JPS5854212Y2 - プロペラシャフトの塗装装置 - Google Patents

プロペラシャフトの塗装装置

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JPS5854212Y2
JPS5854212Y2 JP4456679U JP4456679U JPS5854212Y2 JP S5854212 Y2 JPS5854212 Y2 JP S5854212Y2 JP 4456679 U JP4456679 U JP 4456679U JP 4456679 U JP4456679 U JP 4456679U JP S5854212 Y2 JPS5854212 Y2 JP S5854212Y2
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JP
Japan
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holder
propeller shaft
paint
propeller
shaft
Prior art date
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JP4456679U
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JPS55144560U (ja
Inventor
秀明 西田
義信 飯沼
哲彦 野村
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両等に使用されるプロペラシャフトの外面
に塗装する時に使用されるプロペラシャフトの塗装装置
に関する。
従来、車両用プロペラシャフトの塗装装置としては、有
機溶済系の塗料を使用する静電塗装装置が一般的に採用
されていた。
第5図に従来の静電塗装装置51を示す。
この装置51はコンベヤ52にプロペラシャツ)−Wが
吊り下げ゛られるようになっている。
天井板60の側方下部には、プロペラシャツ)Wの外側
を囲う側壁53があり、又側壁53の下部に取りつけら
れた網目状の底板54がある。
又天井板60の上部にはシリンダ55が設けられており
、シリンダ55により上下動させられるピストン56の
下端部は天井板60の下方に突出している。
ピストン56には塗料吹きつけ用の静電ガン57が二個
上・下に取りつけられており、静電塗装時には、シリン
ダ55の作用によりピストン56が−L、下方向に移動
して、−二二個の静電ガン−57,57から噴射される
塗料によりプロペラシャツhWが塗装される。
なお、この図において58は塗料ガスの吸引用ダクl−
159は水槽である。
併し、この装置51によりプロペラシャツl−Wの塗装
をする際には、天井板60、側壁53及び底板544等
プロペラシャツl−以外のものが帯電するのを防止する
ために、プロペラシャフトWとこれらの物との間に約1
mの空間を必要とし、装置自体が大きくなるという欠点
があった。
又、塗装装置51は帯電による火災等が発生し易いため
に、装置内の塗料ガスに対する清掃や、装置の火災予防
のための点検を頻繁に実施しなければならないという不
具合があった。
一方、プロペラシャフトの塗装の際の安全性を高めるた
めには、静電装置を取り外し、塗料としては水溶性のも
のを使用し静電ガンにより吹きつけてやればよいが、こ
の方法ではプロペラシャフトに対する塗料の塗着率が非
常に悪い。
又、プロペラシャツI・に塗着しなかった塗料を回収し
て再利用しようとしても、塗料を霧状にして噴霧してい
るため、回収率が悪いという不具合があった。
この考案は上記にかんがみ、プロペラシャフトの塗装に
あたり、火災に対する安全性を向上することができ、又
形状を小型化でき、さらに、塗料の塗着効率を向上する
ことのできる塗装装置の提供を目的とするもので゛ある
つぎに、この考案を図面に示す実施例にもとづいて説明
する。
第1図〜第4図において、ホルダ1は円環状をしており
、その内側壁1aの直径はプロペラシャツ)Wの外径よ
り僅かに大きく形成されている。
ホルダ1は断面が略円形になっており、断面の中心部に
は、水性の塗料を収容するための空どう部1bが設けら
れている。
ホルダ1の−L面には、その軸心から所定の半径をもつ
円周上に等間隔に適数個のノてル取付穴1Cが設けられ
ており、このノズル取付穴1Cは空どう部1bに連通し
ている。
又ホルダ1は外周部の上面に薄いリング状の鍔1dが設
けられている。
棒状のノズ゛ル2は下部外側にホルダ1のノズル取付穴
1Cにねじ込むためのねじ部2aが設けられており、上
部側方には吐出口2bが設けられている。
又、ノズル2はその下端部と吐出口2bとを連通ずるた
めの通路2Cが設(すられている。
上記のように形成された適数個のノズル2は、その吐出
口2bをホルダ1の軸心A方向に向けて、ノズル取付穴
1Cにそれぞれ取りつけられる。
ガイド3は中心部に後述するスライドバ11を挿通する
ためのガイド穴3aを有し、リング状に形成されており
、中心部に板状部4aを有する連結部材4を介してホル
ダ1の側方に取りつけられている。
このようにして結合されたホルダ1とガイド3とは、相
