JPS5854260A - 自動車用自動変速機 - Google Patents
自動車用自動変速機Info
- Publication number
- JPS5854260A JPS5854260A JP15181581A JP15181581A JPS5854260A JP S5854260 A JPS5854260 A JP S5854260A JP 15181581 A JP15181581 A JP 15181581A JP 15181581 A JP15181581 A JP 15181581A JP S5854260 A JPS5854260 A JP S5854260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- gear
- clutch
- engine
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H3/12—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts with means for synchronisation not incorporated in the clutches
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H2003/0818—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts comprising means for power-shifting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電磁クラッチあるいは油圧クラッチなど、電
気あるいは油圧などによ〕伝達トルクを制御できる自動
クラッチと歯車変速機構とを組合せ九0動車用自動変速
機に関するものである。
気あるいは油圧などによ〕伝達トルクを制御できる自動
クラッチと歯車変速機構とを組合せ九0動車用自動変速
機に関するものである。
従来から実用に供されている自動車用自動変速機は、は
とんどトルクコンバータと遊屋歯車変速機構とを組合せ
た4のであシ、構造が複雑であると共に、トルクコンバ
ータを通してエンジン動力が伝達されるため、スリップ
ロスの発生は避けられず、このため燃料消費量が増大す
るという欠点があった。
とんどトルクコンバータと遊屋歯車変速機構とを組合せ
た4のであシ、構造が複雑であると共に、トルクコンバ
ータを通してエンジン動力が伝達されるため、スリップ
ロスの発生は避けられず、このため燃料消費量が増大す
るという欠点があった。
この発明は、電磁クラッチあるいは油圧クラッチなどの
電気あるいは油圧によ〕伝達トルクを制御できる自動ク
ラッチを使用し、通常走行時にはスリップロスを発生す
ることなく、シかも歯車比の変化に際しては、変速シ薗
ツクが少なく、さらに構造が簡単な自動車用自動変速機
を提供することを目的としている。
電気あるいは油圧によ〕伝達トルクを制御できる自動ク
ラッチを使用し、通常走行時にはスリップロスを発生す
ることなく、シかも歯車比の変化に際しては、変速シ薗
ツクが少なく、さらに構造が簡単な自動車用自動変速機
を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、この発明は、電気または油
圧によ)伝達トルクの制御可能なりラッチを包含する歯
車変速機構をもつ自動車用自動変速機において、上記歯
車変速機構の入力軸に対し保合、解放可能なりラッチと
、上記入力軸からの動力伝達のみが可能なワンウェイク
ラッチにょ夛動力伝達される1速歯車と、上記入力軸に
対し保合、解放可能なりラッチにより入力軸から動力伝
達される2速歯車と、上記入力軸に対し保合、解放可能
なりラッチによシ入力軸から動力伝達される第2軸と、
この第2軸に対し保合、解放可能なクラッチにより第2
軸から動力伝達されかつ2速歯車よシ歯数比の小さな1
組または複数組の変速歯車とを備え、第1速から第2速
への変速比の切換時に、2速歯車よシ歯数比の小さな変
速段を係合させエンジン回転数を第2速段に同期または
は埋同期させた後に第2速段の動力伝達経路を完成する
ようにしたことを特徴とするものである。
圧によ)伝達トルクの制御可能なりラッチを包含する歯
車変速機構をもつ自動車用自動変速機において、上記歯
車変速機構の入力軸に対し保合、解放可能なりラッチと
、上記入力軸からの動力伝達のみが可能なワンウェイク
ラッチにょ夛動力伝達される1速歯車と、上記入力軸に
対し保合、解放可能なりラッチにより入力軸から動力伝
達される2速歯車と、上記入力軸に対し保合、解放可能
なりラッチによシ入力軸から動力伝達される第2軸と、
この第2軸に対し保合、解放可能なクラッチにより第2
軸から動力伝達されかつ2速歯車よシ歯数比の小さな1
組または複数組の変速歯車とを備え、第1速から第2速
への変速比の切換時に、2速歯車よシ歯数比の小さな変
速段を係合させエンジン回転数を第2速段に同期または
は埋同期させた後に第2速段の動力伝達経路を完成する
ようにしたことを特徴とするものである。
以下、この発明の一実施例を図面について説明するO
第1図くエンジンの動力を歯車変速機構に伝達するクラ
ッチとして電磁パウダクラッチ(以下電磁クラッチとい
う)を使用したこの発明の一実施例として、前進4段、
後進1段の自動変速機の構成を示す。
ッチとして電磁パウダクラッチ(以下電磁クラッチとい
う)を使用したこの発明の一実施例として、前進4段、
後進1段の自動変速機の構成を示す。
第1図において、1は電磁クラッチであシ、この電磁ク
ラッチ1は、エンジンのクツ/クシギフト7に固着され
たドライブメンバ2と、歯車変速機構の入力軸8にスプ
ライン嵌合して一体的に回転するドリブンメンバ3と、
ドライブメンバ2の内面およびドリブンメンバ3の外面
間に形成される環状ギャップに疎に充填された電磁パウ
ダ4と、ヨーク5に囲まれ丸環状の励磁コイル6とから
構成され、またこの電磁クラッチ1は、第2図のトルク
特性に示すように、励磁コイル6に流れる励磁電流にほ
ぼ比例したトルクを伝達すゐ。
ラッチ1は、エンジンのクツ/クシギフト7に固着され
たドライブメンバ2と、歯車変速機構の入力軸8にスプ
ライン嵌合して一体的に回転するドリブンメンバ3と、
ドライブメンバ2の内面およびドリブンメンバ3の外面
間に形成される環状ギャップに疎に充填された電磁パウ
ダ4と、ヨーク5に囲まれ丸環状の励磁コイル6とから
構成され、またこの電磁クラッチ1は、第2図のトルク
特性に示すように、励磁コイル6に流れる励磁電流にほ
ぼ比例したトルクを伝達すゐ。
9および1oは1速歯車であシ、上記入力軸8から歯車
9への動力伝達は、ワンウェイクラッチ11iCよシ行
われ、一方出力軸12に滑動可能に噛合された歯車10
の出力軸12への動力伝達は、出力軸12にスプライン
