた。
カニカルパイプの生成を減少し、フィッシュテールの成
長を防止することができた。
(ロ)その結果剪断時歩留を従来法よりも4係以上向上
せしめることができた。
せしめることができた。
(ハ)(本発明法は極めて短時間に施行できるので分塊
圧延の生産性の低下はほとんどない。
圧延の生産性の低下はほとんどない。
第1図A、Bi−よび第2図A、Bは従来法によるそれ
ぞれ素材の幅方向釦よび厚み方向圧延時にスラブ端部に
発生するフィッシュテールふ−よびオーバーラツプの発
生機構の説明図、第31mA、B。 Cは本発明による圧延方法を説明する凸部形成工程、B
は同方向圧延による凸部圧下消滅工程を示す側面図、C
はスラブ端部に形成されたタング部を示す斜視図、第4
図A、Bはそれぞれ従来法釦よび本発明法のメタルフロ
ーを示す模式断面図、第5図A、B、C,D、Eはいず
れも杢発明による凸部形成の態様を示す斜視図、第6図
1よび第1図は圧下率とオーバーラツプ長さ比との関係
を示す図である。 1・・・スラブ、 ジャーロール 2・・・フィッシュテール、3・・・エラ4・・・オー
バーラツプ、5・・・水平ロール T・・・鋼塊素材、 8・・・圧延用ロール 9・・・凸 部、 10・・・クロップエンド。
ぞれ素材の幅方向釦よび厚み方向圧延時にスラブ端部に
発生するフィッシュテールふ−よびオーバーラツプの発
生機構の説明図、第31mA、B。 Cは本発明による圧延方法を説明する凸部形成工程、B
は同方向圧延による凸部圧下消滅工程を示す側面図、C
はスラブ端部に形成されたタング部を示す斜視図、第4
図A、Bはそれぞれ従来法釦よび本発明法のメタルフロ
ーを示す模式断面図、第5図A、B、C,D、Eはいず
れも杢発明による凸部形成の態様を示す斜視図、第6図
1よび第1図は圧下率とオーバーラツプ長さ比との関係
を示す図である。 1・・・スラブ、 ジャーロール 2・・・フィッシュテール、3・・・エラ4・・・オー
バーラツプ、5・・・水平ロール T・・・鋼塊素材、 8・・・圧延用ロール 9・・・凸 部、 10・・・クロップエンド。
Claims (1)
- 1 可逆式圧延機による鋼塊の分塊圧延時にかけるクロ
ップロスの減少方法に釦いて、前記鋼塊圧延時に該鋼塊
の頭部釦よび底部の少くとも一端の相対する少くとも1
組の面に圧延用ロールによって凸部を形成した後、同一
方向から圧下を加える工程を包含することを特徴とする
分塊圧延におけるクロップロスの減少方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16381879A JPS5854882B2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | 分塊圧延におけるクロツプロスの減少方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16381879A JPS5854882B2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | 分塊圧延におけるクロツプロスの減少方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5686601A JPS5686601A (en) | 1981-07-14 |
JPS5854882B2 true JPS5854882B2 (ja) | 1983-12-07 |
Family
ID=15781300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16381879A Expired JPS5854882B2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | 分塊圧延におけるクロツプロスの減少方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854882B2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-17 JP JP16381879A patent/JPS5854882B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5686601A (en) | 1981-07-14 |
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