互の軸線が平行になっている。
ガイド3は連結部材4と反対の側部に突部5がある。
塗料の飛散を防ぐための飛散防止カバ6は、床面F上に
立設された一対の平行な壁体7,7′からなっている。
この飛散防止カバ6の高さはプロペラシャツ)Wの長さ
より高くな−っており、又両壁体7,7′の間隔はホル
ダ1の外形より大きくなっている。
飛散防止カバ6の底部には塗料タンク8が設けられてお
り、塗料タンク8の1部にはフィルタ9が取りつけられ
ている。
飛散防止カバ6の壁体7′には、フィルタ9の上部から
壁体7′の上端部まで縦溝10が設けられている。
丸棒状のスライドバ11は壁体7′の縦溝10の外側に
おいて床面Fに立設されている。
飛散防止カバ6の上方にはシャフト12が設けられてお
り、両端のブラケツl−13,13’により回動可能に
支承されている。
このシャフト12には、スライドバ11の上方附近に、
上部スプロケットホイール14が取り付けられている。
又、この上部スプロケットホイール14の下方には、1
部スプロケットホイール15が、床面Fに取りつけられ
たブラケット16により回動可能に支承されている。
そして、上部スプロケットホイール14と下部スプロケ
ットホイール15との間にチェーン17が掛装されてい
る。
ガイド3を1体的に固着したホルダ1は、ガイド穴3a
をスライドバ11の上端に嵌挿した後、スライドバ11
に沿って下降させ連結部材4の板状部4aを壁体7′の
縦溝10内に嵌入し、さらにト″降させた状態で、ガイ
ド3の突部5とチェーン17とがピン18により連結さ
れている。
ピストン20を有するシリンダ19は、床面Fにピスト
ン20を上向きに取りつけられている。
ピストン20の−L端部20 aには、シャフト12に
取りつけられたスプロケットホイール21に掛装された
チェーン22の一端部が取りつけられており、チェーン
22の他端部には錘(図示しない)が取りつけられてい
る。
シャフト12はブラケット13より外側にある端部にベ
ベルギヤ23が取りつけられており、このベベルギヤ2
3とかみ合うベベルギヤ24を取りつけた歯車軸25が
、−L・下のブラケツ) 26.27により回動可能に
支承されている。
この歯車軸25は下部ブラケツ1〜27の下方に突出し
た下端部に平歯車28が取りつけられている。
又、下部ブラケット27には平歯車28とかみ合うアイ
ドラ29が回転可能に取りつけられている。
コンベヤ30は飛散防止カバ6の上方に設けられており
、コンベヤ30の下部には吊り棒31がコンベヤ30に
対し回動可能に取りつけられている。
この吊り棒31の下端部のフック31 aには、プロペ
ラシャフトW吊り下げ用の吊りフック32の上端のリン
グ32 aがひっかけられている。
プロペラシャフトWを吊りフック32により吊り下げ゛
たコンベヤ30が移動して、プロペラシャフトWがホル
ダ1の軸心部の一上方にきたとき、吊り棒31に取りつ
けられた平歯車33がアイドラ29とかみ合うようにな
っている。
34はスライドバ11の外側に、ゆるく巻きつけられた
塗料供給用ホースであり、その一端部はホルダ1に連結
されて、空どう部1bに連通しており、その他端部は塗
料供給ポンプ(図示しない)に接続されている。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
シリンダ19を作動させてピストン20を下方端まで移
動させると、チェーン22とかみ合うスプロケットホイ
ール21が回転する。
これにより、シャフト12及びスプロケットホイール1
4が回動して、スプロケットホイール14に掛装された
チェーン17のピン18が下方に移動する。
これにともないピン18によりチェーン17に連結され
たガイド3がスライドバ11に案内されて下がり、ガイ
ド3と1体的に結合されたホルダ1はその下端位置まで
移動する。
この位置で、ホルダ1の各ノズル2の吐出口2bから水
性塗料を液状で噴出させる。
ついで、下端部のスリーブヨークSに塗装防止用カバC
を嵌着したプロペラシャフトWを、吊りフック32及び
゛吊り棒31を介して吊り下げ゛たコンベヤ30を作動
させ、プロペラシャツ)−Wをホルダ1の真上まで移動
させる。
ついで、シリンダ19を作動させると、チェーン22の
他端に取りつけた錘がチェーン22を引き上げるので、
ホイール21は前と逆の方向に回転する。
このため、シャツI〜12、スプロケットホイール14
もスプロケットホイール21と同方向に回転し、スプロ
ケットホイール装されたチェーン17はピン18が上昇
する方向に移動させられるので、ガイド3及びホルダ1
が上昇する。
一方、シャツI・12が回転することにより、ベベルギ
ヤ23 、24が回転し、歯車軸25が回転するので、
平歯車28、アイドラ29も回転する。
そして、アイドラ29とかみ合う平歯車33は平歯車2
8と同方向に回転させられる。
平歯車28が回転することにより、吊り棒31が回転し
吊りフック32及びフ。
ロペラシャフ)Wが平歯車28と同方向に回転する。
すなわち、ホルダ1が液状の塗料をノズル2の吐出11
2 bから噴出しつつ上昇する時、コンベヤ30に吊り
下げられたプロペラシャツ)Wは回転させられる。
そして、ピストン20が下降端に達すると、ホルダ1は