嵌合して軸方向への移動可能な摺動歯車13の噛合歯部
14と歯車1oの噛合歯部15を結合することによって
行なわれるよう構成されている。なお、出力軸12は図
示しない公知の差動歯車機構を介して自動車の車輪を駆
動するための4のである。
9への動力伝達は、ワンウェイクラッチ11iCよシ行
われ、一方出力軸12に滑動可能に噛合された歯車10
の出力軸12への動力伝達は、出力軸12にスプライン
嵌合して軸方向への移動可能な摺動歯車13の噛合歯部
14と歯車1oの噛合歯部15を結合することによって
行なわれるよう構成されている。なお、出力軸12は図
示しない公知の差動歯車機構を介して自動車の車輪を駆
動するための4のである。
16は上記ワンウェイクラッチ11と並列的に設けられ
、かつ油圧によシ入力軸8と歯車9の動力伝達を保合、
解放する1速ホールド(以下IHという)クラッチであ
夛、このクラッチ16の係合によシ、ワンウェイクラッ
チ11がロックされ、入力軸8と歯車9との動力伝達は
可逆的となシ、後述するIHレンジでのエンジンブレー
キ作用を得ることを可能にしである。
、かつ油圧によシ入力軸8と歯車9の動力伝達を保合、
解放する1速ホールド(以下IHという)クラッチであ
夛、このクラッチ16の係合によシ、ワンウェイクラッ
チ11がロックされ、入力軸8と歯車9との動力伝達は
可逆的となシ、後述するIHレンジでのエンジンブレー
キ作用を得ることを可能にしである。
17.18は2速歯車でアシ、入力軸8に滑動可能に嵌
合された歯車17が油圧により係合、解放される2速ク
ラツチ19によって入力軸8と結合されて、入力軸8か
ら動力伝達されるように構成され、また、歯車18は出
力軸12と一体的に形成されている。したがって、2速
クラツチ19の係合によシ2速段の動力伝達路が完成さ
れる020.21は3速歯車、22,23は4速歯車で
あシ、歯車20および22は入力軸8に滑動可能に嵌合
され、油圧によシ係合、解放される同期クラッチ24の
動作によシ入力軸8と一体的に回転する第2軸25に滑
金し、それぞれ油圧によって保合、解放される3速クツ
ツテ26および4速クツツテ27の動作によって第2軸
25と一体化されて、この第2軸25から動力伝達を受
ける構成とされてい為。一方、−車20.22とそれぞ
れ噛合う歯車21,23はそれぞれ出力軸12と一体的
に形!lLi3れてぃゐ。し九がりて、同期タツツテ2
4および3速、クラッチ26の係合によ)、3速段の動
力伝達経路が形成され、同期クラッチ24および4速ク
ラツチ27の保合によ)、4速段の動力伝達経路が完成
される。
合された歯車17が油圧により係合、解放される2速ク
ラツチ19によって入力軸8と結合されて、入力軸8か
ら動力伝達されるように構成され、また、歯車18は出
力軸12と一体的に形成されている。したがって、2速
クラツチ19の係合によシ2速段の動力伝達路が完成さ
れる020.21は3速歯車、22,23は4速歯車で
あシ、歯車20および22は入力軸8に滑動可能に嵌合
され、油圧によシ係合、解放される同期クラッチ24の
動作によシ入力軸8と一体的に回転する第2軸25に滑
金し、それぞれ油圧によって保合、解放される3速クツ
ツテ26および4速クツツテ27の動作によって第2軸
25と一体化されて、この第2軸25から動力伝達を受
ける構成とされてい為。一方、−車20.22とそれぞ
れ噛合う歯車21,23はそれぞれ出力軸12と一体的
に形!lLi3れてぃゐ。し九がりて、同期タツツテ2
4および3速、クラッチ26の係合によ)、3速段の動
力伝達経路が形成され、同期クラッチ24および4速ク
ラツチ27の保合によ)、4速段の動力伝達経路が完成
される。
28は後退歯車であ)、摺動歯車13を軸方向に#IW
hi1せて1速歯車10との噛金を解き、摺動歯車1s
と後退歯車28とを噛会せることによル、入力軸8から
の動力はIHクラッチ16,1速歯車9.1G、後退歯
車13の経路によって出方軸12に伝達され、出力軸1
2が逆回転されるように構成されてい為。
hi1せて1速歯車10との噛金を解き、摺動歯車1s
と後退歯車28とを噛会せることによル、入力軸8から
の動力はIHクラッチ16,1速歯車9.1G、後退歯
車13の経路によって出方軸12に伝達され、出力軸1
2が逆回転されるように構成されてい為。
第3図は第1図に示す自動変速機の油圧制御囲路の一実
施例を示す。
施例を示す。
第3図にシいて、3Qは油圧ポンプ、31は油圧ポンプ
30を駆動する毫−タ、32は油圧ポンプ30によつゼ
圧力が高められた作動油(以下圧油とbう)を貯蔵する
アキニームレータである。
30を駆動する毫−タ、32は油圧ポンプ30によつゼ
圧力が高められた作動油(以下圧油とbう)を貯蔵する
アキニームレータである。
このアキニームレータ32はダイヤフラム33で隔てら
れ九−側の気体!134に圧力気体が充填され、他側の
圧油室35には油圧ボンダ3°0で圧力が高められた圧
油が導入されるようになっている。
れ九−側の気体!134に圧力気体が充填され、他側の
圧油室35には油圧ボンダ3°0で圧力が高められた圧
油が導入されるようになっている。
し九がって、圧油が使用された場合でも圧油の圧力変化
が軽減される。36は圧油室35の油圧が定められ九一
定値に達すると開路する油圧スイッチであシ、仁の油圧
スイッチ36戊電源37とモータ31との間に設置され
、油圧が一定値になると油圧ポンプ30を停止し、一方
油圧が低下すると油圧ポンプ30を作動させることによ
〉アキニームレータ32内の貯蔵油量を一定値以上に保
ち油圧フィン38の圧油使用に追随する・39.40,
41,42はシフト用の油圧制御パルプであ夛、これら
はIHクラッチ16,2速クツツチ19,3速クツツテ
26,4速クラツチ27に対する油圧ツインをそれぞれ
ON、OFFし、対応するクラッチを保合を九は解放状
態にする三方パルプである。
が軽減される。36は圧油室35の油圧が定められ九一
定値に達すると開路する油圧スイッチであシ、仁の油圧
スイッチ36戊電源37とモータ31との間に設置され
、油圧が一定値になると油圧ポンプ30を停止し、一方
油圧が低下すると油圧ポンプ30を作動させることによ
〉アキニームレータ32内の貯蔵油量を一定値以上に保
ち油圧フィン38の圧油使用に追随する・39.40,
41,42はシフト用の油圧制御パルプであ夛、これら
はIHクラッチ16,2速クツツチ19,3速クツツテ
26,4速クラツチ27に対する油圧ツインをそれぞれ
ON、OFFし、対応するクラッチを保合を九は解放状
態にする三方パルプである。
そして、油圧パルプ39,40,41,42は一同一構
成であるから、制御パルプ39を代表としてこれの動作
を説明する。
成であるから、制御パルプ39を代表としてこれの動作
を説明する。
制御パルプ39は、バルブプランジャ43.コイル44
および亨ンターンスプリング41sを有し、コイル44
が通電されない状態では、パルププランジャ43がリタ
