JPS5854457B2 - カラ−テレビジヨン映像管とその動作方法 - Google Patents

カラ−テレビジヨン映像管とその動作方法

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JPS5854457B2
JPS5854457B2 JP55164009A JP16400980A JPS5854457B2 JP S5854457 B2 JPS5854457 B2 JP S5854457B2 JP 55164009 A JP55164009 A JP 55164009A JP 16400980 A JP16400980 A JP 16400980A JP S5854457 B2 JPS5854457 B2 JP S5854457B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/80Arrangements for controlling the ray or beam after passing the main deflection system, e.g. for post-acceleration or post-concentration, for colour switching
    • H01J29/81Arrangements for controlling the ray or beam after passing the main deflection system, e.g. for post-acceleration or post-concentration, for colour switching using shadow masks

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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は改良されたフォーカスマスク型カラ−テレビ
ジョン映像管とその駆動法に関するものである。
市販のシャドーマスク型映像管は一般には、3種の異な
る色を発光する螢光素子がある順序で繰返される配列さ
れたアレーからなるターゲットと、このターゲットに向
けて投射される3本の集中性の電子ビームを発生する手
段と、ターゲットとビーム発生手段との間に配置された
有孔マスク板を含んだ色選択構体とを有する排気された
外囲器を備えている。
マスク板がターゲットを遮蔽し、集中角の差によって、
各ビームの透過部分(以下、ビームレットと称する)が
所要発光色の螢光素子を選択し励起することができる。
色選択構体のほぼ中心部では、市販映像管のマスク板は
ビーム電流の約18%を除く他のビーム電流を遮断して
しまう。
すなわち、そのマスク板は約18%の透過率を持つとい
うことができる。
従って、マスクの孔の面積はマスク−の面積の約18%
である。
集束電界は存在しないので、ターゲットの対応部分が各
電子ビームのビームレットによって励起される。
マスク板の透過率を上げるために幾つかの方法が提案さ
れている。
すなわち、ターゲット領域の被励起部分を実質的に増加
させることなく、マスク板の面積に対する孔の面積を大
きくする方法が提案されている。
1つの方法では、孔を太きくして、ビームレットを各社
の近傍で発生される磁界又は電界によって集束させる。
別の方法では、マスク板の各社が拡大されかつ、導体に
よって、2つの隣接する窓に分割される。
各社の窓を通過する2本のビームレットは導体をまわっ
て互いの方向に偏向され、2本のビームレットは両方と
も、ターゲットの実質的に同じ領域に到達する。
この後者の方法では、ビームの透過部分は、ターゲット
の一様断方向においては集束されるが、これと直角の横
断方向では拡がる。
このような組合わせ偏向・集束色選択手段は西ドイツ特
許公報第2814391号に記載されている。
この公報には、通常見うけるように、3つの異なる発光
色の螢光体の垂直のストライプが所定順序で繰返えすよ
うな3つ組(3本の異なるストライプからなる組)とし
て配置されたモザイクからなるターゲットと、ターゲッ
トに向けて指向された3本の集中性水平インライン電子
ビームを発生する手段と、ターゲットに隣接して配置さ
れた色選択構体とを備えたカラー映像管が開示されてい
る。
この色選択構体は金属性マスク板を備えこのマスク板は
垂直方向の列として配置されたほぼ正方形の孔のアレー
と、マスク板から絶縁されかつ間隔を置いて配置された
幅の狭い垂直の導体のアレーとを有し、各導体は1つの