上昇端に達しプロペラシャフトWの上端部外側に位置し
ている。
このように、ピストン20が下降端に達し、ホルダ1が
上昇端に達した時、ピストン20は上記と反対の作動(
上昇)をしてホルダ1は下降し、下降端に達した時停止
する。
ピストン20が上昇する時には、スプロケットホイール
21,シャフト12は前とは逆の方向に回転するのでベ
ベルギヤ23,24、歯車軸25及び平歯車28も前と
は逆方向に回転し、プロペラシャフトWも逆方向に回転
する。
上記のように、この塗装装置はシリンダ19のピストン
20が下降と上昇を1回行なう間に、下降端位置にあっ
たホルダ1は等分に配置されたノズル3から水性塗料を
噴出させつつ上昇・下降を行なって回転しているプロペ
ラシャツI−Wの表面の塗装を行なう。
従って、コンベヤ30に適当な距離をおいてプロペラシ
ャフトを多数吊り下げておき、順次に1ピツチづつプロ
ペラシャツ1〜を移動させて上記の塗装を行なうと、プ
ロペラシャツI・の自動塗装を行なうことができる。
又、プロペラシャフトの塗装に使用された塗料中余分な
塗料は、プロペラシャフトを伝って流下し、フィルタ9
によりごみ等が除去された後、塗料タンク8内にたまる
ので再び使用される。
第4図はホルダの別実施例を示し、ホルダ1′は内側壁
1aの全周にわたり細い溝1eが半径方向に設けられて
いる。
この溝1eの作用はノズル2の作用と略同じで、プロペ
ラシャツI〜の外側に均一に塗料を塗装するものである
この考案は上記のように、プロペラシャフトの塗装装置
に対してプロペラシャフトの外側に嵌挿されて、このシ
ャフトの表面に液状の水性塗料を均一に噴出させる吐出
口を有するホルダと、プロペラシャフトの外側に嵌挿し
たホルダをプロペラシャフトの軸線に沿って上下動させ
る装置とを設けたことにより、次のような効果がある。
(イ)水溶性の塗料を使用するので、静電塗装の場合に
比較して火災に対する安全性が高く、装置の清掃及び点
検等のための工数を節減でき、又塗装装置をコンパクト
に構成することができる。
(口)塗料をプロペラシャツI・の外側から円周状にし
て流出させるので、塗料の塗着効率がよく塗装時間を短
縮できる。
(ハ)塗料を流体状で塗装するため、プロペラシャフト
に塗着しなかった塗料の回収率をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の実施例を示し、第1図は塗
装装置の一部断面を示す全体図、第2図はホルダの平面
図、第3図はホルダの一部断面図、第4図は別実施例の
ホルダの一部断面図、第5図は従来型の静電塗装装置の
一部断面を示す正面図である。 1・・・・・・ホルダ、2・・・・・・ノズル、3・・
・・・・ガイド、11・・・・・・スライドバ、19・
・・・・・シリンダ、20・・・・・・ピストン、W・
・・・・・プロペラシャフト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部を把持して吊り下げられたプロペラシャフトの外
    面に塗装する装置であって、プロペラシャフトの外側に
    嵌挿可能に形成され、かつ、該シャツI・の表面に半径
    方向から液状の水性塗料を均一に噴出する吐出[」を有
    するホルダと、このホルダをプロペラシャフトの上・下
    方向に移動させる装置とを含むことを特徴とするプロペ
    ラシャフトの塗装装置。
JP4456679U 1979-04-03 1979-04-03 プロペラシャフトの塗装装置 Expired JPS5854212Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4456679U JPS5854212Y2 (ja) 1979-04-03 1979-04-03 プロペラシャフトの塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4456679U JPS5854212Y2 (ja) 1979-04-03 1979-04-03 プロペラシャフトの塗装装置

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Publication Number Publication Date
JPS55144560U JPS55144560U (ja) 1980-10-17
JPS5854212Y2 true JPS5854212Y2 (ja) 1983-12-09

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ID=28921140

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4456679U Expired JPS5854212Y2 (ja) 1979-04-03 1979-04-03 プロペラシャフトの塗装装置

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JPS55144560U (ja) 1980-10-17

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