ーンスプリング4sによって油圧ツイン38に接続され
九人カポート46を閉じ、排油ボート48を開いている
。したがって、出力ボート4丁は排油ボート48に連通
し、IHタツツチ16内内圧圧油排油され、IH/9ツ
チ16は解放されているOこの状態で、コイル44に通
電されると、バルブプランジャ43はリターンスプリン
グ45を圧縮して吸引され、入力ポート46を開き、同
時に排油ボート48を閉じる。この結果、油圧ツイン3
8は出力ポート47と連通され、圧油はIHクラッチ1
6に供給され、III/ツツチ16を係合する0 2速クラッチ19,3速クラッチ26,4速り2ツチ2
7も、上述したIHクラッチ16の動作と同様に、それ
ぞれ制御パルプ40,41,42の通電により係合され
、また電流が纏断されると各クラッチの油圧室が排油ポ
ートと連通される結果、クラッチは解放される。
および亨ンターンスプリング41sを有し、コイル44
が通電されない状態では、パルププランジャ43がリタ
ーンスプリング4sによって油圧ツイン38に接続され
九人カポート46を閉じ、排油ボート48を開いている
。したがって、出力ボート4丁は排油ボート48に連通
し、IHタツツチ16内内圧圧油排油され、IH/9ツ
チ16は解放されているOこの状態で、コイル44に通
電されると、バルブプランジャ43はリターンスプリン
グ45を圧縮して吸引され、入力ポート46を開き、同
時に排油ボート48を閉じる。この結果、油圧ツイン3
8は出力ポート47と連通され、圧油はIHクラッチ1
6に供給され、III/ツツチ16を係合する0 2速クラッチ19,3速クラッチ26,4速り2ツチ2
7も、上述したIHクラッチ16の動作と同様に、それ
ぞれ制御パルプ40,41,42の通電により係合され
、また電流が纏断されると各クラッチの油圧室が排油ポ
ートと連通される結果、クラッチは解放される。
49は同期クラッチ24の伝達トルクを制御するために
、同期クラッチ24への供給油圧を電気的に調整する油
圧制御パルプである。この制御パルプ49は、ヨーク5
1およびボール52によ多形成される環状ギャップに挿
入されている制御コイル50が、永久磁石53による放
射状磁界を受けるように構成され、また軸方向へ移動可
能な状態で保持されている。このため、制御コイル50
にはこれを流れる制御電流にほぼ比例した軸方向の力を
発生し、制御°コイル50と一体に形成されたパルプ5
4がバルブシート55を押圧する力もはt!制御電流に
比例する。したがって、オリフィス57を通して油圧ラ
イン38の圧油が供給される制御油室56内の油圧は、
制御コイル50に流れる制御電流にほぼ比例した圧力と
なる。この制御油圧は有効面積の異なる2つのランドを
持つスプール58によ多形成される出力油圧室59内の
油圧によるスプール58の軸方向の力と平衡するため、
出力油圧室59の油圧は制御コイル50に流れる制御電
流にほぼ比例して変化する。したがって、出力油圧室5
9から圧油が供給される同期クラッチ24の伝達トルク
は油圧制御バルブ49の制御電流に比例した値となる。
、同期クラッチ24への供給油圧を電気的に調整する油
圧制御パルプである。この制御パルプ49は、ヨーク5
1およびボール52によ多形成される環状ギャップに挿
入されている制御コイル50が、永久磁石53による放
射状磁界を受けるように構成され、また軸方向へ移動可
能な状態で保持されている。このため、制御コイル50
にはこれを流れる制御電流にほぼ比例した軸方向の力を
発生し、制御°コイル50と一体に形成されたパルプ5
4がバルブシート55を押圧する力もはt!制御電流に
比例する。したがって、オリフィス57を通して油圧ラ
イン38の圧油が供給される制御油室56内の油圧は、
制御コイル50に流れる制御電流にほぼ比例した圧力と
なる。この制御油圧は有効面積の異なる2つのランドを
持つスプール58によ多形成される出力油圧室59内の
油圧によるスプール58の軸方向の力と平衡するため、
出力油圧室59の油圧は制御コイル50に流れる制御電
流にほぼ比例して変化する。したがって、出力油圧室5
9から圧油が供給される同期クラッチ24の伝達トルク
は油圧制御バルブ49の制御電流に比例した値となる。
なお、60はスプール58のバイアス用スプリング、6
1は制御動作を安定させるためのオリフィス、62.6
3はそれぞれ入力ボートおよび排油ポートを示す。
1は制御動作を安定させるためのオリフィス、62.6
3はそれぞれ入力ボートおよび排油ポートを示す。
また、第3図中、Exはいずれも排油部を示し、これら
は油溜64に帰還させるバイブロ5に接続されている。
は油溜64に帰還させるバイブロ5に接続されている。
第4図は第1図および第3図の構成の自動変速機の電気
制御回路の一例を示すブロック図である0第4図におい
て、66はエンジン−転数に比例した電気信号を得るエ
ンジン回転数センナ、67はエンジンの負荷状態を検出
するためにエンジンのスーツトル開度に比例した電気信
号を得るスロットル開度センサ、68は車速に比例した
電気信号を得る車速センサである。
制御回路の一例を示すブロック図である0第4図におい
て、66はエンジン−転数に比例した電気信号を得るエ
ンジン回転数センナ、67はエンジンの負荷状態を検出
するためにエンジンのスーツトル開度に比例した電気信
号を得るスロットル開度センサ、68は車速に比例した
電気信号を得る車速センサである。
69は車両の運転者によって操作され、所望の運転モー
ドを選択するためのセレクタスイッチであシ、通常、パ
ーキング(P)、後退(R)、ニュートラル(N)、ド
ライブ(D)、 I H,2速ホールド(2H)など
の運転モードが設定され、選択されたレンジに応じた電
気信号が出力されるようになっている070は電磁クラ
ッチ1の励磁電流を制御する電磁クラッチ制御回路であ
シ、この制御回路70は、エンジン回転数センナ66、
スロットル開度センサ67、車速センサ68.シフトパ
ターン演算回路71.変速動作弁別回路74の出力信号
を受け、車両の発進時に電磁クラッチ1の励磁電流の立
上がシをエンジン回転数にほぼ比例して増大し、スムー
ズな発進を行うと共に歯数比を変更する変速動作時には
変速態様に応じて電磁クラッチ1を解放し、変速動作終
了後はエンジンの負荷状態に応じ励磁電流の立上がシ速
さを制御することによって電磁クラッチ1の再結合を行
い変速ショックを緩和するようになっている。
ドを選択するためのセレクタスイッチであシ、通常、パ
ーキング(P)、後退(R)、ニュートラル(N)、ド
ライブ(D)、 I H,2速ホールド(2H)など
の運転モードが設定され、選択されたレンジに応じた電
気信号が出力されるようになっている070は電磁クラ
ッチ1の励磁電流を制御する電磁クラッチ制御回路であ
シ、この制御回路70は、エンジン回転数センナ66、
スロットル開度センサ67、車速センサ68.シフトパ
ターン演算回路71.変速動作弁別回路74の出力信号