列中の孔のほぼ中心を通るように配置されている。
さらに、各社は螢光体ストライプの3つ組の中心に位置
するようにされている。
電子ビーム発生手段側から見た時、導体は各社を水平方
向に隣接する2つのほぼ等しい窓に分割している。
この公知の色選択構体の窓は幅対高さの比が約0.46
で、約44%又はそれ以下の電子ビームを透過する。
この後者の装置を動作時には、細い垂直導体はマスク板
に対して電気的に正とされ、従って、同じ孔の窓の各々
を通過するビームレットはお互いの方向に偏向される。
同時に、窓中に作られた4極状の集中電界のために、ビ
ームレットは螢光体ストライプの長さ方向で集中作用を
受け(すなわち、垂直方向に圧縮され)、ストライプの
幅方向(水平方向)に拡げられる(ディフォーカスされ
る)。
また、間隔や電圧は、2つのビーム部分をターゲットの
同じ螢光体ストライプに当るように偏向する静電レンズ
が形成されるように選ばれる。
ビームレットを作るビームの集中角が3つ紙中の選択さ
れるべきストライプを決定する。
容態の中央の電圧はその底部及び頂部の電圧よりも高く
(それによって、垂直方向の集束が行われ)、左右の側
よりも低く(それによって、水平方向の拡大が行われる
)されている。
この色選択構体を注意深く分析し実験した結果、容態を
通過する偏向を受けたビームレットの形状は幅(水平)
方向に長く、長さく垂直)方向に圧縮されているので、
隣接する不所望な色の螢光体ストライプにビームレット
が重畳して入射し、従って、ターゲット上に表示される
映像の適正な色純度を確実に得るためには、窓の幅を縮
める必要があることがわかった。
この発明によるカラー映像管は、偏向−集束型色選択構
体と、平行な螢光体のストライプからなるスクリーンと
を備えている。
前述の従来型のカラー映像管と異り、この新しいカラー
映像管では螢光体ストライプの狭い幅方向ではビームレ
ットの集束を行い、ストライプの長い長さ方向において
は拡大(ディフォーカス)作用をビームレットに与える
ような色選択構体を用いている。
ビームレットが螢光体ストライプの幅方向に圧縮する構
成をとることにより、幅/高さ比及び色選択構体の全体
的なビーム透過率を増すことができる。
このカラー映像管を動作可能なものとするために、色選
択構体は螢光体ストライプに対する位置が変えられてい
る。
この発明のカラー映像管は、(a)循環する順序をもっ
て、互いに隣接する3つ組の形で配列された3つの異る
色を発する実質的に平行なストライプからなるアレーを
備えたターゲットと、(b)螢光体ストライプの長さ方
向に対して実質的に直角な平面内で上記のターゲットに
向けて投射される3本の集中性インライン電子ビームを
発生する手段と、(c)ターゲットとビーム発生手段と
の間に配置された色選択構体とを備えてなり、この色選
択構体は、(1)螢光体ストライプの長さ方向に実質的
に平行な列状に配列された孔のアレーを有する金属性マ
スク板と、(2)ストライプの長さ方向と実質的に平行
に延び、マスク板から絶縁されである間隔を置いて配置
された幅の狭い導体のアレーとを備えている。
マスク板と導体は電子ビームの部分が通過する窓のアレ
ーを画定する。
各導体は1つの列中の孔の実質的に中心に位置すること
が好ましい。
導体は、隣接する3つ紐間の境界と対向しかつそれから
間隔を置いて配置されている。
この新規なカラー映像管の動作においては、マスク板と
導体の極性は、導体がマスク板に対して負となるように
維持される。
このようにして動作させると、同じ孔の窓の各々を通過
するビームレットは、互いに離れる方向に偏向される。
ある孔に隣接する孔の隣接する窓を通ったビームレット
がターゲ゛ットの同じストライプに当る。
このためには、各3つ組の中心ではなく境界が導体に対
向するようにする必要がある。
この新しい構成の色選択構体とスクリーンとを用い、こ
のカラー映像管を上述のようにして動作させると、色選
択構体を通過したビームレットは導体と螢光体ストライ
プの長さ方向と直角な方向では圧縮(集束)され、導体
とストライプの長さ方向に平行な方向においては引伸ば
される。
これによって、ビームレットの幅が減少し、色選択構体
のビーム透過率を上げることかできると同時にビームレ
ットと螢光体ストライプの整合度が向上する。
表示される映像の色純度を劣化させることなく色選択構
体の透過率を更に大きくするためには、窓の幅対高さの
比を0.47より大きくすることが望ましいということ
がわかった。
この窓は実質的に正方形、即ち、0.8〜1,1の範囲
内の幅対高さ比を有することが好ましい。
