JPS5854823Y2 - 電線クランプ - Google Patents
電線クランプInfo
- Publication number
- JPS5854823Y2 JPS5854823Y2 JP10132779U JP10132779U JPS5854823Y2 JP S5854823 Y2 JPS5854823 Y2 JP S5854823Y2 JP 10132779 U JP10132779 U JP 10132779U JP 10132779 U JP10132779 U JP 10132779U JP S5854823 Y2 JPS5854823 Y2 JP S5854823Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- free end
- clamp
- electric wire
- pivoted
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は架空線用スペーサ、ダンパー等の電線を把持固
定するクランプの改良に関するものである。
定するクランプの改良に関するものである。
クランプ構成体をボルト、ナツトで緊締して電線を把持
固定する従来のニラ割りランプは、反復繰り返される架
空電線の横振れ振動等により締付ボルトが緩み電線把持
力が次第に低下する欠陥があり、またボルトレスクラン
プは、電線把持部にゴムまたはアーマテープなどを使用
しているために電線の把持力か弱く、殊にゴムは耐用年
数が短がくその取替は高所で行なわなくてはならないた
めに作業が面倒で危険が伴うなどの欠点があった。
固定する従来のニラ割りランプは、反復繰り返される架
空電線の横振れ振動等により締付ボルトが緩み電線把持
力が次第に低下する欠陥があり、またボルトレスクラン
プは、電線把持部にゴムまたはアーマテープなどを使用
しているために電線の把持力か弱く、殊にゴムは耐用年
数が短がくその取替は高所で行なわなくてはならないた
めに作業が面倒で危険が伴うなどの欠点があった。
本考案は上記欠点を解消する目的でなされたもので、以
下図面にもとづいて本考案の一実施例を説明するに、１
は端末に電線を把持゛する円弧部を有するクランプ本体
、２はクランプ本体１の先端にヒンジピンａで回動自在
に軸止めされた円弧形連結子、３は該連結子２の他端に
ヒンジピンｂを介し回動自在に軸止された円弧状電線把
持部を有する締付体、４は該締付体３の遊端部に形成の
有底ポケットで゛このポケット内には、コイルバネ、サ
ラバネ等の弾性体５とこの弾性体５を上方から加圧して
そのバネ力を締付体３の遊端部に作用させるＴ形ロッド
６が上下動自在に挿入され、ロッド６の下端は、ポケッ
ト４の底壁に穿設の孔と、該ポケット４の直下に水平状
に配置され基部端上面を締付体３の下面突起Ａに当接の
バー８の穿設孔に挿通しナツト７を介しバー８に固定さ
れている。
下図面にもとづいて本考案の一実施例を説明するに、１
は端末に電線を把持゛する円弧部を有するクランプ本体
、２はクランプ本体１の先端にヒンジピンａで回動自在
に軸止めされた円弧形連結子、３は該連結子２の他端に
ヒンジピンｂを介し回動自在に軸止された円弧状電線把
持部を有する締付体、４は該締付体３の遊端部に形成の
有底ポケットで゛このポケット内には、コイルバネ、サ
ラバネ等の弾性体５とこの弾性体５を上方から加圧して
そのバネ力を締付体３の遊端部に作用させるＴ形ロッド
６が上下動自在に挿入され、ロッド６の下端は、ポケッ
ト４の底壁に穿設の孔と、該ポケット４の直下に水平状
に配置され基部端上面を締付体３の下面突起Ａに当接の
バー８の穿設孔に挿通しナツト７を介しバー８に固定さ
れている。
９はクランプ本体１にヒンジピンｅで軸止された腕金。
１０は該腕金９の遊端にヒンジピンｄで回動自在に軸止
されたロックパーで、その先端傾斜側面Ｂは締付体３の
端末壁面に当接し、他端の下方角隅部Ｃはレバー８の端
末表面に形成された溝穴１１に嵌合係止されるようにな
っている。
されたロックパーで、その先端傾斜側面Ｂは締付体３の
端末壁面に当接し、他端の下方角隅部Ｃはレバー８の端
末表面に形成された溝穴１１に嵌合係止されるようにな
っている。
このように構成せる本考案クランプにより電線Ｗを把持
固定するには、先づ第１図に示す状態からロックバー１
０を第２図に示すように軸止ピンｄを軸に時計方向に廻
わして下方角隅部Ｃをレバー８の溝穴１１から外し次い
で該ロックパー１０を軸止する腕金９をその支持点ｅを
軸に時計方向に回転しておいてから、第３図に示すよう
にヒンジピンａを軸にして連結子２と締付体３とを矢印
方向に開き、さらにその状態から締付体３を支持点すを
軸にして垂直状態に開いてクランプ本体１との間の隙間
から電線Ｗをクランプ本体１の円弧状電線把持部に嵌合
した後、締付体３及び連結子２を元の状態に戻し電線Ｗ
を把持してから、腕金９を反時計方向に起しその遊端に
軸止のロックパー１０を反時計方向に強制的に回転させ
ることによリ、ロックバー１０の下方角隅部Ｃで、Ａを
支持点とするレバー８の遊端と該レバー８と共動するＴ
形ロッド６とが下方に引下げられ、Ｔ形ロッド６の引下
げにより弾性体５のバネ力が締付体３の遊端に作用し、