を受け、車両の発進時に電磁クラッチ1の励磁電流の立
上がシをエンジン回転数にほぼ比例して増大し、スムー
ズな発進を行うと共に歯数比を変更する変速動作時には
変速態様に応じて電磁クラッチ1を解放し、変速動作終
了後はエンジンの負荷状態に応じ励磁電流の立上がシ速
さを制御することによって電磁クラッチ1の再結合を行
い変速ショックを緩和するようになっている。
上記シフトパターン演算回路71は、車両の運転状態に
応じた最適変速段を決定する回路であシ、公知のように
基本的にはエンジンの負荷状態を示すスロットル開度セ
ンサ67、車速センサ68および車両の運転者の選択す
る運転モード信号であるセレクタスイッチ69の出力信
号によって決定され、第5図に示すように、スーツトル
開度が大きくなるにしたがって変速車速が高くなる特性
とされ、変速動作の安定化を図るために、アップシフト
点(実線)とダウンシフト点(破線)とに適当な速度差
(ヒステリシス)が設けられている072はシフトバル
ブ制御回路であり、この制御回路72は、シフトパター
ン演算回路71の出力信号を弁別し、油圧制御バルブ3
9,40,41・。
応じた最適変速段を決定する回路であシ、公知のように
基本的にはエンジンの負荷状態を示すスロットル開度セ
ンサ67、車速センサ68および車両の運転者の選択す
る運転モード信号であるセレクタスイッチ69の出力信
号によって決定され、第5図に示すように、スーツトル
開度が大きくなるにしたがって変速車速が高くなる特性
とされ、変速動作の安定化を図るために、アップシフト
点(実線)とダウンシフト点(破線)とに適当な速度差
(ヒステリシス)が設けられている072はシフトバル
ブ制御回路であり、この制御回路72は、シフトパター
ン演算回路71の出力信号を弁別し、油圧制御バルブ3
9,40,41・。
42の駆動を行うもので、各変速段に対らする動作モー
ドは下記第1表に示すとおシである07゜3は1速から
2速へのアップシフトあるいは2速から1速へのダウン
シフトなど、シフトパターン演算回路71の出力の変化
方向を弁別するシフト方向弁別回路、74はシフトパタ
ーン演算回路71の出力変化時点から変速動作終了まで
の変速期間状態を検出する変速動作弁別回路であシ、こ
の弁別回路74は、変速動作の判定を行うために車速セ
ンサ68の出力に歯車比を乗じた値とエンジン回転数セ
ン°す66の出力を比較する回路と、一定時限回路とに
よシ構成されている。
ドは下記第1表に示すとおシである07゜3は1速から
2速へのアップシフトあるいは2速から1速へのダウン
シフトなど、シフトパターン演算回路71の出力の変化
方向を弁別するシフト方向弁別回路、74はシフトパタ
ーン演算回路71の出力変化時点から変速動作終了まで
の変速期間状態を検出する変速動作弁別回路であシ、こ
の弁別回路74は、変速動作の判定を行うために車速セ
ンサ68の出力に歯車比を乗じた値とエンジン回転数セ
ン°す66の出力を比較する回路と、一定時限回路とに
よシ構成されている。
75は同期クラッチ24の伝達トルクの制御を行−う同
期クラッチ制御回路であシ、この制御回路75は、シフ
トパターン演算回路71. シフト方向弁別回路73
.変速動作弁別回路74の出力信号によシ、作動時期が
決定され、また、油圧制御パルプ49に。対する制御電
流!音上がシ速さはエンジン回転aセンサ66、スロッ
トル開度センサ67の出力信号により、エンジンの負荷
状態に応じた立上がシ速度が決定される。
期クラッチ制御回路であシ、この制御回路75は、シフ
トパターン演算回路71. シフト方向弁別回路73
.変速動作弁別回路74の出力信号によシ、作動時期が
決定され、また、油圧制御パルプ49に。対する制御電
流!音上がシ速さはエンジン回転aセンサ66、スロッ
トル開度センサ67の出力信号により、エンジンの負荷
状態に応じた立上がシ速度が決定される。
76は変速状況に応じてエンジンのスロットル弁を閉じ
るスロットルクローザ77を動作させるスロットルクロ
ーザ制御回路であり、この制御回路76は、シフト方向
弁別回路73と変速動作弁別回路74の出力を受けて変
速動作期間中だけシフト方向に応じて動作し、エンジン
の出力を低下させ、変速動作中にエンジンがオーバラン
することを防止する。
るスロットルクローザ77を動作させるスロットルクロ
ーザ制御回路であり、この制御回路76は、シフト方向
弁別回路73と変速動作弁別回路74の出力を受けて変
速動作期間中だけシフト方向に応じて動作し、エンジン
の出力を低下させ、変速動作中にエンジンがオーバラン
することを防止する。
第6図は上記スロットルクローザの構造の一例を示す。
第6図において、77はスロットルクローザであシ、こ
の実施例ではソレノイドが使用されている。78はコイ
ル、79は気化器のスロットル弁80とリンク81で連
結されたプランジャ、82はスロットル弁80と中間に
スプリング逃げ機構84を設けたリンク83で連結され
たアクセルペダルであシ、このペダル82を踏むことに
よってスロットル弁80が開くように構成されている。
の実施例ではソレノイドが使用されている。78はコイ
ル、79は気化器のスロットル弁80とリンク81で連
結されたプランジャ、82はスロットル弁80と中間に
スプリング逃げ機構84を設けたリンク83で連結され
たアクセルペダルであシ、このペダル82を踏むことに
よってスロットル弁80が開くように構成されている。
そして、コイル78が通電されることによシ、プランジ
ャ79が吸引されて、スプリング逃げ機構84を押圧し
、アクセルペダル82の位置にかかわらずスロットル弁
80を一定開度まで閉じるようになっている。
ャ79が吸引されて、スプリング逃げ機構84を押圧し
、アクセルペダル82の位置にかかわらずスロットル弁
80を一定開度まで閉じるようになっている。
次に、以上のように構成されたこの発明の一実施例の動
作について説明する。
作について説明する。
自動車のよう表車両の停車状態で、運転者によってセレ
クタスイッチ69がニュートラル(NL)レンジからド
ライブ(D)レンジに選択されると、セレクタスイッチ
69に連動して摺動歯車13は軸方向に摺動され、摺動
歯車13と一速歯車10の噛合歯部14と15とが係合
して1速段の動力伝達経路が完成される。この時、車両
は停止状態にあるため、シフトパターン演算回路71の
出力は第5図に示す1蓮信号となる。したがって、シフ
トパルプ制御回路72の出力は第1表の1速モードとな
り、制御パルプ41だけが作動し、3速クラツチ26を
係合するが、同期クラッチ24が解放されているため、
ワンウェイクラッチ11を動力伝達経路とした1速伝達
経路が形成される。
クタスイッチ69がニュートラル(NL)レンジからド
ライブ(D)レンジに選択されると、セレクタスイッチ
69に連動して摺動歯車13は軸方向に摺動され、摺動
歯車13と一速歯車10の噛合歯部14と15とが係合