この範囲内の比を持ったカラー映像管の色選択構体は、
動作中の他の好ましい動作特性を犠牲にすることなく4
4%以上のビーム透過率を呈することができる。
第1図に示すこの発明によるカラーテレビジョン映像管
21は一端に透明なフェースプレート25と他端にネッ
ク27とを持った排気されたバルブ23を備えている。
図では平坦なものとして示したがフェースプレート25
はドーム状であってもよい。
フェースプレート25はその内面に螢光スクリーンすな
わちターゲット29を支持している。
さらにフェースプレート25の内面には3本の支持部材
33によって、色選択構体31が支持されている。
ネック部27には3本の電子ビーム37A、37B、3
7C!を発生する手段35が収容されている。
これらのビームは、好ましくは通常の観察位置において
水平平面である平面内で発生される。
ビームはスクリーン29において外側ビーム37Aと3
70が中央ビーム37Bに集中するような形でスクリー
ン29に投射される。
3本のビームは偏向コイル39によって偏向されて色選
択構体31とスクリーン29をラスタを描くように走査
する。
スクリーン29と色選択構造31について、第2図及び
第4図を参照して詳細に説明する。
スクリーン29は、巡環順序をもって3つ組として配列
された多数の赤色発光螢光体ストライプ、緑色発光螢光
体ストライプ及び青色発光螢光体ストライプとを備え、
これらのストライプは電子ビームが発生される面とほぼ
垂直な方向に延ひている。
この実施例における通常の視聴位置では、螢光体ストラ
イプは垂直に延長している。
色選択構体31は多数の矩形開孔43を有するマスク板
41から成る。
孔43は螢光体ストライプR,G及びBの長さ方向と平
行な方向に延びる列として配列されており、ストライプ
の各3つ組に対して1本の孔列が設けられている。
線螢光体ストライプが各3つ組の真中にあり、第4図に
示すように、孔の隣接列間の空間と一致している。
電子ビーム発生手段35から見て、赤ストライプRは線
ストライプGの右に、青ストライプBは左にある。
約0.025mm(1ミル)の厚さの絶縁体47によっ
てマスク板41から僅かに隔てられて複数の幅の狭い導
体45が設けられている。
導体45はマスク板41のスクリーン側で、各3つ組の
境界、即ち、赤と青のストライプRとBの境界に対向し
て孔43の各列に沿って延長している。
あるいは導体45はマスク板41のビーム発生手段側で
各孔列に沿って延長させてもよい。
導体45はストライプR,G、Bに平行で、電子ビーム
発生手段側から見て、2つの実質的に同じ大きさの電子
ビーム透過部、即ち窓、が形成されるように各孔43上
に配置されている。
この実施例においては、マスク板41の中央の孔43は
、幅が約0.65mm(26ミル)で高さが約0.31
mm(12ミル)である。
各社43は上下の隣接孔から約0.15順(5ミル)隔
てられている。
横方向の間隔は約0.11im(4ミル)である。
導体45は幅が約o、 15 am (6ミル)で、そ
の両側に高さが約0.31皿(12ミル)で幅が約0.
25皿(10ミル)の開孔部、即ち窓を残している。
マスク板41は螢光体ストライプR,G、Bから約13
.7mm(540ミル)隔てられている。
前述の寸法はすべて例として示したもので、以下に述べ
るように変えられるものである。
孔43の大きさは均一であるが、必要とあれば、マスク
板41の中央から端に向けて徐々に変えてもよい。
また、マスク板41とストライプR,G、Bの間隔は同
じく均一であるが、マスク板41の中央から端に向けて
徐々に変えてもよい。
さらに、別の形としては、隣接列中の孔を第2図のよう
に水平に一列にせずに、第3図に示すように垂直方向で
ずらしてもよい。
タープ”ットの光出力を上げるために、ストライプR,
G、Bの電子ビーム発生手段側の面をアルミニウム金属
のような光反射性材料で覆ってもよい。
映像管21を動作させるために、電子ビーム発生手段は
、その陰極を実質的にアース電位に保って付勢される。
約10,0OOVの第1の正電圧(V)が電源S1から
スクリーンとマスク板41に加えられ、約(10,00
0−200)V(7)第2の正電圧(V−△■)が電源
S2から導体45の各々に加えられる。
手段25からの3本の集中性ビーム37A、37B、3
70が偏向コイル39によってスクリーン29上にラス
タを描くように走査される。
第4図に示すように、ビームはマスク板に対して、互い
に異ってはいるが明確な角度をもって近づく。
第4図はビーム37A、37B及び37Cの目下の分析