第１図に示すように電線Ｗは強固に把持されこの状態で
ロックパー１０の先端傾斜側面Ｂは締付体３の端末壁面
に当接し、他端の下方角隅部Ｃはレバー８の溝穴１１に
嵌合係止される。
固定するには、先づ第１図に示す状態からロックバー１
０を第２図に示すように軸止ピンｄを軸に時計方向に廻
わして下方角隅部Ｃをレバー８の溝穴１１から外し次い
で該ロックパー１０を軸止する腕金９をその支持点ｅを
軸に時計方向に回転しておいてから、第３図に示すよう
にヒンジピンａを軸にして連結子２と締付体３とを矢印
方向に開き、さらにその状態から締付体３を支持点すを
軸にして垂直状態に開いてクランプ本体１との間の隙間
から電線Ｗをクランプ本体１の円弧状電線把持部に嵌合
した後、締付体３及び連結子２を元の状態に戻し電線Ｗ
を把持してから、腕金９を反時計方向に起しその遊端に
軸止のロックパー１０を反時計方向に強制的に回転させ
ることによリ、ロックバー１０の下方角隅部Ｃで、Ａを
支持点とするレバー８の遊端と該レバー８と共動するＴ
形ロッド６とが下方に引下げられ、Ｔ形ロッド６の引下
げにより弾性体５のバネ力が締付体３の遊端に作用し、
第１図に示すように電線Ｗは強固に把持されこの状態で
ロックパー１０の先端傾斜側面Ｂは締付体３の端末壁面
に当接し、他端の下方角隅部Ｃはレバー８の溝穴１１に
嵌合係止される。
而して電線Ｗから取外すときは上記操作を逆順に行うこ
とにより簡単に取外すことができる。
とにより簡単に取外すことができる。
本考案によれば、上述のように弾性体５の強力なバネ力
により電線の把持が確実強固に行なえ経年緩むようなこ
とはなく、またボルト、ナラ１〜によらずロックパー１
０と腕金９のワンタッチ操作で電線への取付は取外しが
極めて簡単に行なえるので高所作業が容易であるなどの
実用的効果がある。
により電線の把持が確実強固に行なえ経年緩むようなこ
とはなく、またボルト、ナラ１〜によらずロックパー１
０と腕金９のワンタッチ操作で電線への取付は取外しが
極めて簡単に行なえるので高所作業が容易であるなどの
実用的効果がある。
第１図は本考案の一実施例を示す説明図、第２図及び第
３図は本考案の操作説明図である。 １：クランプ本体、２：連結子、３：締付体、４：有底
ポケット、５：弾性体、６：Ｔ形ロッド、７：締付ナツ
ト、８：バー、９：腕金、１０：ロックパー、１１：溝
穴。
３図は本考案の操作説明図である。 １：クランプ本体、２：連結子、３：締付体、４：有底
ポケット、５：弾性体、６：Ｔ形ロッド、７：締付ナツ
ト、８：バー、９：腕金、１０：ロックパー、１１：溝
穴。
Claims (1)
- 円弧形連結子を介しクランプ本体１に軸止めされた締付
体の遊端部に有底ポケットを形成し、該有底ポケット内
に、弾性体と該弾性体を上方から加圧してそのバネ力を
締付体の遊端部に作用させる上下動自在のＴ形ロッドと
を挿入し、該ロッドの下端を固定したバーの端末面上に
、クランプ本体に軸止の腕金に回動自在に軸止めされバ
ーの遊端を下方に押圧するロックパーを係脱自在に当接
させてなることを特徴とする電線クランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10132779U JPS5854823Y2 (ja) | 1979-07-24 | 1979-07-24 | 電線クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10132779U JPS5854823Y2 (ja) | 1979-07-24 | 1979-07-24 | 電線クランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5620323U JPS5620323U (ja) | 1981-02-23 |
| JPS5854823Y2 true JPS5854823Y2 (ja) | 1983-12-14 |
Family
ID=29334074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10132779U Expired JPS5854823Y2 (ja) | 1979-07-24 | 1979-07-24 | 電線クランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5854823Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013110894A (ja) * | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Furukawa Electric Power Systems Co Ltd | 多導体用スペーサの供給方法 |
-
1979
- 1979-07-24 JP JP10132779U patent/JPS5854823Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5620323U (ja) | 1981-02-23 |
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