して1速段の動力伝達経路が完成される。この時、車両
は停止状態にあるため、シフトパターン演算回路71の
出力は第5図に示す1蓮信号となる。したがって、シフ
トパルプ制御回路72の出力は第1表の1速モードとな
り、制御パルプ41だけが作動し、3速クラツチ26を
係合するが、同期クラッチ24が解放されているため、
ワンウェイクラッチ11を動力伝達経路とした1速伝達
経路が形成される。
この状態でアクセルペダル82が踏込まれると、御回路
70はエンジン回転にほぼ比例した電流を電磁クラッチ
IK供給し、電磁クラッチ1の伝達トルクを増大する。
70はエンジン回転にほぼ比例した電流を電磁クラッチ
IK供給し、電磁クラッチ1の伝達トルクを増大する。
この結果、車両は発進してスaットル、開度の増大に応
じ、車速が上昇し、車速センサ68の出力が規定車速(
約20km/h)以上になると、エンジン回転数に関係
なく完全結合に必要な一定電流を流し、電磁クラッチ1
にスリップが発生しない1速走行状態に移行する。
じ、車速が上昇し、車速センサ68の出力が規定車速(
約20km/h)以上になると、エンジン回転数に関係
なく完全結合に必要な一定電流を流し、電磁クラッチ1
にスリップが発生しない1速走行状態に移行する。
車速かさらに上昇し、スロットル開度で定まる第5図の
1速→2速変速車速に達すると、シフトパターン演算回
路71の出力は2速となシ、この出力変化がシフト方向
弁別回路73および変速動作弁別回路74で弁別され、
1速゛→2速変速動作信号となる。1速→2速変速動作
の弁別の結果、シフトパルプ制御回路72はシフトパタ
ーン演算回路71から2速信号が発生しても1速状態を
維持し、また同期クラッチ制御回路75はエンジン回転
数センナ66およびスロットル開度センサ67の信号に
応じて油圧制御パルプ490制御電流をかに増大する。
1速→2速変速車速に達すると、シフトパターン演算回
路71の出力は2速となシ、この出力変化がシフト方向
弁別回路73および変速動作弁別回路74で弁別され、
1速゛→2速変速動作信号となる。1速→2速変速動作
の弁別の結果、シフトパルプ制御回路72はシフトパタ
ーン演算回路71から2速信号が発生しても1速状態を
維持し、また同期クラッチ制御回路75はエンジン回転
数センナ66およびスロットル開度センサ67の信号に
応じて油圧制御パルプ490制御電流をかに増大する。
この同期クラ、ッチ24の保合により、エンジンの動力
、は電磁クラッチ1.入力軸8゜同期クラッチ24.第
2軸25,3速クラツチ26゜3速歯車20,21と3
速段の動力伝達経路で伝達され、一方車速は#1とんど
変化しないため、エンジン回転数は同期クラッチ24の
保合度合にしたがって低下し、2速段同期回転数(出力
軸回転数×2速歯車比)に近づく。このエンジン回転数
の低下紘変速動作弁別回路74により計測され、2速同
期回転数に一致するかまたはほぼ一致した時、変速動作
弁別回路74か出力を停止する。この結果、同期クラッ
チ制御回路75は油圧制御パルプ49を急速にOF F
L、、同期り2ツチ24を解放すると同時にシフトパ
ルプ制御回路72は制御パルプ40をONし、第1表の
2速モード状態となる。この結果、2速クラツチ19が
係合され、2速段動力伝i経路が完成される。
、は電磁クラッチ1.入力軸8゜同期クラッチ24.第
2軸25,3速クラツチ26゜3速歯車20,21と3
速段の動力伝達経路で伝達され、一方車速は#1とんど
変化しないため、エンジン回転数は同期クラッチ24の
保合度合にしたがって低下し、2速段同期回転数(出力
軸回転数×2速歯車比)に近づく。このエンジン回転数
の低下紘変速動作弁別回路74により計測され、2速同
期回転数に一致するかまたはほぼ一致した時、変速動作
弁別回路74か出力を停止する。この結果、同期クラッ
チ制御回路75は油圧制御パルプ49を急速にOF F
L、、同期り2ツチ24を解放すると同時にシフトパ
ルプ制御回路72は制御パルプ40をONし、第1表の
2速モード状態となる。この結果、2速クラツチ19が
係合され、2速段動力伝i経路が完成される。
このように、1速→2速変速の同期クラッチ24の係合
は、エンジンの負荷状態に応じて制御されるため、エン
ジンの回転数を緩やかに低下し、2速クラ〜ツチ19は
回転差がほとんどない状態で係合され、またエンジンは
パワーオン状態を継続しているため、歯車比の大きな変
速段の変速にもかかわらず、良好な変速フィーリンクが
得られる。
は、エンジンの負荷状態に応じて制御されるため、エン
ジンの回転数を緩やかに低下し、2速クラ〜ツチ19は
回転差がほとんどない状態で係合され、またエンジンは
パワーオン状態を継続しているため、歯車比の大きな変
速段の変速にもかかわらず、良好な変速フィーリンクが
得られる。
なお、2速以上の変速では、1速歯車9は入力軸8よ多
回転が高くなシ、ワンウェイクラッチ11が空転状態と
なる。
回転が高くなシ、ワンウェイクラッチ11が空転状態と
なる。
2速状態でさらに車速が上昇し、第5図の2速→3速変
速点に達すると、シフトパターン演算回路71は3速信
号となる。この信号変化は、シフト方向弁別回路73お
よび変速動作弁別回路74によシそれぞれ2速→3速ア
ツプシフト信号および変速期間信号として出力され、ス
ロットルクローザ制御回路74はスロットルクローザ7
7を動作させ、変速動作中のエンジンのオーバランを防
止する。これと同時に、シフトパルプ制御回路72は第
1表の3速段の出力となシ、油圧制御パルプ40をOF
Fにする。一方、同期クラッチ制御回路75は油圧制御
パルプ49を作動させて、同期クラッチ24に圧油を供
給し、同期クラッチ24を保合する。この保合速度は、
3速同期速度(出力軸回転×3速歯数、比)とエンジン
回転数の比較値によって決定され、同期状態になると、
変速動作弁別回路74が、同期状態信号を出力する。こ
の結果、同期クラッチ制御回路75は油圧制御バルブ4
9の制御電流を急激に増加し、同期クラッチ24を完全
係合状態にすると共に、スロットルクローザ制御回路7
6がOFFとなシ、スーツトルク四−ザ77を復帰させ
、変速動作を終了する。
速点に達すると、シフトパターン演算回路71は3速信
号となる。この信号変化は、シフト方向弁別回路73お
よび変速動作弁別回路74によシそれぞれ2速→3速ア
ツプシフト信号および変速期間信号として出力され、ス
ロットルクローザ制御回路74はスロットルクローザ7
7を動作させ、変速動作中のエンジンのオーバランを防
止する。これと同時に、シフトパルプ制御回路72は第
1表の3速段の出力となシ、油圧制御パルプ40をOF
Fにする。一方、同期クラッチ制御回路75は油圧制御
パルプ49を作動させて、同期クラッチ24に圧油を供
給し、同期クラッチ24を保合する。この保合速度は、
3速同期速度(出力軸回転×3速歯数、比)とエンジン
回転数の比較値によって決定され、同期状態になると、
変速動作弁別回路74が、同期状態信号を出力する。こ