に必要な部分のみを示しており、実際は、ビームはもつ
と幅が広く、多数の孔にまたがっており、多くのビーム
レットを生ずる。
マスク板41と導体45の電圧の差により生じる静電界
が、孔43の窓を通過したビームレットを導体45から
離れるように偏向する。
また、導体45の方向に直角な方向にビームレットをい
くらか集束させる作用があるので、ビームレットはその
方向で圧縮される。
マスク板41とストライプR,G、Bとの間の間隔と互
いに異なる集中角度とによって、隣接孔43からの隣接
ビームレットが互いに部分的に重なるようにして同じ螢
光体ストライプ上に入射する。
たとえば、第4図に示すように、中央ビーム37Bは典
型的には、隣接する孔43の隣接する窓を通過する2本
の隣接ビームレッ)51Aと51Bを形成し、これらの
ビームレットは緑色ストライプGに入射している。
中央ビーム37Bがスクリーン29を横切って走査する
際、隣接する孔43の隣接する一対の窓において、同じ
偏向と集中作用が生じる。
同様に、角度は異なるが、一方の外側ビーム37Aは隣
接する孔の隣接する窓を通る2本の隣接ビームレット5
3Aと53Bを形成し、これらのビームレットは同じ赤
色発光螢光体ストライプRに入射し、また、他方の外側
ビーム37Bは同じ青色発光ストライプBに入射する2
本の隣りあうビームレット55Aと55Bを隣接する孔
の隣接する窓から発生する。
第5図を参照して、上述の動作を前述した西ドイツ公報
に開示されているカラー映像管及びその動作モードと比
較してみる。
第4図と第5図に示した構造の物理的寸法等の幾つかが
表1に示されている。
従来構造(第5図)においては、導体45Aはストライ
プの3つ組の中央に位置しており、導体45Aには約2
5,0OOV+約900Vの正電圧(■+Δ■)が印加
されており、マスク板41Aには約25.000Vの正
電圧(V)が加えられている。
第5図に示すように、同じ孔43Aの窓を通るビームレ
ットはお互いの方向に向けて偏向され、導体45Aの長
さ方向と直角の方向で拡大作用を受ける。
従って、2本のビームレットは同じ螢光体ストライプ上
に入射する。
この方向でビームレットがディフォーカス、すなわち、
拡がるので、ビームレットの重畳と隣接ストライプの励
起とを避けるためには、ビームレットの大きさを厳しく
制限しなければならない。
第5図の従来型のカラー映像管と色選択構体の動作モー
ドとは、善意が2つの一次静電レンズ成分を持っている
と考えることによって分析できる。
これらのレンズ成分は第6図Aに示す4権威分と第6図
Bに示す2極戒分とを含んでいる。
4権威分はマスク板41Aと導体45Aによって形成さ
れる窓の左右の正電荷と上下の負電荷との間の電界によ
って生成される。
4権威分に重なって、導体45Aの正電荷とマスク板4
1Aの垂直な棒状部分の負電荷との間の電界によって2
極戒分が生成される。
この2極戒分は導体と垂直棒状部分との間に強い水平電
界を導入し、この電界が通過ビームレットに正味の偏向
を与える。
これら2つの成分を組合わせることにより、第6図Cの
合成電界構成が得られる。
この従来装置の動作モードの欠点は、4権威分が2極素
子による偏向の方向でディフォーカスレンズとなること
である。
この効果は窓の側辺により高い4離型位があり、上下に
低い4離型位が存在することによって生じる。
その結果、水平方向にレンズ中心から離れる方向への正
味の力が生じ、その結果としてビーム拡大現象が生じる
これは米国特許第4059781号に記載されている通
りである。
ビームレットは、孔を通過する際、ターゲットにおいて
水平方向に合流するようにされ、かつ、同時に、水平方
向で拡張作用を受け、垂直方向で集束される。
従って、マスク板41Aと導体45Aの間に電圧差がな
い時、ターゲット上のビームスポットは、第7図Aに示
す領域61と63のように見える。
このスポットは、領域61と63を形成する窓と実質的
に同じ形状及び寸法を持っている。
偏向後、すなわち、マスク板上導体との間に電圧差が生
じると、これらの領域は偏向の方向に拡がり、それと直
角な方向で狭められる。
この従来法の動作では、電子ビーム透過率を低下させる
狭い孔を用いるか、さもなくば、色純度が低下するかど
ちらかとなってしまう。
前に引用した西ドイツ特許公報は、カラー映像管の性能
を向上させるように孔の形状を定めることができると示
唆しているが、4極レンズによる本質的な拡大作用を考
えると、孔の整形によって適切な補正ができるかどうか
疑わしい。
この発明のカラー映像管では、マスク構体31は偏向方
向(正常な観察位置では水平方向)でビーム幅を減じる
