JPS5854110B2 - 防水コンクリ−ト成型物 - Google Patents

防水コンクリ−ト成型物

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Publication number
JPS5854110B2
JPS5854110B2 JP1126476A JP1126476A JPS5854110B2 JP S5854110 B2 JPS5854110 B2 JP S5854110B2 JP 1126476 A JP1126476 A JP 1126476A JP 1126476 A JP1126476 A JP 1126476A JP S5854110 B2 JPS5854110 B2 JP S5854110B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
foamed concrete
copolymer
waterproof concrete
fluorine
Prior art date
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Expired
Application number
JP1126476A
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English (en)
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JPS5295730A (en
Inventor
恒夫 萩原
有民 米村
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンクリートの防水処理に関する。
更に詳しくは発泡コンクリートの防水処理に関するもの
である。
従来、コンクリートの防水性を向上するために種々の方
法が考案されてきた。
例えば、撥水効果を有する物質をコンクリート製造の際
、セメントとともにコンクリートミキサーで混練し、成
型する方法やポリビニールアルコールを混合する方法な
どがある。
しかし、これらの方法等はその成型されたコンクリート
の防水効果及び耐候性などが充分といえない。
近年、新幹線網、高速自動車道路網の発達とともにそれ
らの騒音を防ぐために、種々の防音壁が考案されている
これらの防音壁のなかで発泡コンクリートを用いたもの
が比較的良好な効果があり、かつ、その耐用年数も充分
なものである。
しかしながら、この発泡コンクリートも雨天の場合、そ
の発泡部分に水がたまり、その防音効果が著しく低下す
る問題がある。
これらの問題を解決するためには、このコンクリート成
型物の表面に防水処理を処す必要がある。
しかし、この防水処理されたものは長い年数、風雪に耐
えるものでなくてはならない。
これらの点に留意し、鋭意研究の結果、コンクリート成
型物の表面を含フツ素樹脂で表面を被覆し被膜をつくる
ことが好ましいことを見い出し、本発明を完成するに到
った。
本発明の被覆に於て使用する成分の含フツ素樹脂として
は、(1)フッ化ビニルとへキサフルオロプロピレンを
主成分とする共重合体、(2)フッ化ビニリデンとテト
ラフルオロエチレンとを主成分とする共重合体、(3)
クロルトリフルオロエチレンと塩化ビニルまたは/及び
塩化ビニリデンを主成分とする共重合体等が挙げられる
これら(1) 、 (2) 、 (3)の共重合体は必
要に応じ第3成分としてアクリル酸、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、酢酸ビニル
類、スチレン等種々あるビニル系成分を共重合させても
よい。
これら上記の含フツ素樹脂はケトン、エステル等の溶剤
にとかし用いる場合またはエマルジョンとして用いる場
合、この双方とも用いる場合とがある。
場合によっては、アクリル系樹脂などの非フツ素樹脂と
併用して用いても良い。
また更に撥で150°C11時間乾燥した。
このアクリル被覆された発泡コンクリート実施例1で用
いたフッ化ビニルとへキサフルオロプロピレンの共重合
体ヲ3wt多濃度にとかし、スプレーした。
これを150℃で309+間熱風乾燥機で乾燥した。
実施例 4 実施例1と全く同様にしてフッ素樹脂にシリコン樹脂(
信越化学■KF54)を1/10重合比で混合し用いた
以下の処理は実施例1と同様にして行った。
実施例 5 実施例1で処理された発泡コンクリートをカーボンアー
クのウェザ−テストを行なった。
(ウェザ−テスター:島津つェザーテスターW−DVB
型)。
ウェザ−テストを行なう前、含フツ素樹脂で防水処理し
た発泡コンクリートの含水率を測ると水に浸漬1分間で
10〜15%(未処理100係とする)であった。
また、アクリル系水性エマルジョンヨドゾール[F]だ
けで処理した発泡コンクリートは含水率30〜35%で
あった。
1000時間の耐候性テストの後の含水率を求めると、
含フツ素樹脂処理物は10〜15φで耐候性試験前と変
化はなかった。
ヨドゾールR処理の発泡コンクリートは含水率90〜9
5饅であった。
実施例1〜4で被覆された発泡コンクリートは防音効果
を示す、防音性テストの結果でも良好な結果を示した。
実施例5で示すように耐候性テストにおいても充分な性
能を示している。
これらの防水処理方法は発泡コンクリートの場合でしら
べたが、これに限定されず、一般の建築物に用いるコン
クリートにも防水処理として用いることができ、広汎な
利用ができ得る。
水性のすぐれたシリコン樹脂などを混合して用いても良
い。
発泡コンクリートを防音壁用として用いる場合、コンク
リートの被覆層は厚みを20μ程度以下にする必要があ
る。
この厚みを大きく上回ると吸音特性がきわめて低下する
恐れがある。
実施例で示した様に処理された発泡コンクリートは吸音
効果をそこなわれず、カーボンアークウェザ−テスター
などの耐候性試験にも充分の耐候性を示した。
実施例 1 円柱状の発泡コンク!J−ト(ALC)(直径10の、
高さ5 cm)をメタノールに含浸させ、メチルエチル
ケトン:メチルイソブチルケトン:酢酸セルソルフ:ジ
アセトンアルコール=1:2:1:1の混合溶媒に10
wt%の濃度で溶解したフライヒビニルとへキサフルオ
ロプロピレンの共重合体(固有粘度ηinh = 0.
5 )の溶液をスプレーガンでスプレーした。
これを熱風乾燥機を用いて150℃で恒量に達するまで
乾燥した。
スプレーする量は乾燥後膜厚が20μ程度になるように
した。
この被覆層の厚さは表面積と発泡コンクリートに乗った
ポリマーの量から求めた。
実施例 2 実施例1と同様に、(1)フッ化ビニリデンとテトラフ
ルオロエチレンの共重合体、(2)クロルトリフルオロ
エチレンと塩化ビニルの共重合体、(3)クロルトリフ
ルオロエチレンと塩化ビニリデンの共重合体をそれぞれ
、ケトン、エステル等の混合溶媒にとかし、メタノール
に含浸させた発泡コンクリートにスプレーした。
その後の処理は実施例1と同様にして行った。
実施例 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンクリート成型物を下記(1)〜(3)に記載し
    た含フツ素樹脂の少くとも一種で被覆したことを特徴と
    する防水コンクリート成型物。 (1)フッ化ビニルとへキサフルオロプロピレンを主成
    分とする共重合体。 (2)フッ化ビニリデンとテトラフルオロエチレンとを
    主成分とする共重合体。 (3)クロロトリフルオロエチレンと塩化ビニル及び/
    又は塩化ビニリデンとを主成分とする共重合体。
JP1126476A 1976-02-06 1976-02-06 防水コンクリ−ト成型物 Expired JPS5854110B2 (ja)

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JP1126476A JPS5854110B2 (ja) 1976-02-06 1976-02-06 防水コンクリ−ト成型物

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JPS5295730A JPS5295730A (en) 1977-08-11
JPS5854110B2 true JPS5854110B2 (ja) 1983-12-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1207493B (it) * 1985-02-22 1989-05-25 Montefuols S P A E Franco Piac Procedimento per la protezione ed il consolidamento di materiali lapidei
JPS6274090A (ja) * 1985-09-27 1987-04-04 Onoda:Kk 無機質材中の鋼材を防錆する方法
JPS63248783A (ja) * 1987-04-04 1988-10-17 桑田 治朗 モルタルの防水加工方法

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