の結果、同期クラッチ制御回路75は油圧制御バルブ4
9の制御電流を急激に増加し、同期クラッチ24を完全
係合状態にすると共に、スロットルクローザ制御回路7
6がOFFとなシ、スーツトルク四−ザ77を復帰させ
、変速動作を終了する。
さらに、3速状態で車速が上昇し、シフトパターン演算
回路71が4速信号を発生すると、この信号変化は2速
→3速変速時と同様にシフト方向弁別回路73および変
速動作弁別回路74で検出され、シフトパルプ制御回路
72を第1表の4速モードとし、また同期クラッチ制御
回路75は油圧制御パルプ490制御電流を一定時間遮
断し、同期クラッチ24を解放し、同時にスロットルク
ローザ制御回路76はスロットルクローザ77を作動さ
せる◇この結果、4速クラツチ27は、入力軸8との一
合が解放されるため、急速に係合する。変速動作弁別回
路74は4速度速動作信号の発生後に、4速クラツチ2
7の保合に必要な一定時間を経過すると、その出力信号
が停止され、このためスロットルクローザ77が復帰さ
れ、また同期クラッチ制御回路75は再係合モードとな
シ、同期クラッチ24を再保合させる。この再係合速度
状、2速→3速変速と同様に、4速同期速度(出力軸回
転数×4速歯車比)とエンジン回転数の比較によって決
定され、3速への変速と同様に、同期完了後は急速に同
期クラッチ24を完全係合状態にする。
回路71が4速信号を発生すると、この信号変化は2速
→3速変速時と同様にシフト方向弁別回路73および変
速動作弁別回路74で検出され、シフトパルプ制御回路
72を第1表の4速モードとし、また同期クラッチ制御
回路75は油圧制御パルプ490制御電流を一定時間遮
断し、同期クラッチ24を解放し、同時にスロットルク
ローザ制御回路76はスロットルクローザ77を作動さ
せる◇この結果、4速クラツチ27は、入力軸8との一
合が解放されるため、急速に係合する。変速動作弁別回
路74は4速度速動作信号の発生後に、4速クラツチ2
7の保合に必要な一定時間を経過すると、その出力信号
が停止され、このためスロットルクローザ77が復帰さ
れ、また同期クラッチ制御回路75は再係合モードとな
シ、同期クラッチ24を再保合させる。この再係合速度
状、2速→3速変速と同様に、4速同期速度(出力軸回
転数×4速歯車比)とエンジン回転数の比較によって決
定され、3速への変速と同様に、同期完了後は急速に同
期クラッチ24を完全係合状態にする。
以上、この発明の一実施例による自動変速機のアップシ
フトについて説明したが、4速→3速。
フトについて説明したが、4速→3速。
3速→2速のダウンシフト変速について本、上記アップ
シフトの場合と同様に、各制御パルプを第1表にしたが
ってON、OFFすると共に、同期クラッチ24をエン
ジンの負荷状態に応じて制御することKよシ行われる。
シフトの場合と同様に、各制御パルプを第1表にしたが
ってON、OFFすると共に、同期クラッチ24をエン
ジンの負荷状態に応じて制御することKよシ行われる。
なお、上述の動作説明では、3速、4速へのアップシフ
トならびに3速。
トならびに3速。
2速へのダウンシフトは同期クラッチ24の保合速度を
制御したが、電磁クラッチ1を一時的に解放し、同期ク
ラッチ24を急速に係合した後に、電磁クラッチ1をエ
ンジンの負荷状態に応じて再係合させても同一効果が得
られる。
制御したが、電磁クラッチ1を一時的に解放し、同期ク
ラッチ24を急速に係合した後に、電磁クラッチ1をエ
ンジンの負荷状態に応じて再係合させても同一効果が得
られる。
以上、この発明の一実施例による自動変速機のドライブ
(D)レンジにおける変速動作を説明したが、2速ホー
ルド(2H)レンジではセレクタスイッチ69の信号に
よりシフトパターン演算回路71が3速以上への信号発
生を禁止される以外はドライブレンジと同様外変速動作
が行われ、またIHレンジでは2速以上への変速が禁止
されると同時に、エンジンブレーキ効果を得るために、
シフトパルプ制御回路72が第1表のIH段の動作モー
ドとされ、制御パルプ39をONし、ワンウェイクラッ
チ11をロックする。
(D)レンジにおける変速動作を説明したが、2速ホー
ルド(2H)レンジではセレクタスイッチ69の信号に
よりシフトパターン演算回路71が3速以上への信号発
生を禁止される以外はドライブレンジと同様外変速動作
が行われ、またIHレンジでは2速以上への変速が禁止
されると同時に、エンジンブレーキ効果を得るために、
シフトパルプ制御回路72が第1表のIH段の動作モー
ドとされ、制御パルプ39をONし、ワンウェイクラッ
チ11をロックする。
また、後進(R)レンジが選択された場合には、摺動歯
車13は後退歯車28と噛合い、出力軸12を逆回転さ
せる以外はIHレンジと同様であり、発進制御について
も上述した1速段における制御と同じ態様がとられる。
車13は後退歯車28と噛合い、出力軸12を逆回転さ
せる以外はIHレンジと同様であり、発進制御について
も上述した1速段における制御と同じ態様がとられる。
以上説明したように、この発明の自動車用自動変速機は
、電磁クラッチまたは油圧クラッチなど電気または油圧
によシ伝達トルクの制御可能なりラッチを包含する歯車
変速機構を用い、変速による駆動トルク変化の大きい1
速から2速への変速時に、一時的に変速しようとする歯
数比より小さい歯数比を有する動力伝達経路によシ動力
伝達を行い、エンジンの回転数をほぼ同期させた後に、
目的とする変速段の動力伝達経路を完成するようにした
ので、良好な変速フィーリングが得られると共に、変速
時の保合動作が電気的な制御によって伝達トルクを制御
できるクラッチ機構で集中的に行うことができ、このた
め各々の歯車に設けられる係合クラッチのON、OFF
制御となり、構造および制御がともに簡易化でき、さら
にエンジンと歯車変速機構に設置されるクラッチも通常
の走行時にはスリップUスを発生しない形式のクラッチ
を使用することができ、歯車変速機構も常時噛合平行軸
変速機で構成できるために構造が簡単となり、しかも燃
料消費量4少ないという効果がある。
、電磁クラッチまたは油圧クラッチなど電気または油圧
によシ伝達トルクの制御可能なりラッチを包含する歯車
変速機構を用い、変速による駆動トルク変化の大きい1
速から2速への変速時に、一時的に変速しようとする歯
数比より小さい歯数比を有する動力伝達経路によシ動力
伝達を行い、エンジンの回転数をほぼ同期させた後に、
目的とする変速段の動力伝達経路を完成するようにした
ので、良好な変速フィーリングが得られると共に、変速
時の保合動作が電気的な制御によって伝達トルクを制御
できるクラッチ機構で集中的に行うことができ、このた
め各々の歯車に設けられる係合クラッチのON、OFF
制御となり、構造および制御がともに簡易化でき、さら
にエンジンと歯車変速機構に設置されるクラッチも通常
の走行時にはスリップUスを発生しない形式のクラッチ