ような4権威分を発生する。
この発明による動作モードによる4極及び2極戒分をそ
れぞれ第8図AとBに示す。
これらの成分の総合効果は第8図Cに示されている。
適正な4権威分は、マスク板41、従って、孔の周辺が
、正で、導体45が負の時に作られる。
この極性は、第6図Cに示した従来型のカラー映像管に
おける4極及び2極戒分と較べて反転した4極及び2極
戒分を孔中に生じさせる。
その結果、この新しい動作方法では、同じ孔の2つの窓
を通過する2つのビームレットは、お互いに離れる方向
に偏向される。
善意を通るビームレットは、第4図に示すように、偏向
方向の隣接孔中の隣接する方の窓を通る隣接ビームレッ
トと同じ螢光体ストライプに入射する。
ビームレットが隣接孔の隣接窓を通過し、偏向方向(水
平方向)でお互いの方向に偏向される時、その同じ方向
(水平方向)で集束されると同時に、それを横ぎる方向
(垂直方向)でディフォーカスされる。
従って、マスク板41と導体45との間に電圧差がない
時のターゲットでの電子スポットは第9図Aに示す領域
65と67のようになり、これらの領域はそれを作る選
択構体中の窓と形状と寸法が実質的に同じである。
偏向と集束を受けると、すなわち、マスク板41と導体
45間に電圧差が印加されると、ターゲット上の電子ス
ポットは第9図Bに示す領域65Aと67Aのようにな
る。
すなわち、偏向方向で狭くなり、それを横切る方向に高
くなる。
その結果、従来の動作法に比して、ミスレジストレーシ
ョン許容誤差が大きくなり、色純度も良好になる。
このミスレジストレーション許容誤差の一部又は全部は
色選択構体のより大きな電子ビーム透過度に転換できる
この発明による偏向−集束型色選択構体は、偏向格子と
集束マスクの特性を組合わせたものとして考えることが
できる。
この型の優良な色選択構体とは、2極(偏向)成分に対
して4極(集束)成分が大きいものである。
この構体を用いると、スクリーン上の電子ビームスポッ
トが狭くなり、そのビームが励起する螢光体ストライプ
に対するビームスポット位置に関する許容誤差をより大
きくすることができる。
色純度はより簡単に維持できる。
4離底分は窓の高さく導体の長さ方向に平行な方向の寸
法)をその幅(導体の長さ方向と直角な方向の寸法)に
対して小さくすることによって強くしつつ、色選択構体
の全体としての透過率を18%より遥かに大きく維持す
ることができる。
窓の幅と高さの関係を評価するために、幅対高さ比(W
/h)が用いられる。
集束効果の増強はこの幅/高さ比を大きくすることによ
って行われる。
表■に窓寸法を変えることによる効果を示す。各水平反
覆距離内に所定寸法形状の窓が2つある。
表■に示されているように、W/h比が0.45から0
.80に増大すると、マスクから約13.7mm(54
0ミル)にある螢光体ストライプ上で色純度を得るため
に必要とされる差電圧△■は1,000■から500V
にまで低くなる。
この低下は、有孔板と細い導体との間の絶縁体(第2図
の47)に対する電気的緊張(ストレス)が小さくなる
ので有利なことである。
一般に、△■の値は100〜i、ooovの範囲内にで
きる。
苦苦 この発明のカラー映像管では、マ
スク板の厚さは約0.101n7IL(4ミル)から約
0.201n1rL(8ミル)で、約0.151717
W(6ミル)の厚さが好ましい。
最小限度は少くともカラー映像管の製造及び使用に際し
て要求される機械的な剛性と強さによって決められる。
また上限は少くとも材料の価格と、製造時におけるいか
に良好な孔を画定できるかによって決まる。
マスク板の厚さを約0.10〜0.20朋の範囲内で増
大させると、△■を約12%低くする必要がある。
しかし、厚いマスク板を用いると、電子ビームが斜めに
入射するマスク板部分における透過度が低下する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明によるカラー映像管の一実施例の一
部概略横断面図、第2図は、第1図に示すカラー映像管
の色選択構体とスクリーンとの一部を示す斜視図、第3
図は、この発明のカラー映像管の他の実施例における色
選択構体とスクリーンの一部を示す斜視図、第4図は、
第1図の選択構体とスクリーンの一部分の部分概略横断
面図、第5図は、従来のカラー映像管の選択構体とスク
リーンの一部分の部分概略横断面図、第6図A1第6図
B及び第6図Cは、第5図に示す従来型カラー映像管の
色選択構体中の窓における電界分布を説明するための図
、第7図Aと第7図Bは、従来型カラー映像管の動作に