を使用することができ、歯車変速機構も常時噛合平行軸
変速機で構成できるために構造が簡単となり、しかも燃
料消費量4少ないという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による自動車用自動変速機
を示す構成説明図、第2図は同、電磁クラッチのトルク
伝達特性図、第3図は同、油圧制御回路図、第4図は同
、電気制御回路のブロック図、第5図は同シフトパター
ンの説明図、第6図は同、スロットルクローザの構成説
明図である01・・・電磁クラッチ、7−・・クランク
シャフト、8・・・入力軸、9,10・・・l速歯車、
11°・°ワンウェイクラッチ、12・・・出力軸、1
3・・・摺動歯車、16・・・IHクラッチ、17,1
8・・・2速歯車、19・・・2速クラツチ、20,2
1・・・3速歯車、22.23・・・4速歯車、24・
・・同期クラッチ、25・・・第2軸、26・・・3速
クラツチ、27・・・4速クラツチ、28・・・後退歯
車、30・・・油圧ポンプ、32・・・アキュームレー
タ、38・・・油圧ライン、39.40,41,42・
・・油圧制御ノ(ルプ、49・・・油圧制御パルプ、6
4・・・油溜、66・・・エンジン回転数センサ、67
・・・スロットル開度センサ、68・・・車速センサ、
69・・・セレクタスイッチ、70・・・電磁クラッチ
制御回路、71・・・シフトパターン演算回路、72・
・・シフトパルプ制御回路、73・・・シフト方向弁別
回路、74・・・変速動作弁別回路、75・・・同期ク
ラッチ制御回路、76・・・スロットルク四−ザ制御回
路、77・・・スロットルクローザ、80・・・スロッ
トル弁、82・・・アクセルペダル0 なお、図中同一符号は同一部分を示す。 代理人 葛 野 信 −
を示す構成説明図、第2図は同、電磁クラッチのトルク
伝達特性図、第3図は同、油圧制御回路図、第4図は同
、電気制御回路のブロック図、第5図は同シフトパター
ンの説明図、第6図は同、スロットルクローザの構成説
明図である01・・・電磁クラッチ、7−・・クランク
シャフト、8・・・入力軸、9,10・・・l速歯車、
11°・°ワンウェイクラッチ、12・・・出力軸、1
3・・・摺動歯車、16・・・IHクラッチ、17,1
8・・・2速歯車、19・・・2速クラツチ、20,2
1・・・3速歯車、22.23・・・4速歯車、24・
・・同期クラッチ、25・・・第2軸、26・・・3速
クラツチ、27・・・4速クラツチ、28・・・後退歯
車、30・・・油圧ポンプ、32・・・アキュームレー
タ、38・・・油圧ライン、39.40,41,42・
・・油圧制御ノ(ルプ、49・・・油圧制御パルプ、6
4・・・油溜、66・・・エンジン回転数センサ、67
・・・スロットル開度センサ、68・・・車速センサ、
69・・・セレクタスイッチ、70・・・電磁クラッチ
制御回路、71・・・シフトパターン演算回路、72・
・・シフトパルプ制御回路、73・・・シフト方向弁別
回路、74・・・変速動作弁別回路、75・・・同期ク
ラッチ制御回路、76・・・スロットルク四−ザ制御回
路、77・・・スロットルクローザ、80・・・スロッ
トル弁、82・・・アクセルペダル0 なお、図中同一符号は同一部分を示す。 代理人 葛 野 信 −
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1造気または油圧によ)伝達トルクの制御可能なりラ
ッチを包含する歯車変速機構をもつ自動車用自動変速機
において、上記歯車変速機構の入力軸に対し保合、解放
可能なりラッチと、上記入力軸からの動力伝達のみが可
能なワンクエイクツツチによ)動力伝達される1速歯車
と、上記入力軸に対し保合、解放可能なりラッチにより
入力軸から動力伝達される2速歯車と、上記入力軸に対
し保合、解放可能なりラッチによ〕入力軸から動力伝達
される第2軸と、この第2軸に対し係合、解放可能なり
ラッチによシ第2軸から動力伝達されかつ2速歯車よ)
歯数比の小さな1組また唸複数組の変速歯車とを備え、
第1速から第2速への賓速比の切換時に、2速歯車よシ
歯歓比の小さな変速段を係合させエンジン回転数を第2
速段に同期またはほぼ同期させた後に第2速段の動力伝
達経路を完成するようKしたことを特徴とする自動車用
自動変速機。 (2)第1速から第2速への変速時1人力軸と第2軸の
保合、解放をするクラッチの保合速さを、エンジンの負
荷状態に応じて制御するようにした特許請求の範囲第1
項記載の自動車用自動変速機。 (3)入力軸と第2軸との保合、解放をするクラッチを
、電気的入力によ〉伝達トルクが制御できるようにした
特許請求の範囲第1項または第2項記載の自動車用自動
変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15181581A JPS5854260A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 自動車用自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15181581A JPS5854260A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 自動車用自動変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5854260A true JPS5854260A (ja) | 1983-03-31 |
Family
ID=15526911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15181581A Pending JPS5854260A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 自動車用自動変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854260A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998058193A1 (de) * | 1997-06-17 | 1998-12-23 | Zf Friedrichshafen Ag | Synchronisiertes stufengetriebe |
FR2786842A1 (fr) * | 1998-12-04 | 2000-06-09 | Renault | Procede et dispositif de changement de vitesses a passages sous couple |
EP1031769A1 (de) * | 1999-02-27 | 2000-08-30 | GETRAG Getriebe- und Zahnradfabrik Hermann Hagenmeyer GmbH & Cie | Automatisierter Antriebsstrang für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zum Steuern eines Antriebsstranges |
FR2790297A1 (fr) * | 1999-02-26 | 2000-09-01 | Renault | Synchronisation multiple d'une boite de vitesses a commande dite robotisee |
US6604438B2 (en) | 1999-12-17 | 2003-08-12 | Getrag Getroebe-Und Zahnradfabrik Herman Hagenmeyer Gmbh & Cie. | Automated drive train for a motor vehicle and method of controlling a drive train |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036861A (ja) * | 1973-06-29 | 1975-04-07 | ||
JPS54120365A (en) * | 1978-01-24 | 1979-09-18 | Dana Corp | Electriccmechanic automatic transmission and transmission controller |
-
1981
- 1981-09-24 JP JP15181581A patent/JPS5854260A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036861A (ja) * | 1973-06-29 | 1975-04-07 | ||
JPS54120365A (en) * | 1978-01-24 | 1979-09-18 | Dana Corp | Electriccmechanic automatic transmission and transmission controller |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998058193A1 (de) * | 1997-06-17 | 1998-12-23 | Zf Friedrichshafen Ag | Synchronisiertes stufengetriebe |
FR2786842A1 (fr) * | 1998-12-04 | 2000-06-09 | Renault | Procede et dispositif de changement de vitesses a passages sous couple |
FR2790297A1 (fr) * | 1999-02-26 | 2000-09-01 | Renault | Synchronisation multiple d'une boite de vitesses a commande dite robotisee |
EP1031769A1 (de) * | 1999-02-27 | 2000-08-30 | GETRAG Getriebe- und Zahnradfabrik Hermann Hagenmeyer GmbH & Cie | Automatisierter Antriebsstrang für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zum Steuern eines Antriebsstranges |
US6604438B2 (en) | 1999-12-17 | 2003-08-12 | Getrag Getroebe-Und Zahnradfabrik Herman Hagenmeyer Gmbh & Cie. | Automated drive train for a motor vehicle and method of controlling a drive train |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6679133B1 (en) | Gear-type automatic transmission and car using the gear type automatic transmission | |
EP1857715B1 (en) | Automatic gear control device | |
US7021169B2 (en) | Automatic transmission | |
JPH0319420B2 (ja) | ||
JP3945118B2 (ja) | セレクティブクラッチの制御装置 | |
JPS628660B2 (ja) | ||
JP4663840B2 (ja) | 自動変速機のエンジンオーバーラン防止装置 | |
JP3301344B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JPH0663560B2 (ja) | 車両用自動変速機 | |
EP0175212B1 (en) | Control of a vehicle automatic transmission | |
EP1190888A2 (en) | Vehicle transmission system with transmission input clutch | |
AU631824B2 (en) | Method and apparatus for controlling transmission | |
JPS5854260A (ja) | 自動車用自動変速機 | |
EP1508468B1 (en) | Control apparatus and control method for a changeover gear | |
JPS623333B2 (ja) | ||
JP3364739B2 (ja) | 自動変速機のアップシフト制御装置 | |
JPS628658B2 (ja) | ||
JP3402223B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JP4343415B2 (ja) | 車両の自動変速装置 | |
JPS6218780B2 (ja) | ||
JP4013530B2 (ja) | 動力伝達装置のロックアップクラッチ制御装置 | |
JP2847733B2 (ja) | 自動変速機用油圧制御装置 | |
JP4366902B2 (ja) | 変速制御装置 | |
JP4221957B2 (ja) | 変速制御装置 | |
JP2979448B2 (ja) | 車両用自動変速機の制御装置 |