よって作られるターゲット上の電子ビームスポットの形
状を説明するための図、第8図A1第8図B及び第8図
Cは、第4図に示すこの発明の色選択構体の窓における
電界分布を説明するための図、第9図A及び第9図Bは
、この発明のカラー映像管の動作によってターゲット上
に作られるビームスポットの形状を示す図である。 29・・・・・・ターゲット、31・・・・・・色選択
構体、35・・・・・・電子ビーム発生手段、41・・
・・・・マスク板、43・・・・・・孔、45・・・・
・・導体、体ストライプ。 R,G、B・・・・・・螢光

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)ある循環する順序をもって、互いに隣接する3
    つ組の形で配列された実質的に平行な3つの異る発光色
    の螢光体ストライプのアレーからなるターゲットであっ
    て、上記3つ組の各々が上記3つの異る発光色のストラ
    イプの各々を含んでいるものと、(b)上記ストライプ
    に実質的に垂直な平面内で上記ターゲットに向けて投射
    される3本の集中性インライン電子ビームを発生する手
    段と、(C)上記ターゲットと上記ビーム発生手段との
    間に配置されており、上記ストライプと実質的に平行な
    複数の列を形成して配列された孔のアレーを有する金属
    マスク板と上記ストライプに実質的に平行に延び上記マ
    スク板から絶縁されて間隔をおいて配置された幅の狭い
    導体のアレーとを有する色選択構体とを備え、上記導体
    は隣接する3つ組の間の境界と対向しかつそれから離隔
    しており、また、上記マスク板と上記導体は上記電子ビ
    ームのビームレットが通過する窓のアレーを形成するこ
    とを特徴とするカラーテレビジョン映像管。 2(a)ある循環する順序をもって、互いに隣接する3
    つ組の形で配列された実質的に平行な3つの異る発光色
    の螢光体ストライプのアレーからなるターゲットであっ
    て、上記3つ組の各々が上記3つの異る発光色のストラ
    イプの各々を含んでいるものと、(b)上記ストライプ
    に実質的に垂直な平面内で上記ターゲットに向けて投射
    される3本の集中性インライン電子ビームを発生する手
    段と、(C)上記ターゲットと上記ビーム発生手段との
    間に配置されており、上記ストライプと実質的に平行な
    複数の列を形成して配列された孔のアレーを有する金属
    マスク板と上記ストライプtこ実質的に平行に延び上記
    マスク板から絶縁されて間隔をおいて配置された幅の狭
    い導体のアレーとを有する色選択構体とを備え、上記導
    体が隣接する3つ組の間の境界と対向しかつそれから離
    隔しており、また、上記マスク板と上記導体が上記電子
    ビームのビームレットが通過する窓のアレーを形成する
    カラー7−L/ビジョン映像管を動作させる方法であっ
    て二上記マスク板を上記電子ビーム発生手段に対して実
    質的に一定の正の電圧に維持し、上記導体を上記マスク
    板の電圧に対して実質的に一定の負の電圧に維持するこ
    とによって、隣接する孔の互いに隣接する窓を通過する
    隣接ビームレットが互いの方向に偏向されて上記ストラ
    イプの特定のものの領域に当るようにされたカラーテレ
    ビジョン映像管を動作させる方法。
JP55164009A 1979-11-23 1980-11-19 カラ−テレビジヨン映像管とその動作方法 Expired JPS5854457B2 (ja)

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DE3043940A1 (de) 1981-09-17
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GB2064212B (en) 1983-10-26
PL228055A1 (ja) 1982-02-15
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GB2064212A (en) 1981-06-10
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FI803567L (fi) 1981-05-24

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